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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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7/30夕刻、ASMにKONGが来襲しました。ステアリングオフセットはどうでもいいけど、自慢の白い本皮レカロシートが干渉しているのが嫌だってことで、新発売のこのパーツを使い4mmのポジションアップと引き換えに10mm内側に寄せてオフセットを解消、何とか機嫌をとって無事追い返すことができました。そのKONGですが、ボクから無理矢理鍵を取り上げ、ASM Z33で横浜市中区新山下905アベニュー近辺をドライブしていました。今回感じて欲しかったのはAP RACING製ブレーキキットの性能でしたが・・・昨日の時点ではリヤのザックスを取り外していたので台風の中のフェリーのように揺れ、21年ぶりのMT操作と合わせてそれどころじゃなかったかも知れません(笑)。
今日はそのリヤダンパーを装着しています。今週末のSA浜松イベントに向けて、これで最後となるであろうダンパーの仕様変更を行いました。やり過ぎなぐらいバンプの減衰力の立ち上がりをチャンネルによらず緩やかにしています。3WAYダンパーのBump/lowの減衰を低くしたようなイメージを初期設定から出しています。多分これで全部決まりでしょう。リヤスプリングレート10.7kg/mmのHYPERCOスプリングにSREダンパーを組み合わせて、減衰ひとつでストリートからサーキットまで我慢することなく走れるサス、S2000では3WAYを採用して実現したことをZ33では2WAYでほぼ達成できそうな手ごたえがあります。
取付後、905アベニュー〜山下橋交差点右折〜本牧埠頭方面〜ASMと言ういつもの試乗コースで確認作業を行いました。Z33用SREダンパーキット2WAYはこれで完成と言えるレベルに達しました。後はより細かい部分の改良を行って製品化します。リヤバネレート10.7kg/mmの硬さはどうしようもないかな?と諦めていましたがさすがSREダンパーです、気になる点は全て払拭されていました。Bump/low以外の部分は富士でテストした時と同じですから、スポーツ走行時の性能には自信があります。それをベースに減衰力の調整だけでこれだけの快適性を手に入れることができたので満足度は高いですよ。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=766#myu766
加藤寛規選手の視点、SRE 3WAY+HYPERCOの魅力
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ASM F350スクーデリアに最後のパーツを装着しました、AP RACING製ブレーキキットです。ご覧いただければお分かりでしょうがフロント6POT、リヤ4POTキャリパー+AP RACING製ブレーキローターの組み合わせとなります。ホースはGOODRIDGEのステンレスメッシュ製をセット、ブレーキフルードは付属のAP RACING DOT 5.1は使用せずAP RACING PRF660を使用しました。パッドはFERODO DS2500です。
装着後、ブレーキパッドの当たり付けとローターの慣らしをしっかり行うため帰宅ついでに首都高湾岸線を走行しました。まだ全く当たりが付いていない最初のブレーキングでいきなりその効果を実感です。今までもPRF660と社外パッドの組み合わせを使っていましたが、さすがにブレーキシステムまでの変更となるとその効果は絶大ですね。軽くブレーキを踏み始めた瞬間から制動Gがイメージ通りに立ち上がり、そこから踏み込んでいくと自由自在にブレーキの利き方をコントロールできます。今までの純正ブレーキシステムが5段階ぐらいの音量コントロールスイッチのイメージだとすると、AP RACING製ブレーキキットは20段階か30段階か、もしかしたら無段階のアナログボリュームのような細やかさです。しかもブレーキを踏み込んだ時、以前はちょっと厚めのベニア板を踏み込む感じだったとすれば、今は分厚い鋼板を踏む感じで、足の裏から伝わってくる信頼感が絶大です。純正ブレーキシステム(ノーマル・ブレンボ問わず)はZ33のパワーと重量に対して容量不足であることはFSWでのテストで明白になっているので、この製品は大きな武器になります。
Z33は数多くの欠点を抱えた未完成のスポーツカーです。例えばポルシェに相当する性能を得ようと思うとポルシェ2台分のお金をかけても追いつかないかもしれません。でもZ好きにはそんなことはどうでも良くて、相対評価ではなくて絶対評価として所有するZをどこまで理想に近づけるか、ではないでしょうか。S2000でもMINIでも同じことだと思います。好みのサスペンション、好みの排気管、好みのエアロパーツでまとめたZ33の性能を存分に引き出してやるには「信頼に足る制動性能」が必要なことは明白です。SACLAM管でアクセルを踏み続ける楽しみを手に入れ、SREダンパー+HYPERCOスプリング+ASM空力パーツでステアリングを切る悦びを手に入れ、RECAROで快適に座る空間を手に入れ、AP RACINGでブレーキを踏む楽しみを手に入れる、これはASMが提案するひとつの完成形です。
