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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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2011年6月、1号車富士テスト 2011/06/07(Tue) 19:04:10
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昨日はASM定休日でしたが、お客様の車検対応とSACLAMを訪問して過ごしました。写真も色々撮影しましたが、書きたくても書けない極秘事項ばかりで全てボツ・・・。そんな中、加藤寛規選手から『明日富士に行けませんか?』と電話がありました。お店に帰った後早速準備して、今日テスト走行をしてきました。

<1本目> RE-11(筑波スーパーバトル2009/2010ベスト)+SRE 3WAY IS-11

去年10月の富士テストと違ってドライコンディションでの走行です。その時は路面グリップの影響で分かりにくかった、各種フロント空力パーツの効果が明確に分かりました。アンダーステアがほとんど消えて、RE-11の縦方向グリップを生かして走ることができます。この時点では3WAYバルブは全閉状態で、ほぼ2WAY状態での確認でした。

<2本目> Neova(New)

タイヤの特性が大きく変わりました。『 RE-11は縦グリップが強く、Neovaは横方向が強い 』 とボク自身は予想していましたが、結論だけ言うと限界グリップに優劣はなく、性格が全く異なっていました。RE-11と比較すればブロック剛性がやや低く、アクセルONでやや動きが出やすいけど、軽量なS2000+重量級用?の265/35-18を組み合わせる限りがYOKOHAMAがマッチしていました。

次に、リヤBump/Lowスピードを全閉から3クリックSoftに変更です。劇的に乗り心地が良くなり、積極的に縁石を使って車の向きを変えていたAコーナーでは何事もなく走ってしまい、アンダーステアを消せなくなってしまいました。ボクは『乗り心地のために効果的な3WAY』と言う認識なので何の疑問もなく元通り全閉にしようと提案したところ、加藤寛規選手からは全く逆の提案がありました。3本目はそれを試す予定でしたが、前の走行枠でクラッシュ車両の回収に時間がかかったため走行枠が中止になってしまいました。残念だったけど、方向性の確認ができたから十分満足です。

【2011年 夏休みの宿題 2年ゆら組 かとう ひろき】

(1) SRE 3WAY Bump/Low -8 Soft <前後>
(2) 前ダンパーPrototype仕様変更 または 前バネレート変更14.0kg/mm ⇒ 16.0kg/mm
(3) 後スプリングレート変更 16.0kg/mm ⇒ 18.0kg/mm
(4) フロントインナーフェンダー再製作
(5) フロントタワーバーGTショート
(6) フロントロアアームバーGTショート
(7) リヤロアアームバーGT-S
(8) リヤサブフレームGT-10
(9) 空力パーツ追加?
(10) ポリカーボネートウィンドウ装着+S-GT用フィルム施工
(11) C72放熱コーティング剤塗布(ラジエター・オイルパン・デフケース・ミッションケース>
(12) 2号車ピロボール・ピロアッパーマウント流用
(13) TODA RACING 新型エンジンハーネス装着+2号車MOTEC流用
(14) SUCCEED SPORTS製新製品導入

(1)はとても意外でした。パーツ開発の一環としてやっていることとは言え、サーキットラップタイムを最も求めている1号車で明らかにタイムが落ちて、(乗り心地がすごく快適になった以外は)ドライバーコメントも全面的に悪くなったにも関わらず、それをより顕著に出る方向にリセッティングを要求されたんです。2WAYを3WAYにしたから○秒アップとかそんな話はなく、大切なのは有利に働く要素をまとめること、分かっているはずなのに言われて納得です。『動く』ダンパーを基本にスプリング・スタビライザーなどを合わせて全閉状態と同じラップを出せるようにすれば、3WAYバルブが走るコースや路面コンディションによって有効に使える武器になります。

(5)(6)は、以前装着していたにも関わらず今は軽量化のために外しています。筑波1周のための車作りだから、温度管理されたタイヤと加藤選手の集中力に頼って『軽量化』を重視してきました。これら市川さんの製品は単なるファッションパーツではなく、明確に効果があるパーツです。乗り心地が良くなった、アンダーステアになった、巻き込むようなオーバーステアを感じる、ステアリングフィールが不自然になった・・・好意的な声あればそうではない声もあります。ボクが最もその声を参考にしているプライベーターでさえ装着していません。その理由を踏まえた上でASMフロントタワーバーGT採用決定です。良くも悪くも『変化する=効果がある』で、大切なのはそれをセットアップすることだと改めて認識しました。

重量増の要素は、軽量化することで相殺すれば問題ありません。1号車の場合、何かをポンと装着して速くなるとすれば、NOSとかターボとかのエクストラパワーでしょう。でもその類に興味はないし、筑波だけではなく富士でも鈴鹿でもラジアルタイヤで速いS2000を目指して頑張ります。走行枠の間にMooncraftのガレージを訪問してきました。紫電チーフエンジニア・シンタローさんに教えてもらったGT3CupCarに採用されていたアレ、残念ながらZF SACHSではなくポルシェの特許技術でしたぁ・・・。

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