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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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フロントバンパーを外すと純正]ボーンフレームの左右を連結するレインホースがありますが、様々な要件の中で重く大きな部品になっています。ASM S2000 1号車は2010年に軽量加工していましたが、更なる軽量化と商品化を目指して2012年から試作品に切り替えていました。
車検手続きのため横浜陸事を訪問した時この製品の公道使用について確認したところ、特にレインホースに関する規定はなく左右連結されていれば問題なし、鉄・アルミ・ステンレスなど素材に関する規定はなく検査官の判断によるとのことでしたASM I.S.Designフロントエアロバンパー04<またはASM I.S.DesignフロントエアロバンパーIS-11とASM I.S.Design トランスフックの組み合わせのみ可能で、純正牽引フックは装着できません。ラジエターより更に先端で2.8kg軽量化した効果をぜひ手に入れて下さい。
■ASM レインホースGT 59,850円 <税別 57,000円>
* 初期ロット5本。 * 純正4.2kg ⇒ 1.4kg、2.8kgの軽量化 * 純正レインホースが装着可なら装着できますが、確認しているのは純正とASMバンパーだけです。 * 純正牽引フック取付できません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2518#myu2518
装着することに意味がある ≠ 意味がある物を装着する
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連休最終日、 ヲッ・・・ HITMANがご来店になり2年ぶりのLLC C72交換をしました。
11月にエンジン・ミッション・デフオイル交換を予定されているとのことでした。最近買ったMINIでサーキットに行きたいと思っているとか、S2000に装着しているフルバケットシートをMINIに移設してS2000には新たにRECARO RS-G ASM LIMITED Rubyを装着したいと考えているとか、絶対に内緒です。
作業待ち時間にASM S2000試乗車に乗り、ASM SREダンパーキット3WAYフルスペックの快適性と性能に感動していましたから、消費増税前にあと1回日帰りO/Hイベントを組まないとダメかもしれません。
■K&G C72 12,600円/本
ヲッ・・・ HITMANは無料の広告塔らしいです、自分で森くんに言っていました。
夕方、『じゃあ、行くのやめます!』と言っていた川崎のレース(省略)好き田中(TANAKA)が予想通り来たから、元町茶倉(SAKURA)で夕食です。HYPERCOパーチェを使わずIS-11+仕様でもないASM SREダンパーキット3WAYに久々に乗って、消費増税前にあと1回日帰りO/Hイベントを組まないとダメかも・・・と、ますます思いました。
予定は2月、来年のレースカレンダー確定後に決定します。前回のイベントは告知後数日間で予約いっぱいになりましたので、日帰りO/Hイベント告知をお見逃しなく。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2517#myu2517
ASMを育むのは、レース現場が生み出す技術とアイディア
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ASM S2000 1号車と同形状のトランク/ウィングセットが入荷しました。
タイムアタック車両に使っているパーツだから更に空力性能にこだわり、カーボントランクを追加工した取付ポイントにカーボン製ウィングステーを挿し込み、取付穴の左右からボルトナットで固定します。一般的な装着方法だとトランク上面が歪んで効きが変化します。ASM筑波スペシャルのようにトランクを貫通して強固な車体にウィングステーを直結するのが理想ですが、荷室使用可能と言う条件下ではこれがベストでしょう。
ウィング後端部には、1号車と同じ高さに調整したガーニーフラップを追加しました。一般的なチューニングパーツはウィング上面にガーニーフラップを貼り付けるだけなので段差ができ、厳密に言うと空気抵抗が生じます。このウィングは追加するガーニーフラップの厚みに合わせて予めウィング後端部を凹ませることで、ウィング上面とガーニーフラップ貼り付け部を同じ高さにしました。
