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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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筑波スーパーバトル2014のセットダウンを、やっとできました。
この1週間で集めた2008年当時の2号車セットアップデータと2014年の1号車セットアップデータを照合すると大きく3つ違いがあり、これらの積み重ねでバランスを崩していた可能性があります。ライバルはASM筑波スペシャル2008、セッティングを詳細に検証して高レベルなバランスを取り戻して、冬の内にもう一度筑波を走ります。
(1)車高が全体的に高い。 * 要検証 (2)車重が34.5s重く、前後荷重バランスも違う。 (3)バネレートは同じで前プリロードが少なく、ホイールリム幅は広い。
<車重>
◇ 1号車 2014年12月筑波スーパーバトル Dr.ON(+70s) 1,116s
(左前)286.0 (右前)287.0 Fr:573.0s/51.34% (左後)251.5 (左後)291.5 Rr:542.0s/48.57%
◇ 2号車 2008年12月筑波スーパーバトル Dr.ON(+66s) 1,077s
(左前)260.0 (右前)281.0 Fr:541.0s/50.23% (左後)260.5 (左後)275.5 Rr:536.0s/49.77%
2008年12月筑波スーパーバトル直前のセットアップデータが判明しました。ドライバーON/GAS OUT重量で比較すると1号車1,046sに対して2号車1,011.5s、その差34.5sもあります。ブレーキシステムとパワステ関連は2006年は同じ純正だったので差が出る要素ではないはずです。安全タンク・エアジャッキ固定方法以外の要因を探さないといけません。前後重量バランスが前寄りなのは車高セットアップと合致しています。
<車高>
◇ 次回テストに向けたセットアップ(Dr.ON 66s)
(左前)92.0 (右前)89.0 (左後)149.0 (左後)143.0
フロントがリヤに対して10o高くなっているので、2号車のライドハイト/コーナーウェイトを狙ってセットします。リヤブレーキ温度が低い問題もリヤ車高を下げると解消したからヒントはありました。2号車はサブフレームの定点で水平な定盤に載せて車高計測していましたが、1号車はリフト後ろに置いてジャッキアップポイントで計測しています。今後は計測スペースを確定し、サブフレームの計測点での数値/ジャッキアップポイントでの数値を照合/確認します。
<バネレート>
◇ 1号車 2014年12月筑波スーパーバトル
(前)HYPERCO 16.1sf/o 6インチ+プリロード1ターン (後)17.9sf/o 6インチ+プリロード2.5ターン
◇ 次回テストに向けたセットアップ
(前)HYPERCO 16.1sf/o 6インチ+プリロード4ターン (後)17.9sf/o 6インチ+プリロード2.5ターン
熱害に悩みながら時間がない中でセットを進めた結果、ラジアルタイヤでしたセッティングの失敗をSタイヤでも繰り返し、乗りやすい耐久レースセッティングになっていました。同じバネレートのまま反応を良くするためフロントにプリロードを追加してスタートします。
<アライメント>
◇ 1号車 2014年12月筑波スーパーバトル
(前)トー OUT 5min./キャンバー 3.12° (後)トー IN 4min./キャンバー 3.2°
◇ 次回テストに向けたセットアップ
(前)トー OUT 10min./キャンバー 3.15〜3.2° (後)トー IN 30min./キャンバー 3°
ラジアルのデータをベースにセットアップしていましたが、2号車の筑波セットと比較すると前:トーアウト/後:トーインが不足していました。車高をさらに数p単位で低くするので単純比較できないけど、キャンバー角は減らす方向です。
<ホイールサイズ>
◇ 1号車 2014年12月筑波スーパーバトル
Prodrive GC-05N 18インチ 10J +15
◇ 次回テストに向けたセットアップ
Prodrive GC-07J 18インチ 9.5J +15 * リム幅変更
2号車ではフロントタイヤ幅を255にしたかったのですが、タイヤコンパウンドの設定がなかったので前後265/35-18を使用していました。接地幅を拡大しようと考えリム幅を広げたことがタイヤの<たわみ>に影響して、タイヤの仕事量が減った可能性があります。
