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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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先週出かけた創作の旅で、「こんなレカロシートを作りたい」と強く感じた気持ちと、やろうとしている新作のデザイン・ストーリー(ヒストリー)・バリューなど、企画全般に関する相談のため、S2000にRS-G ASM LIMITED CLを既に装着しているユーザーさんと、SP-JC ASM LIMITEDを既に装着しているユーザーさんに協力をお願いして、ASMから10分ほど歩いた場所にある、山下公園前のCAFE Elliott Avenueでヒアリングをしてきました。
概略については何となくBlogに記載はしましたが、SP-JC 350 LIMITEDやSP-GN EDEL以降のボクのレカロシートに対する思い入れに共感して、お薦めする製品を手にしてくれた人たちの意見こそ最も大切にしますから、話を聞いてどう感じるのかとても興味深いところでした。長い付き合いだしお互い本音を隠すことなく話せる仲なので、一般的なヒアリング調査よりも本音を言ってもらえることもお金では手に入れることができない価値あるものです。
これまではF20Cエンジンに憧れてS2000を、デザイン完成度の高さに惚れて初代AUDI TTを、3.2LエンジンとDSGのレスポンスに驚いてまたまた初代AUDI TTを、SACLAMのものづくりの姿勢と音に感動してMINIを購入してきたけど、目が治って次の愛車を選ぶ時は、『このレカロシートが似合う車を買おう』と決めています。いつになるか分からないけど、その分のんびりクルマ選びができるからワクワク感が長続きして得した気分です。
その後は笑い(失笑含む)あり、ここでは書けないマル秘ありでコソコソ楽しく話して過ごしました。波多さんからマドレーヌを出してもらって大満足。昨夜はリベルテで同じように話して楽しみました。ボクの話したことは数ヵ月後まで忘れていていいですからねっ☆
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1486#myu1486
創作の旅
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静岡県からご来店のS2000オーナーさんが、ASMお薦めのパーツをいくつか装着されました。まずはTODA RACING+ASM製軽量クランクプーリー。5点+ベルトがセットで96,600円の製品です。ここは戸田レーシング製とかASMが手がけたと言うイメージ部分は一切排除して選択して欲しい部分です。特に後で追加したオートテンショナーやアイドルプーリーに関しては構造上トラブルが発生しやすい部分なので、安易に形状を決めた製品ではエンジントラブルが起こる可能性が高くなります。純正でも工業製品であることに変わりはないのでトラブルが起きる時には起きるものですが、そのリスクを少しでも減らすべく素材選定(超々ジュラルミンA7075)や表面仕上げ(通常のアルマイトより耐磨耗性が高い硬質アルマイト)を行い、戸田レーシングとASMの名にかけて製造・販売を行っている製品です。スポーツ走行はもちろん、アイドリングを含む街乗りレベルから変化を実感してください。
リヤロアアームバーGT-Sは、サブフレームの歪みを抑えつつ、センタートンネル部分の左右を止めることによりS2000の数少ない弱点であるリヤセクションの弱さを軽減する補強バーです。下記リンク先の製品ページに記載の通り、フロントタワーバーGTやロアアームバーGTと同時にASMで特許を取得した製品です。一時期フロントタワーバーGTのコピー品がネットオークションでたくさん流通していましたが、そこで"ASMのコピー品ですよ"と謳っていたことを知っていても知らなくても、外したパーツを再販する行為は犯罪になりますから、購入元に返品を要求することをお薦めします。戻ってきたお金で本物を買ってください(笑)。
ZOOMモナコミラーはバミューダブルーに塗装した特注品を装着し、内装のカラーイメージを合わせました。以前ASMブログを見て以来ずっと気になっていたそうです。ちょっと広角になるミラーだから、ドライブの大きな武器になりますよ!この他、MIDLANDエンジンオイルやK&G C72 LLC交換も合わせて実施。大きなリフレッシュ作業は車両コンディションによって必要になる時期がいずれ来ますが、アライメント調整など日常メンテナンスを継続して行うことでトラブルを未然に防げることもあります。ちょっと遠いですがぜひまた遊びに来て下さい!
