ASM Blog
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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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意味不明、2種類各6色の選択肢を用意しました 2008/07/18(Fri) 14:08:07
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一流ブランドのロゴマークと言えば、それぞれにヒストリーや思い入れがいっぱいに詰まっていて、マークそのものがブランドになって格好良さに繋がっているものがたくさんあります。もちろん超一流デザイナーさんがデザイン&レイアウトしたロゴはシンプルなのに記憶に残り格好いいものが多く羨ましく感じますが、自分で適当にデザインした「ASM」と「I.S.Design」のロゴは今でも気に入っているので何の不満もないのですが、横浜市都筑区方面の雑貨屋さんがプレゼントしてくれた意味不明なロゴマークを使ったステッカーを作ってみました。ロケット+ASM+905と言う奇妙な?組み合わせ。このデザインはものでかなりお気に入りです。シンプルで意味不明、何屋か分からない感じがいいでしょ。

横浜土産にぜひどうぞ、ウィルキンソンジンジャーエールは茶瓶限定、意味不明のステッカーはデザイン2種類それぞれ6色設定しています。

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喫茶ASM、営業中
横浜市港北区近辺の秘密基地にて 2008/07/17(Thu) 18:44:03
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先日のFSWでのテストレポートを田中実さんから受け取りました。懸案だったブレーキテストもずっとドライだった路面コンディションのおかげでかなり多くのメニューを比較することができて収穫の多いテストになりました。ASM筑波スペシャル2008のシェイクダウンは9月に予定しているのですが、1号車は一足早く8月から、今までのパーツテスト目的の走行を一旦止めて、タイム出しを目的にしたテストに切り替えていく予定です。現状でどれぐらいの速さなのか、一番分かりやすい物差しでもある筑波2000で近々初めてのテストをしようと計画中です。今の時期、エアコン・オーディオ付、ラジアルタイヤ仕様のS2000はどれぐらいのタイムで走るのが基準なのでしょうか?全く予備知識がないまま走るので楽しみです。がっかりする(させる)ことがないといいのですが(笑)。

そんなわけで8月は筑波テストをする予定ですが、せっかくなので新たな空力デバイスをスト投入しようと考えています。その方向性を見極めるべく、横浜市港北区近辺にある田中ミノル秘密基地を訪問してきました。ここでは田中ミノルさんがあるクルマのエアロパーツを開発されているのですが、そのエアロパーツにはとてもチューニングカーのレベルとは思えない本気度満点の空力性能を発揮させる形状が与えられています。ワークスS-GTマシン、ASM筑波スペシャル2007、これから世に出るであろうレース直系のチューニング空力パーツ、これらの様々な要素を何らかの形で1号車にも取り入れてテストしようと思います。

今回はとりあえずフロントバンパー用追加パーツを1点、フロント床下用追加パーツを1点テストし、効果が確認できたらその追加パーツの製品化をチャレンヂさんに検討してもらいます。多分I.S.Designフロントエアロフェンダー&フロントエアロバンパー装着車でベストマッチを狙います。床下はI.S.Designフロント&センターディフューザーにマッチするパーツになるかな?とにかくしばらくの間、この秘密基地を訪問する機会が増えそうです。

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KING教授、三重大学風洞実験室でKYぶりを発揮しました
横浜市都筑区早渕都筑124アベニュー近辺にて 2008/07/16(Wed) 13:03:39
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昨日はASMがお休みでしたがZ33用SACLAM管+ASMエキゾーストマニホールド試作品のフィーリングや音質確認のためにASMを経由して首都高〜第三京浜に乗って横浜市都筑区にある自称「雑貨屋」さんに向かいました。このお店の雑貨は心で買わないといけません。聞くところによると、心で買うと言うのはその場で即決で購入することを意味しているらしく、翌日に買いに来てもそれは「物欲に負けて買いに来ている」と分類される恐ろしい場所なのですが、幸いにしてそんな空間へのパスポートを手に入れているので気兼ねなく訪問することができます。

