|
横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
|
|
|
横浜みなとみらいで開催されている人とくるまのテクノロジー展2018 横浜に行ってきました。
2007年から毎年見学していますが、リーマンショックで閑散とした雰囲気だったのは遠い昔の出来事で、パシフィコ横浜・展示ホール内は大勢の人と活気に溢れていました。ここ数年のテーマが全て当たり前になったようで、カーボンを含めた樹脂部品や設計の工夫による軽量化技術、低フリクション技術、計測機器・技術が展示されていました。ASMカーボン製品を手がけるチャレンヂ社が属する三菱ケミカルホールディングスブースには、去年の夏RECARO Blogで紹介したリアハッチが展示されています。
NHKニッパツブースには(たぶん20年前に聞いた)CFRPコイルばねが展示されていました。従来ばね鋼2.62kgと比較して55%軽量な1.18kgに収まっています。真ん中の赤いスプリングは中空パイプを曲げており、2.62kgと比較して22%軽量な2.04kgに軽量化できていました。ASM S2000 1号車のスタビライザーのレートアップを検討しており、部分毎に厚みを変えたスタビライザー展示も興味深かったです。
NTNブースで人気だったのは、プロペラシャフト用小型しゅう動CVJでした。小型・軽量に仕上がっているのは当然として、パワーロス(=燃費悪化)の原因となるガタつきがとても発生しにくい内部構造になっていると推測します。説明員の人はひっぱりだこで大忙しでした。
アイシン精機ブースにはブレーキローターが展示されていました。構造がASM S2000 1号車に採用しているdbaブレーキローターのカンガルーポウと良く似ています。やっぱりdbaは良い物でした。
ZFブースでは、クラッチ・バイ・ワイヤとハイブリッドモーター内臓の8ATが印象に残りました。業界の流れが加速度的に電気自動車に向かう中で、MT車の可能性や従来のエンジン搭載車をベースにハイブリッド化する技術(たぶん)を展示して、さすが自動車王国ドイツを代表する部品メーカーです。
戸田レーシングブースには、単気筒エンジンとインホイールモーターが並べて展示されていました。ここでもインホイールモーターが大人気で、単気筒エンジンとかレーシングカー向け技術を語りたそうな島田さんが印象的でした。 二日酔い 2日目終わりでお疲れだと思いますが、今夜横浜関内のいつもの店で食事しましょう。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3551
2008年晩秋の岡山合宿、最高のテストができました
|
|
|
前の10件 | | | | | |
|