■ASM オートテンショナー&アイドルプーリーキット 34,650円 ■TODA RACING 軽量クランクプーリーキット(エアコン付) 61,950円 ■ASM リヤロアアームバーGT-S 57,750円 ■ZOOM モナコミラー(特注カラー) 27,300円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1485#myu1485
TODA RACING島田エンジニアの憂鬱
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HONDA Style佐橋編集長と一緒に、横浜本牧MOON Cafeに行ってきました。
MOONEYESのロゴならクルマに興味のない人でも1回ぐらいは見たことがあるかもしれません。新山下で仕事をするようになってもうすぐ5年。若い頃から知っていたブランドだからいつか挨拶に行きたいなと思っていたところ、たまたま今日行く機会に恵まれて嬉しく感じます。時々話題に出す横浜反町のリベルテにも顔を出すそうで、ボクの日常生活がだんだん横浜スタイルになってきてることを感じました。1960年代のアメ車文化を本牧から発信しているブランドだから、ASMとは畑違いだと思っていたけど、今日社長の菅沼さんと話していると『同じクルマ好きなんだ』って親しみを感じました。八王子JETSETの佐崎さんもそうですが、学生時代の1クルマ好きだった時代から憧れていた人達と、同じフィールドで仕事をしている今日の時間は人生の宝物です。
佐橋編集長とは仕事の話をしました。まずは今製作しているS2000用フロントバンパーの件を取材してみたいと言うことだったから即OK、1号車と2号車のイメージ写真だけじゃなくてエンジニア市川さんやドライバー加藤寛規選手、製造元各社の皆さんなどチームASMのメンバーが語るASM S2000と言う切り口で、宣伝のためではなくてS2000ヒストリーを書き綴ってもらえないかと言うことや、秋〜冬にかけてリリース予定の企画しているレカロシートの話題を紹介しておきました。今後徐々に実現してくれるんじゃないかと楽しみです。
ランチタイムを終えた後は 仕事を理由にしてホントは遊びに来た 佐橋編集長のショッピングタイムです。
最近アパレルに縁がある僕にはなかなか刺激的で面白い空間で、今行くことになったのも何かの縁だったのかもしれません。買い物風景を写真で撮られたらまずいとか言って顔は撮らせてくれなかったけど、狙っていた本があったらしく嬉しそうに買い込んでいました。
■MOON Cafe
住所:横浜市中区本牧宮原2-10 電話:045-623-3960
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1484#myu1484
取材でした
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企画中のショルダーバッグのデザインスケッチ3Dバージョンが届きました。物を収納して置いておくだけならデザインスケッチと表皮選びだけで済ませるのが普通です。カメラバッグはとにかく質感重視で作ったし、持ち歩いても重くないサイズの財布や小銭入れやキーホルダーも同様でした。でも今回作ろうとしているものは違います。バッグに物を入れて毎日持ち歩くものなので、デザイン・質感はもちろん、軽さ・使いやすさにもこだわりたい。事故後まだまだ目が良くないからクルマに乗って生活することはできません。だからこそ机上デザインではなく、実際に使う時の印象をフィードバックした製品にします。自動車用パーツと同じですね。
まずは表皮選定。高級感や耐久性だけを考えるなら本革を積極的に採用したいところだけど、持ち運ぶ時に軽量であることが大切なポイントだから、外に本革+布、内側に布+もしかしたら一部ビニールを採用して軽さにもこだわります。薄暗い中でカバンに入れてある財布や携帯電話や鍵や定期が見つからなくて困ったことが最近多いのですが、それを解消するためにたくさんのポケットを設けました。今後10日間ほど、このサンプルと一緒に日常生活を送る中で満足感(不満足感)を実際に感じ、製品化する時に反映させていきますよ。