雑貨屋さんの前を通る道は124アベニューと呼ばれていますが、その上をまたがる歩道橋の上からASM Z33の撮影を試みました。使ったカメラはニコンS5-プロ+70-300mm VRレンズです。これが・・・使い慣れていないカメラとレンズで撮影するとこれ程難しいのかと思い知らされました。まず撮影する絵が想像できないことが一番難しさに繋がっています。カメラ本体の操作もよく分からないので細かい調整をする暇もありません。そんな中での撮影でしたが、1枚や2枚はいい出来の写真があるので、やはりちゃんとした道具を使わないと出せない構図がありますね。いつも違う角度で見るI.S.Designフロントエアロバンパーは今まで見たことがない表情を見せて新鮮な驚きを感じました。ハンドルを握るのは僕と同じく1店舗しかないけど総店長と呼ばれる愛知県公認ドライバーの甲斐総店長でした。クリアラップの取り方が絶妙で脱帽のハンドルさばきでしたよ。

撮影データー:カメラ本体 Nikon D300
  製造番号:D33697-300 No 2007263番
  MGバッテリーパックMB-D10
  有効画素数 1230万画素

  レンズ: AF-S VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F/4.5-5,6D
  最短撮影距離:2,3m フィルター外径:77mm 
  レンズ構成:11群17枚 (35ミリ換算120mm-600mm)
  ホワイトバランス:電球/AUTO/晴天日陰モード各種にて撮影。
  画像サイズ:S  画質モード:ノーマル   ISO感度設定 200
  場所:神奈川県横浜市都筑区早渕都筑124アベニュー近辺にて撮影です。
  写真撮影:加古 俊文

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「ASM350スクーデリア」ってのはどうですか?
エアロパーツの品質 2008/07/15(Tue) 14:28:59
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この記事は、特にZ33オーナーさんに読んでいただければと考えて書きました。

Z-MAGAZINEさんに取り上げていただいたりASM Z33に一通り装着が終わった関係で、Z33用エアロパーツが人気です。エアロパーツの品質と性能に絶対的な自信を持っていますが、SA浜松の鈴木さんをはじめ多くのチューニングショップさんやASMにご来店になるエンドユーザーさんから新鮮な?!質問をいただくことが増えました。S2000オーナーさんは周知のことと思いますが意外と知られていない可能性がありますので、いただいた質問とそれに対する回答を挙げておきます。


◆フィッティングについて


Z33用I.S.Designエアロシリーズは、新車で購入したASM Z33をベースにして製作しています。製造に必要な製品マスターモデル・成形型の製作は世界有数の本格的カーボンコンポジット工場のチャレンヂ社が担当しています。全ての製品は出荷前に検査治具で検品されており、品質レベルの均一化が実現できています。1番上の写真が製品を塗装して装着した状態、2番目が去年9月の写真でマスターモデルを仮装着した時の写真です。各部のクリアランスが綺麗に整っていることがお分かりいただけると思います。S2000用エアロパーツも同様で、I.S.Designエアロシリーズはアメリカから輸入した左ハンドルの新車のS2000をベースにマスターモデルを製作し、その後AP2-110型新車のASM 3号車をはじめ複数のオーナーカー(無事故車)で開発しています。全ての車でマスターモデルのフィッティングが問題ないことを確認できています。

万が一装着時にフィッティングがうまくいかなかった場合にはいくつかの原因が考えられ、特に大きな要素として車体側または塗装・装着行程があります。フロントバンパーを例に挙げると、車体側の要因としてヘッドライトユニット固定用のステーやフロントフェンダーの脱着を過去に行ったり、一見軽微であっても下方向から大きな入力を受けた経験があったり、事故車だったりすると、固定されている位置がミリ単位でずれていたりステーが引っ張られているのでうまく合わなくなるケースがあります。イケイケのZ33オーナーさんの場合、フェンダー加工をしていることがあると思いますが、加工方法によってはバンパーエンド部分とのフィッティングに問題が出ます。

