横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
チューニングカータイムアタックイベント・シバタイヤ presents Attack Tsukuba 2024 に参加しました。 4年前のAttack Tsukuba 2019からのタイムに影響する変更点は以下の4点です。 @ TODA RACING 2.4LエンジンO/Hに伴う出力向上 A サクシードスポーツ とASM による17.4kg(12.7kg+4.7kg)軽量化 B 新型リヤウィング 採用によるダウンフォース向上 C ASMボールジョイント 採用によるアライメント調整幅の拡大 上記以外にも、AP RACING ブレーキキット(前後)、ASM強化サブフレームGT(前後)、全サスペンションアーム、全ピロボールブッシュ、ステアリングラック、EPSユニット、デフキャリアとカバー、ファイナルギヤ、ドライブシャフト、ハブ・ナックル・燃料タンクを新品交換し、エンジン/シャーシハーネスや適正パイプ径に変更した燃料パイプの再製作とヒューズBOXとEPSユニットの車内移設、電動ウォーターポンプ移設と水回り配管の製作、電子式のリレーに変更した他、過去に解決できなかった電動ウォーターポンプ破損・ASMカーボンプロペラシャフトのグリス漏れ・HEWLAMD SGTのミッションオイル漏れの原因を特定して対策しています。 担当エンジニアの徹底的な取り組みにより、過去最高レベルの完成度になった1号車で55秒台を目標タイムにして臨んだAttack筑波でしたが、結果は4年前のASMが記録した56.8秒にも手が届きませんでした。考えられる最大の原因は、これ程の全面変更にも関わらず富士でのシェイクダウンと筑波前日テストでの数ラップしかしなかったテスト不足です。4年前56.4秒が想定ベストだったとすると@Aだけでも56.2-3秒は狙えましたが、55秒台は見えていませんでした。そこで投入したのがB空力パーツとCセッティングパーツですが、テストが不十分だったのでセッティングで冒険しなかったのは間違った判断ではありません。 結果は残せなかったから悔しいですが、ぶっつけ本番だったから当然です。まずは今年1年かけて普通に連続走行できるS2000になったので、来シーズンはバネレート・アライメント・車高とリヤウィングの高さ/角度を含めた空力セッティングを総合的に見直し、その先の54秒台を目指してもう一度筑波を走ります。 ■シバタイヤ presents Attack Tsukuba 2024 ◇ ASM S2000 1号車 <SL1 9:20〜> 晴/ドライ ドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A050GS 295/30-18<NEW> 公式タイム:57.252 (Sec.1 23.495 Sec.2 23.723 Sec.3 10.045 182.865km/h) エンジニア兼メカニック:阿部(ASM) メカニック:八百(ASM) 総合プロデュース:金山VIDEO この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4432
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