取付剛性・ガーニーフラップ貼り付け部の乱流など、それぞれは小さな違いだからタイムに差は出ません。でも、エンジン内部・排気管・吸気システム・ECU・サスペンション・トランスミッション・LSD・ファイナルギヤ・ドライブシャフト・プロペラシャフト・エアロパーツ・タイヤ生産ロットと保管方法・RECAROシート取付方法をはじめ、このレベルでこだわった場所は数え切れないほど存在し、『どうせ体感できないしタイムにも影響しないから』と手を抜くと、モノ作りはそこで終わりです。
海外のお客様に続き、今サクシードスポーツで車体製作しているMR熊木さんからもご注文をいただきました。5K特注MR素材は廃盤になりましたが、5K特注MRと同じ<綾織り>の3K素材(通常は平織りです)を採用して、5K特注MR風にドレスアップしています。2012年4月に突然廃盤して以降、急に人気が出てきました。
■ASM I.S.Designリヤウィング GT-09+専用カーボントランク
* 3Kカーボンプリプレグ製 参考重量 6.1kg(実測値)
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I.S.Designリヤウィング GT-09 取付確認
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三連休初日、予定通りご来店になった岡山KINGが2013年秋のメニューを施工です。
距離と時間を重ねるごとにシフトフィールが悪化しているトランスミッションは、SACLAMのエンジン屋さんが手がけるリビルトミッションに交換です。ケース表面のバリを切削することでメカニックが素手で触ることがあっても怪我をし難くする配慮はさすがです。ミッションを降ろしてクラッチディスクを確認したところ残量が1mm程度だったため、同時交換することになりました。
■SACLAM リビルトミッションAssy WPC+DLC 357,000円 <税別 340,000円> ■ASM SREクラッチディスク 48,300円 <税別 46,000円>
また、製品ページに1年も非掲載だったトランスミッションステーの強化品もお勧めしてご購入いただきました。ミッションステーにパッチを当てて溶接補強しただけではなく、ボディに固定するボルト穴にカラーを溶接することでミッション本体の余計な動きを抑えます。
■ASM トランスミッションステーGT 32,550円 <税別 31,000円> ★ New ★
航空品質のチタンボルト<Pro-Bolt>も一式全て装着です。今回の作業を予約された8月中旬以降に追加した、イグニッションコイル/プラグカバーを固定するネジもご購入いただきました。最近あちこち出かけることが多くウェブ情報更新が遅れがちですが、せっかく遠くからお越しになり色々買い物するお客様に勧めないわけにはいきません。
■ASM Pro-Boltアッパーマウントナット 3,811円 <税別 3,630円> 21.7g/4個 ← 43.0g ■ASM Pro-Boltラジエター取付ステー用ボルト 5,050円 <税別 5,302円> 12.8g/6本 ← 37.2g ■ASM Pro-Boltラジエタープレート用ボルト 6,308円 <税別 6,699円> 8.7g/5本 ← 46.2g ■ASM Pro-Boltヒューズボックス用ボルト 1,554円 <税別 1,480円> 5.1g/2本 ← 14.3g ■ASM Pro-Boltフェンダー用ボルト 8,305円 <税別 7,910円> 20.5g/8本 ← 73.4g ■ASM Pro-Boltスロットルボディ用ボルト 6,699円 <税別6,380円> 44.6g/4本 ← 87.9g ■ASM Pro-Boltプラグカバー用ボルト 2,824円 <税別 2,690円> ★ New ★ ■ASM Pro-Boltイグニッションコイル用ボルト 3,780円 <税別 3,600円> ★ New ★
そして軽量リチウムバッテリーALIANT X4と専用オイルキャッチタンク、ずっと先延ばしになっていたRECAROシートを交換です。朝到着してすぐ、S2000試乗車でASM SREダンパー3WAYフルスペックを体感して、次のメニューが使用中の3WAY IS-11のO/H+仕様変更とHYPERCOパーチェ追加に決まったようです。
■ALIANT X4+ASM サーキットオイルキャッチタンク2 76,175円 <税別 72,548円> ■RECARO TS-G ALCANTARA Version 194,250円 <税別 185,000円>
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月刊サクシードスポーツ9月号前編
