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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM S2000タイムアタック号に、トヨタ純正電動ウォーターポンプ改 Ver.2を装着です。 2016年に採用したDAVIES CRAIG社製EWPは、NICOLE RACING児玉さんのアドバイスに従い、エンジンにも車体側にも固定せず宙に浮かせていました。トヨタ純正電動W/P改は重いからしっかり支える必要があるため、前回のエンジン側を止めてシャーシ側に減振用ゴムワッシャーを挟んで固定します。制御は引き続き、シェイクダウンで動作確認したDAVIES CRAIG LCD EWP & FAN Controller<最新型>で行います。

12/7(木)REVSPEED筑波スーパーバトルでのテスト?結果を、楽しみ??にして下さい。
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『商売は後』の旗
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SA浜松でASM×RECAROフェアを開催しました。10年来お世話になっている鈴木フロア長がいるお店だから、今シーズン初めてS2000と86の2台で金山・松島・八百のフルメンバーが参加、今回も田中ミノルさん率いるTM-SQUARE出張匠の日と同時開催です。
ASM車検担当:松島さんは、『それにしてもSA浜松の車検は安いっ!』と驚いていました。

2008年の初開催から店先や入口にASMブースを展開して来ましたが、今年は大好物のエアコン付き店内SAH&RECAROコーナーに避難しました。台風だから仕方ありません♪♪♪ 新しい86/BRZ・S2000オーナーさん達との出会いあり、いつもの常連さん達の談笑ありの2日間、本当に充実した時間で、大雨コンディションさえもZONE 10Fとdbaブレーキローターの扱いやすさと安心感を体感するには良かったかもしれません。鈴木フロア長・米倉さん、今回もありがとうございました。次に開催される無限フェアも頑張って下さい。
【お買い上げ・ご成約商品】
・ASM I.S.DesignエアロボンネットCFRP(86/BRZ) ・ASM ビッグスロットル(86/BRZ) 3セット ・ASM スロットルスペーサー(86/BRZ) 3セット ・ASM G.T WORKS GENROM(S2000) ・ASM 本革内装ドアパネル(S2000) ・ASM 広角ドアミラー(S2000) ・ASM ハンドブレーキ(S2000) ・ASM I.S.Designナンバーボルト ・frixion ハイパールブ165 5本 ・ASM レーシングパワステタンク(Z34) ・ASM KAROマットRuby(S660) ・NAG 内圧コントロールバルブ(S2000) ・NAG 内圧コントロールバルブ(ジムニー) ・ASM ショルダーカバー 3セット ・RECARO RS-G ASM LIMITED Ruby 4脚 ・RECARO SR-7 ASM LIMITED Ruby 1脚 ・RECARO サイドプロテクターASM 3セット ・RECARO バックレストカバーASM ・ZONE ブレーキパッド10F 4セット
【11月ご注文期限】
・RECARO Sportster Limited Edition(てしまさん) 左右セット
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研修中
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ASM S2000試乗車のブレーキパッド摩材を88Bから10Fに変更しました。日常使いとサーキット走行を両立したS2000を目指しているので、街乗りにしか使えない88Bだと走行前にブレーキパッド交換が必要だから、車両製作コンセプトに合いません。10Fは街乗りで求められる鳴きとダストの少なさ・冷間時の制動能力・ローター攻撃性の低さと、サーキット走行時に必要なスポーツ性能を高レベルにバランスした摩材で、ASM S2000タイムアタック号にも採用しています。
ブレーキローターは無限から、優れた熱伝達性を確保したdbaに変更しました。トヨタ純正OPサーキットブレーキキットとして採用されており、ビッグキャリパー/ローターではなく純正+αをお求めのオーナー様に自信を持ってお薦めできる製品です。NAG減圧バルブ・ASM駆動系メニューなどにより低フリクション化した車両ほど、街乗り・高速走行レベルでもフットブレーキに頼る場面が増えていますので、現在88B摩材を使用中のお客様は、明日明後日のSA浜松ASM×RECAROフェアで摩材ランクアップを体感して下さい。
■ZONE 10F 18,360円 <税抜価格 17,000円/税額 1,360円> ■dba T3 CLUB SPEC フロントブレーキローター(前) 32,400円 <税抜価格 30,000円/税額 2,400円> ■dba T3 CLUB SPEC フロントブレーキローター(後) 30,240円<税抜価格 28,000円/税額 2,240円>
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ASM筑波スペシャル2008 −BRAKING MEISTER ZONE−
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戸田レーシング島田さんから、トヨタ純正電動W/P改 Ver.2が届きました。
シェイクダウンで破損した原因は、純正部品をベースにしていることを過信した固定方法に因り、リジットマウントエンジンの振動が集中したことだと考え、内部パーツの設計と固定位置を変更します。二コルレーシング・戸田レーシング・ASMで協議した結果、DAVIES,CRAIG社 EWPコントローラーで制御することに変更ありません。
■2017.10.24 軽量化 -2.72kg
Setrabオイルクーラー大型化 -60g ラジエーターマウント軽量化(810g⇒760g) -50g ラジエーター関連ステー軽量化@(50g⇒40g) -10g ラジエーター関連ステー軽量化A(40g⇒30g) -10g ラジエーター関連ステー軽量化B(120g⇒110g) -10g 不要アルミステー撤去 -20g ポリカーボネートサイドウィンドウ 小窓付(1,950g×左右)⇒小窓なし(2,000g×左右) +100g

