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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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軽量化の極み |
2016/10/28(Fri) 09:31:43 |
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ASM S2000 T/A号、今年のテーマは軽量化です。
【2016年仕様の軽量化ポイント】
(1)エンジン(ドライサンプ → ウェットサンプ+NAG減圧バルブ) (2)ウォーターポンプ(機械式 → 電動) 約10kg以上 軽量化 (3)4点式ハーネス(TAKATA 1.63kg → Sabelt 1.16kg) 0.47kg 軽量化
(1)から(3)に続き検討しているのは、タイムアタック用軽量ベルハウジングです。ASM S2000 T/A号リヤブレーキと同じく、数々のレーシングカーのブレーキを手がけるエンジニアが設計・製造を担当しました。
(4)ベルハウジング(AP RACING 734g → ASM 480g) 508g/2枚 軽量化
ブラケットが別になったAP RACINGキャリパーに不要な3ヶ所の切り欠きは、ローター温度ムラの原因となる通気を遮断するため省略しています。強度を維持したまま剛性向上しつつ軽量化するため、各部の厚みはハブ側キープ/ローター側-1mm(8mm → 7mm)となり、コーン傾斜角を適正化しました。このデザインは目的ではなく、機能を追求した結果です。検討中の(5)と同じ考え方かもしれません。
(5)????(38kg → 35.4kg) 2.6kg軽量化
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3221
世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008
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SA会津若松ASMフェアに行く途中、打ち合わせのためSACLAMさんを訪問しました。
(1)SACLAMサイレンサーのテールフィニッシャーデザイン確認
様々な方向性を検討した結果、純正マフラーカッターに大きさで負けても存在感あるデザインの新型SACLAMテールフィニッシャーを採用しました。空吹かしで聴いた印象は、街乗り回転域は澄んだ静かさで、5,200rpmを超えるとSACLAMミュージックと呼ぶのに相応しい艶やかな鳴き音と、キレのある水平対向エンジン+MAXIMエキマニの共鳴音が連続します。感動しました。
(2)加速騒音試験の日程調整・保安基準適合の予定
11月初旬、まずはZN6-86(前期・MT)の加速騒音試験を受けます。その後、ZC6-BRZ(前期・MT)やエンジン出力が異なるKOUKIモデルにも適合予定ですが、時期や順番については未定です。また、装着車個別に保安基準適合プレートを発行するので、転売はかなり難しいかもしれません。例えばASM 86に装着していたサイレンサーキットを中古で手に入れても、別の86に装着すると保安基準適合にはならないからです。詳しくはASMまでお問い合わせ下さい。
宇野さんのBlogには、リフトアップして下から見た写真が掲載されていました。
>>> today's SACLAM 〜 BRZ EX-MANI 〜 <<<
■ASM I.S.Designサイレンサーキット86 280,800円<税抜価格 260,000円/税額 20,800円>
* MAXIM WORKSエキマニ装着車以外には販売できません。 * 参考作業時間 1.0H * ZN6-86(前期・MT)30セット限定 * 第三者機関発行の適合証明代16,200円別途必要です。 * 他社でMAXIM WORKSエキマニを装着した場合、第三者機関発行の適合証明代27,000円です。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3220
四角いシルエットに気を付けろ
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ASM S2000 T/A号に電動ウォーターポンプを装着しました。2009年当時検討した樹脂ボディのEWP80は、現在では一般化しており重量770gだから軽量で良いですが、構造上ある部分が気になり採用しませんでした。次に検討したのは、EWP80と同じ毎分80Lの流量があるトヨタ純正電動W/P改です。市販チューニングパーツとは別次元の安心感が最大の特長だからこれがベストで実際にアタッチメントまで設計製作しましたが、重量2,550gもあることに加えて装着難易度が高く、今の状況では坂上さんの作業工数を確保できません。
こんな経緯で選択したのは、上位機種として新設定されたEWP115です。軽量コンパクトで装着作業が簡単なことに加えて、アルミボディであることとEWP80で気になっていた弱点が構造上改善されていることが決め手でした。使用用途と制御内容から判断して、コントローラーを介さず毎分115Lペースで常時作動させます。電気工事を完成してT/Aエンジン用の大型NAG減圧バルブを装着すれば、今週中にも新エンジンが始動します。
■DAVIES,CRAG EWP115 (Alloy) Electric Pump Kit 重量1,100g
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3219
メリットとリスクが表裏一体のEWP
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今週末開催するSA会津若松でASMフェアに向けて、組長に手土産を用意しました(見せるだけ)。