ボクの分を含め、5個だけ製作の予定です。
【仲垣さんへ業務連絡】
・バッグのサイズを大きくしてください。例えば日傘が入りません。また、日傘を入れた状態でNEW MINI STYLE MAGAZINE誌を収納したいです。
・バッグの中を横に大きく仕切りたいです。例えば新発売の雑誌を2冊、表面が傷つかないように収納する感じです。
・仕切り全部とは言いませんが、場合によっては透明ビニールを採用して何を収納しているのか分かりやすくしたいです。ここを一工夫してシークレットポケットに利用してもいいかもしれません。
・バッグ内部に縫製してあるリングはすごく便利です。ついでに外部にも採用することはできませんか?例えばスポーツキャップを引っ掛けたりするのに使えるような。
・内部ポケットのサイズを、バッグ大型化に伴い見直して下さい。ASM財布・小銭入れ・iphone+イヤホン・ゲリラ雷雨に備えた折りたたみ傘・サングラスケースはmustです。
・本革、布、ビニールで作ります。質感はもちろん大切ですが、重くなりすぎるのでは無意味です。革の面積はできるだけ減らして軽さとコストの両方にメリットを出します。材料の質感が落ちても、デザイン力でカバーしてしまいましょう!
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1483#myu1483
ameno spazio訪問
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チャレンヂ |
2010/07/26(Mon) 16:47:34 |
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2010年仕様ASM S2000 1号車エアロパーツのデザインチェックのため、チャレンヂさんを訪問してきました。最近ASMのPITには2号車がずっと置いてあるのですが、それの良さを理解しつつも久しぶりに見る1号車独特の静かな空気感は違った魅力がありました。今回製作するのは以前書いたとおりフロントバンパーとカーボンボンネットです。今ラインナップしている製品は未だお気に入りだし今後も本流であり続けますが、POTENZA RE-11を装着した1号車でタイムアタックをする武器として追加製作します。
まずはフロント。I.S.Designフロントエアロバンパー+競技用パーツの専用フロントリップスポイラーをセットしたものを基本として、過去のテストやレースエンジニアさんのアイディアを元に、車検証記載変更なしに対するこだわりを捨てました。まずはリップを一体成形することにより、ナンバー付き車両に装着するためには全長の記載変更が必要となります(逆に言えば、その手続きをすれば合法な製品です)。なおかつそのスポイラー形状の部分の処理を変更することで、カナードの空力性能をより向上させることを狙いました。
デザイン要素では車検証記載変更を前提とすることで、ノーズ部分を数mmですが延長することが可能になりました。今までは前向きの面と斜め上向きの面の構成でしたが、この製品では連続した面を描いています。冷却性能アップを狙って開口部面積を5mm拡大しました。フロントリップの先端部分の形状を変更して床下により多くの空気を取り入れることで、ディフューザー効果をアップさせてダウンフォースを向上させます。一体成形することでリップとバンパーを結合するための面や固定金具を削除して軽量化が達成できます。フェンダーアーチ部分の形状だけさらに追加リクエストをして、フロントホイールハウス内に発生する乱流を防ぎつつ空気溜まりを抜き出せる形状に変更することになっています。
ボンネットは、1号車用だから純正キャッチを使えなくしても構わないので、裏骨をなくして表面+ヒンジ装着部分のみに変更します。また、エンジンルームの熱気を抜いてラジエターの性能を引き出すことで冷却性能の向上+空気抵抗低減を狙います。裏骨撤去+高強度カーボン製への変更による軽量化と合わせて、フロントバンパーを含めた空力性能や冷却性能の向上の相乗効果でラジアルNAで筑波59秒台・富士1分53秒台に向けての大きな武器になる予感がします。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1482#myu1482
