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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、1号車のセンターディフューザー/センターフロアに、最高速ロードカーLa Ferrariを参考にした高さ10mmの整流フィンを追加しました。風洞実験や過去のテスト結果によるとフロアトンネル部を覆うセンターフロアの効果は絶大だったからそのままに、前後タイヤ間を連結したセンターディフューザーに発生していると思われる乱流を素早く抜いてしまおうと言う考え方で、材料は新山下Home'sで購入したプラスチックL字アングルです。

追加した床下整流フィンの位置は、インナーフェンダーから抜いた空気が床下の乱流も抜き出す効果を狙って決めました。センターフロアの空気はスムーズに後方に流れ、センターディフューザーの乱流は外に放出してパワーロスを最小限に抑えることを狙った空力チューニングです。Attack筑波では朝1本目の走行からサイドスポイラーに毛糸を貼り付けタイムアタックしますので、空気の流れを確認しながら見学して下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3484
2014年シーズン最後の富士テスト
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、1号車のリヤディフューザーをホイールオフセットに合わせたサイズに拡幅しました。よりスムーズな空気の流れを狙って、センターディフューザー後端部を後方に伸ばしたアルミ板形状のカーボンパーツを製作し、タイヤハウスに流入する空気を減らすためにリヤディフューザーのタイヤハウス端にフィンを追加します。拡幅・延長したディフューザーとタイヤとのクリアランスは285/30-18なら指1本、Attack筑波で使う295/30-18ならそれ以下しかありません。

空力パーツの取付剛性が不十分だと、エアロパーツが揺れて狙ったダウンフォースを発生しないだけではなく空気抵抗の原因になり、ロスした加速を補うためにエンジンパワーがもっと必要になります。過給機付きならともかく、ASM S2000はNAだからパワーに限りがあります。空気抵抗を抑えるためリヤディフューザー取付剛性アップを狙い、車体から金属ステーで吊り下げ強固に連結する取付方法に変更しました。
■2018.01.28 軽量化 -1.34kg
・超々ジュラルミン牽引フック(前) 撤去 -290g ・牽引フック取付部(前) 撤去 -180g ・Xボーンフレーム先端上部 肉抜き -100g ・リヤサブフレーム純正マフラーステー 切除 -100g ・触媒周辺ヒートシールド 撤去 -810g ・Sabeltトーストラップ(前) 装着 +140g
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3481
Nurburgring
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鈴鹿サーキット走行後抜いたオイル量を計測したところ、レベルゲージ真ん中で4.8Lでした。オイルパンスペーサーの厚みを考慮するとノーマルエンジンのFレベル近く入っていたし、実際に抜けた量との整合性も取れたから筑波だけなら全く問題ありません。Attack -2018- Tsukuba Championshipには、200ml増やした5Lを補充して臨みます。

今後の鈴鹿サーキットや未知の海外サーキット走行を視野に入れ、オイル噴出し対策としてK-TECHから発売されているオイルパン内部の1WAYゲートを装着します。オイルパンスペーサー分ゲートにカラーを入れて1WAYゲートが干渉しなければ、オイルの偏り防止だけではなく、クランクの動きでジャブジャブ気泡を混入していることに因る油温対策としても有効だと判断しました。

■K-TECH ENGINE. SERVICE S2000用 オイル1WAYゲート 21,600円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3474
11月富士テストに向けて
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ASM S2000 1号車の牽引フックを、超々ジュラルミンA7075+64Titanボルト(前 490g+後 330g=820g)から、Sabelt製トーストラップ+スチールボルト(140g×前後=280g)に変更して、540g軽量化します。やる気満々過ぎるから今まで採用していなかったけど、春目前の2/24に開催されるAttack -2018- Tsukuba Championshipで56秒台に入れるため、できることは何でもやらないといけません。
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軽量化の極み
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、床下空力パーツを改良します。筑波スーパーバトル2004から14年間製品版リヤディフューザーを装着していましたが、2005年以降片側75mmワイド化に対応したホイールオフセットと少なくなったリバウンドストロークにより、アルミパネル分のディフューザー面積を拡大できると考えました。



手持ち道具を使い、アルミパネルに樹脂を染み込ませたドライカーボンシートを5枚積層&真空引きして、ディフューザー延長パーツを製作します。良くても悪くても0.1秒変わるチューニングではないので事前テストなしで採用しますが、確実にサスペンションアーム周辺の整流に効果があるでしょう。こんな小さな空力対策をもっと積み重ねます。
 
超々ジュラルミン牽引フックの撤去に伴い、純正牽引フック取付部を撤去して1,030g軽量化しました。牽引フックは軽量でシンプルなトーストラップタイプに変更し、新山下Home'sで購入したL字材からトーストラップ牽引フック固定パーツを製作したところ、わずか280gになっています。
フロントも超々ジュラルミン牽引フックを撤去に伴い、シャーシの基本性能に関係ない重量1.4kgのレインホースGTをそのまま使うか外して軽量化するか意見が分かれ、金山・阿部は外したいしチーフエンジニア坂上さんは残したいと考えました。目標タイムも大切ですが、筑波スーパーバトル本番を見越したテストにしなければいけません。2号車のエンジニアリングを担当した市川さんの見解も聞いて決めました。解決した電動W/Pトラブルの原因と同じく、ASM Blogに理由は書きません。Attack筑波でバンパー開口部を見て確認して下さい。
<判断背景まとめ>
・Sタイヤ2号車とラジアル1号車は基本的に同じボディ補強をしている。 ・ラジアル1号車にSタイヤを履くのは実質的に初めて。 ・295/30-18へのタイヤサイズ変更に伴い車高が上がってダウンフォースが低下する。 ・装着すると、最先端部を連結してねじり抑制の効果はある。 ・取り外すと、最先端部で1.4s軽量化できる。 ・Sタイヤ2号車にはレインホースを装着していなかった。 ・Attack筑波は56秒台が目標だけど、貴重なテスト機会として無駄にできない。
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真実に物差しを当てる力
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2/24(土)の1号車筑波テスト・Attack -2018- Tsukuba Championshipに向けて軽量化しています。限られたエンジンパワーのNAにとって軽量化は最大のポイントだから、今まで2個装着していたオイルキャッチタンクを1個に減らし、製品版1,220gに対して超々ジュラルミン+64Titan削り出しボルトで330gに軽量化した牽引フックを撤去し、かなり重い牽引フック取付部分も切除しました。引き続き前部分の軽量化を行います。
■2018.01.12 軽量化 -2.42kg
・ナンバープレート奥スチール下部 切除 -260g ・ナンバープレート奥スチール上部 肉抜き -80g ・超々ジュラルミン牽引フック(後) 撤去 -330g ・牽引フック取付部(後) 撤去 -1,030g ・後部オイルキャッチタンク 撤去 -420g ・オイルキャッチタンク固定ステー類 撤去 -610g ・トランクエア抜き部品 撤去 -110g
・トーストラップ牽引フック固定パーツ 製作 +280g ・Sabeltトーストラップ(後) 装着 +140g
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3469
NAの限界に、15年挑戦し続けることで磨かれたS2000
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