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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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12/25に開催されるREVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、クラッチをメンテナンスしました。11月筑波テストで発生したクラッチ不具合の原因はグリスの塗布し過ぎだと考えていたところ、ASM Facebookに掲載したディスク画像を見たサクシードスポーツ市川さんが、見解内容の間違いを指摘してくれていました。
1番下のディスクをご覧下さい。放物線状にグリスが拡散しているだけではなく、ディスクの内側部分しか当たってしません。画像を拡大して表面を見ると、2016年のタイムアタック前に表面処理した削り跡まで残っています。筑波スーパーバトル前に分解・メンテナンスしましたが、2016年に交換したプレッシャープレートに歪みが発生していました。12/25 REVSPEED鈴鹿サーキット走行会は以前使っていたプレッシャープレートの1枚と今使っている内1枚を、新品ディスクと組み合わせて走ります。
■ZRE ディスク 88 1864 002 371 within two weeks after receipt of an order ■ZRE ディスク 88 1864 002 425 within two weeks after receipt of an order
と記述したところ、ZF代理店アネブル蘓武さんから『必ず発生する歪みを加味した設計がされている』との意見がありました。鈴鹿サーキット走行会終了後クラッチを点検して再検証します。新品ディスクに変更したので、歪み・グリス拡散・摩材変質のどれが原因でも問題ありません。
---------- 以下がZF社公式の歪み限度になります。 ----------
◇プレッシャープレート、インターミディエイトプレートの変形
1部品あたり 最大0.3mm 全てのプレートの合計 最大0.5mm
これ以下でしたら問題ありません。特にプレッシャープレート(左上)は形状が対称でなく、片側のみから熱が入るため歪みは必ず出ます。新品に近い時は内当りが強くなる方向で歪み、使うにつれて全面が当たるようになります。新品に近い時は摩材が厚いので (=圧着力が強い)、 内当りが強くても伝達トルクは図面値を保証するように設計されています。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3684
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