<最高速度>
◇ 1号車 2014年12月筑波スーパーバトル 176.471q/h
* 1号車 2013年12月筑波スーパーバトル 190.577q/h * 2号車 2008年12月筑波スーパーバトル 188.646q/h
2013年と同じ動力系で2008年と同じエアロパーツにも関わらず、2014年仕様は最高速度が14.1km/hダウンしました。センターフロアをフラットに変更するとダウンフォースは増えて2ヘア脱出速度が速くなるから、少なくとも筑波では最高速度は上がると考えています。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2779
ASM筑波スペシャル2007、富士へ
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インドネ・・・ 浜松からご来店になりASMエキゾーストマニホールドを装着です。無限マフラーとの組み合わせですが基礎になる音のバランスが整うことで、無限マフラー本来の音が聴こえて来るようになります。排気音だけではなく、街乗り〜高回転域までスムーズに加速する低中速トルクと高回転域パワーが向上しています。
帰る前に松島さんのS2000に助手席試乗して、音/性能/快適性に驚いていただきました(笑)。来週末に開催するASM×G.T WORKS GENROMフェアに向けて性能的にお薦めするのはASMビッグスロットル+スロットルスペーサー、運転する楽しさと快適性でお薦めするのはI.S.Designサイレンサーキット2です。ぜひご検討下さい。
■ASM エキゾーストマニホールド07 146,340円 <税抜価格 135,500円/税額 10,840円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2778
TITANIUM
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S2000定番のエアクリーナーBOXと専用ラジエターを装着です。みんな装着してくれるので同じことを書くしかないのが悩みです。あえて言えば、AP2なら明確に吸気温度が下がるけど、AP1の場合は吸気温度センサーを移設しないと少ししか下がりません、と言うことぐらいでしょうか。強制的に空気を送り込むターボ/スーパーチャージャーや、効率的に空気を吸い込める四連スロットルにしなければ、このエアクリーナーはベストな選択肢かもしれません。
■無限 S2000 Hi-PERFORMANCE AIR CLEANER & BOX 142,560円 ■ASM ラジエタープレート 12,960円 <税抜価格 12,000円/税額 960円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2777
9,000rpmを演出する名品
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2003年から12回目、レブスピード筑波スーパーバトル2014に参加しました。
前日から続いた雨の影響で水しぶきが上がるウェットコンディション、毎回1ヒート目の計測1周または2周でベストタイムを記録してきたNAのASM S2000にとっては最悪です。この時点でタイムアタックは諦めて、計測17周で雨天終了した前日筑波テストの続きをすることにしました。
ドライバーは2004年から11年連続でお願いしている加藤寛規選手です。1ヒート目は最後の5分だけ走行してタイヤ表面の皮むきと内圧変更(2.2 ⇒ 1.8)のフィーリングチェックをして、2ヒート目から本格的なテストに入りました。路面・気温などコンディションが悪いと言っても、ベストタイム57秒398の1.5秒遅れ(58秒台)には入れたいところです。
加藤寛規選手のフィーリングは悪くなく、フロントタイヤはちゃんと引っかかるし、アンダー/オーバーは気にならないし、ブレーキバランスや効き方は2号車時代よりも良いぐらいでした。ドライバーからの要求に対して的確に応えてセッティングできているはずなのに、59秒2からタイムが全く伸びません。2006年〜2008年の3年間2号車チーフエンジニアを担当していたサクシードスポーツ市川さんからは、『ドライバーの要求に的確に応えて乗りやすい車を作るのではなく、要求を元にして速い車を作るのがエンジニアの仕事で腕の見せ所』と言われました。