■AP RACING ブレーキキット Z33用 F:665,400円/R:474,000円
<キット内容> ・ブレーキキャリパー ・ブレーキホース ・ブレーキパッド(DS2500) ・ブレーキフルード(DOT5.1)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=723#myu723
Z33用AP RACINGブレーキキット
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S2000用ステンメッシュブレーキホースを新発売します。ジョイント部がフレキ構造になっていてサスの動きに対してスムーズに追従することなど、製品としてはMINI(R53)用と特に大きく変わりません、同じ製品のS2000用です。
ステンメッシュホースと言えばブレーキフィールをしっかりさせるイメージがありますが、個人的な使用感を述べると普通の人がイメージするステンメッシュホースに対するイメージをより具現化しているのはAP RACING製ブレーキフルードPRF660の方だと思います。全体的にしっかり感が出てブレーキ踏力に対してイメージより遅れることなく効きが立ち上がります。一般的にはコストを考えてもホース交換するよりはフルードをPRF660に交換することをお薦めします。ではブレーキホース交換のメリットは何なのか?ホンの少しのタイムラグの後さらに踏み込んだ時の強い効き(正確には本来の効き)を手に入れるってことでしょう。遊びがどれぐらいあってその先はどんな風に効きが立ち上がるのか、それをちゃんと把握していればブレーキを踏む楽しみに繋がるパーツだと断言できます。ジャンルは全く違いますが例えば軽量フライホイール。街乗りの乗りやすさだけを基準に考えると、回転落ちのレスポンスが良過ぎるため渋滞時の変速操作にキビキビ感が求められる等いいことはほとんどありません。ただしひとたびスポーツ走行すれば回転落ちを待たずスムーズにシフトチェンジを楽しめて運転にリズムが生まれます。逃げや遊びを削るパーツと言うのは何らかの犠牲を必ず伴います。ブレーキホースもそんなパーツのひとつですが、スポーツカーとしてS2000を所有しているオーナーさんなら装着の価値は十分にあります。
今回はまずAP1用をリリースします。AP2用もフィッティング部の小変更で対応が可能ですのでそれ程時間を置かずに発売できる予定です。ただし注文先を間違えてソバ屋さんに発注してしまったため、AP2専用モデルの入荷時期を正式にアナウンスできないのが残念です。
■ASM ステンメッシュブレーキホース(S2000・AP1用) 31,500円 *2008/6/23発売開始しました ■ASM ステンメッシュブレーキホース(S2000・AP2用) 36,750円 *近日発売開始予定
ブレーキホースを交換するとブレーキフルードも同時交換が必要です。今週末まで開催のS2000メンテナンスキャンペーンの特典をうまく使えば、FERODO製ブレーキパッド・AP RACING PRF660と合わせて大変お買い得になりますよ。ぜひご検討下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=722#myu722
ASM ステンレスメッシュブレーキホース MINI(R53)用
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ストリートからサーキットまで幅広く対応するS2000用AP RACING製フロントブレーキキットです。この製品を初めて採用したのは加藤寛規選手を迎えたばかりのASM筑波スペシャル2004走行テストからです。2003年12月、NAチューニングカーとして初めて筑波1分切りした時は前後共に純正ブレーキシステムでしたが、加藤選手からの最大のリクエストは「信頼できるブレーキシステム」でした。今では考え付かないことですが、当時セッティングに悩んでいた時期に2003年時点の車に戻そうかと考えてAP RACINGブレーキキットの取り外しを提案したことがありましたが0.1秒も考えずに加藤寛規選手に却下された記憶があります。どんなパーツで速くするよりも「安心して止まる」と言う事実がより長くアクセルを踏み続ける重要な要素だってことは今なら当たり前に分かりますが、その当時は「純正ブレーキシステムで何が不満なんだろう?」と感じたりしたものです。
