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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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5連覇 2007/12/06(Thu) 18:15:41
1206 tsukuba MN1_1503.jpg


レブスピード筑波スーパーバトル2007が終わりました。記録したタイムは57秒442、FR/MR-NAクラスダントツの1位で初参戦の2003年以来5年連続クラス優勝と言う結果です。このタイムはどんなにすごいタイムなのかはライブでASM筑波スペシャルの走りを見ている人には十分伝わっていると思います。何が起こるかわからない、どんな車が参戦してくるか分からない状況の中で5年連続クラス優勝と言う事実も胸を張って誇ってもいいと思っています。でも、アタックが終わったチームスタッフはみんな呆然としてしまいました。多分応援に来てくれたお客さんにも気を遣わせちゃったかな?ってぐらい。頭では理解できても心が結果を受け入れたくない、そんな気持ちでした。なぜならこのタイムは去年のタイム57秒398から遅れること0.044秒、去年のASMチームをライバルに毎年走ってきましたが、ついに今年は去年のASMチームに結果で負けました。


1ヒート目。前後のタイヤ温度と内圧を万全に管理したNewタイヤでタイムアタックに入ります。アウトラップを終えてアタック開始。・・・目の前で他車がスピン・・・そのまま連続でアタックしますが57秒6で一旦ピットイン、タイヤ交換を終えて即コースインして2回目のアタックに入ります。1コーナー、1ヘアをうまくまとめてダンロップをフルスロットルで抜けた先でイエローフラッグ・・・スピン車両と向き合ってアタック終了。その後連続でアタックして記録したタイムが57秒443です。2ヒート目は既に気温も上がり路面もオイルが全面に光って車が横っ飛びするような条件になってしまい、軽量で常にアクセル全開が求められるFR-NA車には不適な条件となっていました。それでも諦めずさらに2セットのNewタイヤを投入してホンの少しのタイムアップを目指しましたが残念ながら及びませんでした。


2006と比較して2007は確実に車のポテンシャルを向上させることに成功しています。2006では56秒台と言うのは近かったけど見えていない数字でしたが、2007ではハッキリと手が届く位置に56秒台を捉えています。去年と比較して20kg+αの軽量化を実現できたことが全ての面で戦闘力を高めていることは間違いありません。悪条件下でも57秒4〜5を連続して記録できることからもそれは明確です。ただし、純正ABSユニットを外したことにより1コーナーや1ヘアピンでのブレーキングはさらに困難を極めるようになり、それ以降の中高速コーナー区間でのアドバンテージを相当に稼がないとトータルでのタイムには繋がりません。結果的に2006よりも全周に渡ってタイムを削り取っていくような走りをしてうまく条件が揃うと56秒台に十分達するポテンシャルを有する、ノーマルアームを採用したNAチューニングカーの完成形に近づきつつあります。


そんなわけで加藤寛規選手とスタッフ全員はすごく悔しい思いをしましたが、これもひとつの結果ですから受け入れないといけません。来期はどういう要素を車に取り入れていくべきか、今シーズンのテスト内容と最終結果を分析して考えていこうと思います。車作りの方向性は間違っていないのでファインチューンで大幅に速くなるはず。長い長い、でも待ち遠しい1年になりそうです。



■ASM筑波スペシャル2007 チームメンバー(順不同)

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:市川さん(SUCCEED SPORTS)
チーフメカニック:谷村さん(PROKIDAI)
メカニック:大木(ASM)・柴田さん(PROKIDAI)・坂上(ASM)・檀野(ASM)
エンジン:矢野さん(TODA RACING)
ダンパー:中野さん(enable)・蘇武さん(enable)
ブレーキ:鳴海さん(Nicole)・中田さん(Nicole)・田中さん(BILLION)
写真:モーガンさん・工藤恒さん
サポーター:応援してくれた皆さん・ASMスタッフのみんな


■協力会社(順不同)

(株)戸田レーシング 様
(株)アネブル 様
(株)サクシード 様
(株)プロキダイ 様
(株)チャレンヂ 様
(株)キャロッセ 様
(株)ミノルインターナショナル 様
(株)ニコルレーシングジャパン 様
大山豆腐(株) 様
ブリヂストンFVS(株) 様
フェデラルモーグル(株) 様
横浜ゴム(株) 様
レカロ(株) 様
ペトロテック(有) 様
(有)ピー・エフ・シー・ジャパン 様
K&G Racing Tecnology 様
ベロフジャパン(株) 様


ご声援&ご協力ありがとうございました。


鈴鹿レポート〜1号車&筑波スペシャル、ダブルシェイクダウン!編〜


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