FRP製品は純正のウレタンバンパーと比較して柔軟性がないですから、純正バンパーのようにステーの変形に合わせて変形して装着すると言うことが不可能です。その場合、どこかのクリアランスが綺麗に合わない症状が出ます。治具での検品後出荷となっているので、車体側に上記の問題がなければ綺麗にフィットするはずですから、自動車ディーラーさんやオートバックスグループ店舗でご購入される場合、塗装前に仮装着をしてフィッティングを確かめて下さい。



◆塗装について


上記のフィッティングと関係してきますが、塗装したバンパーを装着すると左右合計で1mmぐらいですが寸法が合わなくなるケースがあります。塗装後規定以上の高温で焼付けしたことが主な原因ですので、取付説明書に従って塗装処理されることをお薦めします。また、一般的なエアロパーツを見ると、中には成形型から製品を抜き出すための離型剤がべっとり表面に付着したままの製品を目にすることがあります。こういった製品は数ヶ月〜1年後にFRPの中から気泡が出て塗膜を突き破って表面に出てくる場合があります。

「塗装業者が悪い」と思いがちなケースですが、多くの場合実際には製品に問題があると言えるでしょう。もちろん塗装が原因で同様のトラブルが発生することもありますので一概には言えませんが。この件は先日SA浜松の担当者さんから同様の相談を受けました。今販売いただいているASM製品は、オーブンで焼いて最終仕上げしていますので、こういった初歩的なトラブルを高い確率で回避することができています。

また、カーボン製品の塗装に関してはかなりのノウハウが必要です。表面には塗料の吸い込みを防止する薬剤を塗布した状態で出荷していますが、特にショップ様を経由して購入されるお客様でクリア塗装をご希望されている場合は、ぜひASMに注文時にクリア塗装を同時オーダーして下さい。



以上、よく質問されるフィッティングと塗装の件をご紹介しました。先日スーパーオートバックス東雲でZ33用カーボンボンネットをご購入いただいたお客様からわざわざお電話をいただきました。「あんなに一発でフィッティングするボンネットは見たことがない。これからもいい製品を展開して下さい。」と言う内容でした。残念ながらボクは不在で電話に出ることができなかったのですが、そういうお客様の声は励みになると同時に適度なプレッシャーになるので次への意欲に繋がります。SA浜松でも、そんなお客様の声をたくさん聞くことができたら嬉しいです。


◆株式会社チャレンヂ

企画設計から製造、出荷までの一括受注体制。日本唯一のCFプリプレグ量産実績工場。日本初カーボンプリプレグのプレス成形、カーボンSMC成形、量産に向け開発実施中。R&D/アフターパーツページと施設紹介ページにASMの車両とASMのお客様車両が掲載されています。


■ASM I.S.Designフロントエアロバンパー(Z33用)

・製品代 126,000円
・カーボン製ナンバープレートベース 7,350円



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I.S.Designフロントエアロバンパー、ASM Z33に装着完了


Z33用SACLAM管、試聴OKです 2008/07/14(Mon) 12:09:37
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ASM Z33がSACLAMから帰ってきました。今回の主な変更はスポーツ触媒をSTD触媒に戻したことと、ASM仕様のSACLAM製エキゾーストマニホールドPrototypeの装着です。それに合わせてマフラーをASM試作モデルからSACLAMさんのカタログモデルに入替、ASMエキゾーストマニホールド+STD触媒+STD Yパイプ+SACLAMサイレンサーキットと言う仕様です。

宇野さんお薦めはマキシム改エキマニ+スポーツ触媒+STD Yパイプ+ASM仕様SACLAM管を装着した以前の仕様(Ver.1)なのですが、ボクの目指す方向性は今回の仕様かな?Ver.1は音量と音質のバランスは確かにいいし、2,000回転ちょっとからレッドゾーンまで全域鳴き音でメチャクチャいいのですが、トランペットのようなクリアな音が欲しいのでちょっと違う感じなんですよね。Ver.1がドラム缶の中に向かってトランペットを吹く感じ、今回の仕様は海に向かってトランペットを吹く感じの音です。宇野さんに言っても分かってもらえませんでした(笑)が、Zマガジン山田編集長には絶対分かってもらえるはずです。それにしても完全等長エキマニ+STD触媒+SACLAM管の完成度の高さには改めて驚かされます。

