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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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ASM筑波スペシャル2014で完成させる
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12/5(金)に開催されるレブスピード筑波スーパーバトル2014に向けてセットアップ中です。

<バネレート>

Front:HYPERCO 900ポンド(16.1sf/o) プリロード1ターン
Rear:HYPERCO 1100ポンド(19.6sf/o) プリロード2.5ターン

11月富士テストの最終セットからスタートです。速度レンジが全く違う筑波を想定しながらセッティングしていますが、前日走行の結果次第でリヤスプリングを17.9sf/o(1000ポンド)に落とすかもしれません(=2号車最終セット)。



<ブレーキパッド> * 前回テストの最終セット

Front:ZONE 08H
Rear:ZONE 08H

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1号車のブレーキは、センターディフューザーにNACAダクトを装着して前後ローター温度のバランスを取り、効きを安定させるためにAP RACINGリヤブレーキキットを製作して完成しました。ところが2014年、リヤタイヤ内圧は1.8スタートから2.28まで上がっているのに、サーモペイントを見るとFront:560度に対してRear:推定360度にしか上がりません。フロントブレーキは適切ですが、ダウンフォースの変化よってリヤブレーキは仕事していないと推測します。



<ファイナル>

3.9 ⇒ 4.3
容量アップデフケース ⇒ 純正デフケース

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ドライブシャフトにも初めてのトラブルが発生しました。今までハブ側ブーツからグリス漏れしたことはありますが、今回はデフケース温度138度/ドライブシャフト温度98度でデフケース側ブーツからグリス漏れです。ハブ側同様デフ側にもダストブーツ内圧を抜くホースを追加し、軽量だけど熱容量に不安が残る純正デフケース側にリヤブレーキローター用ブレーキダクトを移設しました。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2772


2011年6月、1号車富士テスト

2014年11月富士テスト  〜 復唱復命と報連相 〜
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11月2回目の富士テストに行ってきました。

今回のテストは走り込みできる最大限のセットアップで臨んでいます。



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【11月2回目富士テストセットアップ】


(1)オルタネーター

ラジアルNAで筑波1分切りしたあの周回はオルタネーターOFF様態だったことが分かりました。原因と思われるL端子を対策し、充電電圧を15V近くに高めた電気配線と、ALIANT X4に内蔵された過重電保護システムの両立も確認します。


(2)2013年仕様センターフロア

排気管とプロペラシャフト部分以外を覆うセンターフロアに変更しました。空力的にはフルフラットフロアの方が良いですが、今回こそ走り込んでセッティングを進めたいので熱的な信頼性を選択しました。


(3)容量アップデフケースと3.9ファイナル

デフオイル沸騰対策として手軽にできるメニューです。3.9ファイナルにも摩擦熱を軽減するWPC処理をしたかったのですが間に合いませんでした。Sタイヤに変更したことで温度上昇の傾向が変化しているかもしれないので、前後ブレーキローターや各駆動部分にはサーモペイントを塗布し、デフケースにはサーモシールを貼って温度確認できるようにしています。


(4)サスペンションセットアップ

前回テスト最終セットからスタート(F:16s/o+プリロード2ターン・R:18s/o+プリロード3ターン)


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(1)問題は全て解消しました。ストリートカーにALIANT X4を装着しながら、点火性能のため特別な電気配線をしたタイムアタックマシンに使えないことが嫌で仕方なかったですが、問題の原因がオルタネーターL端子の不良だったことがはっきりしました。

(2)(3)今回のセンターフロアで確定します。この状態でもデフケース温度は135度以上、サーモシールの温度限界を超えていましたが、LSDの効きに問題ありませんでした。タイムアタック本番を純正デフケース/容量アップデフケースのどちらかで走った後は、純正デフケース+デフオイルクーラーに変更した方が安心でしょう。

(4)リヤスプリングレートを18s/oから19.6s/oにアップしました。次回はF:16s/o(プリロード1ターン)/R:19.6s/o(プリロード2.5ターンからスタートし、荷重が抜けた状態からさらに旋回する筑波に合わせてリヤを18s/oに戻すかもしれません。



加藤寛規エンジニアのロガーに拠ると最高速は227q/hしか出ていませんでした。2013仕様は240q/hだったので、増えたダウンフォースと空気抵抗の弊害が明確に出た感じです。富士に合わせるなら、空力付加物撤去とヘッドライト段差処理をしてレス・ダウンフォース化すれば5q/hぐらい伸びると予想します。


今回のテストでは、リクエストを正確に把握せずに作業したためやり直すことがあったり、事前に時間があったにも関わらず想定されたスプリング交換による車高変化を把握できてなかったり、軽微なミッショントラブルで早々に走行終了したり、いくつかのヒューマンエラーがありました。あんなに望んだテスト時間を無駄にしたことを反省しなければいけません。でも方向性は見えました。前日に筑波テストをして12/5の筑波スーパーバトル2014本番を迎えます。


