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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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鈴鹿テストを終えて、一般道でS2000の走行テストを始めました。来月、岡山国際にもこの車は持っていく予定にしていますが、それまでにストリートでも走り込んで気になる部分を改善しておきます。鈴鹿で同乗走行した時には気にならなかったことがリラックスしたドライブ??だと気になってくるからこういった機会は大切です。
・エンジン&駆動関係
完全に冷え切った冷間時の始動性とアイドリングがまだダメです。エンジンはスムーズに始動しないしアイドリングも筑波スペシャルに近い感じで手作業でアイドルアップさせないと停まってしまうので、これは次の岡山でTODAの矢野さんにお願いしてさらに調整してもらうことにします。エアコンON/OFFでも同様の調整が必要で、完全に温まってしまえば問題ないのですが、そこに達するまでの時間はエアコンONでアイドリングがかなり不安定ですね。昨夜ノーマルECUベースにサブコン追加で同じエンジンを制御しているオーナーカーを見せてもらったのですが、さすがそのあたりはノーマルを生かしているだけあってボタンひとつで始動してアイドルアップ、コンプレッサーの動きに合わせてアイドリングも変わるので日常性はすごく高かったです。
2,350ccに排気量アップして気になるのはアイドリング、それではさすがにTODAさんが泣きますから街乗り〜高速での感想も書いておきましょう。ここはさすがに本章発揮、4,400回転以降は勝手にレッドゾーンに設定している8,000回転まで一気に回転が上がります。9,000回転回したいとか思う余地もなく、そのパワー感に驚いて殆どの人はアクセルを戻してしまうかもしれません、それぐらいのトルク感があります。2.2LはSACLAM宇野さんから「実際は速いんだけど、速さや威圧感を極力抑えた五感チューンニング」と評価を受けましたが、このエンジンはレーシングカーそのものの迫力に満ちています。
・ボディ&サスペンション関係
SRE 2WAYを装着した足回りの乗り心地は相変わらずしっとりとして秀逸です。速いFRの基本に忠実なシャーシとの組み合わせでどんな状況からも車体を前に蹴り出してくれます。見た目から想像するほどは乗りにくくありません。ただ、今は鈴鹿サーキットセットのままなので路面の凸凹をシビアに拾うため駆動系の操作に多少支障をきたしてアクセル操作がスムーズにしにくいので、このガッチリしたボディでストリートを走るならもう少し足をスムーズに動かす方向にセットしないとダメなようです。鈴鹿を走った時には加藤選手から「リヤサスペンションのストローク量を減らす方向でセットしたいね」と言われたのですが真逆のことをやらないとダメかもしれません。今後はサーキットを主体ににてストリートでも使える、と言う方向性で1号車を仕上げたいので、まずはバネレートを上げてみてサーキットと公道でテストしてみます。
・ボディパーツ関係
空力パーツの効果ははっきりと体感できました。一定の速度を超えるころから車が急にどっしりと安定してきます。リヤ側ダウンフォースについては大きなリヤウィングを装着すれば比較的簡単に問題解決するのですが、この車のハイライトはやはりフロント〜センター〜リヤと続く床です。車体全体が吸い付くような錯覚を持つほどはっきりと空気の力を感じることができました。鈴鹿で同乗走行したお客さんがみんな感じた独特の安定感はこの空力性能も要因のひとつだったと言う事でしょう。ただ、床下からは今まで聞こえたことのない風の音がするのでちょっと気になることがありました。バーティカルフィンの脱着や高さ調整をしてみようと思います。
箱根でKINGを囲む秋の朝 2007
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今朝いつもの珈琲店で買い物をしようとMINIで元町に立ち寄ったのですがいつもと風景が違います。時間は朝9時、お店が開く11時にはまだ時間があるのですが石川町駅から続々と人が繋がり、各ショップの前には長蛇の列ができていました。そう、今日から月末まで、元町ショッピングストリートはチャーミングセールに入るんです。昼間取材に出かけたのですが入り口ぐらいで人波に酔って引き返してきました。でもみんな楽しそうに買い物されていましたよ。皆さんもASMでの装着待ち時間はぜひ元町でショッピングして下さいね!徒歩10分で行くことが可能です。
