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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM S2000 1号車の牽引フックを、超々ジュラルミンA7075+64Titanボルト(前 490g+後 330g=820g)から、Sabelt製トーストラップ+スチールボルト(140g×前後=280g)に変更して、540g軽量化します。やる気満々過ぎるから今まで採用していなかったけど、春目前の2/24に開催されるAttack -2018- Tsukuba Championshipで56秒台に入れるため、できることは何でもやらないといけません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3472
軽量化の極み
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、床下空力パーツを改良します。筑波スーパーバトル2004から14年間製品版リヤディフューザーを装着していましたが、2005年以降片側75mmワイド化に対応したホイールオフセットと少なくなったリバウンドストロークにより、アルミパネル分のディフューザー面積を拡大できると考えました。



手持ち道具を使い、アルミパネルに樹脂を染み込ませたドライカーボンシートを5枚積層&真空引きして、ディフューザー延長パーツを製作します。良くても悪くても0.1秒変わるチューニングではないので事前テストなしで採用しますが、確実にサスペンションアーム周辺の整流に効果があるでしょう。こんな小さな空力対策をもっと積み重ねます。
 
超々ジュラルミン牽引フックの撤去に伴い、純正牽引フック取付部を撤去して1,030g軽量化しました。牽引フックは軽量でシンプルなトーストラップタイプに変更し、新山下Home'sで購入したL字材からトーストラップ牽引フック固定パーツを製作したところ、わずか280gになっています。
フロントも超々ジュラルミン牽引フックを撤去に伴い、シャーシの基本性能に関係ない重量1.4kgのレインホースGTをそのまま使うか外して軽量化するか意見が分かれ、金山・阿部は外したいしチーフエンジニア坂上さんは残したいと考えました。目標タイムも大切ですが、筑波スーパーバトル本番を見越したテストにしなければいけません。2号車のエンジニアリングを担当した市川さんの見解も聞いて決めました。解決した電動W/Pトラブルの原因と同じく、ASM Blogに理由は書きません。Attack筑波でバンパー開口部を見て確認して下さい。
<判断背景まとめ>
・Sタイヤ2号車とラジアル1号車は基本的に同じボディ補強をしている。 ・ラジアル1号車にSタイヤを履くのは実質的に初めて。 ・295/30-18へのタイヤサイズ変更に伴い車高が上がってダウンフォースが低下する。 ・装着すると、最先端部を連結してねじり抑制の効果はある。 ・取り外すと、最先端部で1.4s軽量化できる。 ・Sタイヤ2号車にはレインホースを装着していなかった。 ・Attack筑波は56秒台が目標だけど、貴重なテスト機会として無駄にできない。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3471
真実に物差しを当てる力
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AP RACINGブレーキキットのO/Hと仕様変更を行いました。
ブレーキローターは軽量で高品質のAP RACING純正品から、Kangaroo Pawシステムにより冷却能力と強度を両立したdba社製に、ブレーキパッドは最適な当たり面を追求して新品に、ブレーキホースはASMの要望を反映したASM GOODRIDGE製に変更しています。ブレーキローターの焼き入れはAP RACING製ローターほど神経質ではありません。サーキットスポーツ走行が終わったら、感想を聞かせて下さい。
■dba ブレーキローター 73,440円(税抜価格 68,000円/税額 5,440円)/1枚 ■ASM GOODRIDGE 補修用ブレーキホース 23,328円 <税抜価格 21,600円/税額 1,728円> ■AP RACING ベルハウジングボルト 9,936円 ■AP RACING キャリパーO/Hキット 12,960円 ■AP RACING ブレーキフルード R3 7,776円×2本 ■ZONE ブレーキパッド 53C 28,080円 * dba適合サイズ ■ZONE ブレーキパッド 55A 24,840円 ■HONDA ホンダ純正ブレーキマスターシリンダー 28,279円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3470
REVSPEED筑波スーパーバトル2017
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2/24(土)の1号車筑波テスト・Attack -2018- Tsukuba Championshipに向けて軽量化しています。限られたエンジンパワーのNAにとって軽量化は最大のポイントだから、今まで2個装着していたオイルキャッチタンクを1個に減らし、製品版1,220gに対して超々ジュラルミン+64Titan削り出しボルトで330gに軽量化した牽引フックを撤去し、かなり重い牽引フック取付部分も切除しました。引き続き前部分の軽量化を行います。
■2018.01.12 軽量化 -2.42kg
・ナンバープレート奥スチール下部 切除 -260g ・ナンバープレート奥スチール上部 肉抜き -80g ・超々ジュラルミン牽引フック(後) 撤去 -330g ・牽引フック取付部(後) 撤去 -1,030g ・後部オイルキャッチタンク 撤去 -420g ・オイルキャッチタンク固定ステー類 撤去 -610g ・トランクエア抜き部品 撤去 -110g
・トーストラップ牽引フック固定パーツ 製作 +280g ・Sabeltトーストラップ(後) 装着 +140g
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3469
NAの限界に、15年挑戦し続けることで磨かれたS2000
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東京オートサロン2018 RECAROブースを訪問しました。


