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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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Sachs Racing Technology for the road
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お客様からVW GOLF5に装着する車高調キットについての問い合わせを受けました。サーキット走行を目的にしているわけではなく、タウンユースでの快適性をできるだけ落とさずに高速走行安定性の向上や、適度なローダウンによるドレスアップ、減衰調整式ダンパーを装着して減衰変更によって車の動きがどう変わるのか勉強していきたいので、それに適したサスキットを選んで欲しいと言うリクエストでした。

ご自身でも情報収集をされていくつかのダンパーキットを希望していただきましたが、僕が提案したのはSACHS Performance Coilover Suspension Kit、これは日本国内では「SACHS RS-1」と呼ばれている製品と同じモノです。今回装着した製品は日本SRE総代理店アネブル経由で手に入れたので、ドイツ正式名称「Performance Coilover Suspension Kit」と呼ぶことにします。アネブル社を経由することの最大のメリットは何か?それは、1本ずつダンパーテスターにかけて製品の仕様を確認し、細部まで丁寧な製品チェックを行ってから製品を出荷すると言う、レース用ダンパーと全く同じ品質管理の工程を経ていることです。品質チェックはASM筑波スペシャル用SREダンパーやS-GT、F-Nippon、F3等のSREダンパーを組立・管理しているのと同じダンパーメカニックが担当しています。

今後、オーナー様の細かいリクエストにはダンパーが持っている調整機構を使って対応していくことになりますが、ダンパーストロークなど基本仕様変更が必要になった場合、こういうダンパースペシャリストが相談に乗ってくれると言うのはお客様にとって大きな安心感に繋がるはずです。もちろん他にも良い製品はたくさんありますが、ASMにとっては数多くのリクエストにその都度ちゃんと応えて来てくれたパートナーがアネブル社なので、今回の製品も自信を持ってお薦めすることができました。

■SACHS Performance Coilover Suspension Kit(VWゴルフ5GTi・R32・EOS・Passat(3C))  308,700円

撮影データ:カメラ本体 Nikon D700
  有効画素数 1210万画素
  レンズ AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED
  ホワイトバランス:AUTOモード
  画像サイズ:S  画質モード:ベーシック  ISO感度設定:200
  写真撮影:金山 新一郎

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Sachs Race Engineering・SACHS R&D訪問
KW、欧州レース&チューニング界有数のダンパーメーカー
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ドイツKW社製ダンパーキットの取り扱いを開始しました。先日別の記事で紹介したオーリンズダンパーキットと同じく、ザックスに続くもうひとつの選択肢としての提案です。今回ご紹介するのは、ヨーロッパレース界で最も勢いがあるブランドと言っていいでしょう、BMWやポルシェの世界では有名ですが、国産車の分野では全くの無名に近い存在であるKW(カーヴェー)社の2WAY調整式ダンパーキットです。

前後共に、基本は2kg/mmのアシストスプリングと8kg/mmのメインスプリングの組み合わせなので、合成レート1.6kg/mmからスタートして徐々に8kg/mmに近づいていく可変レートスプリングを基本としたサスキットです。それにオリフィス式2WAYダンパーを組み合わせて製品化しています。最近流行の全長調整式ではありませんので、サーキットなどでの本格的なセッティングツールとしては魅力に欠けますが、ストリートでの使用となると判断が違ってきますので問題ないでしょう。ダンパーケースはステンレス製なので腐食に強いのもストリートユースでは大きなメリットとなります。ダンパー伸び側は無段階調整、縮み側は14段調整となっています。

昨日3号車に装着しているASM SREダンパーキット3WAYのストローク変更をするためにダンパーを取り外したのですが、その期間を利用してKWダンパーキット2WAYのテストをすることになりました。乗り出して印象的なのは「自然さ」です。SREは歩道の段差を降りた瞬間にはっきりと違いを感じる程で、先日MINIにSREを装着したダンパーエンジニアさんはその変化に感動されていました。S2000用でも当然同じようにすばやい収束で車をフラットに保つ感じが出て、SREだけはブラインドテストでもほとんどの人が違いを感じることができるぐらいです。

KWダンパーはSREとは違い、純正やBILSTEIN、OHLINSなどと同じオリフィス式ピストンを採用しているので、SREのように全く種類の違う乗り味とはいきません。ただ、Wスプリングによる合成レートの低さによって初期の当たりがマイルドになるので、純正サスキット以上の柔らかさを感じることができました。その後ペースを上げていくと、接地感は期待する程ではないにせよ、ちゃんとロードホールディングをしようとサスが動いているのがよく分かります。この点に感じては残念ながらSREの方が数段上手と言う印象ですが、他社の同バネレートのダンパーと比較すると十分優秀な部類に入るのではないでしょうか。SREが独自の世界を持っているとすれば、KWは純正ダンパーを基本としながら、落ち着きのないリヤの動きを抑えつつ滑らかにロードホールディングするダンパーと言えます。

