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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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SUCCEEDSPORTS市川さんからS2000タイムアタック車両ボディ製作の近況写真が届きました。
車両製作テーマ:『20年後も楽しめる、保安基準の中で軽量化したタイムアタック専用S2000』
<基本仕様> ・ソフトトップ撤去済。 ・軽量化のため、無限ハードトップ専用形状ロールケージをワンオフ製作。 ・軽量化のため、オーディオ、スピーカー、関連配線を全て外す。 ・軽量化のため、アンダーコートなし。(下周り点検は日常的にお客様自身で行う) ・軽量化のため、最低限のシーラー処理で済ませる。(雨天走行で水漏れの可能性あり) ・軽量化のため、ASMカーボンダッシュボード装着。 ・軽量化のため、CFRP製ASMリヤオーバーフェンダーとリヤワイドバンパー装着。 ・軽量化のため、追加エアロパーツは塗装せず白カッティングシート施工する。 ・軽量化も初心も忘れて、エアコンを残す。

山本様車両専用に製作したロールケージ素材(重量20.02kg)です。JAF戦ではなくタイムアタック専用だから、横転など重大事故時にドライバーの生存空間を確保するための部位とボディ補強&応力分散のための部位でパイプ素材を変更し、剛性と軽量化を高レベルに両立したロールケージを目指しました。
 

2021年の夏は本当に暑かったですよね?外気温をはるかに超えて工場内気温50度に迫る中、切り出したパイプに砂を詰めて1本ずつバーナーで炙りながらミリ単位の手曲げ加工で製作しています。タイムアタック時に純正3点式シートベルト(重量:5kg以上)やダッシュボード内部部材を取り外し可能にしたり、バルクヘッド貫通ロールケージ溶接+パッチ補強されたフロントストラットタワーや手曲げ加工でしか実現しないAピラー部ロールケージのR形状は分かりやすい一例で、真剣にタイムアタックを楽しむドライバーやボディ製作同業者が感動する魅力がたっぷり詰まった途中経過写真を、じっくりご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 

 
これ程【機能美】と言う表現が似合うボディを、S2000の歴史上見たことがありません。



内装色は往年のレーシングカーと同じ明るいグレーに塗装します。S2000に対する思い入れ、モータースポーツに取り組む姿勢、車作りの方向性、ASMとの付き合い方を通じて分かった人間性など、様々な要素がSUCCEEDSPORTS市川さんの心のリミッターを外しました。最初に提示した予算を見て『(たぶん心の中では斜め上から目線で)たかがロールケージでこの価格?どんな素晴らしい物ができるのか楽しみです!』と言っていた山本様の期待を、このボディはきっと超えたのではないでしょうか。
2021.03 S2000タイムアタック車両ボディ製作(搬入) 2021.05 S2000タイムアタック車両ボディ製作(シーラー・アンダーコート剥がし) 2021.06 S2000タイムアタック車両ボディ製作(下地作り) 2021.07 S2000タイムアタック車両ボディ製作(スポット溶接完了) 2021.09 S2000タイムアタック車両ボディ製作(ロールケージ溶接取付完了)
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