今回の注目製品は新型モータースポーツシェル・PRO RACER RMSです。ASM S2000 1号車には2017年9月のシェイクダウンではCFRP試作品の1つを、12月筑波スーパーバトルではCFRP試作製品を、12月鈴鹿テストではFRP試作製品を装着しましたが、展示されていた製品はウレタンパッド形状だけではなく硬さまでチューニングが加えられ、完成度がさらに高まっていました。
CFRP/FRPの素材・製法違いによる剛性の差だけではなく、専用サイドステーの取付穴を変更して角度違いで固定したり、ベースフレームにセットした状態で高さ違いによる差を体感できるようになっています。週末はすごい来場者数で椅子取りゲーム状態だから、座り比べるどころではないかもしれません。

ASMからの強い要望を聞き入れていただき、RMS専用S2000ウルトラローポジションベースフレームをラインナップすると聞いています。各販売店やお客様からの注目度はとても高いので、早く手に入れたいお客様は1秒でも早くご予約下さい。
■RECARO PRO RACER RMS 2600A(CFRP) 486,000円 <税抜価格 450,000円/税額 36,000円> ■RECARO PRO RACER RMS 2700G(FRP) 156,600円 <税抜価格 145,000円/税額 11,600円>

田中ミノルさんと合流して、BBSジャパンブースを訪問しました。野坂社長に挨拶を済ませた後、現在設計最終段階になっているASM CLEAERWAYS BBS製品化ミーティングです。色々なことを検討してきた結果、以下の仕様・スケジュールに決定しました。まず10セット製作して完売後は受注状況により継続を検討します。
【ホイールスペック・仕様】
サイズ:18インチ 9.5J オフセット+50 5H/114.3 カラー:サグラン33MG * NSX Type-S zero純正BBS(ワシグレーメタリック)近似色 刻印:ASM・CLEAR WAYS・VIA690kg・JWL・FORGED センターキャップ:レス設定 * NSX Type-S zero純正BBS(ワシグレーメタリック)用を装着可 価格:48万円(税別)/4本セット販売
【今後の予定】
4月中旬 JWL・VIA試験 5月中旬〜6月下旬 順次10セット生産 成約順に販売