昨夜、お客さん5人とこのZ33で関内に食事に行きました。後ろからSACLAM管の音を聴いていたお客さんは一様に「後ろを走っていても音が車内に飛び込んでくるよ、すごくいい音質ですね」とみんな絶賛です。以前と比較して確実に分かりやすい音質になっているようでした。ボクの中ではSACLAM管に最良の組み合わせは380RS+完全等長エキマニ+STD触媒+SACLAM管です。レーシングフェラーリの排気音(エンジンの音ではない)がします。今回の仕様はそれと比較すると合法よりのいいバランスをした音になっているのではないでしょうか。エキマニのプライマリー径を3.5LV6用としては最適な45φに拡大したのが効いていそうな感じで、380RSに装着した時よりはずっとマイルドですが、適度な刺激もあり本当にいい感じにまとまっています。ただ、場面によっては低回転域の鳴き音と音量不足を不満に感じるかもしれませんが、Copen用SACLAM管の音に慣れた今のボクにはむしろ快適なレベルの音量でした。

今週末7/19(土)-20(日)はTUNING POWERS 2008に出展するため、ASM S2000 1号車とASM Z33はありません。この2日間以外ではSACLAM管の音確認ができますので、気になるZ33オーナーさんは助手席試乗がてらぜひASMまでお越し下さい。8/2(土)-3(日)に開催するレカロ&ASMフェア IN スーパーオートバックス浜松にもこの仕様でZ33を持ち込む予定です。名古屋〜関西方面のZ33オーナー様、ぜひご来店をお待ちしています!今日現在の在庫はゼロになってしまいましたが、7月末に10本入荷予定です。内4本は予約済み、それ以外に数件のご相談をいただいていますので、気になるオーナーさんはお早目にご予約下さい。SA浜松イベントでの装着をご希望の場合はSA浜松に直接ご連絡下さい。当日持ち込む在庫を確保します。

■SACLAM サイレンサーキット(Z33用) 222,600円

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秘密の花園
YOKOHAMAの名を刻んだ文字盤を持つ時計 2008/07/13(Sun) 20:03:51
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正確な時間を知るだけなら電波式腕時計を1本持っていれば1秒単位まで正確な時間を半永久的に知ることができます。腕時計をしなくても携帯電話があれば必要最低限の機能を果たすことはできます。もちろんそれで必要十分なのですが、撮りたい写真のためにいくつものボディとレンズを使い分けたり、運転する悦びを追い求めて車を自分好みに仕上げていくのと同じ価値観で、様々な出会いやきっかけでお気に入りの腕時計を手に入れる人がたくさんいます。ボクは時計を集める趣味はないのですが、人生の中で2度とない1日24時間と言うかけがえのない時間の経過を知るための道具として人生の節目にいくつかの時計を購入してきました。今回はワールドタイム表示に赤いYOKOHAMAの名を刻んだ日本250本限定2006年6月発売の「GP ww.tc フランソワ・ペルゴ」を横浜市都筑区早渕都筑124アベニュー近辺にある雑貨屋さん、オートファッションファクトリーで手に入れました。時計を紹介されて購入決定まで約2秒、支払のことは何も考えませんでしたが、今まで手に入れたモノの中でもかけがえのない存在になりそう、そう直感的に感じたのかもしれません。

 The GIRARD-PERREGAUX Manufacture〜ジラール・ペルゴを含め、スイス高級時計の世界で一流といわれるブランドは、想像力をかき立てる時計をつくり、豊かな歴史を誇っています。そんな一文から始まるジラール・ペルゴのカタログ9頁には、この高級スイス時計メーカーと横浜の関係について記載してあります。

