RECARO Ultima 1.0
LEVOLANT CARS MEETING 2013にはこのモデルも展示されていました。カーボンシェル+チューニングパッドを組み合わせた新しいコンセプトのモータースポーツ用シェルで残念ながら市販はされておらず、WRCラリーなど一部カテゴリーでのみ使用されているようです。
カーボンプリプレグ製品と言えば「軽量」と言うイメージだから、持ち上げた時の重さに逆に驚くかもしれません。でも、実現している強度を他の素材で実現することは不可能でしょう。現在のモータースポーツ界でシートに対する強度要件が最も厳しいレギュレーションを課すのがWRCで、Ultima 1.0はそれをクリアしています。「重量が重い」と言いましたが、実際にはシェル内部を空洞にするなど軽量化を徹底的に追求し、車重2.5tのAUDI A5を吊るせる引っ張り強度と6.1t荷重に耐えられる剛性を持ち合わせているとのことでした。
無骨なサイドステーは、さすがドイツ製の雰囲気いっぱいでした。
自由に体感できる試座シートだけで常時18脚・総展示数160脚、AUTOBACS ASM YOKOHAMA
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