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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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10シーズン目の奮闘 2018/11/23(Fri) 10:07:07
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筑波テストに向けてセットアップ中の1号車は、REVSPEED筑波スーパーバトル2003で初のNA1分切り達成から2008年まで6シーズン走った2号車<ASM筑波スペシャル>とは別車両です。1999年6月に納車されてオープンカーでのドライブを楽しみ、訳ありで2006年にボディ製作をして、2009年からタイムアタック専用車になりました。詳しい経緯は上記LINKをご覧下さい。



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ところが、10シーズン目を迎えた1号車のボディに問題が発生しつつあります。2016年12月のセットアップではリヤダンパーの寸法左右差2mmで装着して接地すると0.5mmの車高差だったのが、2018年11月のセットアップでは同じ寸法で装着すると左右差が4mmも出ました。シャーシを実測した結果、フロントは5mm/リヤは10mm以上の左右差を確認しています。

新型空力パーツを装着した富士テストでは、わずかなセット変更でもバランスが変化しました。リヤ車高を1mm下げる毎に最高速度が1km/h伸びるロガーデータを見た加藤寛規選手から、『フォーミュラカーのシビアさ』とコメントが出る状況です。レース車両では1シーズン毎に箱替えなので、ASM S2000 1号車のボディに引退の時期が来たのかもしれません。


<1号車 HYPERCO仕様メモ>

前:レート=1,000ポンド(17.9kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)
後:レート= 900ポンド(16.1kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)



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11/3(土)から販売開始した <23着限定> ASM Jumper 2018 は、冬本番前に完売しました。


■ASM Jumper 2018  * SOLD OUT 完売しました


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3669


レートと自由長とプリロードの関係


EPSC(任意車速パルス発生器), Assembled in YOKOHAMA 2018/11/20(Tue) 11:30:19
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先日の富士テスト1ヒート目で発生した『パワステ・ABS作動しない』症状の原因は、単純な配線不良でした。2017年11月から使用している 車速パルス発生端末で根本解決できており、何も問題ありません。この小型端末はノートPC以上に熱・振動に弱く貴重なため、2018-2019タイムアタックシーズン本番に向けて、必要機能に簡素化しつつ自動車コンディションで使用できるEPSC(任意車速パルス発生器)を製作しました。


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ASMのお客様が、ソフトウェア開発から全面的に手がけて下さった製品です。


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3665


TSUKUBAの準備ができました。


2018年11月富士テスト  復活・ASM筑波スペシャル 2018/11/09(Fri) 23:33:43
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快晴の富士スピードウェイで、ASM S2000 1号車をシェイクダウンしました。


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ドライバーは2004年から15シーズン連続で加藤寛規選手です。1ヒート目はADVAN A052(ラジアルタイヤ)で各部チェックを行い、2ヒート目からADVAN A050 GS(Sタイヤ)に履き替えて、ASM阿部君が提案したエアロパーツの空力バランスを含めたセッティングを行います。



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最高速度は、2015年3月富士テストで1分51秒6を記録した時の233q/hに対して13q/hも遅い220.5q/hで、コントロールタワー〜1コーナーまでの高速区間での失速が著しかったです。でも、3ヒート目でR車高を1ターン落とすと1q/h最高速が伸び、車高変化に対してフォーミュラマシン並のシビアな変化が出ました。外気温20℃だった3ヒート目の水温/油温は90℃/120℃に達しましたが、少しクールダウンするとセラコート加工により素早く86℃/115℃に下がりました。15℃以上寒くなる真冬なら問題ないでしょう。

大型化したエアロパーツによる変化は想像を超えていました。昨シーズンまでのASM S2000タイムアタック号はどのサーキットでも速いマシンでしたが、2018年仕様は狭い筑波と高速コースの鈴鹿・富士では、別のセッティングが必要で、文字通り「ASM筑波スペシャル」の復活です。


