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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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覚えておきたい、メンテナンスの約束事
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2.4Lエンジンに載せ替えるついでに11月筑波テストで滑り始めたSREクラッチを点検したところ、ミッション側からもエンジン側からもオイル漏れはありませんでした。ディスク摩材は新品2.4oに対して2.3o、摩耗限度2.2oだから残量的には問題なしです。

考えられる原因は2つ、2005年以来11年も無交換だったことによるクラッチカバーの経年劣化と、ディスク摩材の変質です。カバーは独ZF社に在庫がありすぐに空輸したので、今週半ばにも届きます。残量だけではなく時間管理して何かが起きる前に予防交換するべきでしたが、後悔先に立たず。カバーだけ交換した状態で直ることを願うしかありません。


■ZRE カバー 00 3072 000 042   on stock
■ZRE プレッシャープレート 00 3002 001 770   on stock
■ZRE インターミディエートプレート 00 3019 999 604   tbd - 納期未定・受注生産
■ZRE ディスク 88 1864 002 371  within two weeks after receipt of an order
■ZRE ディスク 88 1864 002 425  within two weeks after receipt of an order


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筑波スーパーバトルで使用するホイールが届きました。Prodriveホイールの品質・性能基準はそのままに軽量化とタイヤ滑り防止処理などスポーツ性能に振った結果、機能美とも言える独特の魅力が備わっていました。Prodrive GC-05Nの10.4sに対して1本0.9s、4本3.6s軽量化しています。松島さんのS2000もGC-05NからRW006に変更するので、Blog掲載を楽しみにして下さい。


POTENZA RW006 18×10.5J+15  実測値:9.5s/本


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2999


2015年10月富士テスト 〜 ラジアルNA筑波最速のカギは空力 〜

2015年11月筑波テスト
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筑波サーキットで1号車のテストをしました。雨やデフブローで全くテスト出来なかった2014年よりずっといいですが、10月末のテストをキャンセルして、11月もう一度予定していたテストもできないので、今回が12/4に開催されるレブスピード筑波スーパーバトル2015最後のテストです。


【テストメニュー】
・リヤスプリングレート 1000ポンド/900ポンドの選択
・POTENZA RE-71R 内圧決定
・ダンパー減衰、プリロード、車高のセッティング


暗算が得意な坂上さんの皮算用では、今回のテストでUSEDタイヤで58秒台に入り、『ウェイト積むことになりました』と言ってリヤエアジャッキを搭載するつもりだったらしく、(僕も昨日知ったのですが)ボディ加工用の鋼材を既に入手済みでした。


<今回の持ち込みセット>

・TODA RACING 2.38Lエンジン
・10月富士テストから前3o後4o車高アップとリヤバネレートダウン
・エンジンオイル:Castrol EDGE 10W-60
・ミッションオイル:MIDLAND 43R
・デフオイル:RAVENOL(DREXLER LSD 新指定オイル)



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気温も湿度も高く、午前中の二輪走行後の影響で路面コンディションも良くない1本目の走行が始まりました。10月富士テストと比較して、車高をF:+3o/R:4o高くして、バネレートはF:1,000ポンド17.9sf/oのままR:900ポンド16.1sf/oに落としてプリロードを3ターンかけています。



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バネレートは当日コンディションを想定してこれで決めました。加藤選手からは、「ブレーキを抜きながら加速に移るコーナーの立ち上がりで、Front:IN側タイヤの引っ掛かりが欲しい」との要望があったため、Front:rebound減衰を固くしたり前荷重とダウンフォース向上を狙って前車高を4o低くしたところ・・・、



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タイヤのIN側ではなく、ディフューザーのOUT側が路面に引っ掛かってます。


3枠目では2o車高を上げて干渉軽減を確認できたので、12/3の前日筑波走行はこの前車高のまま荷重バランスを考慮してリヤ車高を上げて臨みます。どこかのオイルシールが抜けかけているらしく、クラッチが滑っていました。来週は2.4Lエンジンに載せ替えるので、HEWLAND側ならすぐに対策しないといけません。

「IN側タイヤの引っ掛かりが欲しい」のならリバウンドスプリングがとても効果的だと思ったのですが、引っ掛かって欲しいのはアンダーステアを解消するためで、アンダーステアを解消するならリヤのロール剛性を高めつつフロントのロール剛性を落とすのがセオリーだから、逆にロール剛性を高めるFrontリバウンドスプリングの採用は見送り、減衰調整で対応することになりました。



