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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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S2000 1号車、横浜市中区近辺でテスト走行中 2007/09/23(Sun) 12:58:15
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鈴鹿テストを終えて、一般道でS2000の走行テストを始めました。来月、岡山国際にもこの車は持っていく予定にしていますが、それまでにストリートでも走り込んで気になる部分を改善しておきます。鈴鹿で同乗走行した時には気にならなかったことがリラックスしたドライブ??だと気になってくるからこういった機会は大切です。

・エンジン&駆動関係

完全に冷え切った冷間時の始動性とアイドリングがまだダメです。エンジンはスムーズに始動しないしアイドリングも筑波スペシャルに近い感じで手作業でアイドルアップさせないと停まってしまうので、これは次の岡山でTODAの矢野さんにお願いしてさらに調整してもらうことにします。エアコンON/OFFでも同様の調整が必要で、完全に温まってしまえば問題ないのですが、そこに達するまでの時間はエアコンONでアイドリングがかなり不安定ですね。昨夜ノーマルECUベースにサブコン追加で同じエンジンを制御しているオーナーカーを見せてもらったのですが、さすがそのあたりはノーマルを生かしているだけあってボタンひとつで始動してアイドルアップ、コンプレッサーの動きに合わせてアイドリングも変わるので日常性はすごく高かったです。

2,350ccに排気量アップして気になるのはアイドリング、それではさすがにTODAさんが泣きますから街乗り〜高速での感想も書いておきましょう。ここはさすがに本章発揮、4,400回転以降は勝手にレッドゾーンに設定している8,000回転まで一気に回転が上がります。9,000回転回したいとか思う余地もなく、そのパワー感に驚いて殆どの人はアクセルを戻してしまうかもしれません、それぐらいのトルク感があります。2.2LはSACLAM宇野さんから「実際は速いんだけど、速さや威圧感を極力抑えた五感チューンニング」と評価を受けましたが、このエンジンはレーシングカーそのものの迫力に満ちています。

・ボディ&サスペンション関係

SRE 2WAYを装着した足回りの乗り心地は相変わらずしっとりとして秀逸です。速いFRの基本に忠実なシャーシとの組み合わせでどんな状況からも車体を前に蹴り出してくれます。見た目から想像するほどは乗りにくくありません。ただ、今は鈴鹿サーキットセットのままなので路面の凸凹をシビアに拾うため駆動系の操作に多少支障をきたしてアクセル操作がスムーズにしにくいので、このガッチリしたボディでストリートを走るならもう少し足をスムーズに動かす方向にセットしないとダメなようです。鈴鹿を走った時には加藤選手から「リヤサスペンションのストローク量を減らす方向でセットしたいね」と言われたのですが真逆のことをやらないとダメかもしれません。今後はサーキットを主体ににてストリートでも使える、と言う方向性で1号車を仕上げたいので、まずはバネレートを上げてみてサーキットと公道でテストしてみます。

・ボディパーツ関係

空力パーツの効果ははっきりと体感できました。一定の速度を超えるころから車が急にどっしりと安定してきます。リヤ側ダウンフォースについては大きなリヤウィングを装着すれば比較的簡単に問題解決するのですが、この車のハイライトはやはりフロント〜センター〜リヤと続く床です。車体全体が吸い付くような錯覚を持つほどはっきりと空気の力を感じることができました。鈴鹿で同乗走行したお客さんがみんな感じた独特の安定感はこの空力性能も要因のひとつだったと言う事でしょう。ただ、床下からは今まで聞こえたことのない風の音がするのでちょっと気になることがありました。バーティカルフィンの脱着や高さ調整をしてみようと思います。

箱根でKINGを囲む秋の朝 2007
[354] asm

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