『ジラール・ペルゴ社と日本の関りは深く、江戸時代まで遡ります。1861年、スイス時計を広める為、若干27歳のスイス人青年が横浜より日本に入国しました。彼こそが、ジラール・ペルゴ社創業一族の一人、フランソワ・ペルゴでした。彼は、1864年日本における初のスイス時計正規販売店を開業し、ジラール・ペルゴ ウォッチを広めました。
 明治維新を境に西洋化が進み、特に新橋横浜間に鉄道が開通したことによりその近代化に拍車がかかりました。又、太陰暦と太陽暦との違いによる諸外国との通商に支障を感じていた明治政府は、勅令により明治5年12月3日を明治6年1月元旦とし正式に太陽暦を採用し、西洋の時間測定法に基き一日が24時間として計測されるようになりました。これを機に正確な時を知らせる時計を使用する機会が増しフランソワ・ペルゴの商館も賑わいを見せたであろうと思われます。しかし彼は、その後間もない1877年12月に脳梗塞に倒れ、志半ばに息を引き取ります。彼は、その愛してやまなかった横浜山手の外国人墓地で永久の眠りについています。』

フランソワ・ペルゴが眠る横浜山手の外国人墓地はASMの裏山にあります。

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世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008
2008年7月、1号車富士テスト 2008/07/12(Sat) 12:24:06
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7月度の1号車テストを富士で実施しました。目的はブレーキパッドの比較テストです。FERODO DS3000・DS1.11・開発中パッドM10・開発中パッドM12の4種類をそれぞれ使って比較しました。6月のテストではDS3000>DS1.11=M10、2月のテストではM10>DS3000と言う順で高木選手に評価されていたのですが、今回はタイムではなくてブレーキの比較を徹底して行なったため、より多くのデータを取ることができました。

結論から言うと、田中実さんの評価ではDS3000は絶対的な効きは良いが安定性に欠ける、つまり制動力が安定しないことと、踏み込んだ瞬間一瞬の効きの遅れがあるのが気になるパッドと言うことでした。もちろん未だS-GTでも現役で活躍するパッドだけに高いレベルにあることは間違いありません。気になるDS1.11はブレーキング時〜リリース時までのコントロール性が抜群に良くかなりの高評価でした。とにかく効きがリニアで100あるブレーキング性能の内60を使っている状態から3だけ踏み込むと3効き、そこから2抜くと2弱くなるようなイメージです。これがコントロール性に難があるパッドの場合、60から3踏むと8効き、慌てて5抜いてもローター温度上昇と共にパッドの効きが強まるせいで全く効きが落ちないと言う場面があります。DS1.11にはそういった悪癖が一切ありませんでした。あえて難を言えば思い切ってコーナーに突っ込んで行きたい時にやや絶対制動力が足りず不安定になる場面があったぐらいで、1号車レベルの車両で筑波2000を走るならベストに近いパッドでは?と絶賛されました。

開発中パッドM10・M12は摩材違いで、M10の方が初期〜限界制動まで全体的に効きが弱くなっています。6月度の高木選手の評価を受けて急遽用意した摩材がM12です。1本目DS3000、2本目DS1.11で走った後、3本目はM12を前後にセットして走行開始です。ここでのミノルさんの「評価は絶対制動力はDS3000以上、効きも安定している。ただしラジアルタイヤで富士(当然筑波2000や鈴鹿も含む)だとやや効きが強すぎる。」とのことでした。安心感としてはかなりのレベルにあったようです。4本目はフロントに前回使ったM10リヤにそのままM12をセットして走行しました。結果的にこのバランスが良かったようで、1コーナーのブレーキングで明らかに奥まで飛び込んでいるのが分かります。S2000はリヤブレーキを使える数少ない車種で、前後同じ摩材は当然として、リヤに1ランク制動力が高い摩材を使うことが可能な車です。これがあるセダンベースのスポーツカーだとフロントの4ランクダウンがリヤってことも珍しくないそうです。S2000でリヤローター径のアップをするオーナーさんもいるようですが、そういった点からもそれは理に適ったチューニングであると言えるでしょう。

