横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
2021ー2022年タイムアタックシーズンに向けて、アライメント関連パーツ製作に着手しました。ASM S2000 R/T号に装着している補正パーツは、J's RacingキャンバージョイントS2とリアロールセンターアジャスター20mmしかありません。保安基準適合&GTウィングなしで1分1秒台突入を目指し、トラクション性能向上のためにタイロッドエンドとコントロールアームを試作しました。設計・製造は株式会社スーパーナウエンジニアリング 今泉黄門に依頼しています。 ASMタイロッドエンドは、ピロボール上下のスペーサー位置を変えてアーム角度を変更することでフロントのバンプステアを補正します。スーパーナウ社にOEM製作を依頼した最大の理由は、同社製品が高品質で安心・安全のミネベアミツミ(NMB)製ピロボールを採用しているからで、さらに製品の魅力を向上するため他社製品には採用されていない耐久性が高い硬質アルマイト仕上げを選択しました。 ■ASM タイロッドエンド 検討中 * スーパーナウ社製 * 高品質・高耐久が特長のミネベアミツミ(NMB)製ピロボール採用 * 耐久性が高い硬質アルマイト仕上げ * 2022年3月発売開始予定 ASMコントロールアームセットは、純正のゴムブッシュ部をNMB製ピロボールに変更することで入力に因る変形を解消し、ドライバーの操作に対する追従性を向上する製品です。フロント同様にスペーサー位置を変えてアーム角度を変更することも検討しましたが、装着車両の条件によってはピロの作動角を上回りナックルシャフトが折れる危険性を考慮して、キャンバージョイント装着車との組み合わせを前提にした非調整式を選択しました。アーム取付部は、アライメント調整用の偏芯カムではなく偏芯プレートとボルトナットに変更しています。 ■ASM コントロールアームセット 検討中 * スーパーナウ社製 * 高品質・高耐久が特長のミネベアミツミ(NMB)製ピロボール採用 * ナックルシャフトは5mm/10mmのカラーを入れ替えて高さ調整可能 * 耐久性が高い硬質アルマイト仕上げ * 2022年3月発売開始予定 横浜市中区新山下にあるN Tech Japan:エヌテックジャパンと、キャンバージョイントとリアロールセンターアジャスターを検討しています。タイロッドエンド・コントロールアームセットは、車高やバネレート等のセットアップと組み合わせることで初めてメリットが出る製品なので、続報をお待ちください。 ■ASM キャンバージョイント 検討中 ■ASM ロールセンターアジャスター 検討中 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4187
2021-2022年タイムアタックシーズン開幕に向けて、ASM S2000 R/T号に使用するタイヤが入荷しました。ADVAN A052のままASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship 時の245/40-17から255/40-17にサイズ変更し、ノーマルエンジン・ノーマルミッション・GTウィング&床下空力パーツなしの完全保安基準適合S2000で、1分2秒425から更なるタイムアップを目指します。引用元:ADVAN A052_サイズ表 タイヤ外径8mm大径化・タイヤ総幅12mm拡大とギヤ比の関係が各コーナーへの進入と立ち上がりでどう影響するのか、現状では未知数です。ひと昔前のオープンクラスS2000でさえ簡単に記録できなかった1分1秒台が目標タイムなのにREVSPEED筑波スーパーバトル前日走行でシェイクダウンと言うスケジュールだから、最もタイムに影響するタイヤ要素で冒険しました。 『255幅にするならホイールは9.5Jじゃないと』と言う考え方/意見もありますが、横浜ゴムA052サイズ表には標準リム幅=9J/適合リム幅=8.5ー10Jと明記されおり、実際に9Jホイールと組んでもタイヤ単体のサイドウォール形状(=本来の設計形状)に近くなったので、リム幅を広げてわざわざタイヤを変形させる合理的な理由はありません。今まで使用しているADVAN RS2 17インチ 9J+63を継続使用します。 <2021ー2022 サーキット走行予定> 12/1 前日走行(FK8・S2000) 12/2 REVSPEED筑波スーパーバトル(FK8・S2000) 12/20 REVSPEED鈴鹿サーキット(S2000) 2/18 前日走行(S2000) 2/19 Attack筑波(S2000) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4175
取確
2021/05/03(Mon) 16:51:03
2021年GWの新山下自動車部活動です。ASM S2000 R/T号で、有名チューニングパーツメーカー様からご依頼いただいた試作製品の取確・検証作業をしました。本製品にとって重要な気になる点があったので開発担当者様に改善提案しています。2021-2022タイムアタックシーズンに向けて、ASM S2000 R/T号の軽量化に着手しました。 ◆2021−2022タイムアタックシーズン軽量化項目 <目標:50kg> ・無限ハードトップ 装着 (+15.4kg 空力性能向上) ・ソフトトップ 撤去 (-28.4kg軽量化・低重心化) ・無限6点式ロールケージ ⇒ SUCCEEDSPORTSで軽量素材サイドバー付に改造(軽量化・低重心化) ・ASM ドライカーボンドア 装着(軽量化) ・ASM ドライカーボンフェンダー 装着(軽量化) ・フロアカーペット等 ストリートEVOクラスの範囲内で撤去(軽量化) ノーマル形状のASMドライカーボンフェンダーは塗装して装着しているので、外観からは全く違いが分かりません。軽量なCFRP製を訴求するためにクリア塗装していたASM I.S.Designフロントエアロバンパー04は、今シーズンからグランプリホワイト塗装して無限エアクリーナーBOXの魅力を最大限引き出す仕様に変更しています。ASMドライカーボントランクも、Type-Sリヤウィング対応と鍵穴追加を訴求するためのクリア塗装からグランプリホワイトに変更しました。 ・ASM I.S.Designエアインテークキット 装着 (外気取込) ・ASM ドライカーボントランク(Type-S) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4119