そんなASMにも朝からセンターディフューザーとサイドスポイラーを装着するS2000やレカロシートを装着するMINIのオーナーさんが行列してくれていました!ASMは今日から2007年秋のチューニングセールに突入です。Spoonフルエアロの篠浦組S2000にはサイドエアロスポイラーとセンターディフューザーを装着です。センターディフューザーはフロア補強バーとの同時装着は原則できないのですが、今回は床面の一部をカットして同時装着しました。多少手間がかかりますがご満足いただけたのではないでしょうか?サイドのバーティカルフィンの高さを調整することでダウンフォースをコントロールできる優れものですから、モテギでたっぷりと堪能して下さい。近日中にSpoonフロントバンパーにI.S.Designフロントディフューザーも装着します。「とにかく着けてくれればいい」と言っていただけるので気兼ねなく切った貼ったができるので、問題なく装着できるのでは?と思っています。
2007年秋のチューニングセール
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今回の鈴鹿シェイクダウンには横浜からお客様が同行されました。KING、2連続シェイクダウンのMINIコンバチさん、加藤寛規選手の弟子1号の3人です。朝6時ASMに集合してアラタさんとMINIコンバチさんを乗せてボクの運転でBMW、海老名SAでKINGが運転するS2000と合流して滋賀県のサクシードスポーツを目指します。1日1,000km走行を当たり前にしているので滋賀県ぐらい何てことない距離なのですが、今回はお客さんも一緒と言うことでちょっと気を遣い自主制限速度を設定しての安全ドライブです。静岡県も中盤に差し掛かり牧之原を過ぎたあたりでKINGから連絡が入りました。「そろそろトイレに行きたい・・・」、「滋賀県のサクシードスポーツまで我慢してっ」と言いましたがワガママにも浜名湖で一旦休憩です。名古屋を過ぎて名神高速に入り多賀SAでさらに休憩をしてオンタイムでサクシードスポーツに到着。自画自賛の完璧な代理店ぶりです。
サクシードスポーツに到着したら市川さんとKINGは挨拶を交わし早速決めポーズで記念撮影、ここの看板も汚しておきました。予定通り市川さんお薦めの「萌へ井」に向かい昼食、その後サクシードスポーツでKING用のタワーバーGTを特注製作です。市川さんの職人ぶりは別記事で紹介した通りですが、ここでKINGは曲げ職人としての悦びを覚えたらしく、自分の手でASMプレートを曲げ加工してご満悦でしたよ。ボクは溶接まで自分でやってみたら?と薦めたのですが、実は小心者のKINGですからビビッて何もしませんでした。残念っ!
サクシードスポーツを荒らしたASM一行は鈴鹿に向かいます。多分市川さんは瞳孔が開きかけるほど疲れたと思いますが、ASMではあの5倍ぐらいのエネルギーが毎週末消費されていますからまだまだですよ。鈴鹿への道中、KINGからタワーバーGTの効果を嬉しそうに報告するメールが続々入ります。「すごいよっ」「レスポンスがいい」「遊びがなくてダイレクト」、それを聞いたBMW一行からは「タワーバーGT、装着せずにトランクに入ってるよ」と連絡しておきました。
翌日、鈴鹿に入った僕らですが、KINGは戸田レーシングさん、PROKIDAIさんと挨拶をして早速シェイクダウン見学です。途中暇そうだったので加藤寛規選手ドライブの1号車に同乗走行する機会を作りましたがこれが大好評。かなり喜んでもらえましたのではないかと思います。興奮したKINGはこうコメントしていました。
「今回鈴鹿に来てよかったよ!!1番感動したのは今日の1号車同乗、2番目は昨日東九で食べたトンクスペシャル、3番目は市川さんが作ってくれたフロントタワーバーGT!!」・・・ォィ・・・。
おいしい横濱カリーが食べたい
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2007年9月15日(土)、鈴鹿サーキットでASM 1号車(S2000ストリートカー)と2号車(ASM筑波スペシャル2007)をダブルシェイクダウンです。過去4年間で初めての雨、ヘビーウェットの中での走行です。1号車・筑波スペシャル共に十分な水対策ができていないので緊急で防水対策をして走行しました。
まずは1号車。走り出しはSRE 2WAY+HYPERCO 12kg/mm、減衰はお客様に納車する時の状態(バンプ・リバンプ共にセンター)で行いました。各部の状態をチェックしながらの確認走行です。エンジン・駆動系・サスペンション・ブレーキいずれも特に問題なし、ダンパーセッティングは柔らかすぎでダメだから、前後共にバンプを5クリックハードに、リバンプを180度ハードに持って行きました。この時点で加藤寛規選手からは既にかなりの好評で、「前後の空力バランス・メカニカルグリップのバランスがすごくいい、常に弱アンダーでとても扱いやすくていい車に仕上がっている」とのコメント、常に弱アンダーと言うのは最高の褒め言葉だと思っているので嬉しかったです。