2010年1月 1号車富士テスト
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SEV体験会 |
2010/07/25(Sun) 17:57:22 |
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この2日間は体験会と言う名の座談会、土曜日には若林会長が来て下さいました。その内容は『書いちゃダメだよ』って言われたから内緒ですが、SEVが効くとか効かないではなくて、ビックリする不思議な体験をしました。来店して話を聞いてたお客様は4名だけど、のんびりした雰囲気の中笑いあり・驚きありで初日終了です。
今日は6名のお客様がご来店でした。毎日ひとりネガティブキャンペーン開催中のKINGが『みんなが効くと言うと否定したい気分になる』と言ったところ、僕を含め周囲のメンバーが『じゃ、信じなくていいよ』とバッサリ切り捨てです。信じるも信じないも、買うも買わないも全て自由だけど、体感して信じている人に対してどうこう口出しする権利はありません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1481#myu1481
ASMから、お客様へ
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CAFE Elliott Avenueで朝のミーティングを開催しました。今企画中の洋服デザイン案を検討中です。まず1着作るところから始めようとデザイナーさんとミーティングした時には話していましたが、3案出来上がってみるとどうしても絞りきれない・・・。2種類作ってみようかな。勉強を兼ねて色々なファッション誌を見ていましたが、どうしてもピンと来るものがありませんでした。会って僕の思いを伝えて出来上がったデザイン、こんなにイメージに近いものが出てくるとは思っていなかったから嬉しくなり、たまたま横浜に来ていたASM王子にチラ見せ。さて、どんな感想を持ったでしょうか?
お会計をしようとするとバリスタの波多さんが入口で雑誌を立ち読みしていました。とある自動車雑誌にカフェの名前が掲載されているらしいのですが(笑)。ASMから徒歩10分ほど、山下公園前のカフェで、この季節ならアイスのカフェラテ・カフェモカ・バナナモカフローズンがお薦めですから、レカロシート装着作業中にぜひ遊びに行ってみて下さい(月曜定休)。『ASM BLOG見て来ました!』って言うと、もれなく水が出てきます☆
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1480#myu1480
G.T WORKS 寺崎源さんご来店☆
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S2000を買ってすぐにASMに遊びに来てレカロシートをご購入されて、その時に決めていた『次のステップはサスペンション』を今日施工です。話の過程でサーキット走行にも徐々に興味が出てきたとのことですが、主に街乗りでS2000をお使いです。
サーキットに行くからいいサスを装着する、サーキットに行かないから車を速くしても仕方ない。よく言われるこれらの評価はひとつの意見ではあるけど、1番大切なのはオーナーさん自身が素直に喜べることです。今回ザックスを装着していただき、オーナーさんにとってのS2000がある自動車生活がもっと豊かで楽しいものになったら嬉しいな。丸田が担当させていただきました。ありがとうございます。
■ASM SREダンパーキット2WAY 997,500円
TOPページで案内している通り、明日明後日はSEVフェアです。フェアと言っても売る気一切なし。ボクがとても信頼している人を呼んでいるので、PM1:00〜5:00を目処にぜひASMに遊びに来て下さい。
【常連取締役各位】
上記のような気持ちではなく、『1つ買おう』と言う心意気で必ず来て下さいね☆
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1479#myu1479
Time is money.
