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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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SUCCEEDSPORTSに2023年 ARTA Honda NSX-GT 8号車・大湯都史樹選手のS2000を持ち込み、筑波サーキット1分0秒台の領域でシャーシの捻じれや動きを抑えるために、市川さんお薦めの『ドア開口部分共付け溶接』を施工しました。
 
 
ダッシュボード・パネルを外してカーペットを剥がしてパネル接合部を露出させ、室内側に切り粉が飛散しないように養生して、ボディ溶接補強で最も需要な溶接部分の塗装切除作業をします。ちゃんと処理できていないとせっかく溶接しても剥がれやすくなります。

その後ボディパネルを共付け溶接補強して、
 
溶接部分を黒塗料でタッチアップして、

カーペット・パネル・ダッシュボードを元に戻して作業終了です。オープンボディに最も効果的と思われる部分溶接補強ですが、完成すると施工部分は一切見えない自然な仕上がりでした。フルスポット増しに伴う塗装・錆びなど性能以外の要素が気になる場合は、このメニューをぜひご検討になってみてはいかがでしょうか。施工にかかる時間は約1ヶ月です。

■ドア開口部 共付け溶接メニュー 396,000円 <税抜価格 360,000円> ・ASMでダッシュボード、パネル、シート取り外し ・積載車でS2000搬入(新山下〜甲賀土山) ・共付け溶接 ・積載車でS2000引き取り(甲賀土山〜新山下) ・ASMでダッシュボード、パネル、シート現状回復
* 電装品やお客様の車両状況により価格変動します。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4355
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大湯都史樹選手S2000のサポートチームとして、Attack Tsukuba 2023に参加しました。




ラジアルタイヤを履いた保安基準適合S2000(NA)での筑波1分切りが目標でしたが、

 
Attack Tsukuba 2023わずか1周走行で記録した公式タイムは、1'01.007でした。

今回の走行では多くの課題がありました。Attack Tsukuba 2022で1分0秒7を記録した時のセットアップから持ち込みセットを変更したことと、剛性が高いSタイヤからラジアルタイヤに変更したけれども事前テストが不十分で内圧と温度管理が十分できなかったことに因り、前日テストではアンダーステアが問題になり、大湯都史樹選手のコメントから前900ポンド/後レート=1,000ポンドに変更することでアンダーステアを修正できています。

前日テストで前後スプリング入れ替えしてバラバラだったアライメントを正しくセットアップしても、カーボンドア装着に因り変化したボディ剛性を補ってもタイム的な取り分はほとんどないので、当日最終コーナーのライン上やコース全周がオイルやクーランドで汚れたコンディションを差し引いても、現状では去年と同じ1分0秒7が限界でしょう。トップフォーミュラドライバーに合わせたサスペンションセッティングとそれを活かすタイヤサイズ選択・温度&内圧セッティングを再検討します。
■Attack Tsukuba 2023
◇ 大湯都史樹選手マイカーS2000=二郎君
・保安基準適合車 ・TODA RACING 2350仕様コンプリートエンジン ・HALTECH ECU(G.T WORKS GENROM 2350仕様 + ASM SPL.データ) ・GTウィングあり ・ラジアルタイヤ
<SL1 9:00〜> 晴/ドライ ドライバー:大湯都史樹選手 BS POTENZA RE-の12D 255/40-17<NEW> ラジアルタイヤ 公式タイム:1'01.007 (Sec.1 25.019 Sec.2 25.020 Sec.3 10.968 174.419km/h)
エンジニアリング:阿部(ASM) メカニック:坂上(ASM)

◆ 課題
・セットダウン(前後バネレート、プリロード、車高バランス) ・重量増をさせずにドア開口部のボディ補強 ・タイヤホイールのインチアップ/サイズアップ検討 ・POTENZA RE-12Dの内圧と温度についての情報収集 ・アライメント調整機材(購入) ・タイヤ削り機材(購入) ・クイックジャッキ仕様変更(修理)



