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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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中区新山下アベニュー905ストリート沿いにある喫茶ASMの常連さんがご来店、暇つぶしに愛車のプジョー製スーパーカーF306にMIDLANDエンジンオイルを入れて下さいました。思い起こせば5月から「オイル交換するよ」と言ってくれていたのですが「しなくていいよ」と全くやる気のない応答を繰り返して早3ヶ月、ついに交換してもらったわけです。しかもこちらオーナーさんはレカロシートもついでにご注文、選択されたのはSPORTSTERのファブリックモデルです。車は変えてもレカロは変えない、過去それを実践してきた方だけに、シート選択をする時の基準は「体に合うか合わないか」ただその1点のみですからアドバイスをする方も楽で仕方ありません。
ちなみに何故F306なのか?その答えはマフラーにあります。なんだか見覚えがあるテールフィニッシャーですよね?そう、深谷モデルが装着されている貴重なプジョー306なんですよ。しかも何気に貼ってあるリヤガラスのSachs Race Engineeringステッカーはどこで手に入れたのか謎が深まるばかりのドイツ製。こんな正体不明の車のボンネットには、意味不明の素材がいっぱいに貼り付けてあります。まさか一見サンシェードのように見えるこの特殊素材は一体何なのでしょうか。興味は深まるばかりです。
■MIDLAND エンジンオイル Competition 7.5W-40 4,200円/L
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喫茶ASM、営業中
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I.S.Designエアロシリーズの次に格好いいエアロパーツと言えばこれ(笑)。ムーンクラフト由良さんが基本デザインを手がけたSpoonエアロキットでしょう。プレーンなデザインで街中で周囲の風景に溶け込むような自然さを基本としつつASM筑波スペシャルで培った空力性能を持ち合わせたのがASMエアロパーツですが、SpoonさんのエアロはmooncraftさんがS耐で勝つためにデザインしたウェポンとしてのエアロパーツと言うことになります。生まれがレースフィールドなので部品同士の細かな合わせや表面の仕上げ、ボンネットの水対策まで望むのは酷ですが、遠くから眺めた時の基本フォルムはさすがと言えるレベルのものに仕上がっていて、素直に格好良いなぁと思います。
このSpoonエアロを身にまとったS2000オーナーさんが今回購入されたのがI.S.Designフロント&センターディフューザー(FRP)です。各部にワンオフ作業が発生しましたが無事装着完了です。I.S.Designフロントエアロバンパー+フロントリップスポイラーとの同時装着がもちろんお薦めではありますが、様々な空力付加アイテムが標準装備されているmooncraft製バンパーであればそれに次ぐぐらいの性能を発揮してくれることでしょう。以前篠浦さんの車に同じようにフロント&センター床を装着したことがありますが、モテギや鈴鹿の高速コーナーで大きな武器になったとおっしゃっていました。こちらのS2000オーナーさんはどんな感想を持つのでしょうか。バネレート・車高など車の仕様から判断して帰りの高速で十分効果を体感できるはずです。
■I.S.Designフロントディフューザー(カーボンプリプレグ製) 493,500円 ■I.S.Designフロントディフューザー(FRP製) 136,500円 ■I.S.Designセンターディフューザー(カーボンプリプレグ製) 472,500円 ■I.S.Designセンターディフューザー(FRP製) 168,000円
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2008年6月、1号車富士テスト