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<1ヒート目>

1 P‐@ GAS 18L A052 冷1.8
2 −
3 1’54”17 パワステ・ABS作動しない。
4 P‐A 水温 64℃ 油温 95℃
5 ‐ フロント張り付く。フロントダイブし過ぎる。コーナーリング軸がフロントにある。
6 1’56”12  Rウィング1目盛り上げ 205q/h
7 P‐B 赤 バランス良くなったけどストレート遅くなった。
8 − Rウィング0.5目盛り下げ 208q/h → バランスOK
9 1’52”96
10 FIN


<2ヒート目>

1 − GAS18L A050 GSウォーマー80℃
2 1’53”77 車高3ターン下げスタート 
3 1’53”23  Frトー 1/3INに調整 Rrトー 1/2INに調整
4 P-@ 水温75℃ 油温 101℃
5 − Sタイヤの方がフロントの入りが良い、ゴムが柔らかい
6 1’53”48 Rプリロード+1.5ターン
7 1’53”46
8 P-A 水温79℃ 油温 106℃ 内圧2.0に調整
9 −
10 FIN


<3ヒート目>

1 − GAS18L A050 GS ウォーマー50℃
2 1’52”89 R車高下げ2.5ターン(2ヒート目のプリ補正)+1ターン
3 P-@ R車高1ターン下げ
4 −
5 2’02”53
6 1’54”03
7 1’53”57
8 P-A 水温 77℃(MAX90℃) 油温 108℃(MAX121℃)
9 − メニュー消化によりテスト終了

#ラップチャート

■2018年11月 1号車富士テスト チームメンバー

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上
メカニック:阿部


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現地・現場・現物・現実、四現主義で空力デザインをやり直す。


明日はシェイクダウン! 2018/11/07(Wed) 12:24:24
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11/8(木)富士テストに向けてセットアップが完了して、コーナーウェイト計測しました。

2月のAttack筑波2018セットアップ 1,019sと比較すると、シートをCFRP製に変更して1.4s(5.8s→4.4s)、計測タイヤが異なり0.4s(47.2s→46.8s)、エアロパーツで1.2s(13.6s→12.4s)で合計3s軽量化し1,016kgの予定でしたが、ブレーキローターをAP RACING からdbaに変更して4.4s重くなり、実測値は1.5kg増えて1,020.5sです。


<コーナーウェイト>

◇ Dr. OUT 1,020.5s
(左前)276.5kg (右前)253.5kg
(左後)228.5kg (右後)263.5kg

◇ Dr. ON 1,085.0s
(左前)281.5kg (右前)272.5kg
(左後)240.5kg (右後)290.5kg

 * シート:RECARO PRO RACER RMS 2600A
 * タイヤ:ADVAN A052 295/30-18


<ファイナルギヤ> 3.9

#セットアップ


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1ランク上の領域へ。


【Back number】 ASM筑波最速プロジェクトレポート 2018/11/06(Tue) 18:39:58
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ASMウェブサイトのモバイル表示メニューに、2003年以来のシーズンレポートをまとめた「筑波最速プロジェクト」を追加しました。今改めて読み返すと、「熱い(暑苦しい)なオイ」とか「分かってなかった恥ずかしい」とか「やっぱり間違ってなかった」とか、思うことがあり面白かったです。電車通勤中や休憩時にご覧下さい。


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ASMの暇つぶしソファーには、赤い86が主人公のMF GHOST 3巻が届きました。


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鈴鹿レポート〜1号車&筑波スペシャル、ダブルシェイクダウン!編〜

2018年シーズンもスターティンググリッドへ。 2018/11/01(Thu) 11:40:19
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2018-2019年タイムアタックシーズンに向けて、ASM S2000 1号車のセットアップ中です。

【パワー】 オイルレベル管理と充電電圧への対応

2017年12月鈴鹿テスト後に抜けたオイル量は4.8Lで、Attack筑波2018には200ml足した5Lで臨みました。でも理論的に内圧コントロールバルブと同じ効果を得るため製作したTODA RACING オイルパンスペーサーの性能を引き出すなら、オイルを足すのではなく油温・油圧に注意しつつ減らさないといけません。電気問題は重要です。現状充電電圧が12.5V〜15Vの範囲内で変化している理由を検討して、ある仮説を立てました。これで15Vをキープできた場合、オイルレベル管理と合わせて5馬力程度上乗せできると想定しています。