田中ミノルさんからは、ラインナップが一気に充実したBILLION OILSのカタログが届きました。某有名オイルメーカーさんが営業にお越しになったのですが、「ASMは戸田レーシングさんのベンチでF型エンジンをテストしたオイルしか販売していなくて、今はミノルさんのBILLION OILSを取り扱っています。もしてして・・・」と話したところ、驚きながら困った顔をして面白かったです。
今週末にSA浜松で開催されるASM×RECAROフェアは、ミノルさん率いるTM-SQUARE・出張匠の日と同時開催されます。4週連続てしまさん&大塚君、ミノル軍団に負けたくないのでそろそろ頑張りましょう!

山形県の昭和47年組・組長がご来店されたので、親子で取材協力してくれたお礼として、A2サイズに引き伸ばした箱根写真をポスターフレームに入れてプレゼントしました。ASMの願いは二代目が結婚する時この写真を披露宴会場受付に飾り、組長が亡くなったら通夜に置いて偲んでもらうことです。ASMらしい配慮をしました。Honda Style誌に掲載された写真と見比べて下さい。
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ASM筑波スペシャル2017・シェイクダウン
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AP RACING ブレーキキット(ASM仕様)で大径化した前ブレーキとバランスを取るため、制動屋インチUPキットを装着しました。ローター径は純正280mmに対して320mmの2ピース、冷却を考慮したベンチレーテッドディスクになっています。前後バランスとブレーキリリースコントロールを考慮して、キットのパット厚に合わせたZONEブレーキパッドを発注しました。
■制動屋 AP1/2リヤインチUPキット 172,800円 <税抜価格 160,000円/税額 12,800円> 2.0H
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弱点はリヤブレーキに集中する
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駆動系メンテナンスとチューニングを兼ねて、ASMセカンダリーシャフトセットを装着しました。
高回転エンジンに対応した構造のS2000トランスミッションの重要なギヤ/シャフトだけではなく、ミッションに標準装備されることは珍しいオイルポンプまでWPC処理することで、静粛性と耐久性を両立しています。今後ベアリングの劣化に因る異音は発生しますが、歯当たりそのものは変わりません。車両運搬時に気になったガタつきも解消しましたので、次のサーキット走行を楽しみにして下さい。
■ASM セカンダリーシャフトセット 75,600円 <税抜価格 70,000円/税額 5,600円> ■HONDA ホンダ純正プロペラシャフト(AP2) 98,280円 ■HONDA ホンダ純正コンパニオンフランジ・ボルトナット 20,159円 ■BILLION OILS MT-520 5,292円/L <税抜価格 4,900円/税額 392円>
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こんな軽いのに働き者、ASM駆動系フルスペック
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F20Cの魅力を取り戻すため、純正部品ではなく最新技術が反映されたNGKイグニッションコイルに交換しました。燃焼の三要素は空気・燃料・火花、新車登録以降1回も交換された形跡がない(または不明な)場合はメンテナンス交換するべき部品で、ASM推奨メニューのひとつです。ホンダ純正プロペラシャフトを新品交換して好調になったため、異音解消を兼ねて今回はハブAssyを交換しました。
■NGK イグニッションコイル 8,100円 <税抜価格 7,500円/税額 600円> ■HONDA ハブAssy リヤ 88,204円 <税抜価格 81,671円/税額 6,533円>
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アップデートする/クリーンにする/一新する。S2000快適化作戦
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分解・洗浄・修正等の追加工を行い、再使用可能部品を残交換部品は別に分け、棚に並べました。

