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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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軽量化と安全性を同時に追求 2017/10/15(Sun) 10:53:15
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名古屋からご入庫いただいたS2000に、ASMドライカーボンドアを装着しました。

売れるために安く作るならFRPやWET-CF(ウェットカーボン)製を考えますが、純正は当然スチール材を前提に設計されており、FRP製にすると純正形状の張り合わせ(のりしろ)では接着面積が少ないので、走行中に表面が剥がれるリスクがあると判断しました。外板パネルにはレーシング車両のカーボンドアと同じく5Tアルミハニカム材を採用して、側突事故時の安全性を考慮しました。ガラス取付部もCFRPオートクレーブ成形の剛性により、経年劣化で簡単にぐらついたりしません。


ASM ドライカーボンドア(CFRP)  972,000円 <税抜価格 900,000円/税額 72,000円>



この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3429


CFRPエアロパーツの先駆者として。


キットパーツではなく、TODA POWERの手仕上げ 点検・加工編 2017/10/14(Sat) 09:35:08
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ピストンは高回転に耐えられるようにピンボス付近は相当肉付けされており、耐久性は申し分ありませんが亀裂チェックを行います。純正新品の表面処理が薄くなってますので、亀裂チェック後モリブデン系の潤滑皮膜をコーティングして、多少の外径アップも狙います。オイルリングの溝にある穴は、戻したオイルでピンボス部分の冷却とピストンピンの潤滑目的もあるので、チェック後は入念な洗浄が必要です。F20C/F22Cは小端ブッシュレスコンロッドだからピンの表面は金属接触しやすくなりオイル管理が悪い場合、時々ダメージのある物が見受けられます。この手のエンジンをO/Hする場合ピンは新品交換、サークリップピンはリビルト毎交換が常識です。



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コンロッドの染色亀裂チェックを行います。まずは赤い浸透材を塗布しその後白い現像液で確認します。F20C/F22C用コンロッドは高回転に耐えるよう非常に高硬度に仕上げられており、肩の部分が強く大端部分のトラブル等はほぼ皆無です。オーバーレブの多いエンジンは、小端のオイル穴付近にカジリやクラックが見受けられる事が稀にあり、クラックがあれば必ず交換の対象となる部品です。組み立て前に小端のオイル穴内側エッジ部分をほんの少し面取りします。バランス調整は小端部分と大端部分の重量をそろえつつ、軽い物に合わせます。



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各部の機械加工のバリ、オイル穴のバリ、今後使用中に剥がれ落ちそうなバリを丁寧に除去します。クリアランスの大きくなってるバルブガイドは熱引きの良い材料の物に交換し、クリアランスも少なめに設定します。磨耗の出やすいEXガイドは純正より長いTODA RACING製に変更して、バルブの振れを抑制しました。



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ポートの加工は基本形状を尊重しつつ、合わせ目の段つきシートリングとの繋ぎ部分、アゴと呼ばれる部分をスムーズに繋げることを目標とします。表面の仕上げは色々言われる部分ですが、面祖度も上げたいので磨き仕上げを施します。燃焼室の加工は、表面の形を整えてから、磨き加工を入れます。1番から4番まで燃焼室容積を合わせることが基本です。揃ってないと気筒毎に圧縮比がバラつき、振動やレスポンス悪化の原因となります。



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シートカットは純正の角度に基づき行います。基本外あたりにセットしバルブの外径を有効に使う形状に仕上げます。バルブのポリッシュを行った後、極細めのコンパウンドを使って摺り合わせをします。



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クランクは、高回転対策として特殊なピン部分オイル穴形状をしていますので、オイル穴の面取りは少なめで行います。ジャーナル部分は、綺麗に仕上げるとメタルとのフリクション低減が図れるのでペーパーと磨きのラッピングを行います。次回はいよいよ最終章、全日本F3選手権最終戦SUGOでの戸田レーシング自社開発エンジンでダブルポールポジション獲得&翌日レース優勝で機嫌が良い戸田レーシング島田先生が、エンジンベンチデータを含めた<総合評価>編を準備中です。お楽しみにっ!



この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3428


岡山合宿〜戸田レーシングで食事?編〜


キットパーツではなく、TODA POWERの手仕上げ 分解・洗浄編 2017/10/13(Fri) 10:14:18
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ASMエンジンリフレッシュ第1号として入庫した、走行12万kmのF22Cエンジンを分解しました。内部コンディションの違いにより交換項目や作業内容、つまり販売価格が異なりますが、ASMリフレッシュエンジン仕様は以下の通りで、純正部品にこだわりお客様のエンジンをお預かりして製作するのが特長です。


<基本仕様>

・F22C純正ピストン F22C鍛造ピストンは再使用できそうなコンディションだったため、ピストンスカート部にコーティングを施し再使用
・エンジンブロックホーニング(磨いて掃除)オイル穴、水穴精密バリ取り、ブロック交換なし
・ホンダ純正 バルブスプリング
・ホンダ純正 新品ノーマルバルブ
・ホンダ純正 ノーマルカム(流用)
・ヘッド修正面研
・ポート研磨
・バルブガイド交換
・各部精密バリ取り
・ヘッド チューニング
・燃焼室の容積合わせ磨き加工
・クランクバランスの見直し
・オイル穴面取り
・TODA RACING オイルパン
・結晶塗装



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分解して気になったのは、前側スラストメタルにあったダメージです。過酷な半クラッチ操作やクランクシャフトのバリ、異物混入など何らかの要因があったのかもしれません。新エンジンには耐久性を向上したスラストメタルを組み込みますので、傷つくにしても今後はここまで酷くならないと思います。新発売のASM Cluch Kit Assyは、純正クラッチと同等の踏力でミートポイントがつかみやすく、強化クラッチですが左足を負担から解消させると同時に、スラストメタルへの負担も減少できます。



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ピストントップには、距離相応に多めのカーボンが付着しており、特に#2と#3のピストンが多めです。


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インテークのバルブは、ガソリン洗浄されているせいか綺麗でした。エキゾーストバルブは、オイルかガソリンの成分か詳しくは調べていないのでわかりませんが、白い付着物が付いています。戸田レーシングさんはこの状態を見て『それなりに回して乗ってますね』と分析されていましたが、オーナー様そうなのですか?



