横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
2/20(土)に開催されるASM presents -Attack 2021- Tsukuba Championship に向けて、ASM FK8 CIVIC TYPE Rのアライメントを確認しました。アライメントテスター上のデータと糸を張った状態でのデータの変化を突合することで、当日現場で前後トーをOUT/INに調整した時のアライメント変化を予め把握する準備作業です。 フルノーマル状態で筑波サーキットに持ち込み、前日走でシェイクダウンします。空気圧と前後トー調整しかセッティング要素はありませんが、POTENZA RE-71RSの基本特性確認と性能を引き出すアライメントの方向性確認が目的なので、むしろ好都合かもしれません。ホイールはS2000向けASM CLEAR WAYS BBSを企画する時ベンチマークしたBBS RI-Aを選択しました。 ■POTENZA RE-71RS 245/40-18 ■BBS RI-A 18x9J +50 5/120 ブレーキパッドはZONEを選択です。ルノー メガーヌR.S.等制御系ブレーキが標準装備されたFF車両ならS2000と同じようなブレーキパッド選択をしますが、FK8 CIVIC TYPE Rのブレーキがどんな制御なのか全く分かっていないため、ドライバーの乗りやすさを最優先したブレーキパッド摩材を選択しました。これを基準セットにして、加藤寛規選手のコメントを聞きながら次回テストでのリヤ摩材を再選択します。 ■ZONE 10F Front ■ZONE 88B Rear この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4091
Attack事務局から、2/20(土)筑波サーキットでの<有観客>開催が告知されました。 ・事前にチケット裏面にお名前・ご住所・電話番号・当日の体温を明記してお持ちください。 ・マスクを着用していないお客様の入場はご遠慮いただきます。 ・当日レストランは閉鎖し、飲食ブースエリアは全てメインスタンド裏に配置されます。 ・「関係者入場券」ではなく一般入場の方はAパドックに10時まで入場できませんので、朝のスーパーラップはメインスタンドでの観戦となります。>>> 後日イベントサイト に規制内容が掲載されますので、必ずご確認お願いします。<<< G.T WORKS寺崎源さんは参加しません。通常開催であれば @ASM S2000 1号車デモランと AASM S2000 R/T号(加藤寛規選手)vs G.T WORKS S2000 R/T号(寺崎源さん)の5LAPバトル をやる予定でしたが中止して、B加藤寛規選手によるASM S2000 R/T号のタイムアタックと CASM CIVIC TYPE R(FK8)のシェイクダウンに変更しました。お客様からは地味に自粛した風に見えるかもしれませんが、ASM金山としては「本来やりたかったことに集中して取り組めるから良かった」と、結構前向きに受け取っています。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4088
ノーマルエンジンノーマルミッション、GTウィングなし、ワイド化なし、音量・車高など完全保安基準適合車で臨んだ筑波スーパーバトルを特集したレブスピード誌が発売されました。『パワー・トラクション・エアロダイナミクス』をテーマにNA S2000最速だった1号車で速くなるポイントは経験しているので、採用していたトラクション性能に関わるパーツ・セッティングをひとつずつ検証して筑波1分1秒台で走るリアルチューニングS2000を目指します。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4081
REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に参加しました。 筑波スーパーバトルのセットダウンを基本セットにして油水温対策とギヤレシオ変更をした程度で、タイムに直結する可能性がある変更は長いストレート区間と連続するコーナーを考慮したリヤ側トゥ0mmにした以外何も変更していません。 ■フリー走行 1回目 2'26.9482'26.829 Sec1 40.307 Sec2 24.924 Sec3 54.201 Sec4 27.397 最高速度 198.733km/h 2'51.580 2'27.764 走り出しとしてはまずまずのタイムだと思ったのですが、『ロールオーバーが強過ぎて、このままではタイムアップは難しい』とのコメントが出ました。