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ASM I.S.Designエアロボンネット(Z33) 2007/10/31(Wed) 19:00:08
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SACLAMさんを訪問したら必ず立ち寄らなければ・・・と言うわけではなく、Z33用エアロパーツの取付確認を行うためにASM-Z33をチャレンヂさんに持ち込みました。とりあえずジャッキアップなしですぐに装着できるものを着けてみましょうと言うことで最も自信のあるカーボンボンネットを装着です。


どうですか?いいですよねっ!!

ASM I.S.Designエアロボンネット07(Z33用)の特長は、何と言ってもその素材と製法とクオリティにあります。一般的にはドライカーボンと呼ばれている「カーボンプリプレグ」を採用し、「オートクレーブ成形」と言う3気圧加圧成形を行い、仕上げはオーブンで6時間かけて焼き固めて行きます。Z33オーナーさんが知るところだと、S-GT500を走るZ33とほぼ同じと言えばかかるコストが少しは想像いただけるのではないでしょうか。S2000オーナーさん向けに言えばS-GT500を走るNSXとほぼ同じとも言えます。製品化にあたって同等製品がないか調べてみました。S2000で言うと唯一無限さんのカーボンボンネットが同等品だったのですが、Z33に関してはライバル不在のようです。一部にはドライカーボンを謳う製品もありましたが、おそらく真空バキューム製法を採用しているのではないかと思います。もし「いや、ここの製品がASMと同じだよ!」と言う情報があればすぐに訂正しますが、最もこういう製品をラインナップしそうなワークスからもリリースされていないのでまず間違いないでしょう。


こんな感じで材料と製法にこだわっているのですが、実はそれ以上にクオリティにもこだわりました。レーシングパーツではなくストリートパーツですから注意すべき点があります。まずはフィッティング。ボンネットとフェンダーライン合わせや表面仕上げの綺麗さが写真から伝わりますか?この写真を撮る時、ゴムスペーサーの移植など行わずにとりあえずボンネットを入れ替えて向き調整だけを簡易的に行って装着したのがこの状態です。S2000用よりもさらにちょっといい感じがするのか気のせいでしょうか。「社外エアロを入れたら多少のフィッティングの悪さは我慢する」それがある意味常識かもしれませんが、この点に関してはどのオーナーさんにもご満足いただけるのではないかと自信を持っています。


もうひとつのこだわりが裏骨の作りこみです。これを付けることでボンネットそのものをしっかりさせるのは当然として、排水溝として機能させることでエアアウトレットから流れ込む雨水や洗車の水を前方向に流してボンネットキャッチ部分から排水する構造になっています。蓋をしているわけではないので100%水が入らないとは言いませんが、走行すればどうせ床下から跳ねて進入してくる雨水もあるわけで、実際には雨水を気にせずに外に駐車していただけると思います。裏骨全体も表面と同じく引っ張り強度に優れたカーボンプリプレグ・オートクレーブ成形を採用したことに加えて専用の金具を製作して最適な固定方法を採用した結果、ボンネットピンによる固定を不要にすることができました。「まぁ大丈夫だろう」的なボンピン不要ではなく、間違いなく頑丈です。


同形状のFRPモデルも製作しました。プリプレグ製品に比べて熱に対する耐久性や剛性面や重量面では劣りますが、仕上げに樹脂に最適な温度のオーブンで焼き上げたちゃんとした製品ですから、価格とのバランスを考えるといい選択肢をご用意できたかな?と思います。参考重量ですが、アルミ製純正ボンネットは10.43kg(実測)、FRP製試作品は9.1kg、CF製品は6.55kgでした。数値追求だけなら更なる軽量化は可能ですが、必要な構造・剛性を維持した中では最善の製品としてご紹介できる製品です。ちなみに写真の1stモデルは某お客様に取られてしまいました。納品されたらUVカット5コートクリア塗装に出しますので、もうしばらくお待ち下さい。


■ASM I.S.Designエアロボンネット(Z33) CFRP 315,000円/FRP 126,000円


Z33用、I.S.Designエアロ07シリーズ、デザインチェック


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