ASM ショルダーカバー試作品(2)
ASM ショルダーカバーの試作品が届きました。今回の特長は、安定入手できることになったウレタン付カムイ素材を実際に採用し、ベルトホルダー部分の縫製方法/素材の違いで3種類作成しました。
まずA案は、一見すると良い感じです。供給されるカムイ表皮には5o厚のウレタン素材が貼り込んであるので、ベルトホルダー部分が分厚くなってしまうことが懸念されました。でも、このレベルなら以前の試作品よりもヨレヨレ感が消えて、適度なしっかり感が出ています。
ただしデメリットもありました。生地を折って縫製するため、右肩に使うと後ろ側、左肩に使うと前側に白いウレタン部分が見えてしまいまいます。気にならない人なら問題ありませんが・・・。
次にB案は、芯材をウレタン付カムイ素材で包み込んで縫製する形式です。これなら左右どちらに使っても、外から白いウレタン部分が見えません。今回の試作品で使った芯材は少し硬かったので、少し柔らかいものがないか探してもらいます。
現状これが最高の案ですが、懸念事項として最初の試作ミーティングで決めたベルトホルダーへの赤Wステッチを入れる場合、ベルトガイド裏側に糸がちゃんとかかるかを検証しないといけません。
最後のC案は、ベースは同じでベルトホルダー部の素材を合皮に変更しています。写真で見るといい感じです。手に取って触っても、シートに装着してもいい感じです。でも、ASMモデルではこの素材を不採用にしました。同じ素材を1,000q以上テストした結果出したASMの結論です。
そして、探していた艶消し赤のボタンが見つかりました。
〜キャラバン・ハイエース・カムロードにもレカロを 〜 AUTOBACS ASM YOKOHAMA
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