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Z33用AP RACINGブレーキキット 2008/02/10(Sun) 11:45:49
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1月の富士スピードウェイでのASM Z33テストは散々なものでした。ASM SREダンパー+HYPERCOスプリングの方向性と素性の良さは十分に確認できました。これは微調整で即商品化に踏み切ることが可能なほどの完成度の高さです。あとは街乗りとスポーツ走行時の性能のバランスを取っていくだけと言う段階にあります。SACLAMさんに製作をお願いしているVQ35HRエンジン専用のフルエキゾーストシステムも試作段階としては非常にいい音を奏でていました。運転した田中実さんも「かっこいいです」と手放しに褒めていましたから。

これで何が散々だったかと言うとそれはブレーキです。1月のテストでは田中実さんからの指示で「ブレーキフルードを信頼できるものに変えておいて欲しい」とのことだったのでAP RACING PRF660を使用しました。前週にZ33 Version nismoを使って同じFSWでテストしたらしいのですが、計測1週目でブレーキフルード(純正?)が根を上げて1コーナーで大きくコースアウトしてすごく怖い思いをされたらしく、同じ目に遭いたくないとのことでフルード交換を指示されたわけです。そしてテストに臨みましたが結果として「計測2周でブレーキ終了」と言う悲しい結果に終わりました。ブレーキフルードは全く問題なかったのですが、ピットインした時には火が一瞬出る程ブレーキ温度が上昇してピストンシールがほとんどなくなりかけている状況でした。ブレーキがそんな状況なのでインラップもゆっくり走る(=PIT INまでに冷えてしまうため正確な温度が測れない)しかないですが、PIT IN時のローター温度は700度に達してローターは真っ赤に燃えていました。ありえないけど事実です。

そんなわけでZ33のテストはストリートでのダンパー&スプリングテストと排気管のまとめに集中してサーキットでは当面行いません。春過ぎ頃から再開する予定ですが、その時にはAP RACINGブレーキキットが必須です。S2000にはずっとAP RACINGブレーキキットを採用してきて止まることをコントロールできることが当たり前になっていましたが、Z33のテストを見ていて久しぶりに「止らないかも・・・」と言う焦りを思い出しました。これじゃテストになりませんね。

<田中実さんのZ33ノーマルキャリパーに対するコメント>

・ブレンボ、片押しキャリパー共に重量に対してブレーキ容量が足りない。
・富士を走るにはローター、キャリパーの大容量化が不可欠。
・ブレンボキャリパーと比較すると0.5以上片押しの効きは落ちる。
・温度によりキャリパーの開きを感じる。
・温度によるダストブーツの損傷、シールとピストンの抵抗とも、いくらパッドが使用できるといっても不安がある。

■AP RACING ブレーキキット Z33用 F:665,400円/R:474,000円

<キット内容>
・ブレーキキャリパー
・ブレーキホース
・ブレーキパッド(DS2500)
・ブレーキフルード(DOT5.1)

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=536#myu536

富士スピードウェイでS2000 1号車とASM Z33同時テストです
[536] asm

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