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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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最近になってまた人気が盛り上がりつつある『ASMエキゾーストマニホールド07』。設計・製造はもちろん戸田レーシングです。元々設定していたASMエキゾーストマニホールド04も07も戸田レーシング製をベースに追加補強を加えた製品ですから、TODA RACINGオリジナルエンジン TR-FX01まで製作した戸田幸男社長のレースエンジンコンストラクターとしてのプライドをかけた機能部品であることは、モノ作りに携わった経験がある人には一目瞭然ではないでしょうか。
それ自体が元々優れた製品だったASMエキゾーストマニホールド04、装着したオーナーさん達からの絶賛の声だけではなく、筑波スーパーバトルで何故か勝つことが義務付けられたASM筑波スペシャルでも2003〜2006まで継続的に使用してきました。2007年、ASM筑波スペシャルのエキマニ改造を目指して様々なトライ&エラーを繰り返し、その過程でたまたま見つけたのが07仕様でした。NAエンジンチューニングのキーポイントであるエキゾーストマニホールドを1号車にも採用していることがASMの自信と信頼の表れです。
TOPページに掲載中のASM YOKOHAMA Tuning SALEがいよいよ9/18(土)から開催されます。今はTHE ASM CARD会員様のみご購入可能ですが、既に完売したものも出てきました。掲載当初見て終わりだったお客様、いつの間にか内容が書き足されていることをお分かりいただけましたか?このエキマニも2本限定でTuning SALE対象でしたが、早速1本ご成約いただきました。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1518#myu1518
鈴鹿レポート〜1号車&筑波スペシャル、ダブルシェイクダウン!編〜
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ASM S2000 1号車の吸気システムにTODA RACING F20C/F22C(S2000)用ドライカーボン製ハイパワーサージタンクを採用することにしました。2008年8月の結果を見れば分かるとおり、サーキット走行中に限定すれば現状のままでも吸気温度上のメリットはほとんどありません。むしろ自由に空気を吸えない分デメリットすら予想されます。しかも2010仕様に関して言えば、NACAダクトだけではなくて大型排気ダクトの効果で一層冷たい外気をスムーズに導入できるわけですから、路面近くの暖まった空気を導入するよりも効率がいいかもしれないとさえ考えていました。
でも、昨日紹介した芸能人様と戸田レーシング島田さんと話をして、今年はいよいよサージタンクを採用することにします。現状ではサージタンクの先は芸能人様と同じようにSTDパイプ(またはSAMCOパイプ)+無限エアクリーナーと言う組み合わせを予定していますが、今ボクが考えているのは新型エアクリーナーBOXのテストを兼ねてしまおうかと言うことです。1スロだろうと4スロだろうと、スムーズに空気を送る目的に変わりはありませんから、ある意味FSWをRE-11+NAで1分55秒台、TC2000を1分1秒台と言う環境の下、エンジンマネージメント戸田レーシング矢野さん、ドライバー加藤寛規選手と言う体制で実地テストができます。戸田レーシングの腹案は、コストがかかりすぎるかも知れないから内製することは微妙な情勢だと聞きました。S2000ユーザーさんの選択肢が増えるなら、ASMとして一緒にやれないかなぁと言うのが今の気持ちです。
F20C/F22C(S2000)ドライカーボン製ハイパワーサージタンクについて説明すると、商品名の通りドライカーボン製のサージタンクです。サージタンクはスポーツインジェクションKITと併用する事から、脱着式の2ピース構造になっています。取付プレートと本体のジョイント部分にOリングを装着しており、振動問題及び異音問題を解消しています。S2000用スポーツインジェクションKITスタンダードタイプに装着されている88oのファンネル長にも対応し、ファンネルを装着したままでのサージタンク装着が可能です。また、88oのファンネル装着状態でも、エアーの吸入量を均一に確保できる様に設計しています。サージタンク本体と取付プレートを固定するため、GT300等にも採用しているロックファスナーを使用しています。耐久性、耐熱性、対振動性にも優れた製品です。
合わせてF20C/F22C(S2000) スポーツインジェクションKIT/ドライカーボン製スーパーフローファンネルも採用します。サージタンク同様にドライカーボン製のファンネルです。従来アルミ製を採用していましたが、軽量化を求めてCFRP製を選択しました。従来のアルミ製の重量は約110gでCFRP製は約29g、4気筒ですから約324gの軽量化になりました。エンジン構成部品の中でファンネルは高い位置にありますから、軽量化されたファンネルの方が低重心や振動の伝達問題でも有利に働くことは明らかでしょう。
また戸田レーシングさんによると、アルミ製からCFRP製に変更する時、単純に形状を同じにするのではなく可能な限り薄肉化を進めながらもスポーツインジェクションKITにはそのまま流用可能な製品設計にしているそうです。スポーツインジェクションKITに組み合わせる際の装着部分には、意図的に炭素繊維の切れ目が発生しないレイアップ方法を採用し、焼き固めてあります。
MINI用ASM ビッグスロットル IS-09にTODA RACINGのオートクレーブパーツを採用したことは記憶に新しいですが、空力パーツのチャレンヂと言いエンジンコンストラクターの戸田レーシングと言い、S-GTやF3クラスの日本トップカテゴリーのレーシングパーツから量産車の部品製造や試作テストまで請け負う人達と一緒にS2000やMINIの製品を考えることができて、すごく幸せだなぁと感じています。あ、1号車に採用するなら、もっとスペシャルなASM仕様が実現できないかを検討してもらうつもり。それはもちろん高強度カーボンプリプレグ、3Kを採用することです。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1517#myu1517
2008年8月、1号車筑波テスト
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ホンダボディサービスでの修理完了後いつもの芸能人様がご来店になり、アライメント調整を普通にやって下さいました。最近のI love S2000を見ていて、気になったこと。『暑いんだから暑くて当たり前』って話題をしながら、いつものバークファームで平日ランチ。ボクが1号車のエンジンでどうしようかなぁと迷っている部分も、たまたま偶然この作業後に取付をするって言うから、D-DREAMまで乗せていってもらいました。エアコンが効いた車内でDVD観て燃料ポンプの音を聴きながら(笑)。
ボクが何の採用を迷っていたのか、その答えが気になる人は・・・ → I love S2000
自分自身の過去の経験・知識・製造元エンジニアさんのアドバイスだけじゃなく、信頼できる仲間の評価・感想は常に参考になります。かなりすっきりした気分。昨日は戸田レーシング島田さんにその結論を伝えました。今シーズンの1号車作りは空力性能アップ・軽量化・エンジンパワーの向上・新型強化サブフレームの投入など、2009仕様からファインチューンを施して少しでも前進しようと思います。タイヤはもちろんBS POTENZA RE-11、時計だけを考えたら違う選択肢があることはもちろん知っていますが、タイムアップが義務付けられたASM筑波スペシャルではないので、大好きなProdriveホイールと合わせてブリヂストン製にこだわっていきます。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1516#myu1516
TODA POWER
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