筑波スーパーバトル史上初の1分切りをするために製作してNAチューニングカーを代表する車両に進化した2号車にあって、ストリートカーをベースにエンジン・ミッション・ボディ・サスペンション・空力パーツにラジアルタイヤを組み合わたNAラジアル最速車両1号車にないもの、それはレーシングカーでは当たり前のロガーデータを使える環境です。加藤選手ならデータを元に仮説を立てて乗りにくくても速くなるリクエストをくれるのですが、現状では感覚に頼るしかありません。
10分間だけ走行できた3ヒート目。方向性を確認するため前プリロードを追加してあえて車両バランスを崩して方向性を確認する予定でしたが、ヒューマンエラーに因ってオイルタンク給油キャップ外れ ⇒ オイル漏れにより赤旗中断で終了です。Bクラス走行のショップ様と走行時間が半減したCクラスのショップ様には特にご迷惑をおかけしました。
本当に申し訳ありません、心からお詫びいたします。
実績ある部品ばかりを使用しているし、1号車のことは坂上さんが熟知しているし、2名のメカニックは信頼できるし、加藤寛規選手だし、タイム更新を簡単に考えていたのかもしれません。今年で筑波スーパーバトルを止めようかと思っていたけど目標ができました。2015年は1号車とチームASMを進化させ、2号車ベストタイム57秒398の先を目指します。
■ASM筑波スペシャル2014 チームメンバー
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上 メカニック:松島・八百 エンジンマネジメント:田原さん(戸田レーシング)
公式タイム 59秒234/公式最高速度 176.471km/h
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2776
積年の夢。 Powered by ASM.
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12/5(金)のレブスピード筑波スーパーバトルに向けてセットアップが終了しました。
<車重>
1,046s(GAS OUT) FL:280.0s/FR:266.5/RL:240.0/RR:259.5 1,116s(Dr. ON ) FL:286.0s/FR:287.0/RL:251.5/RR:291.5
加藤寛規選手よりもやや丸いスタッフ(70s)が乗車して、フロント左右差をなくす方向でコーナーウェイトを調整しています。2号車の車体と比較して数s重いですが、リヤロアアームバーGT-SとフロントロアアームバーGTの短いバーを装着しているし、エアジャッキの固定方法やガソリンタンクが違うので、ほぼ同じぐらいになりました。前日にブレーキ・デフケース・ドライブシャフト温度を計測して対策効果を確認しながらセッティングして本番の予定でしたが・・・明日午後から雨予報になりました・・・。
ASMショルダーカバーが人気で今朝の時点で60個の注文がありました。梱包にかけるコストを省きASMで全数買い取ることで、こだわりの形状/素材を採用しながら既製品と同じ販売価格に抑えました(あのディスカウントストアと同じ手法です・笑)。意味もなく入荷前完売を目指しているので、初期ロット115個に限り日本国内送料無料で発送します。こんなに買いやすい条件は今後ありません。
<こだわりのポイント>
・RECARO ASM LIMITEDのカムイ表皮(同メーカー)を採用。 ・RECARO ASM LIMITEDの赤5番糸(同メーカー)を採用。 ・RS-G/TS-Gにジャストフィット、SR-6・SR-7・SP-JC・SPORTSTERに適合。左右に装着可能。 ・表皮裏に5o厚ウレタンを貼り、装着時のヨレ/しわを軽減。 ・次期ロットは2月頃入荷予定。
■ASM ショルダーカバー 4,298円 <税抜価格 3,980円/税額 318円>
気づけば12月。
今週末はタイムアタック、86パーツをリリースしてGENROMフェアとレーシングサンタも控えているしショルダーカバーは入荷前に完売したいし、元旦は<セコハン市場横浜店ww2015>がやって来ます。USED PARTSリストに掲載し始めました。事前予約および価格問い合わせはできませんが、元旦早々横浜に旅行する準備をして下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2775
横浜にセコハン市場がやってくる
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