綺麗に磨かれた燃焼室・容積合わせと、微小な段付などバルブ外周当たりに注意して仕上げられており、このまま見えなくなるのがもったいないくらいです。燃焼室は上側がヘッドで下側はピストンヘッドを合わせた場所となります。純正のピストンヘッドは、トップからリセスにかけて全てスムーズに仕上げられており、エッジやバリ等も有りません。他機種の仕上げの参考にしたいくらいです。
 
メタル合わせやリングの合い口合わせなど、気筒毎に修正や合わせ込みの必要なパーツは、最終加工後間違わないように、整理して並べておきます。オイルポンプも分解して、インナーローター・アウターローター・ボディー側・引っかき傷やバリを除去しておきます。ポンプ関係は大きな面取り加工を入れると、ポンプの仕事効率が下がるので注意が必要です。
リリーフバルブの動きやバルブの当たり面に、ゴミ噛みの痕跡がある場合は修正しています。過去にメタルトラブルを起こした事のあるエンジンは、この辺りをよく見ておかないと油圧変動が大きく出る場合があります。カムシャフトのジャーナル部分との接触部分は、過去に油圧が下がるトラブルを起こしてるエンジンだと要注意、下穴が拡大してた事がありました。


F20C/F22Cの特長であるカムギヤ駆動ですが、ギヤが斜めですのでカムシャフトにスラスト方向の力が発生します。カムセンサーの相手となるカムプレートが前方向のスラストを受け持っています。必要に応じて、カムプレートの当たり面の傷を修正します。ロッカーシャフトにはVTEC切り替えの油圧を送る役割がありますので、シャフトの磨耗は油圧低下の原因となります。Hiカムに入れた途端に油圧が大きく下がるエンジンは、ここの磨耗が進んでる場合があります。

慣らし作業と性能確認の為ベンチアップします。プラグを外し、各部にオイルが充分に行き渡るまでクランキングして油圧を上げます。油圧が上がってもしばらくクランキングして、オイルレベルを合わせます。F20CとドライブバイワイヤーのF22Cを同条件で比較するため、4連スロットル取り付けとセットアップも行います。

火入れを行い、4連スロットルのアイドリング調整と各気筒のバランスを確認します。スロットル組み立て時に機械的に細かく合わせ込んでいますが、念のためキャブレターなどで使うフローメーターにて気筒のバランスをチェックした後、ECUのスロットルハイローセットアップをして設定終了です。作業したのはエンジニアの大塚さん(27)、TODA RACING F3エンジンをサーキットで管理しているマルチプレイヤーです。
独身、趣味はスノボーとダイビング、現在彼女募集中とのことでした。