筑波スーパーバトルでその速さを証明し、テストの過程でAP RACING製ブレーキキットの信頼性と性能を確認できたので市販化に踏み切ったのが2005年の夏でした。発売開始と同時にたくさんのお客様から支持をいただき、大きさが他のキットと同じでも剛性感やタッチや信頼性まで踏み込んで高い評価をいただきました。その時入荷した20台分のブレーキキットがいよいよ残り1セットとなりました。次期モデルはまもなく入荷しますが、価格は60万円を大きく超えてきます。もちろん改良を加えてはいますが、昨今の為替相場や原料価格高騰が値上げの大きな要因と言わざるをえません。ASMブレーキキットをスペーサーなしで装着できるProdrive GC-07C 特注グランプリホワイト仕様前後セット(1775+48/1785+54)もちょうど残り1セットとなっています。S2000のために生まれたと言って過言ではないこの2つのアイテムを同時に手に入れてみませんか?この製品限定で金利ゼロ%ローンもご用意します。ボーナス払い併用で月々13,100円、ボーナス払い併用なしで月々21,500円、この製品をセットで手に入れることができるのはたったあと一人、ぜひご検討下さい。
■ASM AP RACING フロントブレーキキット 493,500円 ■ASM Prodrive GC-07C 特注グランプリホワイト仕様前後セット(1775+48/1785+54) 281,400円
・ホイール、ブレーキを分けて販売することももちろん可能です。
《ホイール&ブレーキセットを金利ゼロ%36回分割特別ローンでご購入時の支払い例》 ・頭金 0円 ・初回 16,400円×1回 ・2回目以降 13,100円×35回 ・ボーナス 50,000円×6回
加藤寛規選手と言えば、5月20日(火)に体重2,800gの女の子が無事生まれたそうです。もちろん加藤寛規選手が生んだわけではないですが!久しぶりに心から喜べるいいニュースでした。来週からいよいよル・マン入り、どんないいブレーキシステムを採用してもお子さんの顔がちらついてブレーキングが甘くなる可能性も否定できません(笑)。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=682#myu682
岡山合宿〜恒例の2日間走りっ放しテスト編〜
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MINIのブレーキは根本的に容量不足で、サーキットでの使用には全く適していません。まぁASM MINIがサーキットを走ることはおそらく廃車まで絶対にないのでそんなことはどうでもいいのですが、少ない容量のブレーキで一生懸命止るのでタッチもダメですしコントロールも何もあったものじゃありません。特に純正ブレーキパッドはダストはメチャクチャ多いし(輸入車トップクラスかも?!)その割りに制動初期は空走感がいっぱいで止まるのかどうか不安になります。やっと止まり始めると今度気になるのは限界がどのあたりで来るのかってことで、これがなかなか止らず「いぃぃぃーっ!」とブレーキを踏み続けると最後の最後に「カックン」と止まります。
理想のブレーキってこんなじゃなくて、踏み込んだ瞬間から制動Gがペダル踏力に対してリニアに立ち上がり、奥まで踏み込むとしっかりとした絶対制動力が確保できていて、そこからブレーキをリリースしていくと弱めた踏力にリニアに反応して制動Gが抜けていく、そんなものだと思います。本来であればAP RACING(Nicole)のブレーキキットを使ってセッティングしていきたいのですが、MINIではホイールの関係でそういうわけに行かないのでブレーキパッド・ブレーキホース・ブレーキフルードと言う基本セットで調整しています。ブレーキフルードはお馴染みAP RACING PRF660ですが、今回MINI用ブレーキホースもを新発売しました。
ベースはステンメッシュブレーキホース、それにダーク系のカバーをつけてあえて目立ちにくくしています。これ見よがしに「変えた」感がなくてそのくせ高級感はやたらとあり、かなりお気に入りのルックスです。ASMロゴもバッチリ入っていますよ、しかも黒ベースに白文字とこちらもシックにまとめました。これだけならどこにでもあるブレーキホースですが、このホースはジョイント部分がフレキシブル構造になっているのが大きな特長です。ブレーキホースって装着後サスペンションストロークに合わせてかなりの力が加わるのですが、フレキにすることでジョイント部に余計なストレスを溜めないようになっています。マッチングについては、純正ブレーキホースにも2種類あるようで、本製品は2003年9月以降に輸入されたMINIに対応しています。ブレーキタッチを改善するプロジェクト、フルードに続いてお薦めの製品の完成です。
■ASM ステンレスメッシュブレーキホース MINI(R53)用 31,500円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=611#myu611
ASM Style MINI vol.1