市川さんもかなり興味があるみたいでシートに座ってみたりあちこち覗き込んだりしていました。レーシングエンジンの音がしているのに排気音は静か、内装ドンガラなのにアルカンターラダッシュボード&エアコン装備で快適性抜群、車全体はマシンのような作りこみなのに乗ってみるとラジアルタイヤで快適な乗り心地、そんなギャップは同乗走行を実体験した4人のお客様が最も感じたと思います。
2号車筑波スペシャルは、午前中雨の中1本走った後、仕様変更して午後再び走行しました。ブレーキマスターバック容量が合っておらずまともなブレーキングができない状態で正直テストにもならなかったと言うのが率直な印象です。ただ、そんな最悪な状態の走りでも2分20秒までは来ているので、去年12月にマークした2分12秒226を2秒更新したいと言う今年の目標に向けてとりあえず動き始めました。
見学していたお客様達は1コーナーのブレーキングにかなり感動していたようですが、仕上がってきた時の筑波スペシャルの最終コーナー脱出速度も1コーナー進入速度も次元が違います。今回はデモランレベルの走りだと思っておいてください。筑波スペシャルは結局レインでの走行は午前中の確認走行のみ、午後はどんどんドライになってまずまずのシェイクダウンです。
順調にシェイクダウンを終了した2台ですが、テスト結果を踏まえいくつかの対策をして10月に2回目のテストをします。今年もまた岡山国際で2泊3日程度の走り込みが理想かも。1号車は燃料コレクタータンク追加、新型ラジエターへの換装、前後バネレートを14kg/mmにアップ、2号車はマスターバック変更をしてテストに臨みたいです。次回は1号車専属のドライバーをARTAとも加藤寛規選手とも接点のある人にお願いし、1号車のエンジニアリングは坂上さんが担当します。
■2007年鈴鹿シェイクダウンメンバー紹介(順不同)
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:市川さん(SUCCEED SPORTS) チーフメカニック:谷村さん(PROKIDAI) メカニック:大木(ASM)・柴田さん(PROKIDAI)・坂上(ASM) エンジン:矢野さん(TODA RACING) ダンパー:蘇武さん(enable) 写真:楜沢アラタさん
ASM自動車部、夏休みの課題は工作です
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先週の鈴鹿ダブルシェイクダウン前日、お客さんと一緒にサクシードスポーツの市川さんを訪ねました。GTシリーズ補強パーツがいかに職人の手による作品なのかを理解してもらうには、材料は・・・工程は・・・工数は・・・と口で説明するよりも1度製作工程を見てもらえば分かるだろうと言うことで、市川さんに事前にお願いしてKING用のタワーバーを1本製作してもらうことにしたわけです。KINGの車はVGS車なのでトラス部分は装着できないので、ストラットタワーを結ぶバーのみの特注品となります。
まず必要な長さに切り出した丸パイプの片側に木を打ち込んで栓をします。次に何回も床にパイプをたたきつけながらパイプ内の隅々まで細かな砂を詰めこんで行きます。そしてそのパイプを角度計測のための簡易治具に当てながらバーナーで熱を入れつつ曲げて行きます。曲げが終わるとストラットタワー部分の溶接を行います。
次にストラットタワー部分を治具に固定して先程のパイプを溶接しますが、当然1本ずつ形が違うのでストラットタワーとパイプの溶接部分を1つずつ形を合わせる作業が発生します。大きな隙間が開くと仕上げが汚くなるので本当にギリギリのクリアランスを追求しているのが印象的で、あまりの丁寧さに見学していたみんなは飽きてしまいました。その型合わせが終わるとやっとストラットタワーの溶接をして、今回の特注タワーバーの場合はASMロゴプレートをプレスで曲げて本体に溶接して完成です。以上で2時間40分程度の作業でした。製品版の場合はトラス部分の溶接、トラスにカップを溶接する作業が加わりますが、プラス1時間30分程度はかかるので、ASMフロントタワーバーGTを1本製作するのに必要な時間は約4時間、涼しくなり始めた今の季節でも、市川さんの額からは粒状の汗が滴り落ちていました。
一流の職人さんがこれだけ手間をかけているのですから製品そのものが綺麗なのはある意味当然で、市川さんが手がける製品群はその性能も折り紙つきです。F3・F4・スーパーGTなど様々なカテゴリーでエンジニアとして一流の評価を得ている市川さんが、ボディがどう動くのかを考えて、最小の補強で最大の効果を発揮するように作り出した製品がASM GTシリーズ補強パーツです。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=350
D1鈴鹿-搬入編-ちょい萌えオヤジお薦めの隠れ家的蕎麦屋
