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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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2013年10月富士テスト 2013/10/04(Fri) 10:03:54
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富士スピードウェイで、ASM S2000 1号車 2013年仕様をシェイクダウンしてきました。

<今回の確認事項>
(1) HEWLAND SGT動作確認
(2) 新型オイルタンク導入・オイルクーラー変更に伴う油温/油圧確認
(3) HYPERCOパーチェ有無比較

純正ミッションからHEWLAND SGTへの変更に伴い、センサー取り回しが間に合わず電動パワステが動かない状態でのテストでしたが、課題はこの3点だったので、加藤寛規選手が筋肉痛になる以外は問題ありません。


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2012年はドライサンプエンジンへの変更に伴うオイルキャッチタンク配管ミスで実質エンジンブロー、2011年はSREダンパー IS-11仕様への変更に伴いステアリング特性が激変したことに因り駆動系パーツがほぼ全損、今年は何が起こるかと覚悟していましたが、事前の想定通りのパワステ不調以外、ほぼ順調に走り出しました。

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電動パワステが機能していれば100R後半でさらにシフトアップして加速後ブレーキングする場面で、片手運転すると危険なのでアクセルで車速調整していました。カウンターの当て方も遅れるので各コーナーでのマージン/タイムロスも大きかったようです。油温計が130℃を表示していました。油温を計っているオイルタンクを接触式温度計で温度測定したところ80度近辺だったので温度センサー異常の可能性が高いです。

油圧に関しては1コーナーのように大ブレーキング後の右コーナーで油圧が0.2程度まで下がる症状は改善していませんでした。油圧センサー本体の不良を疑いましたが、ブレーキング⇒右コーナー後徐々に元に戻ることを考えるとそれも可能性が低いです。加藤選手が油圧計の数値を気にしながら走っているとは言え、0.2まで油圧低下した瞬間もエンジンは回り続けていますから、コンディション悪化が進行していると考えなければいけません。

そんな状態だから1コーナー飛び込みでは油圧に注意しながら回復を待ってアクセルを踏む、ASM S2000が1番得意な100R〜Aコーナー進入は1段低いギヤで我慢して走る、Bコーナーでも1コーナーと同じ症状が発生する、カウンターを当てるスピードが遅くなることを前提に走る、しかもタイヤは半年で1秒タイムダウンするADVAN Neova(去年タイムアタックで使ったもの)、この状態で1分56秒87でした。


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セッション間にHYPERCOパーチェを追加しました。乗り心地がとても良くなって加藤選手はびっくりしていました。でも快適になっても速くなければ1号車に装着する意味がありません。パーチェを追加した以外1本目と全て同じセットアップで1分56秒31を記録しました。

装着すれば終わりではなく、気になる症状が発生したためセッティング変更してさらに周回したところ、1分56秒18を記録しました。今日は気温/湿度共に高く、何度も言いますがタイヤは中古タイヤで、油圧・パワステ問題でアクセル全開できない時間がかなり長い条件下でこのタイムを記録しました。まだタイムを気にする段階ではないのですが、この数字が笑顔の理由です。

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予定のテストメニューが終わった瞬間土砂降りの雨になりました。昨日は雨、今日の午前中は晴れ、午後はまた雨、すごく幸運なテストでした。加藤選手は明日から今週末開催されるS-GTのため九州出張とのことですが、晴れパワーをASM富士テストで使い果たしてしまいました。

<次回テストに向けての課題>

・油圧問題検証(オイルタンク/センサー位置)と、車載カメラをオイルレベルゲージに合わせる。
・電動パワステ復旧
・HEWLAND SGT 分解O/HとWPC/DLCコーティング加工
・HYPERCOパーチェに合わせたセッティングメニュー検証(リヤバネレートアップ)


【おまけ】

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走行前、どこのオートバックスで買ってきたレーダー探知機を着けていたのかと思ったら、SREやDREXLERでお世話になっているアネブルさんのデータロガーVBOX sportを装着していました。これを使いこなす加藤寛規選手が監督とか講師なら、一切言い訳が出来ないのですごく嫌かも知れません。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2508#myu2508

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