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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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70%の満足感
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『最終的な100%の満足度を求めるあまりに、その到達ポイントとしてのみの結果主義に神経を擦り減らしたり、つまらない行き止まりとしての最終地点よりも少しばかりの余裕とこれからの可能性をさり気なく残した発展途上中ゆとりのマージン25%が逆に違いの解る大人の余韻なのかも知れません。それは適度な75%の満足感。タイトルも中身も、"満点で75点"をほどほどに目指しています。』

そう言ってるオートファッション加古さん流に評価するなら、今仕様検討しているレカロシートは満足度70%と言ったところでしょう。夏休みを終えたレカロさんから、今日メールが届きました。やりたかったことと、今実際にできることが徐々にはっきりと見えてきています。

違った点その1はベルトホールの色。ボクはここをSR-11と同じシルバー塗装で仕上げたいとSR-7デビュー当初からずっと感じていました。樹脂パーツが嫌いなわけではありません。ただ、頑張って高級感を演出した表面処理が好みに合わないだけで、どちらがいい・悪いではなく好き・嫌いの問題なのかも。前回の打ち合わせではSR-11と同じシルバーのベルトホールをリクエストしました。シートを見れば分かりますが、塗装とは言え一見するとまるで金属塊のような存在感があるから気に入っています。今回のシートにも同様の塗装を提案しました。それに対する回答は、『製品化には塗装耐久テストなど、開発費用と時間がかかりそうですので、今回スペックから外させて頂きたい』と言うものでした。

塗装そのものは既に完売しているSR-11と同じですから、何をどうテストするのかを含めてその内容を確認します。また、テスト費用がシートメーカーとしてやるとなるとそれなりのルールで算出して当然なので、それが製品単価にまで影響するなら、今回のケースでは僕の本意とは違います。また、当たり前のことを想定していませんでしたが、クリスマス頃の発売を目指しているRS-Gベースのモデルと左右セットで組み合わせるとなれば、シルバーではなくてブラックの方が違和感なく装着できるってことに、今日ASMに立ち寄ってくれたレカロの糸井さんから意見をもらい気付きました。見た目の質感と左右セット時のデザインバランス、その両方を満たす提案を聞いて納得できたから、ひとまず電話で相談してみよう。

違った点その2は、サイドサポート外側にEDEL革が配置されなかったことです。これはシートデザイナーさんがかなり考えてくれた上で、カッコいいデザインが思い浮かばなかったことと、人が座る内側でなく外側に高級素材を使用することに非常に抵抗がある、と言う結論に達したと聞きました。良かった〜、技術的にNGなわけじゃないんだ(笑)。座らなくてもいいんですよ☆写真やパソコン画面で見る人を満足させるためではなく、このシートを装着した車に乗り込むオーナーさんの目に最初に飛び込んでくる部分に、思い入れあるEDEL革を採用したいだけなんです。デザインはシンプルに。奇抜である必要はありません。

■RECARO SR-7 ASM LIMITED 2nd.【仮】  予価16万円前後  2010年9月発売開始

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1504#myu1504

ようこそ、黒の輝きへ
カタログをプレゼント
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裏面

表面


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『RECARO ASM LIMITEDが載ったカタログってないですか?』そんな声を以前からよくいただいていました。その度に『ごめんなさい、あると便利だってことは分かっているけど販売促進にお金をかけないと言うのがポリシーだからカタログは用意してないんですよ』と言ってきました。その信条は未だに変わりませんが、開業5年を迎えるASMに買い物に来てくれた、ASMデザインモデルに興味を持ってくれた人たちのために何かを作ってみようと考えました。

裏面はASMモデルをズラリと並べます。レカロのカタログではないのでシートに関する詳しい説明はあえて省いています。表面にはASMロゴ・ASM店内・ASMを探す地図。ロゴはS2000 1号車や筑波スペシャルのカラーリングでお馴染みのもの、店内写真はたくさんあるRECAROシート専門店の風景、ボクお薦めの店を入れた歩く地図を載せてみました。

9月頃ASMで配布をスタートします。赤WステッチのASMデザインモデルに惚れ、ASM店内風景を実際に目で見て感動し、レカロシート装着を待つ間に横浜の街を歩いて好きになる。そんな物語が1つでもいいから生まれてくれたなら、このカタログを手がけて良かったと思える気がします。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1499#myu1499

『ASM BLOG見て来ました!』
ようこそ、黒の輝きへ
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SR-7とRS-GのASM LIMITED 2nd.【仮】に採用予定の生地見本が届きました。

左からカムイ・アルカンターラ・シャイニングメッシュです。シートの側面・背面にはカムイを、体に触れるサイドサポート部分には質感と耐久性に優れたブラックアルカンターラを、座面とバックレストには質感と通気性に優れたシャイニングメッシュを採用します。レカロに限らずシートを使用する過程で最も気になる表皮の劣化。一度でもそれを経験したユーザーなら、採用した生地とその配置に納得されることでしょう。