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別の車でご愛用されていたレカロシートを次の愛車「日産GT-R」に移設していただきました。その昔、レカロシートが今の倍以上の価格で販売されていた頃に「車は変えてもレカロは変えない」と言われるほどレカロシートは何台もの車に移設作業を繰り返しながら使い続けていたものです。レカロシートが古いものをメンテナンスしながら大切に使い続けるドイツ人の気質そのものを表していたのかもしれません。その傾向は未だに色濃く残っていて、オープンからそろそろ3年になるASMにもその当時購入いただいたレカロシートを次の愛車に移設して欲しいと言うご要望が増えています。一度レカロの座り心地を知ってしまうとそれ以外のシートに我慢ができない、そんな声が大半を占めていますが、ボク自身ひとりのレカロオーナーとしてそう感じています。表皮が破れるまで、いっぱい使ってあげてください。
今回のGT-Rオーナーさんは移設するレカロシートに合わせて赤WステッチのASM KAROマットをご注文下さっていました。レカロシートを左右セットで入れたらくたびれてちょっと飽きていた愛車のインテリアのイメージが変わって驚いた経験があるオーナーさんは多いと思いますが、シートに匹敵する面積をインテリアで占めているのがフロアマットです。内装のリフレッシュやイメージチェンジを兼ねてマット交換をするオーナーさんが増えているのも当然のことかもしれません。
ご来店ありがとうございました☆
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ASM KAROマット、待望のバリエーション追加決定
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S2000に続きMINIの内装にも意味不明のステッカーを貼りました。ドアミラーリモコン部・キーホルダー・定番になったドア開口部から始めましたが、今後さらに増えていく気がします。窓に貼っているETCアンテナとかいいかもな?とか、ナビが付いている車なら外から見えるモニターの裏側に貼るのもちょっと面白いかも?一番のお気に入りはリヤ窓左下に貼ったもの、その次はいつも持ち歩いているキーに貼ったものかな?ドアを開けて乗り込む時、動き始めるのにドアミラーを起こす時、ちょっとした時に目にするステッカーに大満足です。
そんなことをやっているとお客様がご来店です。来月新車のS2000が納車予定らしいのですが、納車と同時に手に入れたいASM製品があると言うことで納車前に一括購入いただきました。お支払いはもちろんTHE ASM CARDです。そのお客様は8月が誕生月なのでカードポイントが5倍付けとなるので、どうせ9月に購入するぐらいなら8月中に手に入れようと言うことでご成約下さいました。たった1ヶ月早く手に入れるだけでこんなにメリットが出るなら当然の決断だとは思いますが、それを実行に移せるところがさすがです。
さて、そのTHE ASM CARDですが、1年に2回開催するASMチューニングセール時に大きなメリットが出るカードです。年会費は一切無料ですから持っておくことが大切です。毎回ですがセールの案内を掲載すると「カード発行は間に合いますか?」と言う質問と一緒に申し込みをいただくことが多いのですが、審査書類不備などの理由でカード発行が遅れることも多々あるため一概にお答えすることができません。チャンスを確実に手にするためのパスポートは常に携行して下さい。
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THE ASM CARD、年会費無料の会員カードです
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今こそレカロ |
2008/08/10(Sun) 11:36:25 |
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ASMへのご来店動機は色々あります。ASMパーツだったりSachsだったりKAROマットだったりSACLAMマフラーだったり。そんな中でもダントツ人気の製品と言えばレカロシートです。昨日から夏休みって言うオーナーさんも多いことと思いますが、長距離ドライブを兼ねて遠くからご来店いただくお客様が増えてきました。こちらのMINIオーナーさんは宇都宮からのご来店で、ブッシュ交換と同時にレカロシートを装着下さいました。この後横浜を出発したらそのまま神戸に直行かな?シートとブッシュが原因でずっと感じてきた運転中の違和感がこれで少しでも解消されているといいですね!
