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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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2003年以来一貫して採用しているのがProdriveホイールです。ここ2年はGC-010Gと言う10本スポークモデルを装着してきましたが、今年は新発売のGC-07Jに変更する予定です。とは言え、ただデザインだけでホイールを決めているわけではなくサスペンションセットアップの重要な要素ですから、次回テストでホイールを履いてみて、その結果次第で採用となります。今更性能が落ちるホイールを出してくるわけがないので結論は今から見えているのですが、エンジニア市川さんにはそんな思い込みは通用するわけもなく。
ホイールと言えば軽量と言う性能ばかりがクローズアップされがちですが、実際には強度や剛性も同じぐらい重要な要素です。特に鈴鹿のように常に大きな荷重が各ホイールにかかり続けるようなコースでは、例え軽量でも剛性が劣るホイールではタイムダウンに繋がることもあります。プロドライブ基準とは、製造メーカーの基準に加えてブリヂストンFVS独自の基準まで加えた非常に高度な要求レベルなのですが、それを満たしたホイールだからこそ極限状態では大きな武器になります。GC-07JはProdriveのファーストモデルGC-07Cをリファインした製品で、S2000のために生まれたと言って過言ではないホイールです。このホイールを得てASM筑波スペシャルは完成の域に到達する予感がします。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=878#myu878
Prodrive GC-07J for S2000 Debut!
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横浜-岡山間約1,500kmの移動をS2000 3号車でやってきました。この車両のいいところは十分分かっているつもりですが、1,000kmを超える移動の足となると、スポーツ性能だけではなく真の快適性が求められます。レカロシート装着は必須条件として、それ以外ではサスペンションとマフラー音量&音質が重要なファクターになることは明白ですね。この車両に装着していたASM SREダンパーキット3WAYはHYPERCOスプリング12.5kg/mmをセットしているのですが、Bump/Rebound共にかなり締め上げた減衰と合わせて「そのまま富士でアタックができる」レベルのまま敢えて東名高速を西に向かいました。マフラーはI.S.Designサイレンサーキットで、無限エアクリーナーBOXとASMエキゾーストマニホールド07を組み合わせて装着しています。
この状態で走ってみたところ、東名高速の高速コーナーが連続する秦野中井-御殿場間は本当に運転が楽しくて、中〜高回転をキープしながらジワッとアクセルを踏み込みつつトンネルに入ると、車全体を乾いた排気音が包み込んでいき、どこまでも加速していきたくなります。サスペンションも一定速以上ではサーキットスペシャルの硬さを感じさせず、しっかりと車を支えながらもある程度の快適性を保っていました。横浜を出て富士スピードウェイでスポーツ走行してそのまま横浜に戻る、そんな使い方をイメージして作り込んできた3号車ですが、まさに狙い通りの仕上がりです。
ところがその先、2車線になって速度が思い切り落ちる場面になると印象は突然変わりました。何と言っても気になるのはサスの硬さです。突き上げ感や車内に入ってくる容赦ない音に疲労感が加わって徐々に疲れてきます。回転域の違いでマフラー音量が小さくなって純正マフラーレベルにまで下がってくるのが唯一の救いかもしれません。色々な路面で走り心地を知るために敢えてセットを変えず岡山まで走りましたが、さすがにこの硬さには疲れました。高速を降りて岡山国際サーキットまでの道は最悪だったかもしれません。
そんな訳で帰り道はちょっとだけダンパーの減衰を変更してみました。リヤ側Bumpを2クリックソフトに振っただけなのですがこれが大当たりです。まずサーキットを出て兵庫県側に抜ける峠道ですが適度なロールスピードを保持したまま路面の突き上げを静かに受け止めてくれるので疲労感が全くありません。1日サーキットにいた後での感想ですから確かです。昨日の姫路-横浜間のドライブも往路とは全く違う乗り心地で、しかもダンピング性能的は何ら不満のないレベルでした。現状からあと少し減衰変更を加えたら首都圏から地方の道路までカバーできるバランスに落とし込めるので、次の岡山遠征が楽しみです。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=877#myu877
横浜市都筑区早渕都筑124アベニュー近辺にて
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