鈴鹿と筑波を走っているRG-O大住さんと『筑波スペシャルセッティングだと合わないでしょう?』と話しましたが、まさにそれです。筑波最終コーナーのような中高速コーナーが連続する鈴鹿では、リアが不安定な回頭性重視の弱オーバーセッティングでは思い切ってコーナーに飛び込めないし、旋回中もアクセルを踏めずに我慢する待ち時間が長くなってしまいます。 弱アンダーステア方向に調整するため、持ち込みセットのリヤ側トゥ0mmから片側+1mm追加・フロント車高上げに加えて、筑波スーパーバトルの中で加藤寛規選手から『今の前後バランスのままレートアップしたスタビが欲しい』と聞いていたので、前後バランスは違うけど試作テスト中のASM 調整式スタビライザー を持ち込んでいたので、フロントは現状維持してリアスタビを試作品に変更しました。 ■フリー走行 2回目 11:00 気温12℃ 路温16℃ ドライ 後スタビ=ASM試作・弱、リヤトゥ-1mm(トータル-2mm)、前1ターン上げ2'26.226 Sec1 40.342 Sec2 24.539 Sec3 54.061 Sec4 27.284 最高速度 200.548km/h 4'02.511 6'35.555 2'26.250 2'57.871 セッティング変更が当たって、計測1周目でベストタイムを更新です。フリー走行1回目で気になったロールオーバーがかなり収まり、むしろスタビレートが高い方向に突き抜けた影響でロールオーバーではなくタイヤが外に逃げてしまうようになったため、アクセルONした時少しでも早く加速態勢に移行できるようにリヤ車高下げと、上がって来ない内圧を想定した走り出しタイヤセッティングに変更しました。 昼食後、加藤寛規選手と現状の問題点と解決策について話していたところ、試作スタビライザーでは前後共にレートが高過ぎるけれどもバランスは良さそうだし、最終枠はニュータイヤを使用することも想定して、失敗の可能性もあるけど急遽スタビライザー試作品をフロントにも装着です。 ■フリー走行 3回目 14:00 気温13℃ 路温12℃ ドライ 前スタビ=ASM試作 内圧1.95 2'45.376 2'24.853 Sec1 40.128 Sec2 24.246 Sec3 53.550 Sec4 26.929 最高速度 201.468km/h 3'03.146 2'38.921 5'08.009 2'25.499 3'07.507 荷重かかる。内圧上がる。 この賭けは大当たりでした。ロールオーバーは消えて、Sec1で39.983を記録しています。加藤寛規選手は『(現状のバネレートに対して)スタビレートが高過ぎるため、タイヤグリップの限界を超えてすぐ横に流れたから失敗して、0.2秒程タイムロスした』と悔やんでいました。路面温度が高くなったことに加えて、スタビレートアップによってタイヤ内圧が想定以上に上がってしまい、走り出し内圧セッティングの変更が裏目に出ました。 ダウンフォースがある1号車と違って、床下空力パーツどころかGTウィングさえ装着しないASM S2000 R/T号は、徹底的にメカニカルグリップを追求しないと速く走れないから面白いです。次に鈴鹿を走る時はバネレートを前=23.2→17.9kgf/mm・後レート=25.0→19.6kgf/mmに落とし、筑波セットよりリヤ車高を下げて走り出せば、ノーマルエンジン&ノーマルミッション・GTウィングなし・完全保安基準適合S2000で、鈴鹿23秒台に手が届くかもしれません。VIDEO ■REVSPEED鈴鹿サーキット走行会 2020年12月 ドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 2'24.853 Sec1 40.128 Sec2 24.246 Sec3 53.550 Sec4 26.929 201.468km/h エンジニア兼メカニック:阿部(ASM) チーフメカニック:坂上(ASM) 総合プロデュース:金山 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4065
