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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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横浜みなとみらい『人とくるまのテクノロジー展2015』に、今年も行ってきました。
まずはASM I.S.Designエアロパーツを手がけるチャレンヂ社が所属する、三菱レイヨンブースです。
専門用語が飛び交っていて異国にいるような感じがしましたが、R35GT-Rで初採用されたPCM成形のカーボントランクとか最近外した記憶があるポルシェ918スパイダーの屋根とか、見慣れた製品が展示されていたおかげで落ち着いて視察することができました。少し前までCFRPは注目度が高い軽量素材でしたが、一歩進んで採用を現実的に検討され始めているステップに進んているのかもしれません。
ダンパーのSHOWAブースには、86をやるようになって見る機会が増えたSHOWA Tuningダンパーが展示されていました。商品PRではなく採用されている周波数ダンパー技術の展示です。一般的にダンパー減衰力は、この速度=この減衰と言うように速度に依存しますが、周波数ダンパーは同じピストンスピードでも高い周波数領域でダンパー減衰をカットオフする機構を備えているからスポーツ性能と乗り心地を両立できます。アコードハイブリッド純正ダンパーやアフターマーケットのSHOWA Tuningダンパーなどに採用されているそうです。
周波数ダンパーの技術そのものは最新のものではなく以前から存在しており、昔からあるチューニングパーツではKONI FSDがそれに当たります。数年前までSACHS Race EngineeringダンパーのZF社ブースにもありましたが、特に目新しい技術ではないとの判断なのか、今年は見当たりませんでした。
マツダブースを通りがかると今日正式発売された4代目ロードスターが展示されており、技術そっちのけで座ったり触ったりしていました。写真を撮ってすぐに離れましたが説明員がいて人だかりも少なく、仕事を早退したHITMANが、こっそり2人で座りに行ってもバレないのではないでしょうか( *´艸`)
先週訪問した戸田レーシング社のブースです。本来は単気筒エンジンについて説明する展示物を用意する予定で進んでいましたが、残念ながら今回は間に合わなかったと聞きました。研究開発での需要が順調にあるとのことで、完成したらぜひ見せて下さい。
東レブースには、
・ ASM I.S.Designフロントエアロバンパー04(CFRP) ・ ASM I.S.Designリヤエアロバンパー04 ・ ASM I.S.Designリヤディフューザー ・ ASM ドライカーボンドア
を装着した展示車両が復活していました。特にカーボンドアは、レーシングカーのカーボンモノコックと同じアルミハニカム構造が分かりやすいカットモデルが展示されています。10年前のASMの製品ですからS2000のお客様にとっては珍しくもないかもしれませんが、周波数ダンパーと同様に注目されてこそ最新テクノロジーと認められるのかもしれません。
今夜は関内弁天通で、戸田レーシングと新山下自動車部の合同CLUB活動です。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2868
人とくるまのテクノロジー展2011
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