<2014年11月富士テストメンバー>

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上(ASM)
メカニック:八百(ASM)


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【お知らせ】

今年も新山下にレーシングサンタがやって来ます。今週末のS-GT最終戦が終わったら加藤寛規サンタと日程調整しますが、12/23(火/祝)が有力です。限定商品もあるので11月中にオーダーをまとめます。今週末〜来週末の無限フェア〜その翌週までに、カタログと注文書があるASMに来て下さい。


  2013年  夢見果てぬ、ASMのクリスマス
  2012年  横浜で過ごすクリスマス
  2011年  レーシングサンタは暴走する
  2010年  唯我独走 ASM横浜
  2009年  世界最速のレーシングサンタがやってきた


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2764


マイナス0.473秒

ASM筑波スペシャル2014、11月富士テスト(デフブロー編)
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先月のテスト走行が雨で不発に終わったため、2014年11月富士テストが実質的なシェイクダウンです。テストメニューの進行と2号車での実績を考慮して、最初からセンターフロア部分をフラット化して臨みました。


【11月富士テスト:確認項目と準備していた物】

・前後車高/減衰/プリロード調整
・ウィング角度調整
・リヤスタビライザー(AP1純正比122%ハード?)  * 調整式スタビHard(AP1比109.6%)使用中
・リヤスプリングレート(HYPERCO 19.6s/o)  * HYPERCO 18s/o使用中
・ブレーキパッド(ZONE 08H)  * ZONE 10F使用中


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計測1周でチェックのためピットイン。各部問題なし。


コンソール側熱い(車内も暑い)。


再度コースインしてテストに入りました。ストレートでレブリミットに当たってしまう状況で、いきなり1分54秒1を連発、当たり前ですが去年と比較して格段に速くなっています。ここでピットインした加藤選手から『安定したフロントに対してリヤの動きが大きい』とコメントがあったので、リヤプリロードを2ターンかける作業に入りました。坂上さんの指示/作業と今年からメカニック八百(やお)の的確で信頼できるサポートにより、残り時間20秒でギリギリコースインです。


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ここで1本目の走行枠が終了しました。PIT前に来て入庫しようと手押ししても、S2000が全く動きません。エアジャッキで上げて確認すると、エンジンリジッドマウント化の振動によるミッションマウントボルト脱落が原因かと思いましたが、フランジがかなり動いて動きを吸収するはずなので、考えられるのは<センターフロアの熱害に因るデフブロー>です。


2007年にセンターフロアをフルフラット化した時は、同様に熱害に苦しみながらフロアにNACAダクトを設けてデフブローが止まりました。2012年にセンターフロアをフルフラット化した時は、デフがこうなる前にノーマルミッションが壊れました。2014年は排気管にZircotecコーティングして遮熱しつつ冷却ダクトをエキマニ集合部分に当てていましたが、センターフロアのNACAダクトを撤去したのは失敗だったかもしれません。


でも、過去の実績とファイナルギヤ/LSDの現状を比較すると、どんなに空気の動きが減ってもデフに優しい富士をたった数ラップでブローしたことが納得できません。温度上昇したから冷却ダクトを引き込むのではなく、温度上昇の原因が本当に熱気滞留だったのかを検証するため、早速デフケースを分解しました。次回テストで対策パーツを導入します。


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【センターフロアの選択肢】 仮説を立てたブロー対策に加えて、

(a) フルフラット+NACAダクト
(b) センタートンネル部に穴開けしたセンターフロア


【サスペンションの選択肢】 プリロード2ターン追加で好フィーリングだった結果を受け、

(1) リヤスタビ交換(レートアップ/調整なし)+リヤ18s/oスプリング(現状)
(2) リヤスタビ交換なし(レートダウン調整可能)+リヤ19.6s/oスプリング(レートアップ)
(3) リヤスタビ交換(レートアップ/調整なし)+リヤ19.6s/oスプリング(レートアップ)
(4) 今回テスト現状から再スタート


空力性能は(a)が断然上ですが、(b)を選択すれば冷却トラブルを心配せずサスペンションセッティングだけに集中できます。筑波スーパーバトルに向けて、あと2回のテストでまとめなければいけません。


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<2014年11月富士テストメンバー>

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上(ASM)
メカニック:八百(ASM)


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2760


DREXLER LSD
受け継がれる時計
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2014年10月富士テスト(シェイクダウン)に向けて、ASM S2000 GT-14仕様のセットアップがほぼ完了しました。今回の主な変更点はエアロダイナミクス・トラクションの性能アップで、パワーユニット系は去年と全く同じです。


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【外装の変更点】

・ASM I.S.Designフロントエアロバンパー GT-06
・ASM I.S.Designフロントディフューザー GT-06
・ASM I.S.Designフロントエアロフェンダー GT-06
・ASM I.S.Designサイドエアロスポイラー GT-06
・ASM I.S.Designリヤオーバーフェンダー GT-06
・ASM I.S.Designリヤウィング GT-06