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ピストンリングの磨耗により、リングの合口が広くなっています。スポーツタイプのエンジン特性なので元々張力の高いリングではありませんが通り抜け量も多くなり、リングの任務も厳しい状態になっています。まさにオーバーホールするべき状態でした。本体のピストンは鍛造品なので全く問題なく再使用可能でした。さすがに贅沢なつくりのため、ピストンピン交換、サークリップ交換、スカート部にコーティングでピストン外径を多少アップしシリンダーとのクリアランス最適な狙い値に近づけます。



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洗浄完了です。F3エンジンコンストラクター・戸田レーシングにとっては当たり前の日常風景だからサラッと報告が届きましたが、各部画像を拡大して見ると丁寧に処理されていることが分かります。この後ピストン・コンロッドのカラーチェック工程に移行します。



この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3427


F20C目標300HP仕様エンジン


千葉KINGのリフレッシュ車検 (担当:松島さん) 2017/10/12(Thu) 12:38:06
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車検整備+駆動系リフレッシュが終了しました。走行距離がまだ少ない車両にも関わらず、外した純正ベアリングには大きな傷跡がありました。クラッチ関連メニューはとても効果的で、今まで当たり前だと考えていた多くの症状が解消して、滑らかさ作動感を体感していただけることでしょう。ASMディスタンスカラー装着後の歯当たり調整は『とてもうまくできた(阿部君)』ので、セカンダリーシャフトと合わせてアクセル操作に対する追従性も向上していました。SEVエンジンチューナーは松島貼りに変更したので、安心して下さい。


ASM S2000リフレッシュ車検  823,489円 担当:松島さん

 <内訳>

・車検整備関連 138,900円
・デフ関連 110,838円
・クラッチ関連 293,815円
・セカンダリーシャフト関連 139,536円
SEV PREMIUM エンジンチューナー  140,400円 <税抜価格 130,000円/税額 10,400円>


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3426


スマートがASMの絶対ルール


チューニングの前にするべきこと。 2017/10/11(Wed) 17:42:16
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ASM SAMCOインテークホースキットを装着しました。

インマニから輻射熱により吸気温度を正しく認識できないAP1の場合、この製品に変更することにより正しい吸気温度を認識するため、無限エアクリーナーBOXの性能をさらに引き出すことにより結果的にパワーアップします。一部配線とプーリーとの干渉は修正しておきました。安心してスポーツ走行して下さい。


ASM SAMCOインテークホースキット  33,480円 <税抜価格 31,000円/税額 2,480円>



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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3425


オープンFRスポーツのボディ・音にこだわってみる


S2000本来の走りを取り戻す 2017/10/09(Mon) 15:24:21
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ASM定番リフレッシュメニュー・ホンダ純正プロペラシャフトをAP2用に交換しました。

走行5万kmを超えたAP1をリフトアップしてプロペラシャフトを点検すると、サーキット走行車だけではなく街乗りしかしない車両でもガタつく車両が多いです。新品交換する場合、ASMではフランジボルト径が太くなったことで耐久性が向上したAP2用をお薦めしています。装着後試乗したオーナー様は、アクセル操作に対して滑らかでスムーズになった動きに驚いていました。少しずつ悪化するので当たり前になってしまい、症状に気付きにくいから仕方ありません。締結ボルトは再使用せず、常に新品交換して下さい。


■HONDA ホンダ純正プロペラシャフト(AP2)  98,280円
■HONDA ホンダ純正コンパニオンフランジ・ボルトナット  20,159円


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3424


予備検査OK!ニッポンのマナーが面白い

Sを操る楽しさはここにある! 2017/10/08(Sun) 13:27:53
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ASM辻さんクラッチに続いて、ASM セカンダリーシャフトセットを装着しました。ギヤだけではなく内部パーツにまでWPC処理をすることで、高回転型ミッションのオイル切れをできる限り防ぐことができます。街乗り時<ミッションからの音>と当たり前に受け入れていた唸り音の多くはセカンダリーシャフトに起因しており、その場合歯当たりを最適化することで街乗りレベルでも静粛性を体感できます。


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ASM セカンダリーシャフトセット  75,600円 <税抜価格 70,000円/税額 5,600円>
BILLION OILS MT-520  5,292円/L <税抜価格 4,900円/税額 392円>
ASM ディスタンスカラー  10,800円 <税抜価格 10,000円/税額 800円>
RAVENOL Racing Gearoil  5,400円/L <税抜価格 5,000円/税額 400円>
ASM クラッチ用強化ペダルBOX  27,000円 <税抜価格 25,000円/税額 2,000円>
BILLION OILS 10W-40  2,808円/L <税抜価格 2,600円/税額 208円>
SARD オイルフィルター  2,700円



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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3423


セカンダリーシャフト交換


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