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ASM 1号車、ASM 2号車(筑波スペシャル)、ASM MINIにはもちろん、S-GT500やF1やWRCマシンなどにも採用されているレーシングブレーキフルードPRF660、その人気の秘密はレース用としての絶対的な性能に加えてDOT4規格をクリアしている安心感にあるのではないでしょうか。ASMにご来店になるお客様の多くが購入されて高く評価されています。ボク自身も今後車を乗っていく中でどうしても手放せないものをひとつだけ挙げろと言われたら、レカロシートかPRF660かと言うぐらいの気に入り方です。
そんなPRF660ですが、ASMでは2007年価格(5,565円/500ml)でまだ販売できています。12月に大量に仕入れたのが良かったですね。2008年のPRF660のプライスは6,930円/500mlとなっています。今の在庫がなくなり次第新価格に移行します。今日もSAABオーナーさんがお買い求めになりました。S2000オーナーさんもサーキットによく行く人なら2007年プライスでぜひ2〜4本お買い求めになってはいかがでしょうか。ショップさん・自動車ディーラーさん・全国のオートバックス店舗にもASMから販売していますので、なじみのショップさんに相談してみて下さい。
■AP RACING レーシングブレーキフルード PRF660 5,565円('07価格)/6,930円('08価格)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=551#myu551
Nicole Racing Japan中田氏、AP RACINGの魅力を語る
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1月の富士スピードウェイでのASM Z33テストは散々なものでした。ASM SREダンパー+HYPERCOスプリングの方向性と素性の良さは十分に確認できました。これは微調整で即商品化に踏み切ることが可能なほどの完成度の高さです。あとは街乗りとスポーツ走行時の性能のバランスを取っていくだけと言う段階にあります。SACLAMさんに製作をお願いしているVQ35HRエンジン専用のフルエキゾーストシステムも試作段階としては非常にいい音を奏でていました。運転した田中実さんも「かっこいいです」と手放しに褒めていましたから。
これで何が散々だったかと言うとそれはブレーキです。1月のテストでは田中実さんからの指示で「ブレーキフルードを信頼できるものに変えておいて欲しい」とのことだったのでAP RACING PRF660を使用しました。前週にZ33 Version nismoを使って同じFSWでテストしたらしいのですが、計測1週目でブレーキフルード(純正?)が根を上げて1コーナーで大きくコースアウトしてすごく怖い思いをされたらしく、同じ目に遭いたくないとのことでフルード交換を指示されたわけです。そしてテストに臨みましたが結果として「計測2周でブレーキ終了」と言う悲しい結果に終わりました。ブレーキフルードは全く問題なかったのですが、ピットインした時には火が一瞬出る程ブレーキ温度が上昇してピストンシールがほとんどなくなりかけている状況でした。ブレーキがそんな状況なのでインラップもゆっくり走る(=PIT INまでに冷えてしまうため正確な温度が測れない)しかないですが、PIT IN時のローター温度は700度に達してローターは真っ赤に燃えていました。ありえないけど事実です。
そんなわけでZ33のテストはストリートでのダンパー&スプリングテストと排気管のまとめに集中してサーキットでは当面行いません。春過ぎ頃から再開する予定ですが、その時にはAP RACINGブレーキキットが必須です。S2000にはずっとAP RACINGブレーキキットを採用してきて止まることをコントロールできることが当たり前になっていましたが、Z33のテストを見ていて久しぶりに「止らないかも・・・」と言う焦りを思い出しました。これじゃテストになりませんね。
<田中実さんのZ33ノーマルキャリパーに対するコメント>
・ブレンボ、片押しキャリパー共に重量に対してブレーキ容量が足りない。 ・富士を走るにはローター、キャリパーの大容量化が不可欠。 ・ブレンボキャリパーと比較すると0.5以上片押しの効きは落ちる。 ・温度によりキャリパーの開きを感じる。 ・温度によるダストブーツの損傷、シールとピストンの抵抗とも、いくらパッドが使用できるといっても不安がある。
■AP RACING ブレーキキット Z33用 F:665,400円/R:474,000円
<キット内容> ・ブレーキキャリパー ・ブレーキホース ・ブレーキパッド(DS2500) ・ブレーキフルード(DOT5.1)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=536#myu536
富士スピードウェイでS2000 1号車とASM Z33同時テストです
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