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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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静岡県からご来店のS2000オーナーさんが、ASMお薦めのパーツをいくつか装着されました。まずはTODA RACING+ASM製軽量クランクプーリー。5点+ベルトがセットで96,600円の製品です。ここは戸田レーシング製とかASMが手がけたと言うイメージ部分は一切排除して選択して欲しい部分です。特に後で追加したオートテンショナーやアイドルプーリーに関しては構造上トラブルが発生しやすい部分なので、安易に形状を決めた製品ではエンジントラブルが起こる可能性が高くなります。純正でも工業製品であることに変わりはないのでトラブルが起きる時には起きるものですが、そのリスクを少しでも減らすべく素材選定(超々ジュラルミンA7075)や表面仕上げ(通常のアルマイトより耐磨耗性が高い硬質アルマイト)を行い、戸田レーシングとASMの名にかけて製造・販売を行っている製品です。スポーツ走行はもちろん、アイドリングを含む街乗りレベルから変化を実感してください。
リヤロアアームバーGT-Sは、サブフレームの歪みを抑えつつ、センタートンネル部分の左右を止めることによりS2000の数少ない弱点であるリヤセクションの弱さを軽減する補強バーです。下記リンク先の製品ページに記載の通り、フロントタワーバーGTやロアアームバーGTと同時にASMで特許を取得した製品です。一時期フロントタワーバーGTのコピー品がネットオークションでたくさん流通していましたが、そこで"ASMのコピー品ですよ"と謳っていたことを知っていても知らなくても、外したパーツを再販する行為は犯罪になりますから、購入元に返品を要求することをお薦めします。戻ってきたお金で本物を買ってください(笑)。
ZOOMモナコミラーはバミューダブルーに塗装した特注品を装着し、内装のカラーイメージを合わせました。以前ASMブログを見て以来ずっと気になっていたそうです。ちょっと広角になるミラーだから、ドライブの大きな武器になりますよ!この他、MIDLANDエンジンオイルやK&G C72 LLC交換も合わせて実施。大きなリフレッシュ作業は車両コンディションによって必要になる時期がいずれ来ますが、アライメント調整など日常メンテナンスを継続して行うことでトラブルを未然に防げることもあります。ちょっと遠いですがぜひまた遊びに来て下さい!
■ASM オートテンショナー&アイドルプーリーキット 34,650円 ■TODA RACING 軽量クランクプーリーキット(エアコン付) 61,950円 ■ASM リヤロアアームバーGT-S 57,750円 ■ZOOM モナコミラー(特注カラー) 27,300円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1485#myu1485
TODA RACING島田エンジニアの憂鬱
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ASM発で人気に火がついたTODA RACING製軽量プーリーキット。今や全国のチューニングショップさんからのオーダーがたくさん来ているそうです。ボクが何故戸田レーシング製にこだわるのか?理由は圧倒的に高い『信頼感』に他なりません。高温にさらされつつ超高回転が特長のF20Cエンジンの根幹とも言える部分だからこそ、それを重視して当然でしょう。以前も書きましたが、素材に超々ジュラルミンを採用して硬質アルマイト処理をすることで、摩擦によって徐々にプーリーを削りベルトの緩みを起こす可能性を最小限に抑えています。お客様の車に装着する時に『これなら安心できる』と自信を持ってお薦めできるのを分かっていただけますか?ただ、実際に購入を検討されるオーナーさんからよく聞いた台詞がありました。
『何故他社製は5点プーリーキットなのに、ASMが薦める戸田レーシング製は3点なのですか?軽量化でもコストパフォーマンスでも他社製の方が良くないですか?』
質問に対する答えは素材の違い・表面処理の違いが主ですが、プーリー2点に関しては戸田レーシングさんの判断に因るところです。理由は簡単。新製品案内の記事で書くことじゃないのかもてすが、トラブルを回避するためでした。軽量プーリーに交換することで得られる最大のメリットのレスポンス向上は、戸田レーシング製品でほぼ達成できています。追加の2点で明確に得られるメリットは軽量化のみ、後はレスポンスが確かに若干向上する程度でしょう。逆にデメリットは大きなものです。この部分は外周がスチール・回転する中心部がベアリングになっていますが、安易に素材を変更するとタイミングベルトの緩み→断裂と言う大きなトラブルにつながります。