YKアワーズ ゼロエンジェル 爽碧の堕天使 第1巻4話を抜粋した<ASMを探す地図>が出来上がりました。横浜ASMにご来店されたお客様だけでなく、今週末以降のASMフェア会場(会津若松・浜松・神戸・埼玉戸田)でも配布しますので、ご希望のお客様はぜひ遊びに来て下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3218
1号車のDNAを受け継ぐ
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今週末のSA会津若松ASMフェアに向けて、ASM 86をセッティング変更しました。
まっすぐ縮むと言われるHYPERCOスプリングでさえ上下面は傾きながら/スプリングは回転しながら伸縮しますが、傾きに伴う横力によりダンパーピストンがシリンダー内壁に押し付けられて、ダンパーテスター上と同じようには動きません。回転しながら縮むことで伸びようとする反力が発生するため、加重=反力になると棒のようになる状況を想像して下さい。
HYPERCOパーチェを使えばスプリングの傾きを吸収でき、ニードルローラーベアリングを組み合わせると回転反力も発生しません。今回HYPERCOパーチェ日帰りO/Hでの実績から、PERCH60アダプターでカバーすれば砂利等に因るトラブルもかなり防ぐことが可能です。パーチェの効果測定のため、後スプリング上に加えて前スプリング上下に追加しました。86/BRZオーナーさんに自信を持って試乗して欲しいと思える完成度に到達したので、このセッティングでリヤ1WAYダンパー試作品の製作に着手します。
■HYPERCO PERCH 6,4800円/2個 <税抜価格 60,000円/税額 4,800円> ■ニードルローラーベアリング 6,804円 <税抜価格 6,300円/税額 504円>/個 ■ASM PERCH60アダプター 6,480円 <税抜価格 6,000円/税額 480円>/個
純正パーツ流用チューンです。今回はトラクションが向上すると言われている、リヤメンバーの前側固定部分へのスペーサーを追加しました。ドリフトショップから出ているパーツほど分厚くないので街乗りレベルでの変化は分かりにくいですが、話題のアルミテープと同じく理論に裏付けられた部品だから装着してみました。
■SUBARU リヤメンバーストッパーFr.側 ST20176AS000 1,080円/個 <税抜価格 1,000円/税額 80円>
・ 参考作業時間 0.5H
英国Zircotec社で耐熱断熱コーティングしたMAXIM WORKSエキマニが戻って来ました。表面にセラミック粒子を吹き付けることで二重三重四重・・・の空気の壁で覆うことになり、排ガス温度を高く保ったまま表面は急速に冷やされます。例えばシャシダイ上で何度もパワーチェックしながら、わずか10分ぐらいの休憩でエキマニを素手で握ることができたと言えばイメージしてもらえるでしょうか。これから長期テストを開始しますが、油温やイグニッションコイルなど熱に厳しい環境の86/BRZには必須メニューかもしれません。
■MAXIM WORKS ZC6/ZN6エキゾーストマニホールドZircotec 410,400円 * 開発中
・エキマニ本体216,000円+コーティング工賃送料194,400円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3216
走る実験室
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F20C/F22Cの魅力を引き出す、NAG減圧バルブを装着しました。
戸田レーシング島田さんが20年以上前から理論と品質を認め、G.T WORKS源さんはダイナパック上での数値向上を確認している製品を、市販車と同じウェットサンプに戻るASM S2000 2016年仕様T/Aエンジンにも採用します。振動が軽減しエンジン音が静かになる=エネルギー効率が良くなったと言っていいかもしれません。
■NAG 内圧コントロールバルブ 32,400円 <税抜価格 30,000円/税額 2,400円> ■ホンダ純正 チューブ3点セット 2,160円
クラッチ周辺パーツをリフレッシュとチューニングしました。フライホイールはAP2からAP1純正に変更(=軽量化)、クラッチディスクはフィーリングが変化しない純正を組み合わせています。WPC+DLCコーティングしたベアリングガイドでスムーズに動かしつつ、数万km走行しても踏力の軽さを維持できるようレリーズフォークにはWPC処理をしてグリス保持力を向上しました。
■ホンダ純正 クラッチディスク 12,096円 ■ホンダ純正 AP1フライホイール 23,868円 ■ASM ベアリングガイド 7,884円 <税抜価格 7,300円/税額 584円> ■ASM レリーズフォーク 16,200円 <税抜価格 15,000円/税額 1,200円>
電話予約いただいたSACLAM管を装着、今月2セット目のZ33用です。
■SACLAM Z33 SILENCER KIT 228,960円 <税抜価格 212,000円/税額 16,960円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3214
クラフトマンシップと高機能デザインが息づく新作
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週末はASM ZFダンパー・HYPERCO パーチェ日帰りO/Hイベントを開催しました。
アネブル社サーキットサービスチーム3人が、分解点検・洗浄・組み立て・計測・記録を手分けして施工します。作業内容を確認したところ、1台はピストンロッドの線傷が酷い状態だったから事前にダンパーを預かりアネブル本社工場で修正して正解でした。もう1台はシリンダー外側に傷がありましたが、車体側に痕ないことを確認したので問題ありません。
同時に初開催したのが、S-GT第7戦タイから帰国したばかりの匠・阿部さんによるHYPERCOパーチェ日帰りO/Hです。過去3年の事例として、異物や砂利を巻き込んで動きが渋くなったり上下寸法が狭くなって可動範囲が減るそうですが、ASMパーチェアダプターを買ってもらったお客さんのパーチェは、ミノルさんと阿部さんが申し訳なさそうにするほど状態が良かったです。
