横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
ASM Will be closed on December 31 until January 3 for the new year. 2021年 12/31(金)−2022年 1/3(月)は年末年始休業します。 詳しくはASM営業カレンダー をご確認下さい。 ---------- 先日(株)チャレンヂ辰巳社長がご来店になり、アフターマーケット業界として初めてPCM工法(Prepreg Compression Molding)を採用するイグニッションコイルカバーの設計進捗報告をいただきました。年明けには成形型が完成してテスト成形して量産に着手します。現在のところ正規ASM海外ディーラー 向けに先行販売後、3ヶ月遅れで日本国内向けに販売開始します。価格発表と予約受付開始までお待ちください。 ■ASM Ignition Coil Cover(F20C/F22C) 検討中(価格未定) 童夢の松村社長と企画しているオリジナルシフトノブに使用する、既製品の中で最もオレンジに近い釉薬を使用した七宝焼の試作品が届いていました。でも、どう見ても赤にしか見えなかったため、国内の釉薬会社さんを色々訪問して希望するオレンジ色を作って頂けるところを見つけることが出来たので、2022年1月にも童夢ロゴ七宝焼を再製作します。こちらはロゴ使用許諾や製造委託契約締結など、まだ完成が見えません。 ■ASM DOME Shift Knob 検討中(仕様未定・価格未定・発売未定) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4209
鈴鹿テストの翌日、ASM S2000 Real Tuning号に乗ってサクシードスポーツを訪問しました。 入庫当時の予想をはるかに超えるボディ製作プロジェクトが、間もなく終了します。 塗装して内装パーツを装着すると自然過ぎました。レース専用部品のASMカーボンダッシュボードでさえも過去最高の取付品質レベルの高さでした。フロアカーペットを装着しないので、凸凹がない足元パネルを追加します。 以前から『このボディ製作は金額を2倍もらっても採算が合わない』と何回言っても一切ひるまないから不安に感じたのか、万が一同様の注文があった場合に備えてロールケージの治具を取ってくださっていたので一安心です。タイムアタックする時は3点式シートベルトも取り外して軽量化できるように取り付けられており、ステーを新設してトランクオープナーと一緒に設置したシガーソケットは、サクシードスポーツS2000から外した市川さんが喫煙に使用した中古品を新品請求します。 エンジンルーム内の汚れも全てなくなり、一見普通に戻りました。バルクヘッドを貫通してロールバーを前ストラットタワーに通すため、ステーを製作してヒューズBOXを少し移動させています。蓋を新品にすると新車のような風景になるのですが廃番していました。 今まで純正に拘ってきたリヤはASMエアロパーツでワイド化します。オーバーフェンダーの装着方法はとても綺麗でした。前アッパーアームはDIYで溶接補強されていた箇所のシーラーが割れて(=動いて)いたため、パッチ補強を追加しました。セットアップの時に車高変化が出なかった原因のひとつかもしれません。純正ECU+サブコンのハーネスはまとめて、ECU本体に対する振動対策として固定部分にブッシュを追加しています。ASM側の予定が決まり次第引き取りにいきますので、1月末の再会をお楽しみに。 2021.03 S2000タイムアタック車両ボディ製作(搬入) 2021.05 S2000タイムアタック車両ボディ製作(シーラー・アンダーコート剥がし) 2021.06 S2000タイムアタック車両ボディ製作(下地作り) 2021.07 S2000タイムアタック車両ボディ製作(スポット溶接完了) 2021.09 S2000タイムアタック車両ボディ製作(ロールケージ溶接取付完了) 2021.11 S2000タイムアタック車両ボディ製作(塗装完了) 鈴鹿テストとサクシードスポーツ訪問している間に、市川さんから何回も『あと2年で定年だから』と言う台詞を聞きました。タイムアタック車両ボディの治具が用意されているから物理的には再製作可能です。趣味のS2000なら2倍の金額でも迷わず製作依頼しますが、ASM S2000 Real Tuning号は会社資産で遊びじゃないから、好き嫌いではなく合理的に判断しないといけません。ティッシュ箱を捩じりながら話をする間に、市川さんにお願いできるお手軽で効果的な溶接補強の結論が出ました。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4208