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納車されたメルセデスベンツ Cクラスクーペのフロア形状を型取りしたKAROマットを装着です。インテリアに合わせて赤Wステッチは追加していません。でもKAROエンブレムの代わりに艶消しシルバーのASMプレートになっているので、センターコンソール・ステアリング・エアコン吹き出し口と似合っています。仕事前の待機、ありがとうございました。
■ASM KAROマット(Cクラスクーペ用) 48,400円
純正デフO/Hと同時にWPCファイナルギヤセットに変更です。デフオイル温度がかなり高くなることはS2000の弱点と言われており、その対策としてデフオイルクーラーや大容量デフケースを装着するのが一般的です。でも、デフケースを装着するとクーラーコアや配管や電気配線など、注意しなければダメな要素が増えます。大容量デフケースにしても温度の上がり方が多少ゆっくりになるだけで、発生する熱量に変化はないから根本解決にはなっていません。
ASMの提案は、温度が上がるから冷やす/温度が上がるから上がり方を緩やかにするではなく、『温度が上がらないようにする』チューニングです。そもそもデフオイル温度が上がると言うことはエンジン出力がリングギヤとピニオンギヤの摩擦で熱に変化しているわけですから、パワーロスです。ギヤ表面にWPC処理することで、英/独Castrolデフオイルの潤滑性能を最高の状態まで高めます。
2013年シーズン、ADVAN Neovaで富士1分54秒切り=筑波1分切りを狙っているASM S2000 1号車は、純正デフケース/オイルクーラーなし/リヤディフューザーでデフケースを覆った状態で連続周回可能です。純正デフも走行距離を重ねるとディスタンスピースが徐々に変形して歯当たりが変化していますが、所有しているオーナーさんはほぼ気付きません。走行距離が10万kmはデフO/Hのきっかけとお考え下さい。
■ASM ファイナルギヤセット 76,020円 <税別 72,400円>
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意外と知らない?KAROマットの魅力
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10月富士テストのセットダウン後、HEWLAND SGTを降ろしました。目的はNOVAエンジニアリングのメカニックの方に内部構造を教わりながら分解チェック/オーバーホールすると同時に、レーシングカーで実績のある場所にWPC+DLC処理して再度組み立て搭載することでした。
・・・が、11月テスト(まだ日程未定)と分解チェック/オーバーホールのレクチャー時期が合わなかったため、2010年2月に鈴鹿サーキットを走行後保管していたままの状態で走行することにしました。どれぐらいのマイレージを重ねたか不明ですが、400馬力相当の連続周回に対応したスペックだし、ASM筑波スペシャルに搭載していた頃O/Hした内部状態を考えれば問題ないでしょう。
シェイクダウン直前に問題になったドレインです。左側の大きなドレインは英国製部品らしくインチ工具が必要で、手持ちのソケットとサイズが合わず困りました。右の小さなドレインを外すのは問題なかったのですが、ケースに数山しかネジが掛からず長年の使用によりボルト穴も緩々になっていたため、オイル漏れ防止のため液体パッキンで応急処置して走行しました。
このまま使用を続けるとトラブルに繋がりますので、大きなドレインはサイズ・小さなドレインは長さを変更し、素材も柔らかなアルミ製から一般的なスチール製に変更します。ミッションオイルはお客様にも販売している英国Castrol Syntrans 75W-90を使用しています。
1号車に搭載するに際してクラッチホースはGOODRIDGE製ホースで新規製作しました。圧力検査など全ての品質管理は、S-GT500マシン・ASM AP RACING補修用ブレーキホースと同等です。エンジン−ミッション−デフ全てがリジット固定されたASM筑波スペシャルで問題になっていた、金属製ステーの破断症状が解消できたカーボン製ステーを流用しました。
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2012年秋のメニュー
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S2000吸気チューニングの定番メニュー、無限エアクリーナーBOXを装着しました。ラジエターを通過する前の冷えた外気をエンジンに供給するダクトレイアウトに吸気効率が良い湿式エアフィルターを組み合わせることで、繰り返し洗浄して新品当時の性能を維持し続けることが可能です。ボンネット裏骨を加工(カット)することに抵抗があったそうですが、ASMの仕上げを見れば納得いただけたことでしょう。
