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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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2018年11月富士テスト  復活・ASM筑波スペシャル 2018/11/09(Fri) 23:33:43
181108_FSW_.jpg



快晴の富士スピードウェイで、ASM S2000 1号車をシェイクダウンしました。


181108_KATOH_.jpg
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ドライバーは2004年から15シーズン連続で加藤寛規選手です。1ヒート目はADVAN A052(ラジアルタイヤ)で各部チェックを行い、2ヒート目からADVAN A050 GS(Sタイヤ)に履き替えて、ASM阿部君が提案したエアロパーツの空力バランスを含めたセッティングを行います。



181108_ASM_S2000_1_3_.jpg


最高速度は、2015年3月富士テストで1分51秒6を記録した時の233q/hに対して13q/hも遅い220.5q/hで、コントロールタワー〜1コーナーまでの高速区間での失速が著しかったです。でも、3ヒート目でR車高を1ターン落とすと1q/h最高速が伸び、車高変化に対してフォーミュラマシン並のシビアな変化が出ました。外気温20℃だった3ヒート目の水温/油温は90℃/120℃に達しましたが、少しクールダウンするとセラコート加工により素早く86℃/115℃に下がりました。15℃以上寒くなる真冬なら問題ないでしょう。

大型化したエアロパーツによる変化は想像を超えていました。昨シーズンまでのASM S2000タイムアタック号はどのサーキットでも速いマシンでしたが、2018年仕様は狭い筑波と高速コースの鈴鹿・富士では、別のセッティングが必要で、文字通り「ASM筑波スペシャル」の復活です。


181108_KATOH_Sakagami_.jpg


<1ヒート目>

1 P‐@ GAS 18L A052 冷1.8
2 −
3 1’54”17 パワステ・ABS作動しない。
4 P‐A 水温 64℃ 油温 95℃
5 ‐ フロント張り付く。フロントダイブし過ぎる。コーナーリング軸がフロントにある。
6 1’56”12  Rウィング1目盛り上げ 205q/h
7 P‐B 赤 バランス良くなったけどストレート遅くなった。
8 − Rウィング0.5目盛り下げ 208q/h → バランスOK
9 1’52”96
10 FIN


<2ヒート目>

1 − GAS18L A050 GSウォーマー80℃
2 1’53”77 車高3ターン下げスタート 
3 1’53”23  Frトー 1/3INに調整 Rrトー 1/2INに調整
4 P-@ 水温75℃ 油温 101℃
5 − Sタイヤの方がフロントの入りが良い、ゴムが柔らかい
6 1’53”48 Rプリロード+1.5ターン
7 1’53”46
8 P-A 水温79℃ 油温 106℃ 内圧2.0に調整
9 −
10 FIN


<3ヒート目>

1 − GAS18L A050 GS ウォーマー50℃
2 1’52”89 R車高下げ2.5ターン(2ヒート目のプリ補正)+1ターン
3 P-@ R車高1ターン下げ
4 −
5 2’02”53
6 1’54”03
7 1’53”57
8 P-A 水温 77℃(MAX90℃) 油温 108℃(MAX121℃)
9 − メニュー消化によりテスト終了

#ラップチャート

■2018年11月 1号車富士テスト チームメンバー

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上
メカニック:阿部


この記事のURL
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