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鈴鹿レポート〜1号車&筑波スペシャル、ダブルシェイクダウン!編〜 2007/09/21(Fri) 15:54:34
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2007年9月15日(土)、鈴鹿サーキットでASM 1号車(S2000ストリートカー)と2号車(ASM筑波スペシャル2007)をダブルシェイクダウンです。過去4年間で初めての雨、ヘビーウェットの中での走行です。1号車・筑波スペシャル共に十分な水対策ができていないので緊急で防水対策をして走行しました。



まずは1号車。走り出しはSRE 2WAY+HYPERCO 12kg/mm、減衰はお客様に納車する時の状態(バンプ・リバンプ共にセンター)で行いました。各部の状態をチェックしながらの確認走行です。エンジン・駆動系・サスペンション・ブレーキいずれも特に問題なし、ダンパーセッティングは柔らかすぎでダメだから、前後共にバンプを5クリックハードに、リバンプを180度ハードに持って行きました。この時点で加藤寛規選手からは既にかなりの好評で、「前後の空力バランス・メカニカルグリップのバランスがすごくいい、常に弱アンダーでとても扱いやすくていい車に仕上がっている」とのコメント、常に弱アンダーと言うのは最高の褒め言葉だと思っているので嬉しかったです。


市川さんもかなり興味があるみたいでシートに座ってみたりあちこち覗き込んだりしていました。レーシングエンジンの音がしているのに排気音は静か、内装ドンガラなのにアルカンターラダッシュボード&エアコン装備で快適性抜群、車全体はマシンのような作りこみなのに乗ってみるとラジアルタイヤで快適な乗り心地、そんなギャップは同乗走行を実体験した4人のお客様が最も感じたと思います。



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2号車筑波スペシャルは、午前中雨の中1本走った後、仕様変更して午後再び走行しました。ブレーキマスターバック容量が合っておらずまともなブレーキングができない状態で正直テストにもならなかったと言うのが率直な印象です。ただ、そんな最悪な状態の走りでも2分20秒までは来ているので、去年12月にマークした2分12秒226を2秒更新したいと言う今年の目標に向けてとりあえず動き始めました。


見学していたお客様達は1コーナーのブレーキングにかなり感動していたようですが、仕上がってきた時の筑波スペシャルの最終コーナー脱出速度も1コーナー進入速度も次元が違います。今回はデモランレベルの走りだと思っておいてください。筑波スペシャルは結局レインでの走行は午前中の確認走行のみ、午後はどんどんドライになってまずまずのシェイクダウンです。



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順調にシェイクダウンを終了した2台ですが、テスト結果を踏まえいくつかの対策をして10月に2回目のテストをします。今年もまた岡山国際で2泊3日程度の走り込みが理想かも。1号車は燃料コレクタータンク追加、新型ラジエターへの換装、前後バネレートを14kg/mmにアップ、2号車はマスターバック変更をしてテストに臨みたいです。次回は1号車専属のドライバーをARTAとも加藤寛規選手とも接点のある人にお願いし、1号車のエンジニアリングは坂上さんが担当します。



■2007年鈴鹿シェイクダウンメンバー紹介(順不同)


ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:市川さん(SUCCEED SPORTS)
チーフメカニック:谷村さん(PROKIDAI)
メカニック:大木(ASM)・柴田さん(PROKIDAI)・坂上(ASM)
エンジン:矢野さん(TODA RACING)
ダンパー:蘇武さん(enable)
写真:楜沢アラタさん



ASM自動車部、夏休みの課題は工作です


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