ASMの場合はフロントに大きなキャリパーを入れます。何も考えずそのまま使えば最終的にはフロント寄りのブレーキになってしまい、ブレーキキャパを使い切ることはできませんが、その領域までブレーキを使う前段階では絶対的な安心感とフィーリングでブレーキングを楽しむことができます。では1号車レベルになったらどうするのか?今回の結論ではフロントに対して1〜2ランクアップのパッドをリヤに使うと同時に、大量に空気が流れるセンター床にNACAダクトを設けてダクトを引き、リヤローターを冷却しました。結果的に今まで常時600度前後だったリヤローター温度が380〜460度まで低下し、フロントローターとの温度差が50〜70度程度に収まるようになりました。以前NACAダクトなしで空気を当てようとしましたが十分な効果は得られませんでした。床とNACAダクトの相乗効果が確実にあるようです。リヤローターの大型化など可能性はまだまだありますが、ラジアルタイヤ用としてはいいバランスのブレーキに仕上がりつつあります。

もうひとつの確認項目の4スロ用NACAダクトですが、ダクト装着時と閉じている時で吸気温度が36.5度/43.0度の差がありました。外気温26度/路面温度25度でのデータです。高速道路走行時(蓋あり)で43度前後の吸気温度でしたから6度以上の吸気温度低減効果が確認できました。冬が楽しみです。

■2008/7/11 1号車FSWテスト

ドライバー:田中実さん(ミノルインターナショナル)
チーフエンジニア:坂上(ASM)
チーフメカニック:大木(ASM)
メカニック:長谷川さん(ミノルインターナショナル)

We did the July’s test with the ASM car no.1. Our objective was to do a comparison with the brake pads. Comparing the FERODO DS3000, DS1.11, underdevelopment pads M10 and M12. At June, we did the test with DS3000>DS1.11=M10, in February we did M10>DS3000. We asked our driver Mr. Takagi for evaluation. Since, this test was more to test the brakes then the time, we manage to get a lot of data.

According to Mr. Tanaka Minoru the DS3000 is an effective brake but lack of stability. It has a late second for the brakes to kick in. Off cause the brake it self are at high level since its been used at S-GT races. With the DS.11 it has lot of control with when you step on the brakes and releasing the brakes. As especially for the rear it works linear. If you step on the brake 60 out of 100, you will get 60, same with releasing the brakes. If it was brake pads with bad control, with the increase rotor temperature the more you step on the brakes the more the brakes get stronger. With the DS1.11 has no habit of such thing, its stays stable at all range. Only thing when you go in the corner you just might feel the brakes aren’t working enough at one point. With the level, which the ASM car no.1 has, it’s just nice.

With the under development pads M10, M12 made out with different material the M10 feels more week overall.
First set DS3000, second DS1.11 after that on the third M12 for both. But Mr. Tanaka from Minoru International said that the brakes it self to stop the car is more then the DS 3000 and stabled. But with radial tires on Fuji, Tsukuba or Suzuka it’s a bit too strong but makes you feels safe. On the fourth trial we used the M10 for the front and M12 for the rear. From the results this was the best balanced, as especially on the first corner at the braking. The S2000 is one car which can uses the rear brake and off cause using the same brake pads, but also one rank higher for the rear.
If you do the same on a sedan-based sports car four-rank down is popular I think. With the S2000 owner changing the size of the brake rotor is also one way of the right way to tune cars.

For ASM we put a large caliper for the front. If you don’t think and just use it, in the end the brakes will be more on the front. You wouldn’t be able to use the full capacity of the brakes but up to that point there is a feeling of safety and joy of brakes.
how about when you reach the level of the car no.1? Bottom line, for the rear 1~2 rank up comparing to the rear and in the same time lot of fresh air goes through the center floor which goes through the NACA duct, to the rotor. For this usually it was around 600degrese which went down to 380~460Degreese. For this the temperature difference is within 50~70degreese.
Before we tried to send the air without the NACA duct but didn’t get what we wanted. It seems the floor and NACA duct needs to be together. Increasing the rear rotor is possible but with the radial tires, at the moment the brake is well balanced.

Another item we needed to check was the NACA duct for the individual throttle. There were about 36.5-43degreese differences with on and without. At when the Temperature of 26 degrees, road temperature of 25 degrees. At high speed was about 43 degrees with the intake temp. with six degrees of less intake temp, looking for-word in winter.

