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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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田中ミノルさんがサーキットとストリートで2年開発してきたBILLION OILS FR用ミッションオイル<コード:T4-205>を、ASMのS2000と86でテストしました。ASMは直輸入しているミッションオイル・独Castrol Syntrans 75W-90を推奨していますが、サーキットでの耐久性はそのままにストリートでさらに純正ミッションオイルに近いフィーリングの製品を探していました。まずはこのT4-205で長距離走行後、解析のため使用油を返却します。その後T4-205のシフトフィールをさらに良くする手法で製造したT4-205改を長距離走行(1,118q)して、使用油とそれぞれのインプレッションを提供することになりました。
まずはトヨタ純正オイルを使用している86です。ターゲットにしていた独Castrol Syntransに通じるコクコク節度感があるフィーリングになりました。イメージしやすいように分かりやすく表現すると、純正オイルより硬さを感じるけど独Castrol Syntransよりは柔らかい印象です。でもシフト操作を通じて手のひらから伝わる感触は、強い油膜を誇る独Castrol Syntransと同じでした。かなり好印象です。
次に独Castrol Syntransを使用しているS2000での感想です。この車のトランスミッションにはWPC+DLCコーティングが施工されていますが、2013年にタイムアタックマシンで使用したものを2014年から搭載して、お客様との試乗を含め約35,000q走行しました。その結果、誰もがはっきり分かるぐらいシフトフィールが悪化したため、分解整備できる時間を探していたぐらい悪い状態です。
T4-205に交換後、朝の冷間始動時からギヤの入りがスムーズになりました。純正オイルや柔らかいミッションオイルを使った時のようなギヤの唸り音はありません。オイルを変えたからシンクロやギヤの摩耗が直るわけではないけど、シフトフィールの良さと車内の静かさを確認しました。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2916
Test BILLION OILS FR-780.
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