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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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ASM SREダンパーキット1WAY06spec インプレッション 2007/07/06(Fri) 14:41:33
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昨日の埼玉遠征、往路はZ33、復路はKINGのS2000を何故かボクが運転して移動しました。Z33の印象は大きくは変わりませんが、それでも100km超の道程ぐらいなら一気に移動できてしまうのはさすが大排気量スポーツカーです。床下を乱れた空気が流れる影響か?車内が騒がしいですが、これは床下エアロパーツを開発する時にかなり対策できるのでは、と期待しています。足回りについてはドタンドタンと大きな入力も伝え、ゆらゆらとゆっくりした揺れも常時発生していますが、ダンパーとスプリングである部分は消してしまうことができそうな印象です。先日、バック トゥ ゼロの桜井さんがご来店になった時にそのあたりの印象を率直に伝えて雑談していたのですが、細かい部品を見直すことでかなり良くなっていきそうな手応えはあるので、これからが楽しみです。速さだけじゃダメ、やっぱり乗って楽しい車じゃないとスポーツカーじゃないですから。

SACLAMさんで色々な音を聴いた後、KINGのS2000に乗り換えて帰路につきます。KINGの車はリヤウィングがホンダツインカム製であることを除き、リヤバンパー、オーバーフェンダー、サイドスポイラー、フロントワイドフェンダー、ボンネット、フロントバンパー全てI.S.Designエアロのカーボンプリプレグ製で揃え、エアクリーナー、エキマニ、Sスペ70Titan、SRE 1WAY 06spec+HYPERCOで吸排気とサスペンションを仕上げ、フロントロアアームバーGT、リヤタワーバーGT、Spoonガセットプレートで補強を加え、フェロードDS2500とAP RACING PRF660で止まる車です。どういうわけか純正赤本皮シートのままです。そんなKINGの車で130kmを一気に走ってみてのインプレッションです。

まずは高速道路に乗るまで。Z33ノーマルとの単純比較だと縮み側に硬さを感じますがその硬さの角が取れています。Z33ノーマルはやわらかいけど衝撃が伝わってくる印象でちょうど正反対のイメージでした。ただ、乗り心地を意識しすぎて?減衰をやや緩く設定しているのかな?ちょっと収束が遅いですね、揺れが残ります。SRE 1WAYはリバンプ側のみの調整でバンプ側は固定されますからただ単純に1回の入力に対する減衰だけを考えるならば多少硬い方に振っても問題ありません。むしろ入力を受け止めた後の収束を考えると硬くした方が快適なケースがほとんどです。それでも硬さが気になる場合は07スペックに仕様変更して縮み側減衰の基本設定そのものをソフト方向に振ってやるといいでしょう。

関越道に入って法定速度前後のレベルになると俄然SRE+HYPERCOの良さが際立ちます。入力がどんどんソフトに感じられ車内は快適そのものです。推測ですが100km/h〜180km/hぐらいまでは非常にマッチングがいいのではないでしょうか。高速サーキットを中心に使う人ならバネレートを14kg/mmまで上げると更にいいでしょう。その分100km/h以下の領域でのゴツゴツ感は増えますが、SRE+HYPERCOの基本性能がそれをカバーしてくれますから十分実用に耐えると思います。首都高に入ってもその印象は特に変わりません。2WAYならさらに別次元を見ることができますが、こうやって1WAYをロングで乗ってみると「これ以上何を望むの?」と言う感覚も出てきます。

首都高湾岸線、羽田空港下のトンネルでKINGは初めてSスペの音を車外から聴きました。S2000とSスペにすっかり惚れ直したみたいです。車外から聴くSスペの音は、深谷近辺のトンネルで聴いたあの音と比べても遜色がないものだったはず。KINGにとってすごくいい経験ができた1日でした。

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