この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4344
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全てのセットアップ完了後、助手席にASM S2000 R/T号から外したRECARO RS-G ASM LIMITED Rubyをレンタル装着しました。純正シートAssy14.1Kgに対してシート本体+ベースフレームで12.6Kgだから、1.5Kg軽量化と低重心化をしています。
【セットアップシート】 Attack Tsukuba 2023 <2023/02/18>
<ダンパー> ASM ZFダンパー2WAY Fr. Rebound センター Fr. Bump Hi +3
Rr. Rebound +135° Rr. Bump Hi +5
<スプリング> HYPERCO(パーチェ前後共1個ずつ使用) 前:レート=900ポンド レングス=7インチ 後:レート=800ポンド レングス=7インチ プリ2ターン
イケヤフォーミュラ調整式アーム(前後)
<車高> ジャッキアップポイント計測値 (左前)97mm (右前)90mm(潰れ) (左後)107mm (右後)98mm (触媒)90mm
<コーナーウェイト> ダミーホイール GAS 1/2 ◇ Dr. OUT 1,195.0s (左前)314.5kg (右前)297.0kg (左後)282.5kg (右後)301.0kg
◇ Dr. ON 1,254.5s Fr 50.58:Rr 49.42 (左前)318.0kg (右前)316.5kg (左後)294.0kg (右後)326.0kg
<ブレーキパッド> 前:SEIDO-YA 後:SEIDO-YA
<ファイナルギヤ> 4.1/ミッションファイナル=AP1
<オイル> (エンジン)MOTUL (ミッション)MOTUL (デフ)BILLION OILS FR-780
<タイヤ> BS POTENZA RE-12D 255/40-17 * Type-Aではない通常12D
<ホイール> RATS TE37 SAGA S-Plus 17インチ 9J+61 * ASM SPL.
<デフ> OS技研 デュアルコアLSD(強化スタッドボルト)
<アライメント>

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2023年 ARTA Honda NSX-GT 8号車・大湯都史樹選手のS2000に、ASMドライカーボンドアを装着しました。

本製品から、取付時に1-2mm程度削る必要があった部分を予め処理するようになったり、ヒンジ取付部のカーボン積層数を増やしてドア開閉時の剛性を向上することで純正ドアのようなスムーズな開閉操作感になったり、さらに完成度が高くなっています。左右で約25Kg軽量化できる、今週末2/18(土)に開催されるAttack 筑波 2023に向けた『とっておき』なので、後日掲載するセットアップデータを楽しみにしてください。
■ASM Dry Carbon Door 1,086,400円 <税抜価格 986,000円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4342
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2023年 ARTA Honda NSX-GT 8号車・大湯都史樹選手S2000のラジエターを交換しました。

ASMコア増しラジエターを装着済みでしたが、群サイ冬の陣雪道タイムアタックで下周りを強打したことに因りラジエター樹脂タンク部分がひび割れしたり、気温36度の富士スピードウェイで連続周回したり、使用方法・使用する車両とドライバーに対して『お買い得にリフレッシュと冷却性能を両立』することをテーマにした製品では不安を感じる場面があったので、PWR社製オールアルミラジエターを採用します。