その上の速度レンジを試すことはできませんが、ストリート向けダンパーと言うことで比較的早い段階で限界を迎えます。でも車の動き出しがゆっくりかつ自然なので慌てる場面はほとんどありませんでした。法定速度近辺での高速走行では車がドッシリと安定していて、スポーツ性能よりアウトバーンでの高速ツーリング性能に重点を置いて開発したダンパーであることがよく分かります。とにかく快適な高速性能が魅力で、この点のみに特化して評価すればSREと互角かもしれません。

少しでもサーキットを意識するのであればASM SREダンパーキットシリーズが絶対的なお薦め製品であることは間違いありません。でも、100%ストリート走行で、純正サスの跳ねる動きを軽減しつつ高速走行時の安定感を向上させたいと言う、多くのユーザーが理想と考えているS2000を目指すなら、KW社ダンパーキットをお薦めします。アウトバーン仕込みと言うのがイメージだけに留まらない、快適で安定感溢れるストリート用サスキットに仕上がっています。今回、ASMではKW S2000用車高調整式サスペンションキット Version-3と呼ばれる2WAY調整モデルの独占販売を開始いたしました。自信を持ってお薦めできるツーリング性能に特化したダンパーキットです。

■KW S2000用車高調整式サスペンションキット Version-3 379,050円 

  ・ 2008年12月より、本製品はASM独占販売となりました。

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もうひとつの選択肢、OHLINS DFVサスペンションキット
過去最高のワクワク感
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白いレカロシートとそれに合わせたホワイトレザーインテリアのイメージを手に入れた木内哲也氏の愛車AP2型S2000に、ASM SREダンパーキット3WAY(HYPERCO 700ポンド)を装着しました。ずっと心の奥底で欲しいと思いつつ、純正の乗り心地・フィーリング・限界性能でも十分満足だと自分に言い聞かせながらこの1年を過ごしてきました。でも、10月・11月と2ヶ月連続で箱根にドライブに行った時に満足で誤魔化してきた自分の本当の気持ちを抑えることができなくなり、ついに今日ザックスを手に入れてしまいました。バネレートは450ポンドをお薦めするつもりで3号車のテストをしてきましたが、箱根での楽しさやこれから富士を走りに行くことを考えていつもの700ポンドを選択しました。

ホイールは既に絶版モデルとなったProdrive GC-07C MSです。細身のスポークがラウンドしながらリムいっぱいまで伸びていくデザインは未だ新鮮で、パールホワイト+I.S.Design前後バンパーとベストマッチしています。BBS RG-Rと迷った上での選択でした。一目見て高級感が漂うBBS、高品質感が内面から滲み出るProdrive、どちらも間違った選択ではないですが、木内さんは「Prodriveにしておいて本当に良かった」と心から喜んでくれたみたいです。オーナーさんのこの一言が僕にとって全てですね。ありがとうございました。

■ASM SREダンパーキット3WAY 1,260,000円

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合言葉は「戸塚550」、4週連続箱根に行ってきました
ASM SREダンパーキットZERO for MINI R56用
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2008年4月から、お客様にご協力してもらってフロントスタビリンクやR56専用アジャストケースの試作をしていたASM SREダンパーキットZERO R56MINI用が完成しました。R53とR56は同じシャーシなので基本的な部分は全て流用できるのですが、フロントスタビライザーの固定とリヤショックのアーム付け根部分の固定だけが問題でした。リヤショック用にはアルミ削り出しでスペーサーを用意して対応し、フロントはスタビブラケットの角度を専用形状にしたアジャストケースを用意することで対応しました。

3ヶ月程前に製品版と同じ最終試作品をお客様の車両に装着して実走し、性能上も申し分ないとコメントいただき、ボク自身も納得の出来栄えだったのでそのまま製品化しました。減衰調整機能なし・前後全長調整式と言う基本機能はR53用と同じです。ストラット+全長調整式のためフロントダンパーが太く、ホイールやタイヤサイズによって干渉する場合があることと、フロントアジャストケースの固定用リングが緩みやすいので定期的な増し締めが必要なことが注意点であるのもR53用と共通です。

早速今日R56MINI Cooper SにASM SREダンパーキットZEROを装着中、オーナーさんの職業はダンパーエンジニアです。7月頃ASMの赤いMINIに試乗して感動し、8月には「SREの魅力を知る会」で蘇武塾長からASMザックスの内部構造について3時間に及ぶ講義を受け、半年間じっくり考えてウレタン強化ブッシュ、AP RACINGブレーキキットなど色々まとめてご注文いただきました。車両返却予定は日曜日、お楽しみにっ!

