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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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鈴鹿テストの翌日、ASM S2000 Real Tuning号に乗ってサクシードスポーツを訪問しました。

入庫当時の予想をはるかに超えるボディ製作プロジェクトが、間もなく終了します。



塗装して内装パーツを装着すると自然過ぎました。レース専用部品のASMカーボンダッシュボードでさえも過去最高の取付品質レベルの高さでした。フロアカーペットを装着しないので、凸凹がない足元パネルを追加します。



以前から『このボディ製作は金額を2倍もらっても採算が合わない』と何回言っても一切ひるまないから不安に感じたのか、万が一同様の注文があった場合に備えてロールケージの治具を取ってくださっていたので一安心です。タイムアタックする時は3点式シートベルトも取り外して軽量化できるように取り付けられており、ステーを新設してトランクオープナーと一緒に設置したシガーソケットは、サクシードスポーツS2000から外した市川さんが喫煙に使用した中古品を新品請求します。


エンジンルーム内の汚れも全てなくなり、一見普通に戻りました。バルクヘッドを貫通してロールバーを前ストラットタワーに通すため、ステーを製作してヒューズBOXを少し移動させています。蓋を新品にすると新車のような風景になるのですが廃番していました。



今まで純正に拘ってきたリヤはASMエアロパーツでワイド化します。オーバーフェンダーの装着方法はとても綺麗でした。前アッパーアームはDIYで溶接補強されていた箇所のシーラーが割れて(=動いて)いたため、パッチ補強を追加しました。セットアップの時に車高変化が出なかった原因のひとつかもしれません。純正ECU+サブコンのハーネスはまとめて、ECU本体に対する振動対策として固定部分にブッシュを追加しています。
ASM側の予定が決まり次第引き取りにいきますので、1月末の再会をお楽しみに。
2021.03 S2000タイムアタック車両ボディ製作(搬入) 2021.05 S2000タイムアタック車両ボディ製作(シーラー・アンダーコート剥がし) 2021.06 S2000タイムアタック車両ボディ製作(下地作り) 2021.07 S2000タイムアタック車両ボディ製作(スポット溶接完了) 2021.09 S2000タイムアタック車両ボディ製作(ロールケージ溶接取付完了) 2021.11 S2000タイムアタック車両ボディ製作(塗装完了)


鈴鹿テストとサクシードスポーツ訪問している間に、市川さんから何回も『あと2年で定年だから』と言う台詞を聞きました。タイムアタック車両ボディの治具が用意されているから物理的には再製作可能です。趣味のS2000なら2倍の金額でも迷わず製作依頼しますが、ASM S2000 Real Tuning号は会社資産で遊びじゃないから、好き嫌いではなく合理的に判断しないといけません。ティッシュ箱を捩じりながら話をする間に、市川さんにお願いできるお手軽で効果的な溶接補強の結論が出ました。

この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4208
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