PWR 42mm Radiator 214,500円<税抜価格195,000円>の仕様は以下の通りです。 ・ダウンフロー ・42mm厚 ・フィンの高さ(奥行き)=8.1mm ・標準ロールチューブ * アルミ板から製作した標準的なアルミパイプ
本製品の冷却性能と耐久性はそのままに、PWR社の技術の粋を集約した『ASMラジエター』の検討を開始しました。某トップフォーミュラマシンで使用されている薄型コアに変更して軽量化しつつ、高剛性の押し出しチューブと物理的な表面積を増やすことなくラジエータの冷却能力を向上させる"クローズメッシュ "フィンの採用してフィン・チューブの密度を大幅に向上することで、軽量化と同等以上の冷却性能を両立した製品を目指しています。ASMらしい「やり切り」仕様のラジエターになりますので、気になるお客様は続報をお待ちください。
■ASM PWR 32mm Radiator <検討中>
・ダウンフロー ・<軽量化> コア薄型化 42mm ⇒ 32mm * ASMコア増しラジエター=25mm ・<軽量化> フィンの高さ(奥行き)薄型化 8.1mm ⇒ 4.95mm ・<剛性アップ> 高剛性押し出しチューブ(フィン付き削り出しアルミパイプ)に変更 ・<冷却性能向上> フィン、チューブの密度アップ
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東京目黒で開催されたCARPRIME×大湯都史樹 Racing Worldに協賛出展しました。


会場にはARTA MECHANICS LEGAVELO(提供:オートバックスセブン)・SUPER GT GT300クラスに参戦するMercedes-AMG GT Black Series(提供:47TRADING)の展示が行われ、大湯都史樹選手は愛車S2000・二郎君で大黒パーキングからイベント参加するS2000オーナーさん達とツーリングして会場に到着です。




主役が到着するとイベント会場が一気に盛り上がりました。歩く先々で大行列ができでサイン&撮影会になる風景は、夜最後の時間までずっと続きました。1日中こんな身近で大湯都史樹選手と同じ場所で時間を過ごすことができて、ファンにとってとても良いイベントだったことでしょう。




吉本興業見取り図のお二人や特別ゲスト千原せいじさんとのトークショーも、何の打ち合わせもできていないはずなのに超一流のお笑い芸人さん達と国内トップドライバーだからテンポ良く盛り上がり、とても面白かったです。参加しているファンの皆様は決してモータースポーツ&S2000ガチ勢ではなく、大湯都史樹選手を応援することを通じてモータースポーツやチューニングを知ったり興味を持つ人達が多かったように見えました。
S-GT500チーム関係者・オートバックスセブンARTA関係者と個別に話したのですが、ASMを含めてみんなが『型破りだけどレース業界に新しい価値観を持ち込んでいる大湯都史樹選手を応援したい』と考えてこのイベントに協賛していたことを知り、この先どんな動きに繋がってくのか楽しみで仕方ありません。

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2022年 TEAM Red Bull MUGEN Honda NSX-GT 16号車・大湯都史樹選手のS2000 二郎君は、筑波サーキット2ヘア進入や袖ヶ浦サーキット便所裏など特定コーナーでのガス欠症状を解決できずにいました。最初にした対策はタイムアタッカーの絶対的定番・オレンジボール製FUELバッフルプレートで、ASM S2000 R/T号での加藤寛規選手による鈴鹿サーキットタイムアタック時にガソリン残量5Lまで対応できた程、シンプルな作りなのに効果的な製品です。ところがそれ程実績があった対策パーツを追加したのにガス欠症状は解消せず、Attack筑波ではガソリンタンク2/3以上入った状態でタイムアタックするしかありませんでした。

その後も仮説を立てていくつかテストしましたが効果はなく、袖ヶ浦夏の陣に向けてセットアップの最終段階で原点に戻り、レーシングカーで絶対的な定番パーツをぶっつけ本番で投入しました。これが大当たりでここまで燃料残量を減らしてもガス欠症状は出ず、今までより20L(14Kg)以上軽量化したことで想定通りのスーパーラップを記録しています。何より良かったのは、前人未到の保安基準基準適合S2000による筑波1分切りに向けて、大湯都史樹選手が『軽量化は裏切らない』と言う当然の事実を体感したことかもしれません。
■ATL Yellow Baffle Foam 33,000円 <税別 30,000円>/S2000 1台分
* 参考作業時間 8.0H (サブフレームを降ろして燃料タンクを取り外します) * アライメント調整別途
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4275
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