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昨日書いた新しいシートのこと、早速数件の連絡をいただきました。でも、みんな既にASMのレカロが着いてるから薦められない(笑)。薦めるわけにはいかない。『欲しい』と言わせないとね。
まずは採用する予定の表皮。
座面やバックレストには通気性と質感と耐久性をバランスしつつ、コスト的にも優れたシャイニングメッシュを採用します。色は今までのシルバー(グレー)ではなくブラックでシンプルにまとめるつもり。
そしてサイドサポートやヘッドレスト部にはブラックアルカンターラを採用します。通常ラインのASMやレカロモデルに採用されているのはグレーですが、座面やバックレストとデザインを統一するためにブラックアルカンターラをあえて採用しました。正面から見えない部分には表皮の質感がとても近いブラックカムイを採用します。本来であれば徹底してブラックアルカンターラにこだわりたいところですが、ここはカタログスペックではなく実際に購入するお客様の立場に自分を置いて判断しました。
そして最大の特徴は表皮の一部にエデル柄の本革を採用することでしょう。2004年当時、S2000オーナーの中で大ブレイクした本革フルバケットレカロシートSP-GN EDELに採用されていた表皮です。簡単に説明すると赤い本革の表面を黒く染めて、そこにパンチング加工をしています。見え方が真っ赤でも真っ黒でもなく妖しく感じませんか?ボクにもレカロさんにもこの表皮をいつか復活させたいと言う思いがありましたが、やるならまさにこのシートが最適でしょう。
RECAROロゴが真ん中の銀糸を使います。最大の悩みはどんなに頑張って写真を撮っても白に見えることですが、無数のレカロシートのロゴを見てきたボクが見て、過去にない新しさとRECAROブランドの安心感の両方を感じたから間違いない選択だと自信を持って採用しています。今後ASMロゴの刺繍サンプルなど、どんな小さな情報でもここで紹介していきますね。見るだけなら無料ですから、毎日Blogをチェックしてください☆
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1478#myu1478
Kam aus Germany zu ASM!
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創作の旅 |
2010/07/22(Thu) 17:33:07 |
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滋賀県にあるレカロジャパン本社に行ってきました。一応仕事ですから先方も『数字』の用意を入念にしてくれていたようですが、人生第二章のボクには今まで以上に興味や関心のない分野みたいです。売れた・売れないは結果であって、1000円安いことや在庫があることが決定打ではなくて、数ある製品の中でも『ASMってデザインがいいね』と感じて選択してもらえるようになるのがボクの理想です。今ラインナップしているASM LIMITEDシリーズは、お客様が望む声が多かった色と機能を持った中で、価格面でも成立するギリギリのところまで頑張ってきました。結果的に大人気モデルに成長し、ボクと職場の仲間達でスタートした小さなチャレンジが大きく大きく成長して、今や全国のオートバックスグループ店舗で取り扱うまでになりました。
その一方で『こういう枠の中で製品を作ればお客様が喜んでくれる』範疇の中でシート作りをするようになり、製品が売れてお客さんが喜んでくれる表情や声がすごく嬉しいと感じる一方で、一度手に入れたASMモデルを手放して新しいASMモデルに買い替えたいと言う衝動がお客さんの心に込み上げるようなシーンを見ることがほとんどなく、新しいものを作り出した満足感を味わう場面はなくなっていることを寂しく感じます。
今回、既存のASMデザインシートとは全く別の製作コンセプトで新しくシート作りに挑戦することにしました。本革やアルカンターラや電動ファンクションをたっぷり使えば、質感や満足度はもちろんだけど価格もよいものになってしまいます。肌に触れる部分や目に見える部分にアルカンターラや本革を採用し、見えにくい部分にはファブリックを配置する。基本カラーはブラック。ASMのオリジナリティであるレッドダブルステッチをさらに強調します。RECAROロゴはシルバー。今までのシルバーがグレーに見えるほど色鮮やかな銀糸を採用します。ボクの中でこだわりのランクが今までの中で1番のレカロシートだから、はじめてASMロゴを刺繍しようと思いました。
既存のASMモデルもカタログモデルも間違いなくレカロだから性能的に差はありません。デザイン面では今のモデルも十分完成の領域だし、これからも引き続き販売して行くつもりです。今回製作することを決めた2モデルは既存品より少し価格は上がるので、今気に入ったモデルがあるなら待つ必要はないでしょう。既にRS-G ASM LIMITED CLを使っているプリンスのシゲさんにわざわざファブリックシートに買い替えたい気持ちにさせるぐらいの気持ちでいっぱい(笑)。9月にSR-7ベース、12月にRS-Gベースのモデルを発売できたらいいな。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1477#myu1477
東京オートサロン2010、レカロブースにて
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