REVSPEED鈴鹿サーキットランミーティングで、ASM S2000 Real Tuning号のテスト走行をしました。 17年前のASM筑波スペシャル2004 から変わらず、ASMのタイムアタック担当ドライバーは加藤寛規選手です。最近サーキットのスクール講師をしていても、『ASMの加藤さんですよね?今年の冬も応援しています!!』とよく言われるそうで、「俺GTも乗ってるんだけどなぁ・・・」と笑っていました。と言うことで、ASM加藤寛規選手に効果確認を依頼した項目は以下の通りです。 (1)ガス欠症状対策の効果確認 (2)前ロールセンター補正量 (3)エンジン搭載位置を低くした効果の確認 (4)アンチダイブを効かせるセッティングパーツの効果確認 (5)ホイールオフセット変更(+63 ⇒ +52)によるワイドトレッド化の効果確認 1ヒート目からトラブルもなくタイヤの内圧セッティングも決まり、2ヒート目の計測3周目で2分24秒214を記録した加藤寛規選手でしたが、ASM総合プロデューサーはREVSPEEDさんの取材で「今日は確実に23秒に入る車に仕上げています」と答えたので、その通りにしてもらわないといけません。 去年のタイムを更新してご機嫌だった加藤寛規選手でしたが、23秒台と言うハードルをクリアするために、昼休み中もS-GT300 muta Racing Lotus MCのパートナー・阪口良平選手の鈴鹿攻略法を聞きながら、目をつぶってブレーキングのイメトレをしていました。 PITに戻ると、サクシードスポーツ市川顧問が様子を見に来てくださいました。ASM S2000 Real Tuning号のキャンバーを見て驚いていましたが、加藤寛規選手とASMエンジニア担当:阿部メカニックは、『飛び込んで全面接地させて使い切っています』と胸を張って断言していました。イメトレの結果をサクシードスポーツ市川さんに見せる3本目に臨みます。 計測1周目で今回のベストタイムを記録して、タイヤのクーリングラップやPIT IN/OUTから最後のタイムアタックに臨み、Sec.1 39.662、Sec.2 24.146と当日ベストを連続記録して期待が高まりましたが、Sec.3でガス欠症状が発生してアタック終了しました。当日のセクターベストなら24秒フラットですが、最後のタイムアタック時にガソリンが5L残っていれば23秒台は間違いなかったでしょう。 テスト終了後、ガソリンスタンドで給油すると45Lも入りました。ここまで使い切れるなら筑波スーパーバトルの時よりガソリン量20L/14kg程度の軽量化が可能で、去年の鈴鹿でテストしたリヤスタビ高レート化を組み合わせると(2)(3)も更に効果が出て時計に表れる可能性があります。仮説を検証するにはやっぱり鈴鹿サーキットでの走り込みが効果的だと再認識しました。来年はニュータイヤを試したいです。 (1)ガス欠症状対策 ⇒ ◎ (2)前ロールセンター補正 ⇒ 〇(要リヤスタビレートアップ) (3)エンジン搭載位置を低くした効果 ⇒ 〇(要リヤスタビレートアップ) (4)アンチダイブを効かせるセッティング ⇒ ×(一旦ノーマル戻し) (5)ホイールオフセット変更によるワイドトレッド化 ⇒ △VIDEO ■2021年12月 REVSPEED 鈴鹿サーキットランミーティング ドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 255/40-17<USED> 公式タイム:2'24.148 (Sec.1 39.795 Sec.2 24.171 Sec.3 53.276 Sec.4 26.906 200.548km/h) エンジニア兼メカニック:阿部(ASM) チーフメカニック:坂上(ASM) 総合プロデュース:金山 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4207
2ヶ月前10/20(水)のASM Blogで告知した通り、明日12/20(月)の入金確認分以降は全てのFRP製品 および CFRP製品を価格改定します。CFRP製品は2022年5月以降、下請け業者が製造するFRP製品に関しては納期未定(6か月以上)かかりお客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4206