Attack筑波2021の後、セットダウン〜チューニングセール〜月末月初と大忙しの日々に考えた、保安基準・REVSPEEDストリートEVOクラス車両規定・Attackリアルチューニングクラス車両規定を全て満たす、2021年仕様ASM 2000 R/Tマシン製作に着手しました。<ASM S2000 Real Tuning Concept 2021> S2000 ◇ ノーマルエンジン、ノーマルミッション ◇ エアコンオーディオ付き ◇ タイムアタック時でも保安基準適合(最低地上高90mm・近接排気騒音値96db・タイヤ突出なし等) ◇ GTウィングなし、床下空力パーツなし ◇ ラジアルタイヤ ADVAN A052 会社の看板を背負っているから保安基準適合は当然です。O/Hさえしていないノーマルエンジンは、4シーズン目だからパワーダウンしている可能性が高いでしょう。車高を低くすればセッティング幅が広がり速くなりますが、公道を自走して帰る『撤収のASM』だから、走行後いちいち車高上げ作業をしたくありません。市販GTウィングを装着してASMが1秒台を出したところで今更感があるので、Attackリアルチューニングクラス車両規定に適合するType-S純正リヤウィングを選択しています。今の仕様では手が届かない筑波1秒台を目指して、【50kg以上軽量化】に取り組みます。 ◆2021−2022タイムアタックシーズン作業項目 ・無限ハードトップ 装着 (+15.4kg 空力性能アップ) ・ソフトトップ 撤去 (-28.4kg軽量化・低重心化) ・無限6点式ロールケージ ⇒ SUCCEEDSPORTSで軽量素材サイドバー付に改造(軽量化・低重心化) ・ASM ドライカーボンドア 装着(軽量化) ・ASM ドライカーボンフェンダー 装着(軽量化) ・ASM I.S.Designエアインテークキット 装着 (パワーアップ) ・フロアカーペット等 ストリートEVOクラスの範囲内で撤去(軽量化) ・CFRPフロントバンパー ボディ色塗装 ・CFRPトランク ボディ色塗装 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4098
2018年から4年連続、チューニングカータイムアタックイベント・Attackに参加しました。コロナ禍ど真ん中の2020-2021年タイムアタックシーズンは、4年前に声をかけてくれた主催者:青木さんへの恩返しとして早々に冠スポンサーを申し出たから、イベント正式名はASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship となり、筑波サーキット内の各所にはASMのぼりが立ちました。前日に準備するのも当日疲れ切った体で片づけるのも本当に大変なので、Attack事務局の皆様に恩返ししたつもりなのに感謝の気持ちしかありません。 今シーズンは加藤寛規選手によるASM S2000 R/T号のスーパーラップをしました。前日テスト午前のズミー♪走開始早々にドライブシャフト・ハブ・ベアリングが破損しましたが、チーフメカニック坂上さんだけ横浜に戻り左右ともハブ・ベアリングを新品交換してロールセンターアジャスターを移設し、夕方最終セッション開始5分前筑波サーキットに帰着してセッション中にギリギリコースインして動作確認しています。 ASM FK8 CIVIC TYPE Rは同じく加藤寛規選手がシェイクダウンを担当し、純正タイヤ・純正ブレーキパッドで臨んだ午前のズミー♪走で1’05.920を記録し、午後のAttack前日走ではPOTENZA RE-71RS 245/40-17 <NEW>を履いて1分3秒台に突入しました(・・・リザルトもらい忘れました・・・)。この日はニュータイヤがないためアライメント・内圧を調整して、ノーマルFK8とPOTENZA RE-71RSの能力を引き出すセッティングの方向性を探しました。 ASM S2000 R/T号に乗り込んだ加藤寛規選手は、朝4番目のスーパーラップ計測1周目で決めました。ノーマルエンジン&ノーマルミッション、GTウィングなし、地上高90mm確保・近接排気騒音90dbなど完全保安基準適合のS2000で、12月のREVSPEED筑波スーパーバトルのタイムを0.1秒更新する1分2秒425を記録です。Attack筑波2018の直接対決で1号車が記録した56秒8は間違いなく金字塔でしたが、チューニングカー業界の将来を考えるなら保安基準と言う絶対的車両規則の中でタイムを目指すことがASMの役割なのかもしれません。 Attack筑波ではフリー走行しかしなかったASM FK8 CIVIC TYPE RはS2000よりもっと調整要素が少なく難しかったですが、ニュータイヤを使ったAttack前日走では3秒台を記録でき、アライメントと空気圧にこだわり興味深いデータが取れました。セットダウンしたら別記事でセッティング経過を紹介する予定です。 