元々予定がなかったインテークホースをお勧めして、同時装着しました。せっかくラジエター前に移動した吸気口から外気を導入しても、エンジン輻射熱で熱くなったインマニに設置された吸気温度センサーが高い温度を感知してしまうと、実際に吸い込んでいる温度に関わらず『吸気温度が高い』と認識してECUがエンジンを制御するので、せっかくの無限エアクリーナーが十分な性能を発揮できません。ASM S2000に試乗して排気管の性能・SREダンパーキットの乗り心地を体感してもらいました。あの感動を参考に、これからのS2000生活をお楽しみ下さい。
■無限 Hi-PERFORMANCE AIR CLEANER & BOX 138,600円 <税別132,000円> ■ASM ラジエタープレート 12,600円 <税別 12,000円> ■ASM SAMCOインテークホースキット 29,400円 <税別 28,000円>
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テールピースが2個だから、I.S.Designサイレンサーキット2
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SA浜松に出発する前日、SA神戸・SA八王子・SA富山南・AB西岡店でのイベントやお客様との試乗で大活躍している試乗車S2000の前後バンパーを交換しました。どれぐらいの効果を体感できるか製品化した2004年当時の記憶が曖昧で忘れていましたが、今回の浜松遠征で当時の感動を思い出しました。
新東名を走行してハッキリ分かるレベルで静か&スムーズになっています。幌を叩くような空気の音が小さくなり、6速のままで加速するような場面でもアクセル操作とスピード変化のタイムラグが小さくなっていました。これは長距離を走ると特に快適です。試乗車S2000のことをASMで1番知っているAさん(仮名)も、『ここまで効果が分かるものとは思わなかった』と感動していました。どんなところに感動したのか、ぜひ直接質問して下さい。
* メールだと長くなるのでサラッと受け答えして終わりになります(笑)。
■ASM I.S.Designフロントエアロバンパー04 126,000円 <税別 120,000円> ■ASM I.S.Designリヤエアロバンパー04 126,000円 <税別 120,000円>
今週末の3連休は山形県からご来店になるお客様とご注文いただいているASMカーボンパーツフルキット(ドア/GT-12トランクウィングセット含む)の打ち合わせができるし、都内のディーラーさんからもASMカーボンパーツフルキット(ドア/GT-12トランクウィングセット含む含む)の問い合わせがあります。名古屋の若手からもカーボンパーツフルキットの注文をもらい、サクシードスポーツでボディ製作しているMR熊木さんからは床下カーボン床一式・GT-12トランクウィングセット・IS-11フロントバンパーCarbonモデルを受注しました。
10月も1週間が過ぎました。あっと言う間にクリスマスになり春が来ると消費税が5%から8%にアップします。たった3%だから気にせず欲しい時に買えばいいと思いますが、買うと決めているものなら今買う方が良いかもしれません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2510#myu2510
横浜元町ハロウィーン2007
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先週末は、スーパーオートバックス浜松・鈴木さんと合同でASM×RECAROフェアを開催しました。4年前まで僕も参加していましたが、ここ3年は行くこともほとんどなく終わっていました。でも今回は『試乗車の横に座る』と言う仕事があるので、久しぶりに2日間浜松常駐です。
フェア前からZ33オーナーさんやS2000オーナーさんからの問い合わせがあり、挨拶は『こんにちはー』ではなく、『これ下さーい』でお願いしますと書いたところ、ASM SREダンパーキット1WAYフルスペック・ASMエキゾーストマニホールド07+SARDスポーツ触媒+I.S.Designサイレンサーキット2・I.S.Designフロントエアロバンパー04など、最旬のお勧めパーツをたくさんご成約いただくことができました。
毎回感じることですが、S2000の試乗車の中でお客さんと色々なコミュニケーションが取れたことも良かったです。少しでも多くのお客様に『こんなS2000を作れる』ことを知ってもらうことと、ASMの排気管・ASMのサスペンションキットを真剣に検討している人に体感してもらう、その両方が目的だから次回からの課題として、1時間とか同乗試乗は我慢して下さい(笑)。ご来店・お買い上げいただいた皆さん、ありがとうございました。横浜で会いましょう!
