ASM Blog
   It's a shop full with S2000 and RECARO lovers since 2005 September 5th.
Home | Blog TOP
 

横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


Calender
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Category
横浜市中区周辺の日常
S2000 タイムアタック
新山下自動車部
大湯都史樹選手S2000
Book Mark
ASM
ASM facebook <公式>
天気<筑波>
天気<FSW>
天気予報<鈴鹿>
天気予報<横浜>
加藤寛規 公式blog
交通情報 <首都高>
SACLAM 在庫情報
筑波最速プロジェクト
Recent Entry
ASM×レカロフェア in SAサンシャイン神戸 2024秋
S2000 リフレッシュ
【In stock】ASM I.S.Design Rear Wing GT-09+Dry Carbon Trunk Set
ASM S2000 1号車 1/43モデルカープロジェクト パッケージ完成
19th Anniversary ASM YOKOHAMA チューニングセール 2024 秋
ASM YOKOHAMA 公式X
Entry Archive
Search
Login
ASM G.T WORKS GENROM for AP2 EngineMode10_Pos4 2019/12/19(Thu) 15:47:51
191219_s2000_gtworks_genrom_asmyokohama.jpg


群馬県からご来店です。リビルドスターター交換と同時に、ASM S2000 Xmasセール特典を利用して新発売したASM G.T WORKS GENROM(AP2)最新データをインストールしていただきました。ECUデータを書き換えただけなのに、排気音は従来の高周波音に加えて15年前のSACLAM管のようなペリ音が強調されており、高回転型NAエンジンらしさが増し増しです。

作業完了後、大黒〜首都高湾岸線を試乗しました。ローカム域は今までお使いのASM G.T WORKS GENROMと共通ですが、3,000rpm以下領域に蓄積された補正データがリセットされて本来のフィーリングに戻っているから、『街乗り領域も何かやっていますよね?』と質問されるほどレスポンスが良くなったようです。圧巻は高回転領域でした。きっちり回してシフトアップしてもハイカム領域を維持できるから加速が途切れません。ASM S2000 R/T号のために製作したデータの魅力を、走り慣れた場所で楽しんで下さい。


191217_DATA_.jpg


ASM G.T WORKS GENROM(AP2)EngineMode10_Pos4 104,500円<税抜価格 95,000円>

 ・VTEC切り替え回転数
  <高負荷> 設定:4,200rpm/復帰:4,000rpm
  <低負荷> 設定:5,200rpm/復帰:5,000rpm
 ・REVリミット9,000rpm
 ・速度リミッター変更済み
 ・VSAカット
 ・DBW調整
 ・燃料出力空燃比
 ・ノックセンシティビティ純正ECU同様


191219_asm_s2000_.jpg


さて、ASMとSACLAMが想定していない<SARDスポーツ触媒>装着車だから、排気騒音値には注意が必要です。ECU書き換え後音量が大きかったので騒音測定した結論は「保安基準上の問題なし」ですが、予想通りの注意点がありました。


<車両仕様>

・ASM G.T WORKS GENROM(AP2)EngineMode10_Pos4
・ASMエキゾーストマニホールド
・ASM I.S.Designサイレンサーキット
・ASM ビッグスロットル+スペーサー
・無限 エアクリーナーBOX
・SARD スポーツ触媒 × 想定していません。



<計測方法>

170928_kinnsetu.jpg
JASMA 日本自動車スポーツマフラー協会によると、周波数補正をA特性・動特性をFASTに合わせた騒音計を、マフラー端から45度後方の同じ高さで距離0.5mに設置し、車両・測定マフラーとも十分に暖気した後、停車状態でニュートラルギア位置にして最高出力回転数の75%(*)の回転数までエンジンを回した状態を一定時間(一般的に5秒以上)保持し、急激にアクセルを離したときの最大音量値を測定します。

 * AP1=6,225rpm、AP2=5,850rpm


<計測結果> 右テール、小数点以下切り捨て。

 1回目:96db (アクセルON 96.8db/アクセルOFF 95.6db) OK
 2回目:95db (アクセルON 93.5db/アクセルOFF 95.1db) OK
 3回目:93db (アクセルON 93.4db/アクセルOFF 92.9db) OK
 4回目:95db (アクセルON 93.0db/アクセルOFF 95.6db) OK



4回連続計測して96db以下に収まりました。次に車検落ちたあるあるの6,200rpmで音量計測したところ、


 5回目:99db (アクセルON 95.4db/アクセルOFF 99.3db) 音量オーバー
 6回目:96db (アクセルON 96.5db/アクセルOFF 96.8db) OK
 7回目:98db (アクセルON 97.9db/アクセルOFF 98.8db) 音量オーバー



・・・排気騒音値が跳ね上がりました。かなりシビアです。想定していないスポーツ触媒を装着しているから、同じエンジン回転数でも排気流量が増えているし、回転数オーバーだと排気流量は更に増えて当然です。ご覧いただいた正しく計測して保安基準内に収まった様子を、他の整備工場で車検を受ける時の参考にして下さい。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3874


正確に把握しておきたい、近接排気騒音値の測定方法


[3874] asm

Next >> [Attack Tsukuba 2020 に申し込みました。]
Back >> [HYPER REV HONDA S2000 No.9]

Copyright © 2004 ASM Blog. All Rights Reserved.