ASM S2000 R/T号に、長谷川整備レンタル小型クーラーコンデンサーを装着しました。 LLCを通すパイプ本数を比較すると純正=28本に対して31本通っているので、コア面積が30%程度少なくなっていても細かくなっているフィンと合わせて十分な冷却能力を確保できています。走行風が直接当たるラジエター下部ではなく、LLC温度が高い上部に外気が当たる形状も冷却効率を考慮すると効果的だと推測しますが、実際のところは分かりません。 筑波スーパーバトルに間に合わなかったASM オルタネーター&ウォーターポンププーリーキットを装着しました。鈴鹿サーキットはスロットル全開時間が長いので、去年新品交換したばかりだった強化ベルトもリフレッシュ交換しています。 ■ASM オルタネーター&ウォーターポンププーリーキット ・F20C/F22C共通 ・初期ロット10セット ・A7075材硬質黒アルマイト ・耐久性が高い強化ベルト付属寒すぎるので、鈴鹿サーキットで着用するためのネックウォーマーを10個製作しました。 ■ASM ネックウォーマー 4,950円 <税抜価格 4,500円> この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4064
12/22(火)REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、セットアップが完了しました。 鈴鹿フルコースでの周回テストとタイムアタックに向けて、オイルクーラーを追加しています。通常通りラジエター前に設置すると、ラジエターに風が当たらずオイルクーラーの輻射熱の影響も受けて水温が下がりにくくなるため、熱いエンジン内からオイルを抜くだけで十分と考えてラジエター後方に設置しました。鈴鹿サーキットへの自走ドライブとテストで周回した時の油温データに基づき商品化を検討します。 ■ASM オイルクーラーキット 検討中 【セットアップシート】 REVSPEED鈴鹿サーキット走行会 2020年12月 <デフ> ASM DREXLER LSD 標準ランプ角 ON:50°/OFF:40° <ダンパー> ASM ZFダンパー3WAY Fr. Rebound +90° Fr. Bump Hi +2 Fr. Bump Low 全閉-7ノッチ Rr. Rebound +90° Rr. Bump Hi +3 Rr. Bump Low 全閉-7ノッチ <スプリング> HYPERCO(パーチェ前後共1個ずつ使用) 前:レート=1,300ポンド(23.2kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm) 後:レート=1,400ポンド(25.0kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)+プリロード2ターン <スタビライザー> 前:Type-S 純正 後:ASM <車高> ジャッキアップポイント計測値 (左前)109mm (右前)96mm (左後)124mm (右後)113mm <コーナーウェイト> ADVAN RS2+ADVAN A052 245/40-17 GAS ◇ Dr. OUT 1,240.0s(前50.67:後49.31) (左前)333.5kg (右前)315.0kg (左後)305.0kg (右後)307.0kg ◇ Dr. ON 1,288.0s(前50.13:後49.87) (左前)316.0kg (右前)335.0kg (左後)317.0kg (右後)330.5kg <ブレーキパッド> dbaブレーキローター・純正ブレーキキャリパー 前:ZONE 10F TT仕様 後:ZONE 10F <ファイナルギヤ> 4.1 <オイル> (エンジン)BILLION OILS 10W-40 オイルクーラー追加 (ミッション)BILLION OILS MT520 (デフ)BILLION OILS FR-780 (ブレーキフルード)ZONE ZF-031 (クラッチフルード)ZONE ZF-031 <タイヤ> ADVAN A052 245/40-17(新品) <ホイール> ADVAN RS2 17インチ 9J+63 <アライメント>#セットアップ 注文していた小型A/Cコンデンサーが届いたので、水温対策として明日装着します。純正コンデンサーよりコア面積を減らすことでラジエターに風が当たる部分が増えるだけでなく、先端部分で0.8Kgの軽量化になります。真夏のエアコンの効きが不安でしたが、お客様車両でコンプレッサーオイル添加剤と組み合わせて使用した結果、全く問題ありませんでした。 ■長谷川整備レンタル S2000用小型クーラーコンデンサー 60,500円 <税抜価格 55,000円> ■N Tec Japan エアコンコンプレッサーオイル添加剤 3,300円 <税抜価格 3,000円> * 2.0H エアコンガス充填含む この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4063
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