12/20(月)鈴鹿テストに向けて、ASM S2000 Real Tuning号を仕様変更しています。 大湯都史樹選手S2000・JIRO君に先行装着して12/14(火)の袖ヶ浦タイムアタックして効果と課題が見えたアンチダイブを効かせるセッティングパーツは、効きを高める寸法に変更しました。アライメント調整の前後カムプレートは、調整の正確性が向上して走行中の無駄なアライメント変化を抑えるASM試作製品にします。その他、ロールセンター補正量を調整したり、ガス欠症状対策としてタイムアタッカーの中で実績があるオレンジボール製FUELバッフルプレートと、エンジン搭載位置を12mm低くするローマウントブラケットを装着しました。保安基準適合・ノーマルエンジン&ノーマルミッション・GTウィング空力パーツなし ASM S2000 Real Tuning 2021仕様で、筑波1分1秒台突入を目指します。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4205
2021年 TEAM Red Bull MUGEN Honda NSX-GT 16号車・大湯都史樹選手の2000に装着しているASM G.T WORKS GENROMを、現車セッティングしてJIRO SPL.データに変更しました。MOTEC等社外フルコン並みに解析が進んでおり純正ECUと同じ沖電気製フラッシュタイプMPUを採用した製品だから、F20C→2350 STD.→2350 JIRO SPL.と何回も書き換え可能です。 2350 STD.データは街乗り中心の一般ユーザー様でも快適な街乗りができるローカムデータと、ASM S2000 1号車がナンバー付ナローボディ仕様だった2005年当時のサーキット仕様データを組み合わせた90点の完成度ですが、レブリミットを8,000rpmから8,500rpmに上げつつトップエンド点火時期の遅角と燃料増量することで、最高出力で1.7PS・6,300rpm付近で6.0PSパワーアップしました。レブに当たると急激に出力ダウンしていたSTD.データとの差は明確です。 引用:戸田レーシング シャシダイの特性すると、エンジンベンチ上での出力/特性をほぼ再現しています。 タイムを刻むためなら100%フルコンを選択しますが様々な条件に合わせたマップ変更やセッティングが必要だから、ASMでは1号車にはフルコン(MOTEC)/Real Tuning号には純正ECUベースを選択しています。大湯都史樹選手2000 二郎君も4スロ化するまではASM G.T WORKS GENROMで十分だと確認できました。SPECIAL THANKS:A PIT AUTOBACS SHINONOME 袖ヶ浦タイムアタックに向けてセットアップをしています。アライメント調整の前後カムプレートをASM試作製品に変更し、アンチダイブを効かせるセッティングパーツを追加してアーム角度を補正し、夏に装着したリヤローコントロールアームのベアリング部のガタツキが発生していたため、NMB製ピロボールを採用したASM試作製品に変更しました。これらの製品は12/20(月)鈴鹿サーキット走行会からASM S2000 Real Tuning号でもテスト開始予定です。大湯都史樹選手のご希望通り、無限3連メーターをダッシュに穴開けせず装着しました。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4204
2020年12月に予約開始したASM MOMO TUNER300本(2021年4月/9月入荷)は数日で完売したため、2021年5月に200本(2022年4月入荷)追加生産と予約受付を開始しました。ところが『合計500本も販売するんだから十分足りる』と安心していたところ、昨日の注文で全数予約済となったため慌ててMOMO JAPAN担当者さんと打ち合わせして3ロット目200本を手配しています。偶然ですが、明日12/10(金)だったMOMO本国の注文締めにギリギリ間に合いました。ご希望のお客様は、商品代(+通販の場合は送料)を全額ご入金いただいて予約くださいませ。 ■ASM MOMO TUNER 34,100円 <税抜価格 31,000円> * 製造数=200本 * 送料区分:2 * 2022年9月入荷予定。予約受付中。 ◇仕様 外径 347mm グリップ:ブラックレザー、レッドステッチ スポーク:ブラック(ASMロゴ+黒刻印MOMOロゴ) センターリング:ブラック(フラットタイプ) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4203