フロントバンパーのデザインは、空力性能と機能性を考慮して製品版04と共通しており、片側75oワイド化したフェンダーとラインを合わせています。カナードはペラペラのカーボン製品ではなく、空気の力をしっかり受け止めるASM製品と同じ構造を二段重ねしました。また、発生するダウンフォースを受け止めるフロントディフューザー一体リップスポイラー部分に体重80sの男性が立っても、全く問題ありません。


フロントインナーフェンダー内に溜まった空気がサイドスポイラーに沿って流れ、リヤインナーフェンダー内の空気も効率的に排出するボディ側面の空力デザインが、ますます床下を流れる空気の流速を高めて大きなダウンフォースを生み出します。床下空力パーツの性能まで測定できる本格的な風洞テストをやったことはありませんが、最新のS-GTマシンは車全体で約1tのダウンフォースを発生しているそうです。


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リヤウィングGT-06仕様は、トランクを貫通してメインシャーシにステーを直結しています。従来の専用トランク差込式ウィングでも高い取付剛性がありましたが、この形式ならウィングにかかる力がそのままタイヤに伝わります。エンジン・駆動系は変更ありませんが、Sタイヤとそれに合わせて前後バネレートを100ポンド(2s/o)ずつ上げました。ブレーキパッドに至っては去年と同じZONE 10Fでスタートします。Sタイヤの2008年もラジアルタイヤの2013年も同じ摩材を使っていました。どちらも机上論ではなく実績のある選択です。


【サスペンション系の変更点】

・HYPERCOスプリング F:900(16.1s/o)/R1000(17.9s/o)
・Prodrive GC-05N(1810+15)
・YH ADVAN A050(265/35-18)


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KING教授、三重大学風洞実験室でKYぶりを発揮しました
選ぶなら、やっぱりProdrive
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12月に開催されるレブスピード筑波スーパーバトルに使用するホイールが入荷しました。

ASMだからProdrive、デザイン・性能を考慮して最新のGC-05Nを選択です。


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ASM筑波スペシャル2008までは18インチ9.5Jオフセット+12を履いていましたが、今年からは18インチ10Jオフセット+15に変更しました。タイヤサイズは2008年と同じ265/35-18ですが、リム幅を広げることで接地面積拡大を狙っています。Sタイヤを履くなら推奨リム幅は10Jなので、あの頃選択したサイズが間違っていました。

もちろん普通にカタログモデルを装着するわけではありません。強度および剛性を維持しながら追加工して軽量化した他、ホイールナット取付部を未塗装にすることで塗装が剥がれて発生するホイールナット緩みを防止したり、ホイールリム部にノンスリップ塗装をしてニュータイヤでのアタック時に発生するズレを防いだり、できることを全て対策してあります。


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Prodrive GC-05N(F/R:1810+15 5/114.3)  実測値:10.2s/本


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2735


ASM筑波スペシャル2008シェイクダウンは恒例の岡山国際サーキット
受け継がれたタイムアタックマシンの真髄
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2014年冬のタイムアタックシーズンに向けて、S2000のシャーシ変更に着手しました。

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18インチ9.5J+50 265/35-18(ラジアルタイヤ) ⇒  18インチ9.5J+15 265/35-18(Sタイヤ)

ホイールオフセット・タイヤの変更に伴い、干渉が予測される前後フェンダー部分を切除しました。リヤフェンダーはリヤフェンダー側面をさらに大きくカットし、開口部分にRラインに沿わせながらパネルを合わせ溶接します。フロントフェンダー部分はボディ剛性にとても重要な部分を切りましたが、以前のタイムアタックマシンと同じ形状なので合わせ込めば問題ありません。気になった部分があったので、今月中にパッチ補強を追加します。


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この前NAラジアル筑波1分切りと言っていたのに、気が付けば7月。

あとたった5ヶ月で12月です。


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2696

積年の夢。 Powered by ASM.
KONG来襲、無料ボランティアをお願いできませんでした
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スタッフと無料ボランティアの協力により、ASM筑波スペシャル2014に装着するエアロパーツのカッティング剥がし作業が順調で、フロントディフューザー・リヤウィングステー・右フェンダー・右ドア・左右リヤオーバーフェンダーを残すのみになりました。数年ぶりの持ってみると、リヤウィング本体・フロントディフューザーの重量が気になりました。材料・製法ではなく構造の問題だと思うのですが、何とか軽量化できないか改めて検討します。


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先週末預かったS2000の車検整備を進めています。2年で4,000qしか走ってないし、前回車検時に色々必要なメンテナンスをしたので、英国Castrol EDGEエンジンオイル交換・frixion液体有機モリブデン追加・リヤ空力性能の向上ぐらいの予定でしたが、タイヤの残溝がありませんでした。好みと使い方を考えたら、BS POTENZA RE-11Aをお薦めします。


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KONG来襲、Z33用ASM KAROマットを装着です
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