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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。

文:金山 新一郎

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2018-2019タイムアタックシーズンに向けて。 2018/09/27(Thu) 12:15:31
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2018-2019年タイムアタックシーズンに使用するタイヤが届きました。横浜ゴムのADVAN A050 GS 295/30-18、2017年第44週に製造された3セットです。今シーズンの大きな変更点と言えば新型アンダーパネルとウィングステー製作だけですが、エアロパーツ変更に伴う空力とサスセッティングの合わせ込みや、ミッションステー破損個所の修理・カーボンプロパラシャフトの修理・昨シーズンできていなかったオイルパンスペーサーの活用など、タイムに影響を与える要素は意外と多いです。


<ジョブリスト>

・空力バランス調整(ディフューザー延長パーツテスト検討)
・車高セット
・サスセット(強化スタビライザー製作検討)
・ミッションステー、センタートンネル修理
・エンジンオイル減量レベル出し
・カーボンプロペラシャフト修理
・ラジエーター、オイルクーラー加工に伴う油水温チェック
・アライメントテスター使用方法検討


10月下旬〜11月上旬予定のシェイクダウンでは、Attack筑波2018で使用した中古Sタイヤ:ADVAN A050GS/中古ラジアルタイヤ:ADVAN A052を使用して動作チェックと新エアロパーツでの合わせ込みをします。12/6(木)に開催されるREVSPEED筑波スーパーバトルでは新品Sタイヤと新品ラジアルタイヤで2アタック後、タイム計測を止めてテストします。12/25(火)はREVSPEED鈴鹿サーキット走行会で、筑波スーパーバトルで使用した中古タイヤを履いてテストします。状況によっては中古Sタイヤでタイムアタックするかもしれません。



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今シーズンのタイムアタック本番は、2019年2月上旬に開催予定のAttack鈴鹿2019と2/23(土)に開催されるAttack筑波2019です。過去14回走行した筑波スーパーバトルさえもニュータイヤでの『筑波テスト』と考え、Attack鈴鹿とAttack筑波に狙いを絞りました。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3634


Attack -2018- Tsukuba Championship


空力性能を最大限に引き出す方法 2018/08/21(Tue) 16:14:28
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ASM S2000 1号車のリヤウィングステーBOX取付点を、パッチプレートを当てて溶接補強します。従来はシャーシにボルト固定しただけでしたが、新型ステーBOXウィング位置に変更するとウィング本体は後方に50mmオフセットして2.5mm高くなります。数値化していませんは大きくなったダウンフォースを100%路面に伝えるため、BOX取付点を補強することにしました。


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一見したところ違いは分かりませんが、タイムアタックに対するASMのこだわりです。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3610


1ランク上の領域へ。


見た目より冷却能力 2018/08/01(Wed) 17:04:06
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冷却系チューニングとリフレッシュを兼ねた、S2000向け新製品が入荷しました。

純正比で倍の厚みがあるアルミコアとHONDA純正樹脂タンクを組み合わせたラヂエーターに、冷却性能を向上するCERAKOTE®(放熱型セラミックコーティング)加工したラヂエーターです。7月上旬の晴れた2日間、同じコースを30q(水温計測25箇所)走行して純正ラジエターとASMコア増しラジエターの温度比較をしたところ、純正85℃に対してASMでは79℃になりました。しかも停車して水温が上がっても、走り始めてラヂエーターに風が当たると、早く水温が適正値に戻ります。LLCはK&G C72を使用しているので、純正LLCなら3℃前後水温が高くなるかもしれません。

HONDA純正樹脂タンクではなくアルミ溶接で製作すると、製造コストが高くなります。冷却性能を上げるために3層までコア増しすると重くなってS2000の運動性能を低下させるので、セラミックコーティングにより冷却効率を向上しました。しかもS2000純正ラジエーターより200円安価に収めています。


ASM コア増しラジエター(S2000)  71,280円 <税抜価格 66,000円/税額 5,280円>

<S2000装着例>

ASM コア増しラジエター  71,280円
K&G C72(8L)  25,920円
K&G C72ラジエーターキャップ  3,024円 * リフレッシュとして推奨
無限 ローテンプサーモスタッド  7,344円 * リフレッシュとして推奨
無限 ファンスイッチ  4,886円 * リフレッシュとして推奨
SAMCO ラジエターホース  30,240円
工賃 32,400円