構造と素材の特性を理解すれば誰でも分かることですが、スチールをアルミに置き換えることで熱膨張率が変わります。製作時の温度で純正と同じクリアランスで組み付けを行うと、高温時にベアリングアウターケースとの間にガタが生じます。だからと言ってクリアランスを狭くしすぎると、ベアリングのスムーズな動きを阻害することになることは明らかでしょう。『1レース持てばいい』と言う感覚ではなく、大切なエンジンを安心して使い続けることを前提に、組み付け寸法違いのプーリーを12種類制作して、冷間時と温間時のクリアランスを入念にチェック、最終的なスペックを決定しました。
今は3号車に装着していますが、近日中に取り外して1号車に移設します。さらに280gの軽量化、ラジアル+NAの組み合わせのまま富士1分54秒切り・筑波1分切りのため、小さいけど確実な一歩になること間違いありません。初期ロット10台の内4台分は既に売約済みとなっています。会社として『NO』と結論付けた製品を、ASM×TODAと言う2倍重みのある名前で作る羽目になった島田さんの憂鬱の結晶です。
■ASM オートテンショナー&アイドルプーリーキット 34,650円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1468#myu1468
手に入れたいのは、信頼に裏付けられたパワーとレスポンス
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S2000のミッション交換作業中です。毎日の通勤や気分転換のスポーツ走行などで相当酷使している車両ですが、今回は全てのシンクロ・ベアリング類を交換後、内部洗浄して組み付け作業を行いました。走行16万kmを超えて、先日SREクラッチ+TODA RACINGフライホイールを交換し、今回のミッションO/Hと合わせてまだまだS2000のある自動車生活を楽しめそうですね。
今日はこの後、会社の上司が人事部の人と一緒に来店していました。ボクが事故に遭ってから初めて話しましたが・・・相変わらずでしたよ。仕事のことやボク自身のことなど色々相談したかったのですが、以前通り本質部分に話題が行く前にさっさと帰ってしまいました(笑)。夏には職場完全復帰の目処が立ち安心する一方、物陰から小石をピュンピュン投げてくるお猿さんの話題を初耳で聞くなど、喜怒哀楽に満ちた3時間を過ごしました。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1454#myu1454
DREXLER LSD
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今日、NOVA(ノバ・エンジニアリング株式会社)取締役の中村さんがASMにご来店されました。いつも電話で親切に対応してくれていた方ですが、今日が「はじめまして」のご挨拶です。生きてて良かった(笑)。ASMカーボンプロペラシャフトの持病だったオイル漏れを、構造そのものを見直すことでキッチリと対策するのに力を貸してくれました。さすが、トップカテゴリーのレースや自動車開発で様々なノウハウ・ネットワークをお持ちなので安心できます。NOVAで対策した後は、ASM 1号車でも2号車でも全くのノントラブルなので、この仕様までの入力トルクとラップタイムには十分対応できるってことですからね。
中村さんとははじめてお会いしましたが、F1解説などで有名な森脇さんとは2004年に1度会って話しました。確か当時、ASM筑波スペシャルのフレーム屋さんを探していた時だったと記憶しています。当時のボクには滅茶苦茶ハイレベルに感じたなぁ・・・。今ももちろん尊敬できる会社なのは間違いないですが、ASMの本当の役割は、誇れる技術力を持った製造メーカーさんの製品を、世の中のクルマ好きに届けることって割り切っているから、6年前よりずっと自信を持って話すことができました。
さて、このカーボンぺラシャですが、残り2本で完売です。1本はKINGが購入予定だったけど無期限延期になったから次欲しい人に回しますね。横浜陸事であれば1号車で公認を取った実績もあるので、改造申請にまでアドバイスできますよ。もう作らない製品ですし、S2000の動的慣性モーメント低減に関心があるオーナーさんにはぜひ手に入れて欲しいお薦めの逸品です。
■ASM カーボンプロペラシャフト 472,500円(NOVAでOH済)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1451#myu1451
2010年1月 1号車富士テスト