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タイヤRE-71Rの内圧はミノル教祖のアドバイス通りで、これ以下だとインフィールドで問題なくても最終コーナーではタイヤがヨレるところまで下げました。前日テストでは、この内圧まで下げつつタイヤウォーマーを使用すればベストでしょう。



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3ヒート目途中でピットインして微調整と車両確認したところ、なんと強化イグニッションコイルステーが割れているのを発見しました。リジッドマウント化で得られるメリットはありますが、この3年だけでもあちこち壊れました。戸田レーシング島田さんに連絡したら、10分後には再製作に着手してもらえているようです。

12/3(木)の前日確認走行が終われば、翌12/4(金)はいよいよレブスピード筑波スーパーバトル本番です。2回テストが減ったので空力パーツのテストが未消化ですが、2013年に記録した59秒990を1秒更新して、10年経っても塗り替えられることがないラジアルNA58秒台を目指しています。応援して下さい。


<次回の持ち込みセット>

・TODA RACING 2.4Lエンジン
・ホイール変更 Prodrive GC-05N → POTENZA RW006
・空力パーツ変更 ホイールハウス内処理、フルフラットセンターフロア
・リヤ車高アップ
・エンジンオイル:Castrol EDGE 10W-60 または BILLION OILS 10W-40
・ミッションオイル:MIDLAND 43R
・デフオイル:BILLION OILS 80W-250


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■2015年11月筑波テスト  59秒75/最高速度 192.240km/h

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上
メカニック:八百


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2997


2015年2月筑波テスト

「特別」が日常になる、本格機能
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2015年10月富士テストで左後に使用した市販タイヤホイールです。合いマークは2枠/計測10周の走行で50oズレていました(右後は84o)。このズレはほとんど、フルブレーキングで発生します。計測10周で50oズレるなら1周で5o、1周で2回のフルブレーキングなら1回2.5oです。集中的に比較しないと違いを認識できないしF4でもF3でもS-GTでも起こっていることですが、タイヤバランスを気にするならズレない方が良いのは間違いありません。

2014年にテスト採用した特注ノンスリップ加工はとても効果的で、筑波スーパーバトル2014・2015年2月筑波テスト・2015年3月筑波テストで計測30周以上使っても、0〜最大10oしかズレませんでした。筑波スーパーバトル2015で使用するPOTENZA RW006は、市販品にもノンスリップ加工が標準採用されています。Prodriveと同じ高い品質基準を持つ、もっと軽量でレーシーなホイールだと確信しました。


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洗練のデザインとディテールへのこだわり


2015年10月富士テスト 〜 ラジアルNA筑波最速のカギは空力 〜
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ホームコース富士スピードウェイで、ASM S2000 GT-15仕様のシェイクダウンをしました。


【確認事項】

・ SタイヤセッティングのままPOTENZA RE-71Rに変更して方向性確認。
・ タイヤ幅変更(265→295)に伴うボディ干渉確認。
・ ガソリンタンク変更に伴うトラブルチェックとガス欠残量確認。
・ リチウムバッテリーALIANT X6/Super B比較。


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筑波スーパーバトル2014で使った中古Sタイヤ・ADVAN A050 265/35-18 GSコンパウンドで走り出したところ、ファイナルギヤを富士セットにしていないからコントロールタワー通過時にレブリミットに当たってしまう状況にも関わらず、2015年3月富士テストで記録した1分51秒6に迫る1分51秒8を記録してピットイン、ラジアルタイヤのPOTENZA RE-71R 295/30-18に交換して比較テストです。


Sタイヤセッティングで1分54秒06−1分53秒64を記録、内圧を温間200kPaに調整して1分53秒08、他車に引っかかり落ちたタイムをロガーと照合しつつ考慮すると1分52秒6-7、Sタイヤの1秒落ちと推測します。USEDと言ってもSタイヤのADVAN A050と比べて横Gピークは低いですが、内圧調整の余力がまだあったことをミノルさんに聞きました。タイヤ幅変更を考慮して限界まで加工した部分は100Rで干渉しました。対策案がフロント車高アップだけでは不十分かもしれません。



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ファイナルを合わせていなかったことに加えて(0.3秒)、3月富士テストが本番用2.4Lエンジンで今回のテストはスペアの2.38Lエンジンだったこと(0.5秒)、いつもはクラッチをほぼ踏まずに走るけど今回はクラッチを踏んで走ったこと(0.2秒)もマージンです。リチウムバッテリー比較テストは、加藤寛規選手の感覚とデータロガー上は違いがなかった(問題なかった)ため、戸田レーシングさんにMOTECを送って検証します。



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テスト項目を全て確認できたしタイム的にも予想以上で、加藤寛規選手もゴキゲンでした。