さて、対象シートお買い上げでレカロ純正シートレール(18,900円〜21,000円)が無料になるレカロ スポーツシート キャンペーンが8/20(水)までとなっています。SR-6・SR-11・SPORTSTER・SP-JCなど人気モデルが対象になっていますので、どうせ買うならぜひこの機会に!と自信を持ってお薦めします。ASMのシートレール在庫はまだ十分にありますが、遠方のお客様は念のためにお店情報に記載しているE-mailか電話で在庫を確認していただければOKです。
■RECARO SR-11 ASM LIMITED 157,500円 レカロ スポーツシート キャンペーン 8/20(水)まで開催
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気球は左、ロケットは右上に向かって飛行します
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フロントサスペンション機構周辺から振動が出たり、加減速時にステアリングが左右に取られるなど、MINIらしいハンドリングのキビキビ感を感じられない場合に疑うパーツがフロントコントロールアームブッシュです。完全フルノーマルであっても早い車で15,000km前後で明確な劣化が感じられる場合があるパーツですから定期的なメンテナンスを施すことが絶好調を維持するポイントかもしれません。
その他有名ブランド各社から強化ブッシュは出ているのですがどれも寿命が純正の約2/3と言うことで、人によっては1〜2年に1回ペースで交換することになるのですが、このブッシュはその寿命がずいぶん長いとの謳い文句ですので耐久テストがてらボクを含め興味のあるMINIオーナーさんが装着し始めました。実際の耐久性は時間が経過してみないと分かりませんが、強化したメリットはしっかりと感じることができますしお気に入りパーツのひとつです。
■SuperPro R53 Frコントロールアーム-リヤブッシュ 21,000円 ■SuperPro R53 ステアリングラックマウントブッシュ 3,675円 ■SuperPro R53 リヤラテラルアームブッシュ 18,900円(1台分で2セット必要)
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MINI JCW GP用サスペンションアーム装着
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今から10年前にたまたま仕事で立ち寄って何も買うものがないと思ったのですが、そのお店を運営している加古さんと何となく繋がりを持ちたいと考えて通うようになったお店があります。そのお店の中には箱から出したばかりの25年前の最新レカロシートをはじめ、メルセデスベンツW124用の内装パーツ、i-Pod全盛の時代にナカミチカセットデッキ100tdの箱入り新品など、あと10年経てば骨董価値が出てきそうなモノが店内に置いてあり、どこから何が出てくるか分からないワクワク感でいっぱいの空間で、10年経った今でもそのテイストは一切変わりません。
1999年6月、S2000を乗り始めたばかりの頃、このお店に通って1年が経過していました。全く意味が分からないまま色々な「モノ」を購入し、その買い物に対してお店の人を困らせるようなワガママを言ったことを未だ鮮明に覚えています。ことあるごとに「何であの頃はあんな厚顔無恥なことをお願いできたのだろう?」とひとり赤面する思いです。人見知りなので話すこともできず遠巻きに見ているだけのことも多々ありましたが、そのお店で色々な人と出会い、買ったモノに対してではなく、手に入れたことを心から喜べる時間・瞬間に対して満足している人たちを見て、すごい人達だなぁと我がのことのように一緒に嬉しくなったりする内に、買い物の仕方と言うかモノではないものを手に入れる感動みたいなものを知ることができました。これはボクの中で大きな大きな人生の財産です。
ひとりのスタッフとお客さん、組織の責任者とお客さん、S2000オーナーさんとアドバイザー、レカロ購入検討中のお客様と店舗スタッフ、様々な立場で話すことが必要ですが、ボクの立ち位置は「同じクルマ好き同士」。MINIやS2000やレカロシートがきっかけでなければ出会えなかったわけですから、その出会いは奇跡的な確率の上に存在しています。お店の規模も違えば扱うモノも違うしボク自身の能力が加古さんに遠く及ばないので、同じ感動を伝えることができているとは思っていないし満足もしていませんが、感動する気持ちを奇跡的に出会えた同じクルマ好きの人達に伝えていけるように、お客さんと一緒に少しずつ成長して行こうと思います。
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「ASMへ行く理由」 著:えでらー(c)
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販売開始後人気がじりじり上がってきたI.S.Design S2000サイレンサーキット、ASMが想定していたお客様は、現在アフターパーツのマフラーを使っているけど車内の篭り音が大きくて彼女との会話がやりにくいと感じているオーナーさん、今までマフラー交換の経験がなくてとにかく静かな車内を維持しつつもオープンにした時にはスポーツカーらしいサウンドを手に入れたいと考えているオーナーさん、今までSスペを使ってきて音質には満足しているけどグラスウールを使ったマフラーである以上避けられない劣化のために音量が大きくなってきたことが気になるオーナーさん、大きく分けてこの3つのパターンを想定していました。
