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SACLAM排気管Z33・HRエンジンスペシャル 2007/10/31(Wed) 18:20:08
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ASMに赤いフェアレディZが納車して既に4ヶ月目、今までその姿を横浜で見た人はほとんどいません。納車直後からSACLAMさんにお願いしてASM仕様の排気管開発をスタートしたためです。今日久しぶりに深谷の山の中で赤いZ33に乗ってきました。

SACLAMさんからは既にZ33用サイレンサーキットが発売されていて、ASMでも大人気製品となっています。宇野さんがこだわりぬいて作りこんだモノだけあって一切の妥協がない非常にいいモデルと言えます。ボクもSACLAM-Zを長期間お借りして2000km程度は乗りましたが予想以上に快適で、一般的なチューニングマフラーのように音に疲れてしまうと言うことが一切なく、日常の足として使える快適性を維持しつつもシフトダウンしてアクセルを踏み込めば即快音に包まれる、ある意味理想的と言えるマフラーに仕上がっています。このモデルが想定しているチューニングは「マキシムワークス製エキマニ+ノーマル触媒+ノーマルYパイプ+SACLAMサイレンサー」と言う仕様です。逆に触媒を変えたりすると音が豹変し、ボクが大好きな音になってしまいます(笑)。簡単に言うと、車内の快適性はそのままに外は爆音、でも車検はOKと言う感じです。

この仕様でも十分満足できると思うのですが、宇野さんは心配性で触媒を変えた車両にはあまりお薦めしたくないと言うことで販売に積極的ではありません。まぁそうでしょう。ある意味想定外の組み合わせで使用されても音量オーバーすれば悪者は「マフラー」ですからね。気持ちは十分理解できます。そこでASMで開発コストを負担して「HR専用エキマニ+HR専用触媒+HR専用Yパイプ+ASM専用大容量サイレンサー」と言う組み合わせに着手してもらった、と言うのが今までの経緯です。

今日乗ってみての感想ですが、かなりいい線行っています。通常触媒交換車両に装着すると3000回転ぐらいからペリペリなり始めてまさに全域フェラーリって言う音になるのですが、これが一歩間違うと爆音マフラーです。車内は快適なんですけどね。そのペリ音(高周波音)が4000から上でなるようになっていて、しかもそれはコントロールの余地が十分にあるので、高周波音を全域で抑えつつ中域の鳴き音がトップエンドまで連続して聴こえるように仕様変更していくことになりました。多分その仕様がベストです。

大容量サイレンサーはVQ35DEエンジン搭載車にも使用できるようにしていきます。既に触媒とYパイプを替えてしまったオーナーさんにはこの仕様をお薦めするのもひとつの選択肢かな?と思っています。エキマニ・触媒・Yパイプに関してはまだしばらく開発に時間がかかります。HRエンジン搭載車についてはSACLAMさんでマキシムワークス製エキゾーストマニホールドを改造してHRエンジンに装着できるようにすることができるようになりました。ASMでも予約を受付していますので、触媒やYパイプまで変更するつもりのないZ33-HRオーナーさんにはマキシム改エキマニ+SACLAM標準サイレンサーがお薦めでしょう。サクラムフェアではASM-Z33とSACLAM-Z33を用意します。その時には音の調整も若干進んでいると思いますので、それぞれを聴き比べていただけるのではないでしょうか。楽しみにしててください。

SACLAM管、HRエンジン専用モデル開発開始です
[402] asm

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