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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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今日はいい日だっ・・・た! 2010/12/10(Fri) 18:12:27
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レブスピード筑波スーパーバトル2010が終わりました。今年もいつも通りNAオープンクラスでのエントリーです。ラジアルタイヤをわざわざ履くならオープンクラスを走る意味は全くないんですけど、地上最低高・はみ出しタイヤ・マフラー音量・カナードやウィングなどの突起物など、あらゆる要素が保安基準を満たしていないと「お客さんに近い存在です」と言う気持ちになれないので、クラス最速とか評価を求めず、純粋にラジアルタイヤの中でS2000作りをして生きた情報を集めたい、そんな気持ちで取り組んでいます。

今年のタイムアップの要素としては、2年間使いっぱなしだった戸田レーシング製エンジンをオーバーホールしたことに拠るエンジンピックアップの向上、ヘッドの内部形状変更による3%程度の出力向上、新型フロントバンパー・新型ボンネット・試作フロントインナーフェンダーの採用による空力性能の向上、HIDユニット撤去・ASM筑波スペシャルからのパーツ移植によって実現した27kgの軽量化でした。2010年11月生産のPOTENZA RE-11は、前日テストでの性能確認と当日2アタック用に3セット用意して、万全の事前準備完了です。



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公式タイムは1分1秒585、目標にしていた00秒台はもちろん、実は59秒台を狙っていた加藤寛規選手の目標に遠く及ばず、去年のわずか0.002秒アップに終わりました。しかも使ったタイヤは、去年のスーパーバトル時に初めて装着して、その後富士で30分7本・筑波で30分3本テスト走行したUSEDタイヤでした。

これだけを見ると、「やっぱりRE-11は遅いんだ」「ダメなタイヤだな」と思うのが普通でしょう。でもよく考えてみると、ベスト更新したタイヤは去年のもので、1年間しっかりと使っているにも関わらず、パフォーマンス的にはコンマ5〜6秒しか落ちていないし、2010年生産のタイヤがダメだったことについては、一定のタイムで連続周回できているから、もしかしたらGT-Rなどもっと重量級のハイパワー車に装着して鈴鹿サーキットを周回すればピッタリ合うのかもしれません。タイヤはコンパウンドだけではなく内部構造も大切だから、どんなクルマでどのコースを念頭に置いているのかが大切ってことです。当たり前のことを忘れていました。

これから1号車をどうしていくのか、真剣に考えないといけません。やる/やらないなんて答えは決まっています。問題は方向性でしょう。2号車の世界的な人気ぶりは十分理解できていますが、その後追いをやるのは無駄なので、ラジアルタイヤと言う制約の中でやっていきます。特注MR高強度カーボン素材の採用・パワーウィンドウ撤去・レインフォース素材置換などによる軽量化、BSだけではなくYH・GY・Hankookなど色々なタイヤの中で265/35-18サイズとS2000の最適なマッチングを探るとか・・・。自分がやりたいこと、レブスピード読者のS2000ユーザーが望むこと、ASMで実際に買い物をしてくれているファンが望むこと。どれをどのぐらい重視するのか考えれば、自然にやるべきことは見えてくる気がします。


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今回、筑波で何人かの人と話す機会がありました。BSモーター推進の人には、なぜボクがRE-11にこだわっているのか、去年から今年の本番にかけてテストと当日に出た問題点とその対策について話をしました。だから何がどうなるってわけではないけど、こうやって現場の様子を少しでも知ってもらえたら嬉しいな。ホンダ四輪R&Dセンターの研究員の方もお越しになりました。日本だけではなく世界最高峰領域で仕事をされているわけですが、ASM BLOGも暇つぶしにチェックされているとか?頑張って下さい!ボクは新山下の底辺でユーザーさん達と楽しみます。当日、USEDタイヤの手入れを手伝ってくれたみんな、本当にありがとう。あのおかげで2/1000秒稼げました。


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ラジアルでもNA最速
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