ところが実際に販売を開始してみると、エンジンヘッドチューンや場合によっては排気量アップまでしたオーナーさんがお買い求めになるケースが目立ちます。当然それらは音量アップに繋がる重大な要素ですからいくら新型サイレンサーが静かだと自信があっても、車検を保証することはできません。それでも購入したいと言っていただけるありがたいお客様のひとりがこちらのS2000オーナーさんでした。Spoonさんの2.2Lエンジンを搭載しているのですが、Sスペでも無限マフラーでも音量オーバーのため保安基準に適合せず、最後の駆け込み寺的にI.S.Designサイレンサーをご購入されました。結果、音量は95dbに収まり、使用開始後1ヶ月の今も同じぐらいの音量を維持していました。1つ残念なことに車体側の色々なメカニカルノイズが大きいことと、大きな車内音量のマフラーにすっかり慣れてしまったオーナーさんの耳には全域で発生している綺麗な鳴き音が届いていないことでしょうか。I.S.DesignエアロボンネットCarbon装着のために1週間車をお預かりしていますが、その間に耳がリセットされているといいですね(笑)。
この製品は現在欠品中ですが、来週中頃には5本入荷予定です。3本はご成約いただいているので残り2本、もし夏休み期間中に欲しいとお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひお早目にご予約下さい。「決めました」と言うまで降りることができないASM 3号車の助手席体感試乗も受付中です。
■I.S.Design S2000 SILENCER KIT 315,000円
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デザインされた排気システム、S-special 6年目の進化
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消費税のみ納税中のはすぬまさん、白いS2000乗りの森田様と王妃の3人と一緒にセンター北にあるレストランで食事をしてきました。話題はやっぱり昨日の1号車筑波テスト。何がどう効果を発揮していたのか、その経過と結果について色々と話をしていました。今日もASMではI.S.DesignフロントディフューザーとI.S.Designセンターディフューザーの装着作業をしていますが、S-GT500ワークスマシンを手がけるチャレンヂ製の床下パーツの性能に魅せられているS2000オーナーさんが急増しています。
まぁそんなクルマ好きもこのお店の料理が出てくればS2000のことはすっかり忘れて食べることに没頭します。その名の通りスペアリブ、パスタ、サラダは美味しいのですが、その他のサイドメニューどれをとってもハズレがないのが魅力的です。今回はスペアリブ(マスタード・マヨネーズ・バジル・ガーリック)、レタスとアンチョビのぺペロンチーノ、タコのエスカルゴ風味、デザートには超人気メニューのアップルパイをオーダーしました。どれも絶品で最後まで美味しく食事できてひとり当たり2,500円、4人ぐらいで注文すると色々なモノを食べることができていい感じです。店を出たのは23時、楽しい時間が過ぎるのは本当に早いものです。
ASMではお客さん、一歩外に出れば友達、こういう人間関係を維持するのはすごく難しいのですが、たくさんのいいお客さんに恵まれてそれができています。感謝しないといけません。帰り道、MINIに乗って第三京浜のトンネルを走り抜けながらそう思いました。
■スペアリブ・パスタ&スーパーサラダ SHUTTERS
営業時間 11:30〜23:00 住所 横浜市都筑区中川中央1-34-13 TEL (045)914-6690
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S2000のひとつの方向性を提案です
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1号車で初めて、筑波サーキットを走りました。去年9月の鈴鹿、10月の岡山、12月・年明け2008年1月・2月・6月・7月の富士テストは色々なパーツの耐久テストや比較テストが主目的であったためタイムはひとつの目安でしかなかったのですが、今回からは装着済みのパーツの性能を最大限に引き出すような、文字通り「チューニング」してタイムを出していくことが目的になりました。厳しい真夏の走行データも取っておきたかったので、戸田レーシング矢野さんにも鈴鹿のテストから今週末開催のモテギF-Nipponに向けて移動中の1日を使ってきてもらいました。走行は午後30分×5本、インターバル30分と言う過密スケジュールでした。