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2509#myu2509
SA浜松ASMフェア、売り切れ終了
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富士スピードウェイで、ASM S2000 1号車 2013年仕様をシェイクダウンしてきました。
<今回の確認事項> (1) HEWLAND SGT動作確認 (2) 新型オイルタンク導入・オイルクーラー変更に伴う油温/油圧確認 (3) HYPERCOパーチェ有無比較
純正ミッションからHEWLAND SGTへの変更に伴い、センサー取り回しが間に合わず電動パワステが動かない状態でのテストでしたが、課題はこの3点だったので、加藤寛規選手が筋肉痛になる以外は問題ありません。
2012年はドライサンプエンジンへの変更に伴うオイルキャッチタンク配管ミスで実質エンジンブロー、2011年はSREダンパー IS-11仕様への変更に伴いステアリング特性が激変したことに因り駆動系パーツがほぼ全損、今年は何が起こるかと覚悟していましたが、事前の想定通りのパワステ不調以外、ほぼ順調に走り出しました。
電動パワステが機能していれば100R後半でさらにシフトアップして加速後ブレーキングする場面で、片手運転すると危険なのでアクセルで車速調整していました。カウンターの当て方も遅れるので各コーナーでのマージン/タイムロスも大きかったようです。油温計が130℃を表示していました。油温を計っているオイルタンクを接触式温度計で温度測定したところ80度近辺だったので温度センサー異常の可能性が高いです。
油圧に関しては1コーナーのように大ブレーキング後の右コーナーで油圧が0.2程度まで下がる症状は改善していませんでした。油圧センサー本体の不良を疑いましたが、ブレーキング⇒右コーナー後徐々に元に戻ることを考えるとそれも可能性が低いです。加藤選手が油圧計の数値を気にしながら走っているとは言え、0.2まで油圧低下した瞬間もエンジンは回り続けていますから、コンディション悪化が進行していると考えなければいけません。
そんな状態だから1コーナー飛び込みでは油圧に注意しながら回復を待ってアクセルを踏む、ASM S2000が1番得意な100R〜Aコーナー進入は1段低いギヤで我慢して走る、Bコーナーでも1コーナーと同じ症状が発生する、カウンターを当てるスピードが遅くなることを前提に走る、しかもタイヤは半年で1秒タイムダウンするADVAN Neova(去年タイムアタックで使ったもの)、この状態で1分56秒87でした。
セッション間にHYPERCOパーチェを追加しました。乗り心地がとても良くなって加藤選手はびっくりしていました。でも快適になっても速くなければ1号車に装着する意味がありません。パーチェを追加した以外1本目と全て同じセットアップで1分56秒31を記録しました。
装着すれば終わりではなく、気になる症状が発生したためセッティング変更してさらに周回したところ、1分56秒18を記録しました。今日は気温/湿度共に高く、何度も言いますがタイヤは中古タイヤで、油圧・パワステ問題でアクセル全開できない時間がかなり長い条件下でこのタイムを記録しました。まだタイムを気にする段階ではないのですが、この数字が笑顔の理由です。
予定のテストメニューが終わった瞬間土砂降りの雨になりました。昨日は雨、今日の午前中は晴れ、午後はまた雨、すごく幸運なテストでした。加藤選手は明日から今週末開催されるS-GTのため九州出張とのことですが、晴れパワーをASM富士テストで使い果たしてしまいました。
<次回テストに向けての課題>
・油圧問題検証(オイルタンク/センサー位置)と、車載カメラをオイルレベルゲージに合わせる。 ・電動パワステ復旧 ・HEWLAND SGT 分解O/HとWPC/DLCコーティング加工 ・HYPERCOパーチェに合わせたセッティングメニュー検証(リヤバネレートアップ)
【おまけ】
走行前、どこのオートバックスで買ってきたレーダー探知機を着けていたのかと思ったら、SREやDREXLERでお世話になっているアネブルさんのデータロガーVBOX sportを装着していました。これを使いこなす加藤寛規選手が監督とか講師なら、一切言い訳が出来ないのですごく嫌かも知れません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2508#myu2508
マイナス0.473秒
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