■2008/7/11 Car No.1 Fuji Speed Way test

Driver: Mr.Tanaka Minoru from Minoru International
Chief Engineer: Sakagami (ASM)
Chief Mechanic: Ooki (ASM)
Mechanic: Mr.Hasegawa from Minoru International

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2008年6月、1号車富士テスト
スーパーオートバックス浜松訪問 2008/07/12(Sat) 11:01:35
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8/2-3に合同イベント開催予定のSA浜松さんを訪問してきました。一見普通のスーパーオートバックスですが、店内奥にあるZ33コーナーに足を踏み入れてみると、確かにZ33オーナーさんが喜んで集まってくれているのが分かるアットホームな雰囲気の空間ができていました。ボクがドレスアップパーツに疎すぎるせいか?超メジャーらしいですが今更欲しくなるNISSANロゴマーク型のZ33エンブレムや輸出仕様の350Zエンブレムなどがショーケースに陳列されていました。それらの販売元は横浜ってことで(汗)足元が全く見えておりません。

その後、SA浜松のZ33に試乗させていただきました。詳細な仕様を忘れてしまいましたが、タイヤは19インチスポーツラジアル(RE-01Rだっけ?)にSA浜松イチオシのOHLINS DFVダンパー+専用スプリング(F10kg/mm・R8kg/mm)がセットされていました。店舗周辺を一回りしたのですが、これは乗り心地がいいですよ。当たりがとにかく柔らかく、なおかつ収束もスムーズにします。揺すられ感が少なくてとにかくフニャフニャな純正とは別次元でした。これぐらいが純正なら最高なんですけどね。今回は19インチでしたが、18インチで乗れば純正に負ける要素は何もないかも?それぐらい違和感を感じさせない足回りでしたよ。路面コンディションはかなりいいので首都高3号線あたりに持ち込んで乗ってみたい気がします。ASM Z33はFR共10.7kg/mmのHYPERCOスプリングですから乗り心地に最も影響するリヤのレートが2.7kg/mmも高いことになります。果たしてその状態でどんな乗り心地になるのか?自信たっぷりですが気になるオーナーさんはぜひイベント当日に助手席試乗してください。

昼食はお決まりの「うなぎ」。SA浜松から車で5分の名店に行きました。ASMから遠征するお客さんは土曜昼はうな重、土曜夜は白焼き、日曜昼はひつまぶしを食べる予定だそうです。横浜から3時間あれば到着しますから、ぜひドライブがてら遊びに来て下さい。みんなうなぎを食べて夏の暑さを乗り切りましょう。行くお店はこの名店とKINGセレクションのお店を予定しています。

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レカロ&ASMフェア IN スーパーオートバックス浜松
第三京浜〜横浜新道近辺のトンネルにて 2008/07/09(Wed) 20:20:51
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昨日のASMは休みだったのですが、ちょっとやりたいことがあったのと、奈良県からコペン乗りさんがSACLAM管の音を試聴したいってことだったので朝からASMで仕事していました。定刻どおりコペンオーナーさんがご来店になり一緒に試乗したのですが、さすがオーナーさんだけあってその違いがすぐに分かったようです。その後駅まで送って走り去る時、この音を聴いていてくれたらなぁと思いながらアクセルを踏んでいたのですが、今朝メールを確認していると成約しました&お礼のメールをわざわざいただいていて、その中で「最後の決め手は、駅まで送って頂いて金山様を見送りながら走り去るコペンの音を聴いた時ですね、鳥肌が立ちました。」との記述がありました。作戦成功です♪

その後仕事を片付けてからオープンにして首都高〜第三京浜に乗って都筑のお店を訪ねて時間を過ごした後、またまたオープンにして自宅に向かいます。第三京浜〜横浜新道に向かう道は複数のトンネルが連続しているのですが、そこでコペン用SACLAM管の真価を知ることになりました。オーナーさんが「鳥肌が立つ」と表現したのはこの音だったんだ・・・。本当に綺麗です。雑音が一切ありません。ただひたすら連続した優しい鳴き音にコペンが包み込まれます。屋根を開けても閉めても、普段は聴こうとしなければ聴こえてこないぐらいの音量しか車内には入ってきませんが、外ではこれ程綺麗な音を奏でていてくれたんだ・・・。

