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文:金山 新一郎

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一流を目指すためのボディ補強 2015/09/03(Thu) 15:00:00
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10周年を迎える年に取り組み始めた86の、ボディ補強パーツ試作製品が届きました。


エンジニアが車全体を見た時、剥き出しの樹脂製インナーフェンダーが丸見えの現状から瞬間的に弱いと判断できるフロント部分を強化する、はしご型ストラットタワーバーです。



【特長】


1. F4モノコックも手がけたレースエンジニア・サクシードスポーツ市川さんの設計。
2. 取付剛性にこだわりステンレス削り出しカップを採用。
3. 取付部分一体構造と取付穴とボルト径の差を小さくして「あそび」を抑えた寸法。




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存在するボディを強化するのではなくゼロからF4モノコックを設計するエンジニアだから、鈴鹿ツインサーキットでテストして瞬時にノーマル86のボディ特性を理解しました。フロントストラットタワーとバルクヘッドを結ぶ「ハ」の字型補強バーは、外すと大アンダーステアだったから効果的だと確認しています。


取付部分は、コストも優先する一般的製品では切った円筒ステンレスに底を溶接するのですが、ボディ補強の最重要ポイントだから剛性を優先してステンレス削り出しを選択です。また、ストラットタワー取付部分のボルト穴が大きかったり可動式だと入力時に動いてしまうので、最小径ボルト穴の取付部を溶接固定しました。焼け色は美しさを追求して1本ずつ手曲げした証です。手間を減らすためにベンダーを使ってお手軽に曲げた後、商品性(=販売価格)アップのためにあぶってつけた見せかけの色ではありません。




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エンジンルームには空間が多いから複雑怪奇なドレスアップ補強パーツを作るのは簡単だけど、純正ボディのメリット/デメリットを理解してワンランクレベルを引き上げるシンプルな機能パーツにしています。「ハ」の字型純正補強バーを「へ」の字に一体化してステンレスにすれば機能/見た目共に最適ですが、一体化してもバルクヘッド側の取付点を溶接補強しないなら効果は激減するし、バルクヘッド側の固定方法を活かすなら分割式しかないから、純正併用がコスト的にもベストと言う判断です。


「ハ」の字型補強バーのストラットタワー側2本のナットを外して、バーを押してみたことがありますか?バルクヘッド取付点が驚くほどグニャグニャ動きます。でも、外すと大アンダーステアになるぐらい効いているんです。おそらく「突っ張る」方向ではなく、ストラットタワーが遠くに動かないようタコ糸のように「引っ張る」設計なのでしょう。ストラットタワーを含むフロント部分の弱さをたった2本のスチール棒でまとめる、良くも悪くも86らしい事例ではないでしょうか。


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■ASM フロントタワーバーGT(86/BRZ)  価格調整中



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