気温35度、路面温度50.5度、こんな理想的な悪コンディションはめったにありません。移動中の吸気温度は大渋滞で70度超え、走行中でも47度に達していました。矢野さんに理想的な吸気温度センサーの位置を質問したのですが、「厳密にはどこも不正解。吸気温度じゃなくてエンジンルーム温度を計測しているだけです。」と言われそれもそうかと思っていましたが、実際に走ってみると嬉しい結果が♪なんと外気温33度の時点でECUの温度センサーが感知していた吸気温度は33度!「すごく優秀です、これなら完璧。水温がすごく高くなっているのにノッキングが発生しづらいのはこの吸気温度の影響です。」と矢野さんからOKが出ました。
インダクションポットを付けるとピークパワーが落ちたりトルクに谷ができるそうで、コースによって使い分けることもあると聞きます。かかる開発コストを考えるとフリーに吸わせてなおかつ吸気温度を下げたかったのですが、ASM筑波スペシャル2007で採用したNACAダクト追加を思い出して製品化したのが大当たりの結果につながりました。このNACAダクトにはチャレンヂさんのノウハウが詰まっていますから当然かもしれません。
エンジンは熱に対する補正データ作りを中心に、エンジンのピックアップ改善をやってもらいました。全開走行を繰り返すと100度に達する水温には指摘が入りましたが、こんなテストはもうやらないので大丈夫でしょう。とりあえず次回からラジエターを塞ぐ空冷オイルクーラーを撤去してASMラジエターに付属しているヒートエクスチェンジャーを使ってオイルを冷やす方式に変更します。
田中実さんが1号車に乗るのは今回で2回目ですが、ピットインする度にエンジンのピックアップが良くなることに感動していました。外で聴く音もどんどん軽くなってレーシングエンジンらしくなって行きます。矢野さんが「本家が負けるわけには行かないでしょ」と言っていた芸能人との直接対決の結果はどうだったのでしょうか?!(結果は心の中では出たようですが)。
サスに関しては、想定して持参していた前後スプリングとフロントスタビライザーが当たり、富士で問題になっていたブレーキバランスにまで改善が見られて非常にいい結果になりました。足が決まってくると空力パーツがより機能し始めます。走り始めはアンダーオーバー状態で1ヘアを見ていてもヨタヨタしながら立ち上がっていましたが、現状でほぼベストに近い今ではどんなラインからでも進入できるほどフロントがガッチリ食いついていたそうで、とてもラジアルタイヤ装着車とは思えなかったそうです。
特に最終セッションでは用意していた3つの空力パーツと1つのセット変更をしてこれの内のどれかがバカ当たり。どれがどのくらい効いたのかは次回の富士で検証してみますが、とにかくドライバーのコメントがラジアルを履いたチューニングカーに対するものではなく、限りなくレーシングカーに近いフィーリングを市販エアロパーツで達成できた手応えを感じました。POTENZA RE-11 245/40-17サイズを使っているリヤタイヤが物理的にグリップの限界に達しているらしく、次回はリヤのみ255サイズをテストしてみることになり、18インチ化と合わせてひとつ選択肢が増えました。
最高気温35度以上、1枠台数33台と言う最悪なコンディションの中、5秒台を連発してベストラップは1分5秒82でした。台数がもう少し少なければ5秒前半までは軽く届くとミノルさんがコメントされていたので、今のままでも真冬なら2秒台には入りそうです。そうは言っても目標はあくまでラジアル・エアコン付・NAエンジンで0秒台ですから、今回の結果を受けてさらに進化させて行きますよ。ミノルさんから以下のようなコメントをいただきました。リヤウィング大型化だけは何としても避けたいのです。
「最終仕様は、ラジアルとは思えないぐらいクルマが安定してよく曲がる。ダウンフォースのセンターがフロント寄りなので、最終コーナーの出口ではリアがついて来れずオーバーステアになる。対策として、よりグリップの高いリアタイヤに交換するか、リアウイングのハイマウント化、または大型化が必要と思われる。レーシングカー以外でこれほどダウンフォースを感じられるクルマに乗ったことがありません。」
■2008/8/6 1号車筑波テスト
ドライバー:田中実さん(ミノルインターナショナル) チーフエンジニア:坂上(ASM) チーフメカニック:大木(ASM) メカニック:長谷川さん(ミノルインターナショナル) エンジンマネジメント:矢野さん(戸田レーシング)
It was our first time to drive the ASM car No.1 at Tsukuba. Last September was at Suzuka, Okayama in October. December, 20008 January, February, June, July, we did all kinds of test with the parts, comparing tests, durability tests was the main test, time came second. For this test our motive was to see each parts perform at its best. We also wanted to get some data from this hot weather. We also asked Mr. Yano from TODA Racing to help us. We did five sets of 30min. run in the afternoon with 30minuits break in-between.