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今までASM SREクラッチディスク(メタル)をお使いでしたが、磨耗限界を迎えたためASM SREクラッチディスク(オーガニック)に買い替えていただきました。切れとつながりのレスポンスを重視したメタルタイプから、同等の圧着力を持ちつつもより扱いやすさを重視したオーガニックタイプに変更です。クラッチカバーは純正を使うため、クラッチを踏む重さは純正同等です。
強化クラッチと言うと、繋がりの良さはもちろん踏力が必要になって当たり前と思われがちですが、ASM S2000 1号車は純正カバー+SREクラッチを組み合わせてタイムアタックしています。ナンバー付きの頃は街乗りするわけだから、同じ圧着力なら純正カバーを使って快適に運転できるチューニングを選択してきました。純正カバーを採用することでクラッチ性能を不安視する感じ方も理解できないわけじゃありませんが、少なくともトルク28kg、291馬力、RE-11を組み合わせて筑波1分1秒5、富士1分55秒8を記録するレベルでは何も問題は出ていません。
昼食はオーナーさんと一緒に沖縄料理のうるうるまに行ってきました。食べたのはモチロンあれ。その後のお茶の時間は元町にある香炉庵に行ってきました。前以上に体力的には元気になっているみたいです。今日も既に7,230歩歩きました。明日は休みで明後日はMINIメイト誌の取材とお世話になっているデザイン会社の社長に相談事&食事、木曜日は戸田レーシングの戸田社長・加藤寛規選手ら6人と面会&食事します。1年ぶりのエピセで決まりだなっ!金曜日は人生初めての脳外科MR検査って感じで大忙しです。
This S2000 owner came in today to change his clutch. He was using the ASM SRE Metal clutch disc but he change it to ASM SRE Organic clutch disc. The metal clutch disc has a better response when re-leasing but with the organic disc, it has easier controllability. For the clutch cover, he will be using the genuine (brand new) clutch cover so the weight will be the same.
When you think about enhance clutch every body knows that it has a more direct feeling and its more heavier but our ASM S2000 car no.1 uses a genuine clutch cover with the SRE clutch for the time attack. It used to be a streetcar so I wanted to be able to drive easily. Using a genuine clutch cover, you might feel that performance wise its not enough. But with the 291 bhp, 28kg, combination of the RE-11, it runs Tsukuba 1min1.5sec and 1min55.8sec at Fuji and has no problem at all.
I took the owner out for lunch to this Okinawa restaurant near by. After lunch we went to Motomachi for afternoon tea so I must be getting well to do that much. I have walked 7,230 steps today. Tomorrow is the day off but the day after we have a magazine interview for MINI. I will probably go out for lunch with them. Thursday will be Toda-shachou from TODA RACING, Kato Hiroki and many more. It will be held at the usual epice! Then on Friday will be my brain MR inspection.