ホント、一気に惚れ込んでしまいましたよ。どれぐらいの惚れ込みかと言うと、自分の車でもないのにボクが洗車するぐらいです(笑)。MINIに装着したSACLAM管+SACLAMエンジンに感動してMINIを愛車として購入し、Z33用SACLAM管の音に惚れてさらにその上を一緒に目指したくなってZ33を購入したのですが、このままだと本当にコペンを買い足したくなる勢いでしたよ。まったく・・・危険な魅力に溢れた排気管を作ってくれますね・・・。

■SACLAM COPEN SILENCER KIT 18000-DA1-K000 予定価格 ¥168,000(税込) *開発中

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まずは、I.S.Designサイレンサーキット
加藤寛規選手の視点、SRE 3WAY+HYPERCOの魅力 2008/07/08(Tue) 12:54:06
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7/7(月)夕刻、仕事帰りにウィルキンソン・ジンジャーエール茶瓶を飲むために加藤寛規選手がご来店になりました。5月中旬、無事お子さんが生まれてその翌週にはル・マン24Hに向けてフランスに出発、それから戻った翌日にはスーパーGTのためマレーシアに出発、帰国後すぐに岡山でテストと相変わらず超ハードな日々を送っているとのことで・・・すごいですね〜、見習わないといけません。

そんな加藤寛規選手に色々相談したいことがあったので本当にタイミングが良かった。まずは3号車に装着しているASM SREダンパーキット3WAYです。今ASMで注目を集めているダンパーですが、去年の冬「来シーズンは3WAYだぁ!」とチームのみんなに話したところ「・・・いらんやろ・・・。」と言われたパーツなのですが、個人的には採用したくて仕方ない製品だったんです。街中であれだけ違いが分かるモノがサーキットで何のアドバンテージもないと言うことは考えられなかったので早速寛規さんに3号車を試乗してもらいました。最初の寛規さんの印象は「硬いね、強化ブッシュを入れているの?」と言うものでした。これでもほとんどのお客さんは乗り心地がいいって言うんですけどね(笑)。その後坂上さんを乗せながらリヤBump Lowスピード側を調整して3WAYの効果を確かめてもらいます。そしてその違いに大満足で「おぉ〜!ラグジュアリーだ、これは欲しいな。本気アタックから街乗りまで完全にカバーできるよ。」と絶賛されていました。

次の話題はデフです。先日このBlogで紹介したDREXLER LSDを装着したF3マシンに乗る機会があったらしく感想を聞いてみました。「う〜ん・・・よく分からなかったなぁ。良いとか悪いじゃなくて何の印象も残らなかったような・・・。」と芳しくないコメントです。じゃ、車が悪かったかと言うとキチンと狙い通りに仕上がったようですから悪いわけではないのでしょう。ではと言うことでバキバキ音が出ていたかを質問したところ「あ・・・そう言えば音がしていなかった気がする。全くメカデフの存在感を感じさせていないのにタイムがキチンと出ていたってこと?!」とほぼ思った通りのコメントです。

速さだけなら2WAYダンパーで十分かもしれませんし、LSDもジャダー音がしていようが関係ないでしょう。でも、追加の1WAYやDREXLERのスムーズさはストリートでの快適性に直結しますし、乗りやすくスムーズな車に仕上げることは最終的に速さに繋がるはずです。その他にもタイムアタック号に合わせてフロントスタビ変更を検討開始するなど、2008年末のタイムアタックの季節が楽しみになってきました。

■ASM SREダンパーキット3WAY (AP1/AP2) 1,260,000円

7/9現在の仕様
F:Bump Hi+1 Low-6 Rebound+7min. 10.7kg/mm HYPERCO
R:Bump Hi-2 Low-6 Rebound +5min. 10.7kg/mm HYPERCO

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ASM SREダンパーキット3WAY
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