ミノルさんは、ASM S2000松島号の助手席試乗ドライバー・BBSレーシングラインで製作したホイール<CLEARWAYS>についての講師・ASM S2000タイムアタック号のセッティング案についてのアドバイザーなど、まともに食事もにできない忙しさの中でお客様達を楽しませてくれました。
86/BRZレース総合2位・岡山トヨペットテクニカルディレクターでもあるミノルさんに、ASM 86を試乗していただきました。最初にブレーキ(=ZONE)、次に2→1速へのシフトのしやすさ(=BILLION OILS TL70)を褒めた後、リバウンドスプリングの効果でロールが抑えられているのに荒れた路面の低速走行時で乗り心地がとても良いことに驚き、『これなら富士スピードウェイでも街でも楽しめる、本物志向の86オーナーさんなら欲しがるはず』と絶賛してくれました。更にダンパーの存在感をなくすため、フロントダンパーにもHYPERCOパーチェを上下に追加してみます。時間があれば今月末のSA浜松フェアで試乗して下さい。
■ASM ZFダンパー S2000 1WAY O/H+仕様変更 129,600円×3台 ■ASM ZFダンパー S2000 1WAY O/H 77,760円×1台 ■ASM ZFダンパー S2000 2WAY O/H 108,000円×1台 ■ASM ZFダンパー S2000 3WAY O/H+仕様変更 159,840円×1台 ■ASM ZFダンパー MINI 0WAY O/H 77,760円×1台 ■HYPERCO PERCH O/H 7,560円×8個 ■HYPERCO 700ポンド7inch 30,240円/2本×2セット ■HYPERCO PERCH ID60 32,400円×12個 ■BILLION OILS 10W-40 2,808円/L ×1台 ■BILLION OILS MT-520 5,292円/L ×2台
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3213
世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008
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S2000 Type-S純正バンパーに、ASM前後ディフューザーを装着しました。
フロントディフューザーは、サブフレーム取付点を基本にフロントリップの前部ネジ5本を使ってしっかりボルト留めし、左右のタイヤ前部分は穴開け加工して固定します。本来はASMフロントバンパー専用部品だから、アップスイープしているべき部分が水平になったりフロントリップ下部とディフューザーの間が空いてスムーズに空気が流れないなど、設計通りの性能は出ないと思いますが・・・予想以上に綺麗に装着できて残念・・・です。
■ASM I.S.Designフロントディフューザー(FRP) 140,400円 <税抜価格 130,000円/税額 10,400円>
リヤディフューザーは、空気抵抗も伴う市販リヤウィングとは異質の「ダウンフォースとは何か」を体感できる空力パーツです。速度が高まるほど性能を発揮して80km/hを超えるとリヤの安定感アップを体感できます。空気取り組み部分の面積が変化しないサスペンションセッティングと、取り込んだ空気をスムーズに流すフロントディフューザーが重要なので、もっと空力性能を向上するために、まずはセンターディフューザー・サイドスポイラー追加を検討して下さい。
■ASM I.S.Designリヤディフューザー(CFRP) 324,000円 <税抜価格 300,000円/税額 24,000円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3212
CLEARWAYS by BBS
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ASM S2000に、T/Aエンジン2016年仕様を搭載しています。
ドライサンプからウェットサンプに変更したことに伴い、例えば室内に設置していたオイルタンクを撤去したので油温センサーの装着方法を変更しないといけなかったり、トヨタ純正電動W/P組み合わせるにはスペース・配管レイアウトに難しい問題があるため他の電動W/Pを検討する必要が出たり、簡単には載りません。
機械式W/Pから電動W/P化すると低フリクション化/軽量化でき、プーリーが2個になってオイルポンプ・オイルタンク(オイル量8L)・オイル配管もなくなりスッキリしました。オルタネーター(発電機)撤去も提案されましたが、2014年に電気が原因でタイムアタックを失敗した経験があるので必要最小限の小型オルタネーターを採用、軽量化しています。
NAG減圧バルブと同じ理由で同じ効果を狙い、クランクケースのエアーボリュームの増大と、ストロークアップしているクランクと油面間距離を伸ばすため、エンジンブロックとオイルパンの間にスペーサーを追加しました。少ないオイル量でエアー噛みを防止するために、オイルポンプストレーナーの形状も変更しています。エンジン性能追求を最優先しつつ坂上さん情報で7mm厚にしましたがまだ干渉したため、アルミ削り出しエンジンマウントの下に2mm厚アルミ板を挟んで逃がしています(Eg搭載位置 -10mm → -8mm)。
7月富士テストで選択したタイヤサイズと、10kg以上軽量化した新エンジンに明日打ち合わせする電動W/Pを組み合わせ、予定より1ヶ月遅れて11月1週目のシェイクダウンを目指しています。12月4日(日)スピード×サウンド・トロフィー内で開催される筑波スーパーバトルでのタイムを楽しみにして下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3211
世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008
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