合計 175,094円


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ASM S2000 1号車のラジエターとオイルクーラーは真冬のタイムアタックシーズンに合わせてサイズ設定しているので、秋でも気温が高い時期だと水温も高くなってしまいます。製品テストの結果を受けて、1号車向け小型ラジエターとオイルクーラーもCERAKOTE®加工しました。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3597


真実に物差しを当てる力


1ランク上の領域へ。 2018/07/21(Sat) 13:53:51
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2018-2019年タイムアタックシーズンに向けて製作した、フロントアンダーパネルが届きました。

床面は路面と干渉して削れても剛性を維持できるアルミハニカムのまま、アッパー面のハニカムを軽量なノーメックスに変更しました。剛性を上げるための12Kカーボンプリプレグも、以前の製品より軽量な材料に変更しています。設計段階からの仕様変更により、以前と比べてかなり大型化したのに220gの軽量化に成功です。

旧製品(2006年仕様): 9.470kg
新製品(2018年仕様): 9.250kg



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リヤウィングステーBOXも完成です。ウィング位置を50後方にずらしつつアルミ下駄追加時と同じ高さにした製品で、0.98kgの軽量化に成功しました。ASM S2000 1号車の2018-2019年タイムアタックシーズンテーマはASM筑波最速プロジェクト2004と同じく『パワー・トラクション・エアロダイナミクス』、正確なオイルレベル管理によりオイルパンスペーサーを設計通り機能させて出力アップし、正確なアライメント調整でADVAN A050のグリップを引き出してトラクション性能を向上させ、新型空力パーツでダウンフォースと軽量化をレベルアップします。

旧製品(2007年仕様): 4.175kg  <アルミ下駄 1.445kg含む>
新製品(2018年仕様): 3.195kg



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CFRPオートクレーブ成形で製作したHEWLAND SGTミッションステーも入荷しました。前回の破損状況から判断して修正することも検討しましたが結果が出るのは5年後10年後だから、少なくとも数年は問題なかった実績を優先して、従来品と同じ仕様で再製作しています。

旧製品(2008年仕様): 134g  
新製品(2018年仕様): 116g



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アスファルトの照り返しで40度を超える灼熱のSA千葉長沼ASMフェアでも頑張ったスタッフ八百と、エアコンがあまり効かない積載車で早朝から往復1,300km運転して不動車レッカー作業も頑張ったスタッフ松島さん用に、制服のアンダーウェアとして特注製作したASM Tシャツが入荷しました。

ASM健康プロジェクトの一環として背中の肩甲骨周辺にハガキより若干小さ目の範囲にSEV加工しています。過酷な環境下でも元気に働いて欲しいと考えて2人に用意しました。7/31(火・臨時休業)には、ASM健康プロジェクトどころか不健康で良くないですが、一部のスタッフとお客様が快適に過ごせるよう毒ガス室にエアコンを 渋々 設置します。8月を楽しみにして下さい。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3586


シンプルとイージーの大きな違い。


シンプルとイージーの大きな違い。 2018/05/09(Wed) 11:52:53
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ASM S2000 1号車カーボンプロペラシャフトO/Hと仕様変更の打ち合わせのため、ノバ・エンジニアリング中村社長を訪問です。高負荷での使用により走行距離700q程度でガタツキが出始めた対策としてホンダ純正AP2プロペラシャフトの特長を流用できないか検討しましたが、締結ボルト径をAP2の10mmに拡大するとジョイントに干渉したりHEWLAND SGTのコンパニオンフランジを再設計する必要があるため見送り、ボールジョイントのシャフト/スプライン間のガタつきも解消したかったのですがシャフト側はどうすることもできないので、実績と信頼性を第一にしたレースメンテナンス式部品交換リフレッシュ+WPC処理することで納得しました。


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ASM S2000 1号車エアロパーツデザインチェックのため、埼玉県狭山チャレンヂ社を訪問です。フロントディフューザー先端部の改造は希望通りの形状になりました。本来ならこの先に続く床下造形もやりたかったのですが、現状でもオイルパンとのクリアランスが1mmしか空いてないのでこれが限界です。今までは路面にヒットしても形状を保持するために全面アルミハニカム構造でしたが今まで擦っていない部分はノーメックスハニカムに変更し、強度が必要ない部分はスキンを薄く(PLY数を減らす)して軽量化します。