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ラジアルNA筑波最速のASM S2000、次回テストは筑波です。楽しみにして下さい。



■2015年10月富士テスト シェイクダウン

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上
メカニック:八百


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2973


大切なことは富士で学んだ



重量増すると言うことはパワーを削ると言うこと。
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2013年はラジアルNAで筑波1分切りに成功して59秒990、2014年はSタイヤに変更したけどセッティングミスをして59秒234に終わり、2015年は『もっと軽く、もっと低く』をテーマに車作りに取り組み、データ取りを兼ねてラジアルタイヤ・POTENZA RE-71Rを使うことにしました。



【 コーナーウェイト測定データ GAS OUT 】

◇ Dr. OUT 1,045.0s

(左前)283.0 (右前)265.5  RIGHT:527.0s/50.4%
(左後)235.0 (右後)261.5  Front:548.5kg/52.5%


◇ Dr. ON 1,112.5s(+67.5s)

(左前)288.5 (右前)286.0  RIGHT:577.0s/51.9%
(左後)247.0 (右後)291.0  Front:574.5s/51.6%


安全タンクへの変更やエアジャッキ撤去や車体軽量化で約12s軽くなるはずなのに、なぜか4sしか軽くなっていません。しかもRE-71R 295/30-18に履き替えると4本12s近く重くなり、差し引き7s重量増に終わりました。ショックです・・・(坂上さんが)。


<追記>

ASM Blogで確認したら、ちゃんと12s軽量化していました。ショックです・・・(坂上さんが)。




車高は去年より3o低くできました。ジャッキアップポイント計測で地上高45o、センターフロア・バーティカルフィン先端部分は地上高25oです。効果は分からないけど、確実なのはリフトへの出し入れに2人で30分かかりました。減衰やプリロード調整も大変だし、ボディ側工事をして本番までにリヤエアジャッキを復活させるかもしれません。さぁ、明日は富士テストッ!



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ASM筑波スペシャル2014、11月富士テスト(デフブロー編)


Good-bye エアジャッキ!この便利さは感動もの・・・でした。
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◆ 燃料タンクを安全タンクに変更 7.5s軽量化

ガソリンタンクを純正から安全タンクに変更します。劣化に因るトラブル防止のため、ガソリンタンク製造元で点検・O/Hし、燃料ポンプ追加・燃料ライン取り回し変更・燃料タンク固定用ステーの撤去と新規製作しました。燃料タンク変更に伴い、車内のタンクカバーを新規製作しています。




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◆ リヤエアジャッキ  固定方法変更 4.2s軽量化  撤去


リヤエアジャッキを固定していた取付部分を撤去してサブフレームに直接設置したり、Xボーンフレームのボディ剛性への影響が少ない部分を肉抜き加工して、合計11.7s軽量化です。ところが今日、坂上さんから深刻な表情で相談されました。『メインシャーシの一部に大きく干渉するんです。1号車にあって2号車にない部分を見落としていました・・・。』

でも、エアジャッキは現場でスピーディな作業のために採用した装備だったから、『後部エアジャッキ撤去(軽量化)』と言うのが、10秒で出した僕の結論です。後戻りできないし何も解決しないから、くよくよ悩む必要ありません。メカニック3人で頑張って下さい。



タイヤホイールはPOTENZA RE-71Rに変更します。10月中旬富士でシェイクダウンして燃料周りのチェックとタイヤの方向性確認を行い、10月下旬の筑波テストでRE-71Rのタイヤサイズ違いを比較をして、11−12月で多くても3回テストしたらタイムアタック本番。1年はあっと言う間です。



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2014年シーズン最後の富士テスト


ここまで進化したASM S2000 1号車
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ASM S2000 GT-15のシェイクダウンで使用するホイールが入荷しました。

2014年はSタイヤ:ADVAN A050 265/35-18を使用しましたが、セッティングミスして失敗しました。2月筑波テストと3月富士テストで電気系とサスセッティングの問題点を対策し、USED Sタイヤを履いてFSW 1分51秒台で周回できる状態になった後、夏の間にエアジャッキ装着方法の変更とステー類の撤去とシャーシ肉抜き加工(-4.2s)・ガソリンタンクを安全タンクに変更(-7.5s)して11.7s軽量化しています。


2015年はレブスピード筑波スーパーバトル2013で記録したラジアルNAコースレコード59秒990の大幅更新を目指し、タイムアタック当日には更なる軽量化を狙って製作中のPOTENZA RW006を装着します。


Prodrive GC-05N F/R 18×10.5J+15 実測値:10.4s/本
POTENZA RE-71R F/R 295/30-18  


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