■ASM SREダンパーキットZERO for MINI R56用 399,000円

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MINIと一緒にドライブに行ってきました、2008年秋
S2000にオーリンズDFVダンパー+HYPERCOスプリングを装着
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ASM SREダンパーキットは次の楽しみに取っておき、まずはOHLINS DFVダンパーにHYPERCOスプリングを組み合わせてご購入いただきました。バネレートはF:700ポンド・R:600ポンドの組み合わせです。装着完了後、オーナーさんと一緒に905テストコースで試乗してみました。

まず感心したのは角が取れた乗り心地でしょう。いきなりですが歩道から車道に降りる段差の感覚がザックスとは異なります。ザックスの場合、スプリングの固さを感じた瞬間にダンパーの減衰が立ち上がり車の揺れを止めるのでバネ感もダンピングも感じない不思議な感覚で入力を受け止めるのに対して、オーリンズ+ハイパコの場合はバネレートが柔らかくなったかと思うほど車が柔らかくしなやかに動いて入力を「いなす」感じです。

その後、フラットな路面ではやや車の揺れを感じましたが、逆に荒れた路面になるとDFVの良さが際立って穏やかに路面を滑るように走り抜けます。とにかくどこまで走っても角がない感じで、これなら誰もが「この脚は乗り心地がいいね」と満足できる分かり易さを実感しました。今S2000用ダンパーキットとして人気が急上昇しているのも十分理解できます。

それと同時にザックスの素晴らしさを改めて感じたのも事実でした。オーリンズに比べてあらゆる場面で少しずつ固さを感じるにも関わらず、とにかく車の動きの収束が早いので揺れを不快に感じさせません。WRCマシンに採用された時、ナビ側からのコメントで「今までのダンパーでは考えられないぐらい乗り心地がフラットなのでメモが取り易くなった」とコメントされたと言う話をアネブルさんから聞いた記憶がありますがそれも納得です。

オリフィス式のオーリンズとザックス式のASM SREダンパー、乗り慣れたテストコースでゆっくり運転させてもらってそれぞれの魅力をはっきりと理解することができてすごく有意義でした。同じオリフィス式でもASMアラゴスタダンパーキットはよりザックスに近いフィーリングであることも分かりました。ダンパーは本当に奥が深いし興味が尽きません。

■OHLINS 全長調整ネジ式 DFVスプリングレスキット 265,650円

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=914#myu914

MINIと一緒にドライブに行ってきました、2008年秋
もうひとつの選択肢、OHLINS DFVサスペンションキット
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ASMと言えばSRE、それは既に多くのS2000オーナーさんがご存知かと思いますが、もちろんSREだけではなくてBILSTEIN、Aragosta、SHOWA、TEINなど各社の製品を取り扱いしています。多少のセッティングの差はあってもこれらはどれもちゃんとしたダンパーなので、お客様のご予算と用途に応じてSRE以外の選択をするケースがあります。今回2セット入荷したOHLINS DFVキットもそのひとつです。

詳しい製品説明はオーリンズWebサイトをご覧いただければと思いますが、一言集約で表現すると「SREとは正反対のアプローチで乗り心地を確保するダンパー」と言えそうです。SREダンパーはザックス式と呼ばれる特殊方式のピストンを採用して、ロースピード領域の減衰を細かくコントロールするのと同時にハイスピード領域の減衰を上がり過ぎないようにしながらコントロールします。オーリンズはDFVシステムと言う機構を採用して過大入力時にダンパーの減衰力そのものをカットして運動性能を確保したまま不快な落下Gを感じにくくしています。

製品にはダンパー単体・ダンパー+アッパーマウントセット・ダンパー+アッパーマウント+スプリングセットの3種類がラインナップされています。今回のS2000オーナー様はスプリングレスキットにHYPERCOスプリングを組み合わせてご注文下さいました。コンプリートキットと呼ばれるスプリング付モデルをオーダーするとアイバッハジャパン製の黄色いスプリングがセットされます。ASMでは1セット在庫していますので、気になるS2000オーナー様はぜひご来店ください。

■OHLINS 全長調整ネジ式 DFVコンプリートキット 291,900円

・スプリングレート F:10Kg/mm R:8Kg/mm
・推奨車高 F:-25mm R:-25mm
・全長最大調整幅 F:±15mm R:±15mm

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ESSEN MOTOR SHOW 2007
調整式スタビライザー
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前回の岡山からテストを始めているS2000フロント用の調整式スタビライザーの試作品が届きました。前回テストしたVer.1はSoft/Hardの2段調整式でしたが、Ver.2はSOFT/Middle/Hardの3段調整式となっています。荷重と移動距離からバネレートを算出して比較すると以下のようになります。

◇AP1-100型S2000純正フロントスタビライザー (2008年3月計測値)

バネレート 5.62kg/mm 重量 4,180g

◇ASM 調整式フロントスタビライザー Prototype (2008年11月13日計測値・室温19度)

バネレート 5.76kg/mm(102.3%)/6.36kg/mm(113.2%)/6.87kg/mm(122.2%) 重量 3,930g 

この試作品をASM筑波スペシャルに装着して次回のテストに臨みます。次回はDREXLER LSDのランプ角違い/イニシャルトルク違いの比較テスト、Prodrive GC-07JとGC-010Gの比較テスト、調整式スタビライザーのテスト、2段フロントウィングのデータ取りが主なテスト項目になります。このスタビライザーの結果が良ければ、違うレート設定で1号車&3号車用を製作して製品化を検討しています。コースコンディションによって現地でスタビレートを変更できるのは、サーキットを楽しんでいる人にとって大きなメリットになるはずです。

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ASM筑波スペシャル2008シェイクダウンは恒例の岡山国際サーキット
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