5時間程度の慣らしモード運転を終えた後、各部異常ないことを確認してパワーチェックを行います。
263.8PS/23.7sm
IGベストより-2° VTECポイント5,800rpm ノーマルピストン、ノーマルカム、4連スロットル仕様
ベンチ上での排気音は明らかに歯切れが良くなっていました。シリンダーホーニング、ピストンスカートコーティング、リング交換、バルブガイド交換、バルブシートカット、摺り合わせにより、良い圧縮が効いているためと思われます。VTECポイントは5,000rpmくらいに下げても良さそうでした。純正ピストンの圧縮比設定なので最大トルクは低いですが、耐久性や使いやすさを考えるとASMらしい選択かもしれません。
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F型エンジンの王道ここにあり!
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名古屋からご入庫いただいたS2000に、ASMドライカーボンドアを装着しました。
売れるために安く作るならFRPやWET-CF(ウェットカーボン)製を考えますが、純正は当然スチール材を前提に設計されており、FRP製にすると純正形状の張り合わせ(のりしろ)では接着面積が少ないので、走行中に表面が剥がれるリスクがあると判断しました。外板パネルにはレーシング車両のカーボンドアと同じく5Tアルミハニカム材を採用して、側突事故時の安全性を考慮しました。ガラス取付部もCFRPオートクレーブ成形の剛性により、経年劣化で簡単にぐらついたりしません。
■ASM ドライカーボンドア(CFRP) 972,000円 <税抜価格 900,000円/税額 72,000円>
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CFRPエアロパーツの先駆者として。
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ピストンは高回転に耐えられるようにピンボス付近は相当肉付けされており、耐久性は申し分ありませんが亀裂チェックを行います。純正新品の表面処理が薄くなってますので、亀裂チェック後モリブデン系の潤滑皮膜をコーティングして、多少の外径アップも狙います。オイルリングの溝にある穴は、戻したオイルでピンボス部分の冷却とピストンピンの潤滑目的もあるので、チェック後は入念な洗浄が必要です。F20C/F22Cは小端ブッシュレスコンロッドだからピンの表面は金属接触しやすくなりオイル管理が悪い場合、時々ダメージのある物が見受けられます。この手のエンジンをO/Hする場合ピンは新品交換、サークリップピンはリビルト毎交換が常識です。


コンロッドの染色亀裂チェックを行います。まずは赤い浸透材を塗布しその後白い現像液で確認します。F20C/F22C用コンロッドは高回転に耐えるよう非常に高硬度に仕上げられており、肩の部分が強く大端部分のトラブル等はほぼ皆無です。オーバーレブの多いエンジンは、小端のオイル穴付近にカジリやクラックが見受けられる事が稀にあり、クラックがあれば必ず交換の対象となる部品です。組み立て前に小端のオイル穴内側エッジ部分をほんの少し面取りします。バランス調整は小端部分と大端部分の重量をそろえつつ、軽い物に合わせます。


各部の機械加工のバリ、オイル穴のバリ、今後使用中に剥がれ落ちそうなバリを丁寧に除去します。クリアランスの大きくなってるバルブガイドは熱引きの良い材料の物に交換し、クリアランスも少なめに設定します。磨耗の出やすいEXガイドは純正より長いTODA RACING製に変更して、バルブの振れを抑制しました。


ポートの加工は基本形状を尊重しつつ、合わせ目の段つきシートリングとの繋ぎ部分、アゴと呼ばれる部分をスムーズに繋げることを目標とします。表面の仕上げは色々言われる部分ですが、面祖度も上げたいので磨き仕上げを施します。燃焼室の加工は、表面の形を整えてから、磨き加工を入れます。1番から4番まで燃焼室容積を合わせることが基本です。揃ってないと気筒毎に圧縮比がバラつき、振動やレスポンス悪化の原因となります。


シートカットは純正の角度に基づき行います。基本外あたりにセットしバルブの外径を有効に使う形状に仕上げます。バルブのポリッシュを行った後、極細めのコンパウンドを使って摺り合わせをします。

クランクは、高回転対策として特殊なピン部分オイル穴形状をしていますので、オイル穴の面取りは少なめで行います。ジャーナル部分は、綺麗に仕上げるとメタルとのフリクション低減が図れるのでペーパーと磨きのラッピングを行います。次回はいよいよ最終章、全日本F3選手権最終戦SUGOでの戸田レーシング自社開発エンジンでダブルポールポジション獲得&翌日レース優勝で機嫌が良い戸田レーシング島田先生が、エンジンベンチデータを含めた<総合評価>編を準備中です。お楽しみにっ!
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岡山合宿〜戸田レーシングで食事?編〜
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