レブスピード筑波スーパーバトル2021に、ASM S2000(YH)・ASM FK8 CIVIC(BS)のダブルエントリーと、S-GT500 大湯都史樹選手S2000二郎君(DL)の3台サポート体制で参加しました。ASMピットブースは加藤寛規選手と大湯都史樹選手が真剣な表情でお互いの動画/ロガーを確認したりアドバイスしたり、本番用としてDL・BS・YHタイヤが全部ある不思議な空間でした。 今年は事前のテスト不足だけではなく、ASM S2000は横浜に持ち帰り部品変更と再セットアップの必要が発生し、大湯都史樹選手はミッショントラブルが発生したため載せ替えも含めて横浜に持ち帰ることにしたから前日テストもできなかったため、17年間もASMタイムアタック担当ドライバー加藤寛規選手に託すしかありません。 ASM S2000 Real Tuning号は前夜ASMに持ち帰ってお客様に提供をお願いした前アッパーアームを装着し、最新のアライメントセッティングに変更しました。加藤寛規選手にとってはどの程度の変化が出るか全く確認できていない状態でしたが、例年通り計測2周目でタイム更新できました。FK8 CIVIC TYPE Rは、2月のAttack筑波セットダウンのアライメントで走ることしかできず、気温などコンディションの差で若干のタイムダウンだったのは想定通りです。大湯都史樹選手は、今回が人生初の筑波サーキット初走行でした。 ぶっつけ本番になってしまったから、金山としては80点を確保する安全策として「1ヒート目を車両確認に集中するべきでは?」と考えたのは当たり前です。それに対して加藤寛規選手は、『昨日数週とは言え自分で走ったロガーデータと動画と記憶に基づきシミュレーションできただろう?1ヒート目はエンジンが回る。大湯のレーシングドライバーとしての能力なら、100点は無理でも95点のアタックはできるよ。』と大湯都史樹選手の背中を力強く押してくれました。ASM G.T WORKS GENROMはつるしデータだからTODA RACING 2350エンジン本来のパワーは封印された状態で、DUNLOP DIREZZA β02が発動する条件も手探りと言う最悪条件の中、その日のベストタイムを1ヒート目に記録した、その結果が全てです。 2ヒート目は、フォーミュラで師弟関係のS-GTドライバー2人がASM S2000でドライバーチェンジしながらの走行でした。タイムアタッカーのお客様からの情報でAP1セカンダリーシャフト+4.4ファイナル+レブ9,000rpmで臨んだ結果、高回転側は4速9,000rpmを使い切ってアドバイス通りで大正解です。ただし、フォーミュラ上がりの2人にとってはエンジンブレーキの効きが唐突過ぎたり横Gがかかった状態でシフトアップしないとダメな事が課題になったので、2月のAttack筑波に向けてギヤ比の再検討をします。 ■レブスピード筑波スーパーバトル2021 ◇ ASM S2000 R/T ドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 255/40-17<NEW> 公式タイム:1'02.164 (Sec.1 25.550 Sec.2 25.613 Sec.3 11.001 168.487km/h) ◇ ASM FK8 CIVIC TYPE R ドライバー:加藤寛規選手 POTENZA RE-71RS 245/40-18 <NEW> 公式タイム:1'04.467 (Sec.1 26.347 Sec.2 26.510 Sec.3 11.610 173.494km/h) エンジニア兼メカニック:阿部(ASM) チーフメカニック:坂上(ASM) メカニック:藤井(ASM) 総合プロデュース:金山VIDEO <12-1月 ジョブリスト> ◇ASM S2000 Real Tuning号 ・アンチダイブを効かせるセッティング ・ホイールオフセットによるワイドトレッド化 ・エンジン本体ローマウント化 ・ガス欠対策 ・ファイナル変更 4.4 → 4.3 ◇大湯都史樹選手S2000・二郎君 ・ASM G.T WORKS GENROM JIRO SPL.データ 現車セッティング ・ガス欠対策 ・ファイナル変更 4.4 → 4.3 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4201
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