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次にEDEL本革。赤い本革を黒く染めてパンチング加工しています。お盆休み明けにもRECARO社に相談するつもりですが、ベースの表皮をフラットな物に変更したいと考えています。SP-Xと同じナッパレザーを使えば簡単に実現できることだけど、工夫することで安易なコストアップや妥協を避けて製品化したいです。



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赤糸はASMデザインの証と言える赤Wステッチで見慣れた糸です。RS-G ASM LIMITED CLに採用している5番糸を使用、通常のASMファブリックモデルに使用している4番糸より1番太い糸にします。そしてRECAROロゴとASMロゴに採用する『銀糸』。既存モデルでシルバーと呼んでいた糸よりもはっきりと銀であることがお分かりいただけますか?


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デザインスケッチです。ベルトホールの色は、落ち着いたガンメタリックや鮮烈な赤も検討してみますが、ボクのお気に入りは明るいシルバーです。銀糸で刺繍した2つのロゴと合わせて、主張し過ぎるわけじゃないけど存在感あるデザインになるはず。インテリアにアルミやそれっぽい色を採用したモデルが増えているので、この色が最良の選択かもしれません。


■RECARO SR-7 ASM LIMITED 2nd.【仮】  価格未定  2010年9月発売開始
■RECARO RS-G ASM LIMITED 2nd.【仮】  価格未定  2010年12月発売開始


ASMでのみ取り扱いします。既存RECARO ASM LIMITEDとは違った取り扱いスタイルですが、『ワンランク上のレカロシートを手に入れる横浜の旅を楽しむ時間』 を提案します。誰もがいつでも出会えるものとは異質のRECAROです。


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1495#myu1495


創作の旅


RECARO三昧の休日
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昨日ASMは定休日でしたが、いつも一緒に遊んでいるオートファッションファクトリー横浜でレカロの妹尾さんからの連絡待ちです。次買う車を探したり、毎日ランキングバナーをクリックすることが義務付けられているブログを順番に見たり、困ったチャンのことを相談したり、スイカを一緒に食べたり・・・。夕方になる頃妹尾さんから電話。だったらと言うことで都筑の雑貨屋さんで待ち合わせることになりました。

妹尾さんと言えばブリンプ時代からレカロ侍。オートファッションの加古さんと言えば、僕がRECAROに憧れを持っていた15年前、既にアフターマーケット業界の中でこの人ありと言われた人でボクの心の師匠です。その2人がはじめて面会する場に居合わせることができて感無量でした。

その後夕食はいつもの元町エピセ。7月はあっと言う間に過ぎたから行ってないことを最近気付いたぐらいだったので、昨日行くことにしました。飲み物は冷たいお茶で。料理はいつものようにお任せで。そんなアバウトな注文にも応えてくれるのが後藤シェフ。以前、毎週火曜日の夜に開催していた『肌色の面会日』が懐かしいな。

■横浜ダイニング Epicer(元町エピセ)

住所 〒231-0861 横浜市中区元町2-88 元町シエテB1
TEL (045)662-1485
定休日 水曜

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37歳と2日
波多さんちでおやつ。
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先週出かけた創作の旅で、「こんなレカロシートを作りたい」と強く感じた気持ちと、やろうとしている新作のデザイン・ストーリー(ヒストリー)・バリューなど、企画全般に関する相談のため、S2000にRS-G ASM LIMITED CLを既に装着しているユーザーさんと、SP-JC ASM LIMITEDを既に装着しているユーザーさんに協力をお願いして、ASMから10分ほど歩いた場所にある、山下公園前のCAFE Elliott Avenueでヒアリングをしてきました。

概略については何となくBlogに記載はしましたが、SP-JC 350 LIMITEDやSP-GN EDEL以降のボクのレカロシートに対する思い入れに共感して、お薦めする製品を手にしてくれた人たちの意見こそ最も大切にしますから、話を聞いてどう感じるのかとても興味深いところでした。長い付き合いだしお互い本音を隠すことなく話せる仲なので、一般的なヒアリング調査よりも本音を言ってもらえることもお金では手に入れることができない価値あるものです。

これまではF20Cエンジンに憧れてS2000を、デザイン完成度の高さに惚れて初代AUDI TTを、3.2LエンジンとDSGのレスポンスに驚いてまたまた初代AUDI TTを、SACLAMのものづくりの姿勢と音に感動してMINIを購入してきたけど、目が治って次の愛車を選ぶ時は、『このレカロシートが似合う車を買おう』と決めています。いつになるか分からないけど、その分のんびりクルマ選びができるからワクワク感が長続きして得した気分です。

その後は笑い(失笑含む)あり、ここでは書けないマル秘ありでコソコソ楽しく話して過ごしました。波多さんからマドレーヌを出してもらって大満足。昨夜はリベルテで同じように話して楽しみました。ボクの話したことは数ヵ月後まで忘れていていいですからねっ☆

