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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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XaCar 86&BRZ誌の取材を、滋賀県にあるレカロジャパン本社工場で受けてきました。
雑誌社からの本来の依頼は『なぜASMがRECAROを薦めるのか』をテーマにした取材でしたが、86に限らず車好きならRECAROのことは知っているし、イベントな知人の車で座った経験があるかもしれないし、2年前のXaCar記事を覚えているかもしれません。そこで、ASMらしく細部/深部にこだわった記事にするため、レカロシートを車体に固定する重要部品<RECARO純正ベースフレーム>の開発にスポットライトを当てるため、店舗ではなく物作りの現場を訪問です。
朝5:00に横浜を出て10:00に滋賀県レカロジャパン本社工場に到着、まずは横浜ASM 1店舗限定販売モデルRubyの特長・RECARO&ASMダブルネームの刺繍風景から撮影です。山口工場長が、時間管理されている製造工程を今回の取材に合わせて調整して下さいました。
RECARO&ASMロゴは全て、外注先ではなくレカロジャパン本社工場で施工されています。RECAROサイドプロテクター ASM LIMITEDのコピー品がネットオークションに氾濫しています。模造品を『本物です』と平気で騙して販売する人格はさておき、作業するのは機械だからどこでもできるのですが最終的な仕上がりレベルを判断するのは人だから、レカロ品質を理解していないと同じ物は作れません。
ASM製品が簡単に手に入らない海外ユーザーならまだしも、日本在住の人には正しい製品を使って欲しいです。
RECARO純正ベースフレーム開発については、技術部・木戸さん/星野さんから工程全般/各工程の目的と内容をご説明いただきました。ベースフレームの後ろにある膨大な開発時間を知ると、「ベースフレーム無料キャンペーンはやらないのですか?」と言う質問をもう口にできないかもしれません。
開発工程の基本、車内寸法計測風景を再現してもらいました。三次元測定機でフロア形状を再現するだけではなく、センターコンソール・ステアリングなどポジション設定のために必要なあらゆる周辺パーツの位置をデータ化して設計します。
普通取材で見せることがない破壊検査場も撮影できました。ベースフレームにレカロシートを固定してワイヤーをかけ規定荷重で牽引します。データ上でシミュレーションを繰り返してからここでテストしますが、本番は受験と同じでドキドキ/ピリピリする風景が目に浮かびます。
レカロジャパン本社工場での取材が終わり、25分走った所にあるサクシードスポーツを訪問しました。先週86が納車になって市川さんは86で通勤していますが、既に86/BRZのボディが持っている問題点が乗り味に大きく影響していることに気づいていて、今までにないぐらい朝から考え事をするようになったそうです。近日中にF4マシンと一緒に鈴鹿ツインを走らせテストします。提案した部分を強化できそうなら、ぜひ結果を教えて下さい。
伊勢湾岸道〜新東名〜東名高速〜保土ヶ谷バイパス〜首都高を走行して夜9時横浜に到着、相生町シシリヤで時差ボケを解消してから帰宅しました。86に乗って初めて1日700q以上の長距離ドライブでしたが、松島さんのS2000とは異質の疲労感でいっぱいでした。まだ始まってない86/BRZセッティングですが、問題意識を持ちながらドライブできたのは貴重な時間だったかもしれません。
<86燃費> 藤沢/横浜〜RECARO往復 900q 100q/h高速道路巡航 13.6q/L
* S2000燃費 1/19 SAナゴヤベイ〜ASM 15.0q/L (試乗&試聴時 5.7q/L)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2810
S2000で培った高度な製造ネットワークを、86/BRZに生かす
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