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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM 86にDREXLER LSD試作製品を装着しました。
独DREXLER社の基本セットランプ角はアクセルON 70°/OFF 60°(効き出し遅い)とON 60°/OFF 50°(効き出し早い)の切り替え式です。簡単に表現すると、エンジンパワーをできるだけ損ねないためにS2000用と比較して効き始めを遅くしているようです。今回の試作製品ランプ角はアクセルON 60°/OFF 50°(効き出し早い)とON 50°/OFF 40°(効き出しもっと早い=S2000と同じ)選択式で、まずは86レースを想定したランプ角ON 60°/OFF 50°を選択です。
壊れる要素が少ないのにシンプルな構造の機械式LSDなのに、ガキガキうるさい音(=パワーロス)は発生しません。でも、筑波サーキットにおけるSタイヤ57秒3/ラジアルタイヤ59秒2と言うタイムにはとても重要な要素だし、街の中や高速走行でも安定性とハンドリングに正確さが向上します。独DREXLER社を訪問した時、「なんで僕が知っているLSDと同じ構造なのに、ガキガキ音がしないのですか?」と社長に質問したところ、『なんで君が知っているLSDと同じ構造なのに、ガキガキ音がするのですか?』と質問で返され困りました。
■DREXLER LSD(86/BRZ) EUR 2,950-(諸費用別) ASM試作製品 60/50−50/40 ■BILLION OILS FR-760 5,400円/L <税抜価格 5,000円/税額 400円>
搭載完了して試走しました。S2000標準ランプ角の50°/40°より効きが遅い60°/50°なのに、歩道の段差を降りてゆっくり道路に降りて進むだけで、リヤタイヤが蹴り出す動きを助手席でも確認できます。S2000と同じようなパッケージなのに、どうしてこんなに効くのでしょうか?DREXLER社が設計時に設定した70°/60°ランプ角は良い選択だったかもしれません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3101
ドイツDREXLER社訪問
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