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1449#myu1449
楽しい1日
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ずっと企画していたMINI Cooper S用(R52&R53用)プーリーが出来上がりました。15%小径プーリー+軽量クランクプーリーです。似たような製品は既にたくさんあります。僕も使っているしお客様にもお薦めして買ってもらってきました。でもずっと考えていた素材で作り直した製品がこれ。超々ジュラルミン(A7075材)+硬質アルマイト。通常アルマイトをかけた50材や20材を使った製品と比較にならない耐磨耗性能が自慢です。
設計・テスト・製造は、S-GT・F3をはじめとした日本を代表するエンジンコンストラクター、戸田レーシングがもちろん担当です。残念ながら赤いMINIでその魅力を味わうことはできません。今これを手に入れることができるMINIオーナーさんがホントに羨ましい・・・。現在専用の良質な国産ベルトを企画中なので揃い次第販売開始、危うく僕の遺作になりかけた製品です(笑)。
今書店で販売している「NEW MINI STYLE MAGAZINE vol.25」に見開き広告を掲載しました。お世話になっているカメラマンと僕が撮った写真を掲載しているだけですが。今は視界がダブったり歪んでいるから本当に満足いくかと言われたらNOです。でも病院ではクリスマス頃に退院することを覚悟していましたから、冬の号を製作する頃には退院して、同じデザインで作り直そうと諦めていた広告だったから、入稿の3日前に退院できてメチャクチャ嬉しかったです。MINIを持っていてもそうじゃなくても、ぜひ本屋さんでこの本を買って下さいね!ところで、退院後見づらい目で初めて写真を撮りました。どう?色とかピントが変じゃないですか?
■ASM クランクプーリー&チャージャーキット 81,900円(予定価格) ■ASM 専用ファンベルト 6,825円(予定価格)
*2010年7月発売予定。 *プーリーは2個セットのみでバラ売りできません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1440#myu1440
MINIと一緒に鎌倉へ
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2.35Lエンジン搭載に伴う車検証記載変更のため、香川県高松の陸事まで行ってきました。先週GENROMのデータ変更を行った後、マフラー音量がオーバーしていないことを確認、駆動系の強度検討書を作成して提出した上で陸事に予約してありました。手続きは滞りなく終了してAP2改 F22C 2.35Lとなりました。各陸事ごとに見解や対応が分かれる記載変更や構造変更の手続きですが、今回はスタッフの大木が頑張って動いたこと、TODA RACINGさんの最大限の協力があったこと、1号車の改造車検時にお世話になった横浜陸事の担当者さんのアドバイスなど、色々な要素があって最短期間でスムーズに手続きが終了しました。
次にMINI高松を訪問です。この2年足らずで4台のMINIを買った木村さんの担当営業の方と、初めて挨拶をさせていただきました。MINI50周年記念モデルのカムデンの現車を初めてじっくりと見ました。これがすごく格好良くて驚きです。本で見る限りは木村さんが買ったメイフェアが1番、でも黒のカムデンは負けず劣らずいい感じ。店先には木村さんのSL350が停めてあったのですが、できればそれをさっさと売却して50周年記念モデルを両方とも所有して欲しいなぁと思いましたよ。その後、木村さんの運転で地元のうどん屋さんと喫茶店で食事&お茶しました。夜の食事〜夜茶までお世話になりっぱなしで申し訳ありません。Kenzyも僕も背中から羽が生えかけていたけど、残念ながら?普通にお洒落な一夜になりました。D700持ってなかったので写真は撮っていません。今度行くことがあったら、またあの個室をリザーブして下さいね。
帰り道はS2000でドライブです。どの回転域でも、どのギヤでも、一切関係なくスムーズに吹け上がるし、どこからでも太いトルクがレスポンス立ち上がります。高速燃費に関しても非常に優秀で、スタンダードに対して70馬力近く向上しているにも関わらず11km/L前後を記録するから大したものだと思いませんか?燃費重視の走りをすればさらに1km/L程度は上がりますよ。また、その振動の少なさも大きな特長です。同じTODA製エンジンパーツを使い別のエンジン屋さんで組んだ2.35Lエンジンを搭載しているS2000オーナーさんも、何の違和感もなく静かにアイドリングする3号車に驚いていました。その一方でSACLAM宇野社長は、4気筒レーシングエンジン独特の発進する瞬間のフィーリングをべた褒めして下さいました。良くも悪くも、これぞ4発究極と思わされるレーシングエンジンをストリートで普通に乗れることを嬉しく思います。近接排気騒音は94dbでまだまだ余裕、I.S.Designサイレンサーキットの素晴らしさを、音質以外の面でも改めて実感しています。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1380#myu1380
R55 MINI CLUBMAN×SRE IS-09
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