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1号車を持ち込んで、リヤウィングステーBOXを製作します。メインフレームに接地したステーがトランクを貫通してリヤウィングを支えている構造ですが、トランクに空いた穴位置はそのままに、ウィング本体を現状より50mm後方に移動します。また、三次元測定機でルーフトップとガーニーフラップ上端の位置関係を計測したところウィングが2.5mm低かったので、ステーの高さを2.5mm上げることにしました。



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圏央道狭山日高インターを降りてすぐに建設中の、チャレンヂ第二工場です。


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帰り道、またまたSACLAM宇野社長を訪問しました。WRX(VAB)用SACLAMサイレンサーキットの 自慢 講義を受けた後、今週末86/BRZ向けASM I.S.Designサイレンサーキットの取付予約が入っていることや6月に九州大分G.T WORKSのイベントに参加すること、S2000のリフレッシュメニューとしてこんなことをやってみたらどうか?など、色々なアイディア出しミーティングができて良かったです。また5年経ったらS2000の排気管を作り直せるように、これからも頑張ります。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3541


ふら♪オレンジ号を斬る


現地・現場・現物・現実、四現主義で空力デザインをやり直す。 2018/04/28(Sat) 11:46:14
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ASMで働き始めて1年になる阿部君を連れて、日本を代表するカーボンコンポジット工場・チャレンヂ社を訪問しました。目的は2018-2019タイムアタックシーズンに向けて改造する、ASM S2000 1号車フロントディフューザーのデザインチェックです。

ASM Blogで以前ふら♪オレンジ号の分析をした時に話した通り、筑波でも鈴鹿でもタイムアップにはダウンフォース向上がとても効果的なことは間違いありません。『チューニングカーは速いのが正義』だから、流行のウィングやフロントスポイラーを買って装着してデザインに言い訳を考えればお手軽ですが、阿部君には、今までのASM S2000 タイムアタック号のイメージを崩さずに、知識・経験・技術・ネットワークを結集して、最小限の投資で最大限の効果を生み出す空力パーツを製作することを指示しました。


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2006年~2017年までのS-GT車両デザイントレンド推移と、個々のマシンが抱えていた問題を検証して、形状変更した理由の仮説を立て、リップ中央部分の持ち上がりを減らしてストレート形状に変更します。フロントスポイラーを追加する代わりに倍以上ロングノーズ化しました。これが基本デザインです。


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『思った通りにならなかったデザインは曖昧な要望をした結果だよ』と話し、阿部君が頭の中で思い描く形状を実現するため、変更要望を数値化して説明させました。ここにCADデータから作らない造形の面白さがあります。『ちょっとだけリップセンター部分を持ち上げたい』と言っても、人それぞれ1mmなのか5mmなのか10mmなのか判断が違うので、到達点を共有するためには『何mm持ち上げて床下に向かう開口部分を何Rにする』と具体的に要望しないといけません。


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リクエストに基づき、モデラー高橋さんがマスターモデルの修正と最終仕上げを行います。次回は完成したフロント形状確認とリヤウィング取付ステー製作のため、5/8(火)にASM S2000 1号車を持ち込みます。



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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3536


I.S.Designリヤウィング GT-09 デザイン確定・軽量化検証


Hewland SGTメンテナンス 2018/04/07(Sat) 15:46:15
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Hewland SGTトランスミッションは、専用のOリング形状ではなく汎用パッキンを輪にして液体パッキンと合わせてシールするのですが、汎用パッキン継ぎ目からのオイル滲みが発生していたので、降ろして処置しました。フロアトンネルに発生したクラック周辺はパッチを追加してBOX形状に補強します。


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カーボン製ミッションステーも作り直さないといけません。2004〜2007年シーズンは鋼板製でしたがテスト毎に破損していたため、2号車最後の2008年シーズンに分厚く積層したカーボン製に変更しました。2013年から1号車にHewland SGTを搭載したところ、おそらく早い段階でフロアトンネルに入っていたクラックに気付かず、ミッションステーを確認するとネジ止め部以外も積層したカーボンシートが剥がれ始めていました。


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3519


タイムへのこだわりよりも、コンディション維持に必要




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