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1486#myu1486

創作の旅
創作の旅(2)
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昨日書いた新しいシートのこと、早速数件の連絡をいただきました。でも、みんな既にASMのレカロが着いてるから薦められない(笑)。薦めるわけにはいかない。『欲しい』と言わせないとね。

まずは採用する予定の表皮。

座面やバックレストには通気性と質感と耐久性をバランスしつつ、コスト的にも優れたシャイニングメッシュを採用します。色は今までのシルバー(グレー)ではなくブラックでシンプルにまとめるつもり。

そしてサイドサポートやヘッドレスト部にはブラックアルカンターラを採用します。通常ラインのASMやレカロモデルに採用されているのはグレーですが、座面やバックレストとデザインを統一するためにブラックアルカンターラをあえて採用しました。正面から見えない部分には表皮の質感がとても近いブラックカムイを採用します。本来であれば徹底してブラックアルカンターラにこだわりたいところですが、ここはカタログスペックではなく実際に購入するお客様の立場に自分を置いて判断しました。

そして最大の特徴は表皮の一部にエデル柄の本革を採用することでしょう。2004年当時、S2000オーナーの中で大ブレイクした本革フルバケットレカロシートSP-GN EDELに採用されていた表皮です。簡単に説明すると赤い本革の表面を黒く染めて、そこにパンチング加工をしています。見え方が真っ赤でも真っ黒でもなく妖しく感じませんか?ボクにもレカロさんにもこの表皮をいつか復活させたいと言う思いがありましたが、やるならまさにこのシートが最適でしょう。

RECAROロゴが真ん中の銀糸を使います。最大の悩みはどんなに頑張って写真を撮っても白に見えることですが、無数のレカロシートのロゴを見てきたボクが見て、過去にない新しさとRECAROブランドの安心感の両方を感じたから間違いない選択だと自信を持って採用しています。今後ASMロゴの刺繍サンプルなど、どんな小さな情報でもここで紹介していきますね。見るだけなら無料ですから、毎日Blogをチェックしてください☆

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1478#myu1478

Kam aus Germany zu ASM!
創作の旅
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滋賀県にあるレカロジャパン本社に行ってきました。一応仕事ですから先方も『数字』の用意を入念にしてくれていたようですが、人生第二章のボクには今まで以上に興味や関心のない分野みたいです。売れた・売れないは結果であって、1000円安いことや在庫があることが決定打ではなくて、数ある製品の中でも『ASMってデザインがいいね』と感じて選択してもらえるようになるのがボクの理想です。今ラインナップしているASM LIMITEDシリーズは、お客様が望む声が多かった色と機能を持った中で、価格面でも成立するギリギリのところまで頑張ってきました。結果的に大人気モデルに成長し、ボクと職場の仲間達でスタートした小さなチャレンジが大きく大きく成長して、今や全国のオートバックスグループ店舗で取り扱うまでになりました。

その一方で『こういう枠の中で製品を作ればお客様が喜んでくれる』範疇の中でシート作りをするようになり、製品が売れてお客さんが喜んでくれる表情や声がすごく嬉しいと感じる一方で、一度手に入れたASMモデルを手放して新しいASMモデルに買い替えたいと言う衝動がお客さんの心に込み上げるようなシーンを見ることがほとんどなく、新しいものを作り出した満足感を味わう場面はなくなっていることを寂しく感じます。

今回、既存のASMデザインシートとは全く別の製作コンセプトで新しくシート作りに挑戦することにしました。本革やアルカンターラや電動ファンクションをたっぷり使えば、質感や満足度はもちろんだけど価格もよいものになってしまいます。肌に触れる部分や目に見える部分にアルカンターラや本革を採用し、見えにくい部分にはファブリックを配置する。基本カラーはブラック。ASMのオリジナリティであるレッドダブルステッチをさらに強調します。RECAROロゴはシルバー。今までのシルバーがグレーに見えるほど色鮮やかな銀糸を採用します。ボクの中でこだわりのランクが今までの中で1番のレカロシートだから、はじめてASMロゴを刺繍しようと思いました。

既存のASMモデルもカタログモデルも間違いなくレカロだから性能的に差はありません。デザイン面では今のモデルも十分完成の領域だし、これからも引き続き販売して行くつもりです。今回製作することを決めた2モデルは既存品より少し価格は上がるので、今気に入ったモデルがあるなら待つ必要はないでしょう。既にRS-G ASM LIMITED CLを使っているプリンスのシゲさんにわざわざファブリックシートに買い替えたい気持ちにさせるぐらいの気持ちでいっぱい(笑)。9月にSR-7ベース、12月にRS-Gベースのモデルを発売できたらいいな。

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東京オートサロン2010、レカロブースにて
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