横浜ゴムブースも訪問です。面会したマーケティンググループの方には10年前お世話になったことがあり、2月のAttack筑波に向けてSタイヤADVAN A050を購入したことやオーストラリアWTACに参加したい事、REVSPEED筑波スーパーバトル2018では同一セッション中にSタイヤとラジアルタイヤで2アタックして、両方まとめて記録更新を狙っている事を話しました。
SタイヤADVAN A050の295/30-18に合わせた車高セッティングをすれば、ADVAN A052(写真左)は今履いているPOTENZA RE-71Rの対抗モデルとしてラインナップしているラジアルタイヤだからA052に交換して、Sタイヤとラジアルタイヤ両方でタイムアタックできるかもしれません。BS新商品POTENZA RE-07D/RE-12Dの性能やサイズ設定を含めて検討し、3月末を目途にASM S2000 1号車の方向性を決定します。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3468
2008年晩秋の岡山合宿、最高のテストができました
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2018年2月 1号車筑波テスト・Attack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、セットアップに着手しました。
(1)ADVAN A050 295/30-18(外径635mm)に合わせた車高セット
ラジアルタイヤPOTENZA RE-71Rでは285/30-18(外径629mm)を装着していましたが、SタイヤADVAN A050ではサイズ設定の関係で外径が6mm大きくなります。今のダンパー寸法で装着すると車高は3mm高くなり、インナーフェンダーとタイヤの距離は3mm近づいて干渉するので、クリアランスを確保するために合計6mm車高アップします。6mmも高くなるとダウンフォースが減って筑波で0.5秒ぐらい遅くなる可能性があるので、5.5mm→5.0mm→4.5mmと少しでも低い車高セッティングをしないといけません。
(2)前ポリカーボネートウィンドウのクリア塗装除去
視界を回復するため、内側クリア塗装剥がし作業のため車体から前ウィンドウを外しました。
<軽量化>
(3)Xボーンフレーム前端肉抜き追加 (4)Xボーンフレーム前端周辺パネルをカーボン置換 (5)前オイルキャッチタンク移設と後オイルキャッチタンク撤去
Xボーンフレーム先端部分の肉抜き面積を増やしたり、スチールパネルを切除してカーボン材に素材変更したり、エンジンルームとリヤバンパーに2個設置していたオイルキャッチタンクを1個に減らす他、軽量化を優先してブレーキローターをAP RACING製に変更します。
<空力>
(6)ナンバー奥スチール切除 (7)センターディフューザー 内側バーティカルフィン変更 (8)センターディフューザー 空気排出フィン追加 (9)リヤディフューザー面積拡大
リヤバンパーのナンバープレート部分は抜いていますが、奥に見えているシャーシパネルの下半分を切除して空気溜まりをもっと減らします。センターディフューザー内側の縦フィンを伸ばして後方に流れやすくすると同時に、最高速ロードカーLa Ferrariを参考にした整流フィンを新設してタイヤ間の乱流を外部に放出することで、車高アップに因るダウンフォース低下軽減を狙いました。
さらに、スムーズに空気を抜き出すためリヤディフューザーを改造します。1号車のリヤサスペンションアームはジャッキアップしてもほとんど伸びないので、リヤディフューザー真ん中部分をタイヤ方向に向けて延長して、面積を拡大します。完成したら画像を掲載します。正解か間違いかの判断を含めて、低ドラッグ/高ダウンフォースを両立した鈴鹿でも筑波でも速い車作りの参考にして下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3467
ASM筑波スペシャル2008シェイクダウンは恒例の岡山国際サーキット
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戸田レーシング島田さんから、12月鈴鹿テストのロガーデータを検証した結果『油圧に問題なし』とのレポートが届き、幸先良い新年が始まりました。ラジアルタイヤとは言え長期間強い横Gがかかる鈴鹿サーキットで大丈夫なら、筑波でSタイヤを履いても問題ありません。次回テストは2/24(土)に開催されるチューニングカータイムアタックイベント・Attack -2018- Tsukuba Championshipに、Sタイヤを履いて参加します。

きっかけは、ASM S2000 2号車が11年前の筑波スーパーバトル2006で記録したNAチューニングカーレコード・57秒398に挑戦し続けたプライベータ―が、2017年12月のある走行会で57秒376を記録したことでした。
筑波スーパーバトル2003でデビューしてからずっとNAチューニングカーにライバル不在だったので、記録が破られた悔しさを隠しながら鈴鹿で2人に話したところ、いつか記録は破られるものと慰め?つつ、筑波スーパーバトル本番でのタイムに価値があると言い聞かせ?つつ、『今シーズンSタイヤを履いて56秒台に入れてやりましょう(K選手)』『さっさとSタイヤ履いてやってしまえ(レースエンジニアIさん)』と本音が出たので、Attack筑波の主催者:青木さんにお願いしてエントリーしました。

ASMタイムアタック活動は会社業務です。年度末に予算外の活動は本来やるべきではないのですが、やられっぱなしのまま1年も我慢できません。これから新品タイヤを注文して、ラジアルセッティングのままSタイヤを履いてぶっつけ本番で臨みます。季節的に今ほど寒くないことが予想されますが、2号車が記録した57秒398とプライベータ―が記録した57秒376をまとめて破るつもりなので、結果を楽しみにして下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3466
ASM筑波スペシャル2007、鈴鹿へ
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