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昨日のS2000に引き続き今朝はNCロードスターにRS-G ASM LIMITED ALCANTARA Versionを装着です。NCは内装の質感がかなり高くなっているため、これぐらいの質感があるシートを装着しても違和感どころかむしろ自然に見えてくるのが不思議です。このお車は特にシックな内外装でしたが見ての通りフィッティング最高です。これほどのマッチングを見せるシートですからS2000やNCロードスターにはもちろん、MINI、Z33、ポルシェ、GT-R、RX-8など国内外のスポーツカーやスポーティカーに人気が出ること間違いなしですね。赤Wステッチ仕様のASM LIMITEDはRS-Gにのみ設定、この他シルバーステッチ仕様のレカロジャパンカタログモデルがRS-GとTS-Gにそれぞれ設定されています。
今日は他にも都内からご来店いただいたお客様のアコードにSP-JC ASM LIMITEDを装着、また昨日お預かりしたデリカD-5へのSP-JC 351装着が完了しました。寒い季節に向けて、エアコンが効き始めるよりも早く座面が暖かくなるシーター付レカロシートに俄然人気が集まりつつあります。
スポーツ?コンフォート?
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朝からアネブル蘇武さんがご来店になり、ASM SREダンパーキットZ33用のマッチング確認を行っています。Z33用としては1WAYと2WAYをラインナップする予定ですが、2WAYの別タンク部分のスペース確認作業が主な目的です。純正ホイールより大きく内側に寄るホイールを選択する場合はスペースの問題が出てきそうな予感がしますが、まぁMINI用のフロントに比べたらずいぶんとマッチングは楽そうです。
Z33のフロント側レバー比はS2000とほぼ同じぐらいなので採用するスプリングレートもフロントは似たような感じになります。ただ車重がS2000より重い分前後2kg/mmぐらい上げる感じでしょうか。リヤはほぼ1:1なので(ダンパー)ピストンをS2000の1WAYで使っているものを採用して試作しました。今回のフィッティングではフロントに14kg/mmのハイパコ、リヤはハイパコもどき?の8kg/mmを組み合わせましたが、製品版ではリヤも12kg/mm以上のバネレートになる予定です。昨日、こちらのお客様のZ33に試乗させてもらったのですが、この車にはFNでSREのライバルになっている某ダンパーが装着されていました。
これがなかなかいいんですよ。
S2000用に試乗した時には角は取れていますが揺すられ感が強くて価格やブランドイメージの割りにいい印象がなかったのですが、Z33用に乗ってみると「これで十分なんじゃないの?」と納得してしまいそうになる良さがありました。多分ですが車重が重い分フリクションが気にならず、ダンパーの美味しい部分だけを使えているのかな?と推測しています。SRE 2WAYの良さは縮み側減衰のレスポンスの良さにありますから、それを生かしたセッティングをZ33用としては特に注力してやっていくことで既存のニードル式ダンパーキットとの差別化をしていくことになりそうです。
Z33用、I.S.Designエアロ07シリーズ、デザインチェック
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RS-G ASM LIMITED ALCANTARA VersionをS2000に装着です。1号車に装着しただけではイメージが湧かなかったオーナーさんもこれならOKではないでしょうか?スペース的にタイトなS2000にレカロシートを装着する場合、お薦めするシートはかなり制限されます。1つはSP-JCベースの電動リクライニングモデル。車内が狭いからこそ運転中のちょっとしたポジション変更に電動リクライナーが効果を発揮してくれます。シートヒーターやベンチレーションもオープンカーでは重宝する大切な機能です。1つ目はSP-GN系フルバケットシートです。座面にやや幅があるためモータースポーツユースに特化するとホールド性に不満が出ますが、日常ユース前提ではジャンバーを着込んで冬場のオープン走行をする場面など、この少しの幅が効いてきます。アルカンターラ表皮やEDELと呼ぶ本皮バージョンが設定されているのもポイントです。
そして今回3つ目のお薦めシートとなるのがRS-Gアルカンターラ仕様です。シェルはタイトですがSP-Gと共通のトルソラインによりレカロらしい疲れにくい長距離ドライブが可能です。座ってみると背中全体にフィットする柔らかいホールド感が特長であることはすぐにご理解いただけることでしょう。シェル製作段階でS2000へのマッチングを相当に要求したモデルなのでドアパネルへの干渉も出ないか個体差で少し触れる程度にまで軽減されています。こちらのお客様はASM LIMITEDバージョンを装着いただきましたので、シフトブーツ、センターコンソールカバー、アームレスト、ハンドブレーキグリップも同じアルカンターラ生地+赤Wステッチで仕上げた製品を同時装着いただきました。
