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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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レブスピード筑波スーパーバトル2014で大失速した原因と思われる要素を2点に絞って仮説を立て、それを検証するために筑波サーキットに行きました。
1本目は12月と同じ部品Aを使って走り出し、計測3周目に59秒62を記録しました。セッション中に部品Bに変更したところ、計測3周目で59秒22、その後59秒37、59秒12と連続周回し、2014年11月富士テストに使ったADVAN A050 Mコンパウンド中古タイヤで、2014年12月GSコンパウンドNEWタイヤで記録した公式タイム59秒234をあっさり更新です。
散々苦労してやっと解消できたと思っていたのに、今回の原因はまたしても電気でした。電気トラブルに因るパワーロスが30ps(推定)、本番時以外は使用しない虫カゴ形状のダストカバーに交換すればトップエンドでさらに10ps以上アップするので、14q/hも落ちた最高速度とのつじつまがほぼ合います。今回の原因を事前に言い当てたのはG.T WORKS寺崎源さんでした。(知っているけど)ただの不良ではありません。
最高速度対策として用意した球は部品Bだけでしたが、それがポコッと当たって加藤選手・坂上さん・金山の3人はご機嫌です。2本目はもうひとつの課題であるサスペンションセットの方向性確認をしました。オイルで荒れた路面、タイムレンジが全く違う他車、中古タイヤを履いて59秒前半で連続周回して記録した59秒05は、数字以上の可能性を感じさせてくれました。
【次回テストメニュー】
・前ダンパー20o(以上?)ショートストローク化 ・前車高20oダウンを基準に、2号車重量バランスを参考にリヤ車高セット ・Reboundではなく、Bump Lowをフルハード近くにセット
今回はASM店舗営業との兼ね合いで、坂上さん1人だったから十分なデータが採れたとは言えませんが、現状を分析して立てた仮説と対策が大当たりしました。最高速度問題は解消してサスペンションセッティングの方向性も見え、やっとスタートラインに立てた気がします。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2814
筑波スーパーバトル2014 〜 失敗しても謙虚になり、また挑戦しよう 〜
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