Temperature at 35℃, road temp. at 50.5℃ an ideal bad condition luckily for us. Intake temp at 70℃ while the car was being transferred, while the car was running was at 47℃. I asked Mr. Yano for an ideal position for the intake temp sensor. He replied “Tell you the truth, there is no ideal position for the sensor, but more on measuring the temperature of the engine room” He says, which mad sense. After actually running the car, came the happy result. The ECU’s temperature sensor responded at 33℃ with the intake temp. at 33℃ as well. This is almost perfect, even though with the high water temperature it doesn’t make any knockings due to this intake temperature. If you install an induction pod, the peak power drops or less torque, it depends on the track. If you think about the development cost I wanted to make it suck the air freely and lower the intake temp. I remembered we used an NACA duct on the Car No.2, which was in production. This is duct has lots of know how from CHALENGE I guess its only natural. For the engine, we mostly revise the data towards heat and improved the pick up. There was one thing in concern with the water temp. when rapidly goes for a full run it hits 100℃. But I don’t think we would do a test like this again anyway. The next will be removing the air-cooled oil cooler, which is blocking the radiator and change it to ASM Radiator, which includes heat exchanger that cools the oil. Mr. Minoru Tanaka’s second time to drive the car no.1 and was surprised with the improved pick up every time he pits in. The sound from the out side becomes lighter and more like a racing engine.
With the suspension, the springs and the front stabilizer, which we assumed and brought in, did the job. The problems with the breaks we had in Fuji came around and the balance was great. Now the car has a sturdy underside, the aero kit will do its job even more. At the beginning, the car goes in to the first hair pin with under steer and coming out from the corner unbalanced. Now nearly almost at its best condition, any line you go in, front will certainly keep in line. It doesn’t feel like an radial tire. Especially at the last session, we change 3 aero parts and 1 set which was a big hit. How bit the hit was, will be verifying after the next Fuji. The driver commented that it doesn’t feel like a tuning car, which was using a radial tire, but more to a racing car feeling with the after market body kit. For the rear tire we are using the POTENZA RE-11 with the size of 245/40/17 that it is now physically reach its limit so, next time we will change the rear to 255 and test it. Also to 18inch which will give us more choices. Over 35℃ minimum, with over 33 cars was not a best condition but we manage to do it in 1min5,82sec. if there was less cars we could have made it at the first half that 5sec wall. If it was middle of the winter should be able to go in to 1min2sec flat. With radial tires, with air-conditioner, NA engine. With the result it should evolve even more. Like making the rear wing bigger. Which I don’t want to do for this car.
Final spec that I would want to do is a car that is stable and turns well. The center diffuser is more to the front so at the exit of the last corner rear part of the car cant keep up and it becomes over steer. To solve this, change the rear tire to a more higher grip tire, mount the rear wing higher or the wing it self higher. I have never driven a car that has high down force beside a racing car.
2008/8/6 car no.1 at Tsukuba
Driver: Mr. Tanaka Minoru (Minoru International) Chief engineer: Sakagami (ASM) Chief mechanic: Ooki (ASM) Mechanic: Mr. Hasegawa (Minoru International) Engine management: Mr. Yano (TODA Racing)
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2008年7月、1号車富士テスト
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