今朝、再度ご来店いただき(すいません)話した中で「やぱり助手席が欲しい・・・」とのことでしたが、快適性重視ならSP-JC ALCANTARA Version、でも自己満足度を最高に高めてくれる選択は「同じシートをもう1脚」ですよ〜。
ASM RECARO AUTUMN SELECTION 2007
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かねてからの目的だったボディ補強メニューをやっと施工することができました。長らくお待たせ?しました、FSW秋の陣に何とか間に合いました。今回のメニューはSpoonガセットプレート補強、ASMリヤロアアームバーGT、ASMリヤ強化サブフレームを装着です。
Spoonガセット補強は全国的にすっかり定番になった補強メニューです。アッパーアーム取付部の剥がれ防止と言う意味合いもありますが、それ以上に乗ったフィーリングが良くなるんですよね。工賃込みで98,700円と言う低価格もお薦めのポイントです。ここの作業は溶接が大好きな坂上さんが担当。正直なところこの仕上げでこの価格はちょっと割りに合わないのであまりやりたくない作業です。お客さんにとってはお買い得ってことですね。
リヤサブフレームの強化はそれだけで乗り心地の向上やメカニカルグリップの向上が期待できますが、リヤロアアームバーGTを追加することでさらにリヤサブフレームの余計な動きを抑制してブレーキングを安定させるなどの効果があります。入れて即タイムアップに直結する性格の製品ではないですが、これら全てに共通するのは「より分かりやすく、より楽しく」走れるようになると言うことでしょう。サーキットユースだけではなく、ストリートでS2000を楽しむオーナーさんにもお薦めのメニューです。
ASMリヤ強化サブフレームS2000用、製作中です
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ASMで人気の車両にレカロシートを装着です。まず朝1番には都内からご来店いただいたオーナーさんのS2000にSP-GN ASM LIMITEDを装着。ちょっと前にKINGのS2000に試乗いただいたお客様でしたよね?鈴鹿に帰るまでの1年間、ぜひASMを使って下さいね。次に最近すっかり定番車種になったMINIのお客様。SP-JC ASM LIMITEDをご購入いただきました。シートヒーターとベンチレーションでますますドライブが快適なものになりますよ。MINI特有のリヤからの突き上げもAM19シリーズならかなり軽減してくれます。
午後になってご来店になったのはBMW Z4 Mクーペのお客様。ブレーキはブレンボ、ホイールはBBS、サイレンサーはSACLAMと来ればシートはレカロ以外には選択肢がありませんよね。以前はS2000オーナーだったそうでASM 1号車を見て興味津々のご様子でした。そんなオーナーさんが選択されたのはドライカーボンシェル、高品質なナッパレザー、赤ステッチが特長のレカロハイエンドモデルSP-Xでした。Z4MならSP-Xのガッチリした剛性感を存分に体感いただけることと思います。千葉県からのご来店、ありがとうございました。
昨日のBlogで紹介したレカロRS-Gですが、今日はそのポジション調整です。若干気になることがあったのと、シートベルトキャッチが動きすぎて使いにくいのでそれらの調整を行います。1号車はロールケージにヘッドレスト部分が干渉するので後方スライド量が一般のS2000と比較して少ないのですが、それをうまく使えばボクが理想にするポジションにできるってことなのでますますいい感じです。ところがこの車、実際に作業に入るまでの儀式が必要です。ハードトップはボルト止めなので外しに一手間、さらにこれが大変なのですが、リヤロアアームバーGTがレール共締めなのでリフトアップする必要があります。それら事前作業を終えて早速作業開始です。
途中3脚のレカロシート装着をしつつ夜に作業完了。うんうん、ポジションは希望通りです。ロールゲージやドアパネルとの位置関係、シートベルトキャッチの固定などいくつか気になっていた要素もすっかり解消しました。運転席側のロックがずれていたのも改善して同調もピッタリです。当たり前のことですが、あるべき姿で製品を使うことって大切ですね。作業は野田君が担当してくれました。
New Audi TT Coupe×RECARO SP-X CL100
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