ASM FK8 CIVIC TYPE R ドライバー:加藤寛規選手 POTENZA RE-71RS <USED> 公式タイム:1'04.106 (Sec.1 26.112 Sec.2 26.335 Sec.3 11.659 175.041km/h) 緊急事態宣言が解除されていれば、ASM S2000 1号車のデモランをしていたし、G.T WORKS S2000 R/T号との2台体制でスーパーラップして、昼休みはタイム差を反映したスタート配置で男と男と男の5ラップバトルする予定でした。寺崎源さんには移動自粛をお願いしたので実現しませんでしたが、前日走からの流れを見ると結果的にはこれが精一杯だったかもしれません。ホームコース上でいつもの集合写真を撮って、2020ー2021タイムアタックシーズンは無事終了です。 ■ASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship ASM S2000 R/T ドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 <NEW> 公式タイム:1'02.425 (Sec.1 25.469 Sec.2 25.836 Sec.3 11.120 168.856km/h) エンジニア兼メカニック:阿部(ASM) チーフメカニック:坂上(ASM) メカニック:藤井(ASM) 総合プロデュース:金山VIDEO この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4094
Zunny Racing ズミー♪走での前日テストに臨みました。12月の筑波スーパーバトルと鈴鹿サーキット走行会のテスト結果に基づいたセットアップをしただけですが、タイムアタック当日の路面を想定した合わせ込みをすることが目的です。 ストーカー タイムアタッカーが来ていました。内圧・タイヤ温度共に合わせ切れていない計測1周目、1'03.688を記録したのですが・・・、 ・・・空気圧調整して計測2周目、1コーナー立ち上がりでズミー♪走が終わりました・・・。 明日はASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship 本番です。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4093
今週末2/20(土)に開催されるASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship に向けて、ASM S2000 R/T号のセットアップをしました。1分2秒551を記録した筑波スーパーバトルのセットダウンデータを基本に、リヤロールセンターアジャスターと調整式スタビリンクを組み合わせています。タイヤ脱着せずコーナーウェイトと車高を正確に調整するため、秘密兵器・ダミーホイールを導入しました。アライメントの最終確認は4センサー式アライメントテスターで行います。爆速です。 【セットアップシート】 ASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship <デフ> ASM DREXLER LSD 標準ランプ角 ON:50°/OFF:40° <ダンパー> ASM ZFダンパー3WAY Fr. Rebound +90° Fr. Bump Hi +2 Fr. Bump Low 全閉-7ノッチ Rr. Rebound +90° Rr. Bump Hi +3 Rr. Bump Low 全閉-7ノッチ <スプリング> HYPERCO(パーチェ前後共1個ずつ使用) 前:レート=1,300ポンド(23.2kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm) 後:レート=1,400ポンド(25.0kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm) プリ2ターン <スタビライザー> 前:Type-S 純正 後:ASM <車高> ジャッキアップポイント計測値 (左前)110mm (右前)98mm (左後)120mm (右後)105mm (触媒)97mm <コーナーウェイト> ダミーホイール GAS ◇ Dr. OUT 1,178.5s(前50.31:後49.69) (左前)297.5kg (右前)295.5kg (左後)290.5kg (右後)295.0kg ◇ Dr. ON 1,233.5s(前49.69:後50.31) (左前)299.5kg (右前)313.5kg (左後)303.0kg (右後)317.5kg <ブレーキパッド> dbaブレーキローター・純正ブレーキキャリパー 前:ZONE 10F TT仕様 後:ZONE 10F <ファイナルギヤ> 4.4 <オイル> (エンジン)BILLION OILS 10W-40 (ミッション)BILLION OILS MT520 (デフ)BILLION OILS FR-780 (ブレーキフルード)ZONE ZF-031 (クラッチフルード)ZONE ZF-031 <タイヤ> ADVAN A052 245/40-17(新品) <ホイール> ADVAN RS2 17インチ 9J+63チャレンヂ社に依頼して、カーボンダッシュボードに艶消しクリア塗装しています。 #セットアップ この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4092
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