【トラクション】 アライメント調整

昨シーズンはトーンゲージによるWチェックを怠ったため、アライメントテスターの不調に気付かずタイムアタックしていました。筑波スーパーバトルの58秒308(RE-71R)もAttack筑波の57秒935(A052)も57秒051(A050)も、リアtoe-outに近いトウ0mmで記録しています。当然タイヤは全く発熱しておらず、マシンを知り尽くした加藤寛規選手だから出せた結果でした。


【エアロダイナミクス】 前アンダーパネル大型化とウィング後方移設

リップスポイラー部分を大幅に伸ばしつつアルミハニカムをノーメックスに変更することで軽量化したフロントディフューザーと、リヤウィング本体位置をルーフトップと同じ高さにするため2mm上げつつ後方にオフセットできるウィングステーを製作したので、車高と合わせて空力バランスを取り直します。結果によってはカナードを外せるかもしれません。



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11/8(木)富士スピードウェイでシェイクダウンして、11/28(水)筑波テストを行い、12/6(木)REVSPEED筑波スーパーバトルでは、ADVAN A050(Sタイヤ)・ADVAN A052(ラジアルタイヤ)で記録更新して、2月のAttack鈴鹿とAttack筑波に備えます。そのAttackステッカーを50枚製作しました。

Attack 2018-2019 Sticker  1,000円 <税抜価格 926円> * 50枚限定


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誕生日ではなく、結婚記念日メモリアル装着ありがとうございます。

ASM I.S.Designサイレンサーキット  293,760円 <税抜価格 272,000円>


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Attack -2018- Tsukuba Championship


2018-2019タイムアタックシーズンに向けて。 2018/09/27(Thu) 12:15:31
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2018-2019年タイムアタックシーズンに使用するタイヤが届きました。横浜ゴムのADVAN A050 GS 295/30-18、2017年第44週に製造された3セットです。今シーズンの大きな変更点と言えば新型アンダーパネルとウィングステー製作だけですが、エアロパーツ変更に伴う空力とサスセッティングの合わせ込みや、ミッションステー破損個所の修理・カーボンプロパラシャフトの修理・昨シーズンできていなかったオイルパンスペーサーの活用など、タイムに影響を与える要素は意外と多いです。


<ジョブリスト>

・空力バランス調整(ディフューザー延長パーツテスト検討)
・車高セット
・サスセット(強化スタビライザー製作検討)
・ミッションステー、センタートンネル修理
・エンジンオイル減量レベル出し
・カーボンプロペラシャフト修理
・ラジエーター、オイルクーラー加工に伴う油水温チェック
・アライメントテスター使用方法検討


10月下旬〜11月上旬予定のシェイクダウンでは、Attack筑波2018で使用した中古Sタイヤ:ADVAN A050GS/中古ラジアルタイヤ:ADVAN A052を使用して動作チェックと新エアロパーツでの合わせ込みをします。12/6(木)に開催されるREVSPEED筑波スーパーバトルでは新品Sタイヤと新品ラジアルタイヤで2アタック後、タイム計測を止めてテストします。12/25(火)はREVSPEED鈴鹿サーキット走行会で、筑波スーパーバトルで使用した中古タイヤを履いてテストします。状況によっては中古Sタイヤでタイムアタックするかもしれません。



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今シーズンのタイムアタック本番は、2019年2月上旬に開催予定のAttack鈴鹿2019と2/23(土)に開催されるAttack筑波2019です。過去14回走行した筑波スーパーバトルさえもニュータイヤでの『筑波テスト』と考え、Attack鈴鹿とAttack筑波に狙いを絞りました。


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Attack -2018- Tsukuba Championship


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